四国で新電力を選ぶときは、電力量料金だけでなく、調整額・解約条件・供給エリアまで含めて比較することが重要です。
電気料金は、同じ使用量でも契約するプランや電気を使う時間によって変わります。そのため、四国のすべての家庭に共通する「必ず安い電力会社」はありません。
本記事では、四国電力「従量電灯A」を基準に、2026年7月時点で四国向けのサービスを確認できる新電力を比較します。料金の仕組み、料金変動リスク、解約条件、供給条件、世帯・使用量との相性を整理しているため、契約先を選ぶ際の参考にしてください。
最初に検針票や契約中の電力会社のマイページを開き、直近12か月の使用量と現在の料金プランを確認しておくと比較しやすくなります。
四国でおすすめの新電力を先に比較

四国の新電力は、月間使用量と料金が変動する仕組みを基準に候補を絞りましょう。
電力量料金が低く見えるプランでも、燃料費等調整額、電源調達調整費、市場価格調整額、容量拠出金に関する費用などが加算されることがあります。
また、解約金があるプランは、短期間で乗り換えると料金面のメリットを失う可能性があります。料金だけでなく、今後の引っ越しや契約期間も考慮して選ぶことが大切です。
使用量と料金タイプでおすすめは変わる
世帯人数は目安にとどめ、実際の月間使用量を使って比較してください。
- 月120kWh前後:最低料金や基本料金が低いプランを優先する
- 月250kWh前後:第2段階の電力量料金と調整額を比較する
- 月400kWh前後:第3段階の単価や一律単価のプランを比較する
- 月600kWh前後:料金変動リスクと高使用量時の単価を重視する
- オール電化:昼間・夜間・休日の使用割合を確認する
- 市場連動型:30分ごとの使用時間を調整できるか検討する
目的別に選べる早見表
候補が多い場合は、料金変動をどこまで許容できるかで絞り込むと判断しやすくなります。
| 重視する項目 | 比較候補 | 主な特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 料金と契約条件のバランス | オクトパスエナジー | 一般家庭向けやオール電化向けなど複数プランがある | 燃料費調整額を含めて比較する |
| 使用量に合うプランを選びたい | TERASELでんき | 少使用量向け・多使用量向け・市場連動型から選べる | プランごとに料金の変動方法が異なる |
| 市場価格への直接連動を避けたい | idemitsuでんき | 一般家庭向けとオール電化向けがある | 燃料費調整額は毎月変わる |
| オール電化 | オクトパスエナジー・HTBエナジー・idemitsuでんき・楽天でんき・コスモでんき | 時間帯別または市場連動型の専用プランを比較できる | 切り替え元プランや設備の条件を確認する |
| ポイント | TERASELでんき・楽天でんき・コスモでんき | 電気料金に応じたポイントや特典がある | ポイントを差し引く前の電気料金も比較する |
| 安い時間帯へ使用を移せる | Looopでんき・TERASELでんき・楽天でんきのオール電化プラン | 30分ごとの市場価格が料金へ反映される | 市場価格が高い時間帯の使用量に注意する |
四国電力エリアの供給範囲と新電力へ申し込める条件

四国4県に住んでいても、すべての住所が四国電力送配電の供給区域に含まれるわけではありません。
新電力の「四国電力エリア向けプラン」は、原則として四国電力送配電の供給区域を対象とします。県名だけで判断せず、現在の一般送配電事業者と供給地点特定番号を確認してください。
徳島・高知と香川・愛媛の対象地域
香川県と愛媛県の一部には、四国電力送配電の供給区域外となる地域があります。
四国電力送配電が公表している供給区域は、以下の地域を除く徳島県・香川県・愛媛県・高知県です。
- 香川県小豆郡土庄町・小豆島町
- 香川県香川郡直島町
- 愛媛県新居浜市別子山
- 愛媛県今治市の一部
- 愛媛県越智郡上島町
該当地域では、中国電力ネットワークなど別の一般送配電事業者のエリアとなる場合があります。申し込み画面で郵便番号を入力し、対象プランが表示されるか確認しましょう。
離島は電力会社ごとに受付可否が異なる
離島や島しょ部は、同じ四国電力エリアでも新電力の供給対象外になる場合があります。
各社が定める「離島」の範囲は、一般的な地理上の区分と一致するとは限りません。橋で本土と接続されているかだけで判断せず、料金定義書や申し込み画面を確認してください。
住所入力後にプランが表示されない場合は、現在契約している電力会社や一般送配電事業者へ供給区域を確認すると確実です。
賃貸・集合住宅・引っ越し時の申し込み条件
賃貸住宅でも、各世帯が個別に電力会社と契約していれば切り替えられることが一般的です。
ただし、建物全体で高圧一括受電契約を結んでいるマンションでは、入居者が個別に新電力へ切り替えられない場合があります。管理会社や賃貸借契約書で確認してください。
現在の住所で切り替える場合と、引っ越し先で新規契約する場合では手続きが異なります。引っ越し先での利用開始に対応していない会社もあるため、入居日まで余裕をもって申し込みましょう。
四国電力「従量電灯A」の料金と新電力を比較する基準

四国電力と新電力は、電力量料金だけでなく毎月の請求総額で比較します。
本記事の基準プランは、四国電力の一般家庭向け規制料金「従量電灯A」です。2026年7月分の燃料費等調整額と2026年度の再エネ賦課金を使って参考額を計算しています。
従量電灯Aは最低料金と3段階の電力量料金で決まる
使用量が増えるほど電力量料金の単価が上がる3段階制です。
| 区分 | 対象使用量 | 料金単価 |
|---|---|---|
| 最低料金 | 最初の11kWhまで | 666.89円 |
| 第1段階 | 11kWh超過〜120kWh | 30.65円/kWh |
| 第2段階 | 120kWh超過〜300kWh | 37.27円/kWh |
| 第3段階 | 300kWh超過分 | 40.78円/kWh |
従量電灯Aは、アンペア数ごとに基本料金が変わる契約ではありません。最初の11kWhまでの最低料金と、11kWhを超えた使用量に応じた電力量料金で計算します。
燃料費等調整額と再エネ賦課金を含めて比べる
2026年7月分は、燃料費等調整額を差し引き、再エネ賦課金を加算して計算します。
| 項目 | 最初の11kWhまで | 11kWh超過分 |
|---|---|---|
| 燃料費等調整額 | マイナス74.20円 | マイナス6.75円/kWh |
| 再エネ賦課金 | 45.98円 | 4.18円/kWh |
国による2026年8月分から10月分の電気料金支援は、2026年7月分の参考額には含めていません。支援期間中に比較する場合は、各社で適用される支援内容を確認してください。
月額比較と年間比較は分けて表示する
2026年7月の料金を12倍しても、正確な年間料金にはなりません。
燃料費等調整額や市場価格調整額は毎月変わるため、年間料金を比較するときは、少なくとも直近12か月分の月別単価を使用する必要があります。
| 月間使用量 | 電力量料金・最低料金 | 燃料費等調整額 | 再エネ賦課金 | 2026年7月参考額 |
|---|---|---|---|---|
| 120kWh | 4,007.74円 | マイナス809.95円 | 501.60円 | 約3,699円 |
| 250kWh | 8,852.84円 | マイナス1,687.45円 | 1,045.00円 | 約8,210円 |
| 400kWh | 14,794.34円 | マイナス2,699.95円 | 1,672.00円 | 約13,766円 |
| 600kWh | 22,950.34円 | マイナス4,049.95円 | 2,508.00円 | 約21,408円 |
四国の新電力のランキング選定基準と比較条件

ランキングは料金の安い順ではなく、ランキング選定基準と比較条件に基づく総合的なおすすめ順です。
新電力の料金には、毎月変わる調整額や30分ごとの市場価格が含まれる場合があります。そのため、すべての会社を月間使用量だけで正確に順位付けすることはできません。
以下のランキングは、公式情報の確認しやすさ、料金構造、料金変動リスク、契約終了時の条件、四国向けの受付状況、生活スタイルとの相性をもとに比較しています。
ランキング選定基準
月額料金だけでなく、契約後に発生し得る負担を含めて比較しています。
| 比較項目 | 主な確認内容 |
|---|---|
| 料金体系 | 最低料金・基本料金、電力量料金、120・250・400・600kWhとの相性 |
| 料金変動リスク | 燃料費調整、調達調整、市場価格調整、容量拠出金、上限の有無 |
| 解約・契約条件 | 契約期間、解約金、契約廃止手数料、特典の適用条件 |
| 供給エリア・受付状況 | 四国向け受付、離島、引っ越し新規、契約容量 |
| 生活スタイルとの相性 | 少使用量、多使用量、オール電化、太陽光、EV、蓄電池 |
| 支払方法・継続特典 | 支払方法、ポイント、割引、料金確認のしやすさ |
各社の得点や同一条件の年間料金を示した料金順位ではありません。実際の支払額は、各社の公式シミュレーションを同じ使用量で実施して確認してください。
比較条件
四国電力「従量電灯A」を基準に、同じ使用量と料金項目を用いて比較します。
| 項目 | 比較条件 |
|---|---|
| 情報基準日 | 2026年7月15日 |
| 比較元プラン | 四国電力「従量電灯A」 |
| 月間使用量 | 120kWh・250kWh・400kWh・600kWhを目安とする |
| 料金に含める項目 | 最低料金・基本料金、電力量料金、燃料費等調整額、調達調整費、市場価格調整額、容量拠出金に関する費用、再エネ賦課金など |
| 世帯人数 | 世帯人数は目安とし、実際の月間使用量を優先する |
| 市場連動型 | 月間使用量だけで順位付けせず、30分ごとの使用時間と市場価格を確認する |
| オール電化 | 一般家庭向けプランと分け、契約電力や昼間・夜間・休日の使用割合で比較する |
| キャンペーン | 通常料金から直接差し引かず、申込期限や適用条件を別に確認する |
| 供給エリア | 都道府県名だけで判断せず、郵便番号や供給地点特定番号で確認する |
キャンペーンは通常料金と分けて評価
キャッシュバックやポイント特典を、通常の月額料金から直接差し引いて順位付けしていません。
キャンペーンを利用する場合は、申込期限だけでなく、対象プラン、特典の受け取り時期、最低利用期間、解約時の取り扱いを確認してください。
通常料金が高いプランを特典だけで選ぶと、特典終了後の支払額が増える場合があります。
市場連動型は3つの料金シナリオで比較
市場連動型は、月間使用量が同じでも電気を使う時間によって料金が異なります。
- 通常時:平均的な市場価格と使用時間で比較する
- 高騰時:夏・冬の需要増加や市場価格上昇時を想定する
- 時間シフト時:洗濯、食洗機、EV充電などを安い時間帯へ移す
LooopでんきやTERASELマーケットプランなどは、120kWh・250kWhといった月間使用量だけでは正確な料金順位を出せません。スマートメーターの30分値を使ったシミュレーションで判断しましょう。
四国のおすすめ新電力ランキング【2026年7月】

料金体系、変動リスク、解約条件、四国向け受付、オール電化対応などを含む総合的なおすすめ順です。
以下は、特定月の料金が安い順ではありません。使用量や市場価格によって最適な会社は変わるため、各社の特徴を確認したうえで公式シミュレーションを利用してください。
総合ランキング比較表
一般家庭で比較しやすく、契約後の料金変動や解約リスクを判断しやすい会社を上位にしています。
| 順位 | 電力会社 | 料金タイプ | 主な契約終了条件 | オール電化 | 主に向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | オクトパスエナジー | 電力量単価+燃料費調整 | 原則として解約金なし | 専用プランあり | 料金と契約条件を総合比較したい人 |
| 2位 | TERASELでんき | 段階制・市場連動型など | プラン・特典条件を確認 | 専用プランなし | 使用量やリスク許容度でプランを選びたい人 |
| 3位 | idemitsuでんき | 電力量単価+燃料費調整 | 原則として解約金なし | 専用プランあり | 市場価格への直接連動を避けたい人 |
| 4位 | HTBエナジー | 一般家庭向け・オール電化向け | 1年未満の他社切り替え等は1,100円。契約内容により別費用あり | 専用プランあり | 複数の料金プランから選びたい人 |
| 5位 | JAPAN電力 | 基本料金0円+調整費等 | くらしプランSは12か月目末日まで3,000円。ほかのプランは条件が異なる | 専用プランあり | 使用量が多く、料金内訳を確認できる人 |
| 6位 | 楽天でんき | 基本料金0円+市場価格調整 | 解約手数料・違約金なし | 市場連動型の専用プランあり | 楽天ポイントを利用する人 |
| 7位 | コスモでんき | 地域電力料金を基準に割引・ポイント | コースにより異なる | 専用プランあり | 割引やdポイントを重視する人 |
| 8位 | Looopでんき | 30分ごとの市場連動型 | 解約手数料・契約期間の制限なし | スマートタイムONEで利用可能 | 安い時間帯へ使用を移せる人 |
| 9位 | アルカナエナジー | 最低料金0円+一律単価+調達調整 | 供給開始から1年以内は22,000円 | 専用プランなし | 長期利用を予定している人 |
| 10位 | しろくま電力 | 電力量料金+電源調達調整費 | 契約プランの重要事項説明書で確認 | 専用プランなし | 再エネを重視し、料金定義書を確認できる人 |
各社の供給可否や契約条件は、郵便番号、供給地点特定番号、現在の料金プラン、申込経路などによって異なります。
1位 オクトパスエナジー|料金単価と燃料費調整を含めて比較
一般家庭向けからオール電化・太陽光・EV向けまで、住まいに合うプランを比較しやすい電力会社です。
料金の仕組みと四国電力との差
一般家庭向けプランは、あらかじめ定められた最低料金または基本料金と電力量料金に、燃料費調整額や再エネ賦課金などを加えて計算します。
燃料費調整額は毎月変わるため、電力量料金だけを見て四国電力より安いと判断しないでください。郵便番号と現在の使用量を入力し、表示されたプランの請求総額を比較しましょう。
供給エリア・解約条件・注意点
四国電力エリア向けのプランを提供していますが、一部離島や住所によっては申し込めない場合があります。申し込み可能なプランは郵便番号によって表示されます。
解約金や違約金は原則としてありません。ただし、キャンペーンを利用する場合は、特典の適用条件や早期解約時の取り扱いを確認してください。
向いている人・向いていない人
料金だけでなく、再エネやオール電化、太陽光、EVとの相性まで比較したい人に向いています。
一方、毎月の燃料費調整額を確認せず、電力量料金だけで支払額を固定したい人には向いていません。
2位 TERASELでんき|使用量別プランと市場連動型を比較
少使用量向け、多使用量向け、市場連動型、上限付き市場連動型から選べる点が特徴です。
料金の仕組みと四国電力との差
TERASELプランは使用量が少ない家庭、超TERASELプランは使用量が多い家庭を主な対象としています。
TERASELマーケットプランは30分ごとの市場価格に連動します。市場価格の上昇リスクを抑えたい場合は、電源料金に上限が設定されたTERASELマーケットあんしんプランも比較対象です。
供給エリア・解約条件・注意点
四国電力エリア向けの申し込みを受け付けていますが、離島や一部住所は対象外です。郵便番号を入力し、利用できるプランを確認してください。
契約終了時の条件は選択するプランや特典によって異なる場合があります。申し込み時に表示される重要事項説明書を確認しましょう。
向いている人・向いていない人
使用量や市場価格への向き合い方に応じて、料金タイプを選びたい人に向いています。
プランの違いを確認せずに申し込むと、想定と異なる料金変動が起きる可能性があります。複数プランを比較する手間をかけたくない人には向いていません。
3位 idemitsuでんき|市場価格に直接連動しない料金設計とクルマ特割を比較
市場価格に30分ごとに直接連動する料金体系を避けたい人が比較しやすい新電力です。
料金の仕組みと四国電力との差
一般家庭向けのSプランは、四国電力の従量電灯Aに近い段階制の料金設計です。市場価格に直接連動するプランではありませんが、燃料費調整額は毎月変わります。
自動車を利用する家庭では、ガソリンコースやEVコースなどのクルマ特割も比較できます。割引の対象となるカード、車両、契約名義などの条件を確認してください。
供給エリア・解約条件・注意点
徳島県・高知県と、四国電力送配電の供給区域に含まれる香川県・愛媛県の住所が主な対象です。離島は対象外となる場合があります。
一般的な契約では解約金や違約金は原則としてありません。ただし、契約内容や特典によって条件が異なる可能性があるため、重要事項説明書を確認しましょう。
向いている人・向いていない人
市場価格の30分変動を避けたい人や、自動車・EVを所有している家庭に向いています。
基本料金0円のプランだけを探している人や、市場価格が安い時間帯へ使用を移して積極的に節約したい人には向いていません。
4位 HTBエナジー|一般家庭向けとオール電化を比較
一般家庭向けに加え、オール電化向けなど複数のプランを比較したい人の候補です。
料金の仕組みと四国電力との差
HTBエナジーは、一般家庭向けプランやオール電化向けの「ぜんぶでんき」などを提供しています。
プランによって基本料金、電力量料金、燃料費等調整額などの計算方法が異なります。一般家庭向けとオール電化向けを混同せず、現在の四国電力の契約プランと同じ用途のプランを比較してください。
供給エリア・解約条件・注意点
四国電力エリア向けの一般家庭用とオール電化用の申し込みを受け付けています。住所、契約容量、設備によっては申し込めない場合があります。
供給開始から1年未満の他社への切り替えや料金未納による契約解除では、1,100円の違約金が発生します。転居に伴う解約ではこの違約金は発生しない案内ですが、契約プランや終了方法によって契約廃止手数料などが定められている場合があります。
キャンペーンから申し込む場合は、通常の契約条件とは別の違約金や特典条件がないか確認してください。
向いている人・向いていない人
複数のプランを比較し、契約終了時の条件まで確認できる人に向いています。
短期間で乗り換える可能性がある人は、解約手数料や契約廃止手数料がない会社も比較しましょう。
5位 JAPAN電力|基本料金0円でもプラン別の調整額と解約条件を比較
基本料金0円だけで判断せず、調整額・容量拠出金に関する費用・プラン別の解約条件まで比較する必要があります。
料金の仕組みと四国電力との差
くらしプランSなどの家庭向けプランは、基本料金を0円とし、使用量に応じた電力量料金を請求する料金体系です。
ただし、燃料費等調整額や電源調達に関する調整額、容量拠出金反映額などが請求額に影響します。基本料金だけを比べるのではなく、対象月のすべての料金項目を合計してください。
供給エリア・解約条件・注意点
四国電力エリア向けプランを提供していますが、離島や一部の供給地点は対象外となる場合があります。
くらしプランSでは、供給開始日が属する月から起算して12か月目の末日までに契約が終了すると、原則として3,000円の契約解除料が発生します。
一方、ファミリーSプランなどは契約月数に応じて異なる解約違約金が設定されています。JAPAN電力全体の解約条件が一律3,000円ではないため、申し込むプランの交付書面を確認してください。
向いている人・向いていない人
使用量が多く、毎月の調整額や容量拠出金反映額、プラン別の契約条件を確認できる人に向いています。
請求額の内訳を確認せず、基本料金0円という点だけで契約先を決めたい人や、短期利用を予定している人には向いていません。
6位 楽天でんき|基本料金0円と市場価格調整を含めて比較
楽天ポイントを利用しながら、基本料金0円のプランを選びたい人の候補です。
料金の仕組みと四国電力との差
四国電力エリアのプランSは、基本料金0円、電力量料金36.20円/kWhです。電力量料金に市場価格調整額と再エネ賦課金などを加えて請求額を計算します。
四国電力の従量電灯Aは使用量に応じて単価が3段階で上がる一方、楽天でんきは一律単価です。ただし、市場価格調整額がプラスになる月は請求額が増える可能性があります。
供給エリア・解約条件・注意点
四国電力エリアの従量電灯A相当の契約が主な対象です。一部離島や現在の契約プランによっては、サービスを利用できない場合があります。
契約年数の縛りはなく、楽天でんき側の解約手数料や違約金はありません。電気料金はクレジットカード決済となるため、口座振替を希望する人は別の会社も比較してください。
向いている人・向いていない人
楽天ポイントを貯めたり、電気料金の支払いへポイントを利用したりしたい人に向いています。
市場価格調整による料金変動を避けたい人や、口座振替を希望する人には向いていません。
7位 コスモでんき|月額割引・ポイント・オール電化を比較
電気料金の割引、dポイント、コンテンツ、環境価値などからプランを選びたい人の候補です。
料金の仕組みと四国電力との差
コスモでんきは、地域の大手電力会社の料金体系を基準に、使用量に応じた割引やポイントを付けるプランを提供しています。
料金単価そのものが大幅に異なるプランというより、毎月の使用量に応じた割引やポイントによって差が出る仕組みです。使用量が少ないと割引額が0円または小さくなる場合があります。
供給エリア・解約条件・注意点
四国電力エリア向けの一般家庭用とオール電化向けメニューがあります。オール電化は、現在契約している四国電力のプランなどに受付条件があります。
解約条件は選ぶコースによって異なります。動画・雑誌などを組み合わせた一部コースでは、一定期間内の解約に費用がかかる場合があります。
向いている人・向いていない人
dポイントや月額割引を重視し、現在の使用量に応じた還元を受けたい人に向いています。
電力量料金そのものが大きく下がるプランだけを探している人や、電気使用量が非常に少ない人は、他社の料金も比較しましょう。
8位 Looopでんき|30分ごとの市場価格と使う時間で比較
洗濯、食洗機、EV充電などを安い時間帯へ移せる人ほど検討しやすい市場連動型プランです。
料金の仕組みと3つの試算シナリオ
スマートタイムONEは、30分ごとの日本卸電力取引所のエリア価格をもとに電源料金を計算します。
- 通常時:平均的な生活時間で使った場合
- 高騰時:夏・冬の夕方など高い時間帯に使用が集中した場合
- 時間シフト時:昼間や深夜の安い時間帯へ家事を移した場合
月400kWhでも、夕方に多く使う家庭と昼間へ使用を移せる家庭では料金が異なります。月間使用量だけで四国電力との差額を断定できません。
供給エリア・解約条件・注意点
四国電力エリア向けに申し込めますが、法令上の離島や設備状況によっては対象外となります。
スマートタイムONEは解約手数料が0円で、契約期間の縛りもありません。料金が想定より高い場合に乗り換えやすい一方、実際の切り替えには一定期間を要します。
向いている人・向いていない人
アプリで料金予測を確認し、電気を使う時間を調整できる人に向いています。
夕方や市場価格が高い時間帯に電気を多く使う家庭、毎月の単価を一定に近づけたい人には向いていません。
9位 アルカナエナジー|一律単価と1年以内の解約条件を比較
最低料金0円と一律の電力量料金が特徴ですが、1年以内の解約手数料を重視して判断する必要があります。
料金の仕組みと四国電力との差
最低料金を0円とし、使用量に対して一律の電力量料金を適用する料金体系です。
四国電力の従量電灯Aは300kWhを超えると第3段階単価が適用されるため、使用量が多い家庭では一律単価が比較候補になります。ただし、電源調達費調整などを含む請求総額で判断してください。
供給エリア・解約条件・注意点
四国電力エリア向けの家庭用プランがありますが、離島など一部地域は対象外です。
供給開始日から1年以内に契約者の申し出で契約を終了すると、1契約につき22,000円の解約手数料が発生します。短期間の料金差だけで契約すると、解約手数料によって総負担が増える可能性があります。
向いている人・向いていない人
1年以上継続する予定があり、毎月の調整単価を確認できる人に向いています。
転勤、住み替え、契約先の再見直しなどで1年以内に解約する可能性がある人には向いていません。
10位 しろくま電力|再エネと電源調達調整費を含めて比較
再生可能エネルギーを重視しながら、電源調達調整費を含む料金を比較したい人の候補です。
料金の仕組みと四国電力との差
家庭向けプランは、基本となる電力量料金に電源調達調整費や再エネ賦課金などを加えて請求額を計算します。
電源調達調整費は調達環境によって変わるため、電力量料金だけで四国電力との差額を判断できません。
供給エリア・解約条件・注意点
申し込みを検討する際は、郵便番号を入力し、申し込み時点で適用される四国向けの料金定義書と受付可能な住所を確認してください。
解約時の費用は契約したプランや特典によって異なる可能性があるため、申し込み時に表示される重要事項説明書を確認しましょう。
向いている人・向いていない人
再エネの利用を重視し、毎月の調整費を含めて比較できる人に向いています。
調整費による料金変動を避けたい人や、申し込み前に料金表を確認する手間をかけたくない人には向いていません。
【使用量・世帯別】四国でおすすめの新電力

世帯人数ではなく、検針票に記載された月間使用量を基準に比較しましょう。
一人暮らしでも在宅勤務が多ければ250kWhを超えることがあります。反対に、二人暮らしでも日中不在なら120kWh前後に収まる場合があります。
| 月間使用量 | 世帯の目安 | 比較候補 | 優先する項目 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 120kWh前後 | 一人暮らし・使用量が少ない家庭 | TERASELでんき・楽天でんき・オクトパスエナジー | 最低料金・基本料金 | ポイントを含めても差額が小さい場合がある |
| 250kWh前後 | 二人暮らし・標準的な家庭 | オクトパスエナジー・TERASELでんき・idemitsuでんき | 第2段階単価・調整額 | 1か月だけでなく年間で比較する |
| 400kWh前後 | 三〜四人暮らし | JAPAN電力・HTBエナジー・idemitsuでんき | 第3段階単価・調整費 | 使用量が多いほど調整額の影響も大きい |
| 600kWh前後 | 大家族・在宅時間が長い家庭 | JAPAN電力・アルカナエナジー・HTBエナジー | 高使用量時の単価・解約条件 | 調整費の上昇と解約条件を確認する |
表内の会社は、使用量ごとの料金最安順位ではなく、料金構造を比較したい候補です。対象月の調整単価を含めた公式シミュレーションで最終判断してください。
月120kWh前後|一人暮らし・使用量が少ない家庭
使用量が少ない家庭は、基本料金や最低料金の負担が小さいプランを優先します。
楽天でんきのような基本料金0円のプランや、少使用量向けのTERASELプランが比較候補です。ただし、市場価格調整額や燃料費調整額を含めると、四国電力との差が小さくなる場合があります。
月額差が数百円程度の場合は、ポイント、支払方法、解約金の有無を含めて判断しましょう。
月250kWh前後|二人暮らし・標準的な使用量
第2段階の電力量料金と毎月の調整額が比較の中心になります。
オクトパスエナジー、TERASELでんき、idemitsuでんきなどを同じ月の単価で比較してください。
2026年7月の四国電力「従量電灯A」は、250kWhで約8,210円が参考額です。新電力は同じ250kWhでも、調整額の算定方法によって請求額が変わります。
月400kWh前後|三〜四人暮らし・使用量が多い家庭
300kWhを超える家庭は、第3段階単価と一律単価の差が大きくなりやすいです。
基本料金0円や一律単価のプランが比較候補になりますが、調整額も使用量に比例して増えることがあります。
JAPAN電力は容量拠出金反映額などの料金項目、HTBエナジーはプランごとの料金調整、idemitsuでんきは燃料費調整額まで含めて比較してください。
月600kWh前後|大家族・在宅時間が長い家庭
使用量が多い家庭ほど、単価差だけでなく料金変動リスクと解約条件の影響も大きくなります。
一律単価や基本料金0円のプランで料金を抑えられる可能性がありますが、調達調整費や容量拠出金に関する費用が上昇すると、想定より高くなる場合があります。
アルカナエナジーは供給開始から1年以内の解約手数料が22,000円となるため、短期間の料金差だけで判断しないでください。
季節ごとの使用量差が大きい家庭の選び方
夏・冬だけ使用量が増える家庭は、年間の月別使用量で比較しましょう。
四国では冷房や暖房の使用によって、月ごとの電気使用量が大きく変わる家庭があります。少使用月だけで比較すると、多使用月の負担を見落とします。
直近12か月分の使用量を公式シミュレーションへ入力し、年間総額と最も高い月の料金を確認してください。
料金タイプ別に見る四国の新電力の選び方

「固定価格型」と「市場連動型」だけで分類せず、請求額のどの部分が変動するか確認しましょう。
電力量料金があらかじめ決まっているプランでも、燃料費等調整額や電源調達調整費が毎月変わる場合があります。
段階制・一律単価でも燃料費や調達費が変動するプラン
電力量料金が決まっていても、毎月の請求総額まで固定されるわけではありません。
四国電力、オクトパスエナジー、idemitsuでんきなどは、電力量料金とは別に燃料費調整額が加算または減算されます。
燃料費調整額に上限があるか、自由料金プランで上限が設けられていないかも確認しましょう。
月ごとの調整単価があるプラン
調整費の名称が違っても、毎月の料金へ影響する点は共通しています。
- 燃料費等調整額
- 市場価格調整額
- 電源調達調整費
- 電源調達費調整
- 容量拠出金反映額
- 離島ユニバーサルサービス調整額
名称だけで判断せず、対象月の単価、上限、算定方法を比較してください。
30分ごとに料金が変わる市場連動型プラン
市場連動型は、電気を使う時間を変えられる家庭ほどメリットを得やすい料金体系です。
日本卸電力取引所では、1日を30分ごとの48コマに分けて電力が取引されています。LooopでんきやTERASELマーケットプランなどでは、この市場価格が料金へ反映されます。
洗濯機、食洗機、エコキュート、EV充電などを安い時間帯へ移せない家庭では、高い時間帯の使用量が増えて料金が上がる可能性があります。
【オール電化】四国で比較したい電力会社

オール電化は月間使用量だけでなく、昼間・夜間・休日の使用割合で比較します。
一般家庭向けプランへ切り替えると、エコキュートの沸き上げ時間と安い時間帯が合わなくなる可能性があります。現在のオール電化プランを解約する前に、時間帯別の使用量を確認してください。
四国電力のオール電化プランと新電力を比較
現在申し込めるプランと、新規受付を終了している旧プランを分けて考える必要があります。
四国電力の「でんかeプラン」は、オール電化住宅向けの現行プランです。一方、「季節別時間帯別電灯」や「時間帯別電灯」など、新規受付を終了している旧プランもあります。
旧プランから新電力へ切り替えた後、同じ旧プランへ戻れない場合があります。現在の契約が受付終了プランの場合は、年間料金だけでなく、再加入できないリスクも考慮してください。
オクトパスエナジー・HTBエナジー・idemitsuでんき・楽天でんき・コスモでんきを比較
各社で基本料金、時間帯別料金、市場価格への連動方法、切り替え元の条件が異なります。
| 電力会社 | 四国向け受付 | 料金の特徴 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|
| 四国電力 | あり | でんかeプランなど | 燃料費調整の上限や割引条件を確認 |
| オクトパスエナジー | あり | 日中向け・夜間向けなど複数プラン | 燃料費調整額を含めて比較 |
| HTBエナジー | あり | ぜんぶでんき | 契約終了時の条件を確認 |
| idemitsuでんき | あり | 四国電力でんかeプランに近い時間帯区分 | 切り替え元プランと契約電力を確認 |
| 楽天でんき | あり | 30分ごとの市場価格が反映されるオール電化プラン | 高い時間帯の使用量と日々の請求単価を確認 |
| コスモでんき | あり | 地域電力のオール電化料金を基準に割引 | 現在の契約プランが対象か確認 |
料金表だけで判断せず、契約電力5kW・10kWなどの条件と、昼間型・夜間型の使用パターンで試算してください。
オール電化は使用時間を確認してから切り替える
エコキュートの沸き上げ時間と契約プランの割安時間帯が一致しているか確認してください。
- 平日昼間の在宅時間
- エコキュートの沸き上げ時間
- 太陽光発電の自家消費量
- 蓄電池の充放電時間
- EVの充電時間
- 休日の電気使用量
昼間に太陽光発電を利用できる家庭と、夜間に電力会社から多く購入する家庭では、適したプランが異なります。
香川・愛媛・徳島・高知と離島で申し込む際の注意点

新電力の供給可否は、都道府県名ではなく現在の供給区域と住所で決まります。
同じ県内でも、一般送配電事業者が異なる場合があります。四国向けプランへ申し込む前に、現在の電力会社、供給地点特定番号、契約種別を確認してください。
香川県|一部地域は四国電力送配電の供給区域外
小豆島や直島などは、四国電力送配電の供給区域に含まれません。
香川県内でも、小豆郡土庄町・小豆島町、香川郡直島町は四国電力送配電の供給区域外です。
「香川県対応」と書かれている新電力でも、該当住所では四国向けプランへ申し込めない場合があります。
愛媛県|今治市や上島町など一部地域に注意
愛媛県では、新居浜市別子山、今治市の一部、上島町などが四国電力送配電の供給区域外です。
今治市では、伯方町、上浦町、大三島町、宮窪町、吉海町、関前が供給区域外として案内されています。
今治市全域を一律に四国電力エリアと判断せず、町名まで入力して確認してください。
徳島県・高知県|住所と供給地点を確認する
徳島県・高知県でも、離島や設備条件によって新電力へ申し込めない場合があります。
四国電力送配電の供給区域内でも、小売電気事業者が独自に離島や特定設備を対象外としていることがあります。
供給地点特定番号、契約種別、契約容量を準備し、各社の申し込み画面で確認しましょう。
離島・一括受電マンション・太陽光設置住宅の確認事項
住所のほか、建物の契約方式や太陽光発電の契約も確認が必要です。
- 離島:小売電気事業者の対象外地域に該当しないか
- 一括受電マンション:世帯単位で切り替えられるか
- 太陽光発電:売電契約と買電契約を分けて手続きできるか
- 蓄電池・EV:料金の安い時間帯と充電設定が合っているか
- 新築住宅:供給地点特定番号が発行されているか
四国で新電力へ切り替えるメリット・デメリット

新電力は料金プランの選択肢が増える一方、調整額や解約条件を自分で比較する必要があります。
乗り換えだけで必ず安くなるわけではありません。メリットとデメリットを確認し、現在の契約を継続する選択肢も含めて判断しましょう。
新電力へ切り替えるメリット
使用量や生活時間に合う料金設計を選べることが主なメリットです。
使用量に合う料金設計を選べる
基本料金0円、一律単価、少使用量向け、多使用量向け、市場連動型などから選べます。
ポイント・再エネ・EVなど目的で選べる
電気料金以外にも、楽天ポイント、dポイント、再エネ、ガソリン・EV割引などを比較できます。
解約金がないプランも比較できる
オクトパスエナジー、楽天でんき、Looopでんき、idemitsuでんきなど、原則として解約金がないプランもあります。
新電力へ切り替えるデメリット
電力量料金が低くても、調整額や解約金によって総負担が増える可能性があります。
調整額や市場価格で請求額が上がる場合がある
燃料価格、市場価格、電力需要、制度費用などの変動が、毎月の請求額へ反映されるプランがあります。
使用量が少ないと差が小さい場合がある
月120kWh前後では、四国電力との差が小さく、ポイントや支払方法の違いを含めないと乗り換えメリットが限定的な場合があります。
旧プランやセット特典へ戻れない場合がある
新規受付を終了しているオール電化プランや、長期契約者向けの割引は、解約後に再加入できない場合があります。
四国電力から新電力へ切り替える手順と解約時の注意点

現在の住所で切り替える場合は、新しい電力会社への申し込みが手続きの中心です。
引っ越しを伴わない切り替えでは、新しい電力会社が現在の電力会社との切り替え手続きを進めるのが一般的です。
検針票やマイページで準備する情報
現在の契約情報を正確に入力できるよう準備してください。
- 現在の電力会社名
- 契約中の料金プラン
- 契約名義
- お客さま番号
- 22桁の供給地点特定番号
- 直近12か月の使用量
- 支払方法
切り替え申し込みから供給開始までの流れ
現在の住所で切り替える場合は、新しい電力会社へ申し込みます。
- 料金プランと供給エリアを確認する
- 新しい電力会社の公式サイトから申し込む
- 本人確認や契約情報の照合を受ける
- スマートメーターが未設置の場合は交換する
- 検針日などに合わせて供給先が切り替わる
電線や送配電設備は従来と同じものを使用するため、小売電気事業者を切り替えたことだけを理由に電気の品質が変わるわけではありません。
引っ越し先で新規契約する場合の流れ
引っ越しでは、旧住所の解約と新住所の開始手続きを分けて行います。
現在の住所の電気は、自分で停止手続きが必要です。新住所では、希望する電力会社が引っ越し当日からの利用開始に対応しているか確認してください。
申し込みが直前になると、地域の電力会社で一度開通した後に新電力へ切り替える必要が生じる場合があります。
解約金・最低利用期間・工事費精算を確認する
「解約金なし」と表示されていても、別の費用が発生する場合があります。
通常の解約金
JAPAN電力、アルカナエナジー、HTBエナジーなどは、契約プラン、契約期間、解約理由によって費用が発生します。
キャンペーン特典の適用条件
通常の解約金がなくても、特典付与前の解約によってキャンペーン対象外となる場合があります。特典の受け取り前に解約する可能性がある人は、適用条件を確認してください。
新設・増設後1年以内の工事費精算
契約容量の増加や設備変更で一般送配電事業者の工事が発生した場合、短期間で解約すると工事費を請求される可能性があります。
四国の新電力に関するよくある質問

料金、供給エリア、オール電化、切り替え手続きに関する疑問へ回答します。
四国の一人暮らしで安い新電力はどこ?
一人暮らしでも、月間使用量と対象月の調整単価によって安い会社は変わります。
月120kWh前後なら、基本料金0円の楽天でんき、少使用量向けのTERASELプラン、オクトパスエナジーなどが比較候補です。
市場価格調整額や燃料費調整額を含め、同じ月の請求総額で比較してください。
家族で電気を多く使う場合はどこを比較すべき?
月400kWh以上では、一律単価や高使用量向けプランを比較します。
JAPAN電力、HTBエナジー、アルカナエナジー、超TERASELプランなどが比較候補です。
ただし、調整額、容量拠出金に関する費用、解約金まで含めると、料金の安い順は変わります。
四国電力のままのほうがよい人は?
料金変動を抑えたい人や、現在のプランへ再加入できない可能性がある人は、継続も選択肢です。
従量電灯Aは規制料金で、燃料費調整に上限があります。自由料金プランでは燃料価格が高騰した際に、従量電灯Aより高くなる場合があります。
新規受付終了のオール電化プランや長期割引を利用している場合も、乗り換え前に現在の条件を確認してください。
市場連動型は電気代が急に高くなる?
市場価格が高騰する時間帯に電気を多く使うと、料金が上がる可能性があります。
市場連動型は、燃料不足、発電設備の停止、厳しい暑さや寒さによる需要増加などの影響を受けます。
上限単価が設定されたプランもありますが、上限の水準や対象となる料金項目は各社で異なります。
四国で電気とガスのセット契約はできる?
四国全域で共通して利用できる電気・ガスのセット割があるとは限りません。
都市ガス、LPガス、簡易ガスでは利用できる会社が異なります。また、全国系電力会社のガスサービスは、東京・東海・関西などに提供地域を限定している場合があります。
セット後の総額と、電気・ガスを別々に契約した場合の総額を比較してください。
オール電化住宅でも新電力へ切り替えられる?
対象プランと設備条件を満たせば切り替えられます。
オクトパスエナジー、HTBエナジー、idemitsuでんき、楽天でんき、コスモでんきなどが、四国電力エリア向けのオール電化プランを提供しています。
現在の契約プラン、契約電力、エコキュートの設定、切り替え元プランの条件を確認してください。
離島や賃貸マンションでも申し込める?
住所と建物の契約方式によって異なります。
離島は対象外となる会社が多く、賃貸マンションでは高圧一括受電契約の場合に個別切り替えができません。
郵便番号を入力して申し込み可能なプランが表示されるか確認し、必要に応じて管理会社へ問い合わせてください。
新電力にすると停電や電気の品質は変わる?
小売電気事業者を切り替えたことだけを理由に、停電しやすくなったり電気の品質が低下したりするわけではありません。
送電線や配電線は、切り替え後も地域の一般送配電事業者の設備を使用します。
地域全体の停電や設備トラブルが起きた場合は、契約する小売電気事業者にかかわらず影響を受けます。
解約金なしと書かれていても費用がかかることはある?
工事費、契約廃止手数料、書面発行手数料などがかかる場合があります。
通常の解約金が0円でも、設備工事費を精算したり、契約終了方法によって別の手数料が発生したりするケースがあります。
申し込み前に、重要事項説明書の「契約期間」「契約の終了」「手数料」「工事費」の項目を確認してください。
四国の新電力は使用量と料金調整の仕組みで選ぼう
四国の新電力は、毎月の使用量、料金調整の仕組み、解約条件、供給エリアを組み合わせて選びます。
電力量料金だけで比較すると、契約後に調整額や解約金が想定外の負担となる可能性があります。特に、市場連動型とオール電化は、一般家庭向けプランと分けて比較してください。
直近12か月の使用量を確認して候補を絞る
最も使用量が多い月と少ない月の両方を確認してください。
一人暮らし、二人暮らしという分類だけでは、実際の電気の使い方を反映できません。検針票やマイページから月別使用量を確認しましょう。
料金調整・解約条件・供給エリアを最終確認する
申し込み直前に、対象月の調整単価と重要事項説明書を確認します。
料金表が更新されている場合や、住所によって申し込めるプランが異なる場合があります。キャンペーンを利用する場合は、付与時期と解約時の取り扱いも確認してください。
同じ条件で2〜3社を試算して申し込む
候補を2〜3社に絞り、同じ使用量と契約条件で公式シミュレーションを行いましょう。
月額だけでなく、年間総額、最も高い月の料金、解約時の費用を比較すると、自分に合う契約先を判断しやすくなります。



