おすすめのプロパンガス会社はどこ?選び方や切り替え手順、よくある質問など徹底解説!

おすすめのプロパンガス会社はどこ?選び方や切り替え手順、よくある質問など徹底解説!

プロパンガスは都市ガスと比較して料金が高いため、今より安くできないかと悩んでいる方も多いでしょう。しかしプロパンガス会社は料金を公表していない場合が多く、どこの会社が優良な業者なのかわかりにくいという事情があります。

そこでこちらの記事では、プロパンガス会社の地域ごとの平均・適正価格を紹介し、おすすめのプロパンガス会社の選び方について解説します。一人暮らしや・二人暮らしだけでなく、三人家族から五人家族まで、どのような世帯でもガス代を安くするポイントがわかります。本記事を参考にして、プロパンガスを安くする方法を学びましょう。

目次

なぜプロパンガス(LPガス)は高い?料金の仕組みも解説!

なぜプロパンガス(LPガス)は高い?料金の仕組みも解説!

ガス料金は 「基本料金 +( 従量単価 × 使用量㎥)」で計算することができます。この計算方法自体は、プロパンガスも都市ガスも変わりません。しかしプロパンガスと都市ガスでは、毎月変動する単価の決定方法が大きく異なっています。

まず都市ガスは「総括原価方式」という方法で単価が決まる仕組みになっており、原料の値上げ時などに事業者・消費者の双方が負担を負うという安定した供給方法です。

一方プロパンガスではガス会社が自由に料金を設定できる「自由料金制」がとられています。そのためガス会社間で価格設定で協定を結び、料金をわざと高く設定しているような地域もあり、プロパンガスはガス料金が高止まりしやすいという特徴があります。

その他にもプロパンガスは、配送コストや人件費、供給設備など、都市ガスにはない費用が余計にかかるというのも料金を高くしている原因といえるでしょう。以上ような理由で、プロパンガスは都市ガスよりも料金が高くなりやすいのです。

プロパンガスの平均・適正価格とは?エリア別に紹介!

プロパンガスの平均・適正価格とは?エリア別に紹介!

プロパンガスの平均価格、適正価格をエリア別に紹介します。

エリアごとの特徴などについても解説するので、自分の住んでいるエリアを他のエリアとも比較しつつ、特徴を抑えておきましょう。

※以下、料金単価は2022年時点のものとなります。

【北海道】プロパンガスの平均・適正価格

平均価格

エリア5m310m320m350m3
北海道¥6,359¥10,574¥19,004¥44,294

適正価格

エリア5m310m320m350m3
北海道¥4,400¥7,040¥12,320¥28,160

北海道は日本でもっともプロパンガスの平均料金が高い地域です。これは単純に寒い地域ほどガスの使用量が増すため、ガス代が高くなることが理由として考えられるでしょう。

また他にも、北海道は広いために供給コストが多くかかるという事情もあります。このような点から、北海道では特に安いプロパンガス会社を選ばなければいけないといえるでしょう。

【東北】プロパンガスの平均・適正価格

平均価格

エリア5m310m320m350m3
青森¥5,748¥9,568¥17,208¥40,128
秋田¥5,374¥8,854¥15,814¥36,694
岩手¥5,594¥9,204¥16,424¥38,084
宮城¥4,884¥7,979¥14,169¥32,739
山形¥5,520¥9,115¥16,305¥37,875
福島¥5,077¥8,322¥14,812¥34,282

適正価格

エリア5m310m320m350m3
青森¥4,018¥6,108¥10,288¥22,828
秋田¥3,984¥6,074¥10,254¥22,794
岩手¥4,074¥6,164¥10,344¥22,884
宮城¥3,604¥5,419¥9,049¥19,939
山形¥4,015¥6,105¥10,285¥22,825
福島¥3,647¥5,462¥9,092¥19,982

東北地方は、全地域のなかで北海道に次ぎ平均・適正価格が高い地域です。東北地方は広いうえ地域によっては交通網がそこまで整っていないため、輸送コストが高くなりやすい傾向にあります。

また東北地方のなかでも一番気温が低い青森は、同地域内のなかでも特に平均・適正価格が高いです。このような地域内の料金の差にも注目しましょう。

【関東】プロパンガスの平均・適正価格

平均価格

エリア5m310m320m350m3
東京¥4,400¥7,065¥12,395¥28,385
神奈川¥4,429¥7,104¥12,454¥28,504
千葉¥4,475¥7,185¥12,605¥28,865
埼玉¥4,413¥7,078¥12,408¥28,398
群馬¥4,512¥7,257¥12,747¥29,217
栃木¥4,519¥7,349¥13,009¥29,989
茨城¥4,533¥7,333¥12,933¥29,733

適正価格

エリア5m310m320m350m3
東京¥3,190¥4,730¥7,810¥17,050
神奈川¥3,190¥4,730¥7,810¥17,050
千葉¥3,190¥4,730¥7,810¥17,050
埼玉¥3,190¥4,730¥7,810¥17,050
群馬¥3,190¥4,730¥7,810¥17,050
栃木¥3,135¥4,620¥7,590¥16,500
茨城¥3,190¥4,730¥7,810¥17,050

関東地方は全地域でもっともプロパンガスの平均・適正価格が安い地域です。ガス料金は基本的に寒い地域ほど高く、暖かい地域ほど安くなります。

しかし関東地域は九州・四国などの暖かい地域よりも平均・適正価格が安いのです。これは都心ほど交通網が発達しているため、東京をはじめとした首都圏では輸送コストを抑えられるというメリットがあるためでしょう。

【中部】プロパンガスの平均・適正価格

平均価格

エリア5m310m320m350m3
静岡¥4,762¥7,662¥13,462¥30,862
愛知¥4,607¥7,387¥12,947¥29,627
岐阜¥4,684¥7,524¥13,204¥30,244
山梨¥4,542¥7,342¥12,942¥29,742
長野¥4,869¥7,904¥13,974¥32,184
新潟¥5,124¥8,299¥14,649¥33,699
石川¥5,268¥8,633¥15,363¥35,553
富山¥5,463¥8,848¥15,618¥35,928
福井¥5,064¥8,309¥14,799¥34,269

適正価格

エリア5m310m320m350m3
静岡¥3,622¥5,382¥8,902¥19,462
愛知¥3,587¥5,347¥8,867¥19,427
岐阜¥3,604¥5,364¥8,884¥19,444
山梨¥3,465¥5,280¥8,910¥19,800
長野¥3,520¥5,390¥9,130¥20,350
新潟¥3,740¥5,830¥10,010¥22,550
石川¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
富山¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
福井¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660

中部地方は、同地域のなかでプロパンガスの平均・適正価格に差があるという点が特徴的です。

たとえば5m3の平均価格をみてみると、もっとも安い山梨県が4,542円であるのに対し、もっとも高い富山県の場合は5,463円であり、1,000円近く差が開いています。さらに使用量が増えると差はより大きくなるため、中部地方では自分の住んでいる地域の平均・適正価格がいくらくらいかを把握するのがおすすめでしょう。

【近畿】プロパンガスの平均・適正価格

平均価格

エリア5m310m320m350m3
大阪¥4,624¥7,454¥13,114¥30,094
京都¥4,881¥7,886¥13,896¥31,926
滋賀¥4,772¥7,677¥13,487¥30,917
奈良¥4,608¥7,348¥12,828¥29,268
兵庫¥5,092¥8,187¥14,377¥32,947
和歌山¥4,791¥7,666¥13,416¥30,666
三重¥4,662¥7,482¥13,122¥30,042

適正価格

エリア5m310m320m350m3
大阪¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
京都¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
滋賀¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
奈良¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
兵庫¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
和歌山¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
三重¥3,602¥5,362¥8,882¥19,442

近畿地方は全地域でもっともやすい関東地域に次ぎ、プロパンガスの平均・適正価格が安い地域です。プロパンガスは輸送コストが価格に大きく影響するため、交通網が整っている都心ほど料金が安くなる傾向にあります。

そのため日本のなかでも二番目に人口が密集しており、街として発達している近畿地方では、プロパンガスの平均・適正価格が安くなっていると考えられるでしょう。

【中国】プロパンガスの平均・適正価格

平均価格

エリア5m310m320m350m3
岡山¥5,226¥8,476¥14,976¥34,476
広島¥5,086¥8,266¥14,626¥33,706
山口¥5,285¥8,550¥15,080¥34,670
鳥取¥5,252¥8,572¥15,212¥35,132
島根¥5,301¥8,531¥14,991¥34,371

適正価格

エリア5m310m320m350m3
岡山¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
広島¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
山口¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
鳥取¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
島根¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660

中国地方は、全地域内でも東北に次ぎプロパンガスの平均・適正価格が高い地域です。東京・大阪のように交通網が整った地域ほど輸送コストが少なく平均・適正価格が下がりますが、中国地方はこのような交通網の点でやや他の地域に劣ると考えられます。

料金が高い地域ほどガス代削減の効果は大きいため、中国地域に住んでいる場合には特にプロパンガス会社選びが重要といえるでしょう。

【四国】プロパンガスの平均・適正価格

平均価格

エリア5m310m320m350m3
香川¥4,952¥8,017¥14,147¥32,537
徳島¥4,797¥7,737¥13,617¥31,257
愛媛¥4,890¥7,870¥13,830¥31,710
高知¥4,765¥7,695¥13,555¥31,135

適正価格

エリア5m310m320m350m3
香川¥3,740¥5,720¥9,680¥21,560
徳島¥3,685¥5,610¥9,460¥21,010
愛媛¥3,960¥6,160¥10,560¥23,760
高知¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660

四国地方は関東地域に次いでプロパンガスの平均・適正価格が安く、関西地域と同程度の水準です。気候が温暖な地域ほどガスの使用量が少ないため、ガス代は安くなる傾向にあります。

そのため四国地方も全地域の中では比較的料金がやすいのですが、そのぶん交通網が都心と比べて発達していないため、輸送コストが多くかかってしまうというのがデメリットでしょう。

【九州】プロパンガスの平均・適正価格

平均価格

エリア5m310m320m350m3
福岡¥5,061¥8,121¥14,241¥32,601
大分¥4,820¥7,820¥13,820¥31,820
佐賀¥5,117¥8,307¥14,687¥33,827
長崎¥5,053¥8,268¥14,698¥33,988
熊本¥4,948¥8,113¥14,443¥33,433
宮崎¥5,135¥8,545¥15,365¥35,825
鹿児島¥4,956¥8,236¥14,796¥34,476
沖縄¥5,085¥8,400¥15,030¥34,920

適正価格

エリア5m310m320m350m3
福岡¥3,740¥5,720¥9,680¥21,560
大分¥3,740¥5,720¥9,680¥21,560
佐賀¥3,740¥5,720¥9,680¥21,560
長崎¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
熊本¥3,740¥5,720¥9,680¥21,560
宮崎¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
鹿児島¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660
沖縄¥3,850¥5,940¥10,120¥22,660

九州地方のプロパンガス平均・適正価格は、安くもなく高くもない程度の金額といえます。九州地方は暖かい気候にあるためガスの使用量は少ないですが、島が多いため輸送コストが多くかかるというのが特徴でしょう。

九州のなかでもさらに地域によって平均・適正価格が異なるので、住んでいる地域の価格がどのくらいであるかチェックしてみてください。

安くておすすめなプロパンガス会社の選び方

安くておすすめなプロパンガス会社の選び方

安くておすすめなプロパンガス会社の選び方を紹介します。

・平均価格よりも安い
・解約金や料金変動に関する説明がある
・サポート内容や対応が良い
・保安ルールを厳守している
・集中監視システムを導入している

それぞれの選び方のポイントや理由について説明するので、ガス会社選びの参考にしてください。

平均価格よりも安い

平均料金はその地域に住んでいる人が実際に支払っているガス料金の平均値なのですが、少なくとも平均価格よりは安いガス会社を選びましょう。前述の通り、プロパンガスの料金は高止まりしやすい傾向にあるので、平均価格は適正価格よりも高くなります。

そのため適正価格に近い料金のガス会社を選ぶのであれば、まずは平均価格より安いガス会社を選ぶのがおすすめであり、ガス代を安くするために有効な方法です。

解約金や料金変動に関する説明がある

プロパンガス会社を解約する際に多額の違約金を取られた、気付かない間に料金が変動していたといったトラブルは多いので、そういった危険のある業者を選ばないのがおすすめです。解約金については契約書を事前によく確認し、どのような費用としていくらかかるのかをしっかりチェックしておきましょう。

またプロパンガスの料金は原料の価格変動などを受けて日々変動するので、変動時にアナウンスのある業者を選ぶことが重要です。

サポート内容や対応が良い

ガスは重要なライフラインなので、サポート内容が充実していることは非常に重要です。そのためサポート内容や対応が良い会社を選ぶのがおすすめです。

ガス漏れなどの故障の際に、すぐに駆けつけて修理・点検してくれる会社を選ぶと安心できるでしょう。またガス点検だけではなく「24時間安心サポート」といったようなサービス内容で家庭のトラブル全般をサポートしてくれるようなサービスもあります。自分に合ったサービスを提供してくれる会社を選びましょう。

保安ルールを厳守している

プロパンガスの保安に関しては法律で定められており、容器の大きさや製造年数に応じて定められた期間に一度、定期供給設備点検・定期消費設備調査をしなければなりません。そのためこのような保安ルールを厳守している会社を選ぶのがおすすめです。

不十分な保安体制では事故につながる危険もあり、サポートなども充実していない可能性が高いでしょう。安心してプロパンガスを使用するのであれば、保安ルールを厳守しているかどうかをしっかりチェックしてください。

集中監視システムを導入している

集中監視システムとは、家庭のガスの利用状況を監視するためのシステムです。集中監視システムにより、ガスメーターと集中監視センターを電話回線などで結び、異常が起こったときにすぐ検知して対応できます。

こちらも保守ルールと同じく安全を確保するための制度であり、不具合が合った場合にすぐ対応できる体制が整っている会社であれば集中監視システムを導入しています。ガス料金を安くする方法だけでなく、こういった安全面にも目を向けることを忘れないようにしてください。

人気のプロパンガス会社は?比較サイトを使うのがおすすめ!

人気のプロパンガス会社は?比較サイトを使うのがおすすめ!

プロパンガス会社は料金を公表していないところが多いので、自分で安い会社を選ぶのは難しいという事情があります。そこでプロパンガス料金を安くする方法としておすすめなのが、比較サイトを使うことです。

おすすめの比較サイトは、以下のとおり。

ガス屋の窓口
ガスチョイス
エネピ(enepi)

上記3つの比較サイトについて、それぞれおすすめな点や特徴をランキング形式で紹介します。

比較サイト1.ガス屋の窓口

ガス屋の窓口
参照:ガス屋の窓口

ガス屋の窓口は、株式会社エネジスタが運営するプロパンガス会社の一括見積サイトです。乗り換え実績130,000件、たった30秒で自分に合ったお得なガス会社を見積もってくれるというのがウリであり、使い勝手の良さには定評のあるサ―ビスといえるでしょう。

乗り換え後のサポートにも力を入れており、料金値上げ監視保証によってもし乗り換え後に値上げされた場合にはガス会社と交渉してくれます。液化石油ガス設備士や高圧ガス販売主任者といった有資格者も社内にいるため、専門知識のある人が厳選したガス会社のみを利用できるという安心感もあります。

また、ガス屋の窓口では紹介した人と紹介されてガス屋の窓口経由でガス会社を切り替えた方両方に現金1万円のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。

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比較サイト2.ガスチョイス

ガスチョイス
参照:ガスチョイス

ガスチョイスは株式会社Wizが提供する最適なガス会社を紹介してくれるサービスです。エリアは全国対応。運営会社であるWizは2021年設立で上記2社と比較するとまだ新しい会社で実績も劣りますが、口コミや評判は上々です。もちろん、提携会社は優良企業ばかりで、ガスの選定から切り替えまでしっかりサポートしてくれます。

また、WEBから申し込みをすることで最大3万円のキャッシュバックをうけることができ、よりお得にプロパンガス会社を見つけ乗り換えることができるでしょう。

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比較サイト3.エネピ(enepi)

エネピ
参照:エネピ

エネピ(enepi)は「株式会社じげん」が運営する一括見積もりサイトです。サイト上で住所・物件情報等を入力すれば、大手プロパンガス会社を含む多くの提携先のなかから優良なガス会社の見積もりをしてくれます。

エネピ(enepi)と提携しているプロパンガス会社は全国各地にあるので、住んでいる地域を問わずサービスを利用できるのも嬉しい点でしょう。節約できるガス代は、ガスの使用量が多いほど大きくなるため、四人家族や五人家族など、世帯人数が多い家庭であれば年間3~5万円程度安くなることもあります。

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プロパンガス会社を乗り換える手順や流れ

プロパンガス会社を乗り換える手順や流れ

プロパンガス会社は下記の手順で乗り換えします。

・手順1.LPガス会社を選ぶ
・手順2.料金説明を受けて、見積書をもらう
・手順3.委任状(申込書)に署名をする
・手順4.切り替え工事に立ち会う

手続きの順番に沿って解説するので、正しい手順でプロパンガス会社の切り替えをおこないましょう。

手順1.LPガス会社を選ぶ

まずは乗り換えするプロパンガス会社を選びましょう。ここまで紹介してきたとおり、各地域ごとの平均・適正価格をみたうえで、解約金やサポート内容をチェックして優良なガス会社を選びます。

おすすめなのは、前述した比較サイトを使って料金をシミュレーションし、安い会社を選ぶことです。比較サイトと提携しているガス会社であれば安心感もあるので、ぜひ比較サイトを使ってみましょう。

手順2.料金説明を受けて、見積書をもらう

ガス会社を決めたら、見積もりをとって料金を確認します。ここで最終的なガスの値段が決まるので、よく確認したうえで納得できる金額であるかどうか、改めて検討しましょう。

見積もりの際は、実際にガス会社の担当者が自宅を訪問して見積もりを提示します。

手順3.委任状(申込書)に署名をする

比較サイトを使ってガス会社を切り替える場合、委任状に署名する必要があります。委任状とは契約行為などを自分以外の第三者に代理させるために必要な書面であり、これに署名することで比較サイトの担当者が代理で現プロパンガス会社の解約手続きをできるようになります。

そのため委任状があれば、ご自身で現プロパンガス会社の解約手続きをする必要はありません

手順4.切り替え工事に立ち会う

ガス会社を切り替えるにはボンベやメーターなどの設備を旧ガス会社から新ガス会社に交換しなければならず、新旧ガス会社間で調整をしてから切り替え工事をおこないます。

切り替え工事自体は旧ガス会社から委託を受けた新ガス会社がおこなうか、新・旧ガス会社がそれぞれが撤去・設置をおこなうか、方法は会社によります。日時を調整し、工事の立ち会いをおこないましょう

プロパンガスについてよくある質問

プロパンガスについてよくある質問

プロパンガスに関するよくある質問をまとめました。

・賃貸だけど切り替えできる?
・切り替え費用や解約/違約金はかかる?
・解約手続きはどうすればいい?
・契約後に値上げされない?
・価格が安いがガスの品質は大丈夫?

上記の質問にていしての回答として、以下を参考にしてください。

賃貸だけど切り替えできる?

賃貸でもオーナーの同意があれば、自分の好きなガス会社に変更できます。ただし集合住宅では一棟全体で管理している場合が多いので、自由に変更することができない場合が多いでしょう。

その場合はオーナーや管理会社に相談し、ガス会社を変更してもよいかどうかを事前に確認しておくことをおすすめします。

切り替え費用や解約/違約金はかかる?

会社によっては契約期間内に解約すると、解約金が発生する場合があります。解約金については契約書に記載があるので、事前に必ずチェックしておきましょう。

とくに契約書に何も書いていないのに解約時に違約金をとられたら、ガス会社と交渉して契約書に記載がないことの説明を求めることで、解約金を取られずに済むこともあります。

解約手続きはどうすればいい?

解約の際には、ガス会社に解約の連絡をします。解約時はガスの閉栓作業をおこなうために、ガス会社の担当者が自宅で作業する必要があるため、自宅に来てもらわなければなりません。

連絡が遅くなると、解約希望日までに作業をおこなえなくなってしまう可能性もあるため、早めに手続きしておくことをおすすめします。

契約後に値上げされない?

プロパンガスは原価や為替レートなどが変動することで、値上げされることがあります。もっとも値上げの理由を明確に明かさない、値上げしたことを知らせないといった会社も少なくないため、勝手に値上げをしない会社を選ぶことが重要です。

金額を定期的にチェックして、不当な値上げをされないように注意してください。

価格が安いがガスの品質は大丈夫?

ガスの品質は料金に関わらず一定なので、安いからといってガスの品質が悪いわけではありません。むしろプロパンガス会社は適正価格よりも高額の会社が多いため、料金が高いからといって優良会社とは限らないのです。

安い料金に設定している会社は企業努力をしている優良な会社のことも多いので、安心して価格の安いガス会社を選んでください。

まとめ

プロパンガスは自由料金制であるため価格競争が起こりづらく、料金が高止まりしやすい傾向にあります。また配送コストや人件費がかかることも、プロパンガス料金が高くなる原因です。

プロパンガスの料金は地域によっても異なるため、安いプロパンガス会社を選ぶためにはまず、自分の住んでいる地域のプロパンガス平均・適正価格を知りましょう。

安いプロパンガス会社を選ぶなら、平均価格よりも安い会社を選ぶのがおすすめです。比較サイトを使えば地域のおすすめなガス会社を紹介してくれるので、迷ったときはぜひ比較サイトを活用してください。

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