一人暮らしの平均的な電気代|季節別・エリア別、効果的な節約方法を解説!

一人暮らしの平均電気代

これから一人暮らしをはじめる方のなかには、月の電気代がいくらくらいかかるのか気になる方もいるでしょう。

また現在一人暮らしをしているけど、電気代が高くて悩んでいるという人も多いと思います。

今回は電気代の目安となるエリア別・季節別の電気代相場、電気代の節約方法におすすめの電力プランについても紹介します。

一人暮らしの電気代はいくらくらいなのか知りたい、今の電気代やガス代などの光熱費を抑えたいという方は、ぜひ参考にしてください。

目次

一人暮らしの平均電気代|季節別・エリア別に紹介!

一人暮らしの電気代をエリア・季節別

一人暮らしの平均電気代がいくらなのか、季節別・エリア別に紹介します。

住んでいる地域や季節ごとの電気代の平均額を目安として、一人暮らしでは1ヶ月にどのくらい電気代がかかるのかをチェックしましょう。

【季節別】一人暮らしの平均的な電気代

一人暮らしの平均的な電気代相場を季節別にまとめたのが、以下の表です。

季節電気代
1~3月9,109円
4~6月7,974円
7~9月7,512円
10~12月7,112円
参照元:総務省家計調査(家計収支編・四半期)

1~3月の冬場においては電気代がやや高くなっていますが、夏を含めその他の季節はそこまで大きな差は出ていません。

これはエアコンなどの暖房機器の使用が大きく影響しており、夏よりもエアコンの電気消費量が多い冬は特に電気代が高くなるからです。

こちらの平均を目安にして、家庭の電気代が高すぎないかどうか確認してみましょう。

一人暮らしで冬の電気代1万円は高い?平均的な電気代や節約方法を解説!

【地域別】一人暮らしの平均的な電気代

一人暮らしの平均的な電気代相場を地域別にまとめると、以下のようになります。

地域電気代
北海道6,463円
関東地方5,594円
北陸・東海地方5,956円
近畿地方5,641円
中国・四国地方6,186円
九州・沖縄地方5,554円
参照元:総務省家計調査(家計収支編・都市階級・地方別)

特徴としては、北海道のような寒い地域では電気代が高い傾向にあるということです。

これは冬の電気代が高いのと同じ理由で、寒い地域ほど暖房をたくさん使用するため電気代も高くなるからでしょう。

東京や大阪のある関東・近畿地方などの安いエリアと比べると、北海道は月平均で1,000円ほど電気代が高くなっています。

下記、エリア別の光熱費についてまとめていますのでぜひチェックしてみてください。

【社会人】東京で一人暮らしにかかる費用相場|男性・女性、エリア別の生活費の内訳も紹介!
大阪での一人暮らしにかかる光熱費はいくら?生活費の内訳や相場、節約方法も解説
【神奈川】一人暮らしの平均的な光熱費はいくら?生活費の内訳や節約術も紹介
埼玉で一人暮らしにかかる光熱費はいくら?費用相場や内訳、節約方法も紹介
【札幌】一人暮らしの平均的な光熱費・生活費はいくら?北海道ならではの節約術を紹介!
福岡市の一人暮らしにかかる光熱費はいくら?生活費の内訳や節約方法も紹介

【オール電化】一人暮らしの平均的な電気代

最近では単身用のマンションでもオール電化住宅になっていることがあるので、一人暮らしのオール電化の平均的な電気代相場もみてみましょう。

オール電化電気代
1⼈暮らし11,222円
参照元:関西電力HP参照

こちらは関西のデータなので一つの目安ですが、オール電化は一般的な家庭に比べて電気の消費量が多く、月平均で10,000円を超えています。

オール電化の電気代についてより詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてください。

電気代の内訳|主に基本料金・従量料金

電気代の内訳

電気代はざっくり基本料金+従量料金で計算されています。

基本料金は電気の使用量に関係なく一定の金額で発生する料金で、従量料金は電気の使用量に応じて発生する料金です。

電気代を節約するためには、この基本料金・従量料金のどちらかを下げなければなりません

もっとも電力会社によっては基本料金が0円であったり、電気の使用量が多いほど従量料金の単価が下がるところもあります。

そのため効果の高い節約方法を実践するためには、契約している電力会社の電気代の仕組みをあらかじめ確認しておいてください。

一人暮らしの電気代を節約する方法10選!

一人暮らしの電気代節約術

一人暮らしの電気代を節約する方法を、10つ紹介します。

・契約アンペア数を見直す|基本料金削減
・電力会社を乗り換える
・電気代の支払い方法を見直す
・エアコンを上手く使う
・冷蔵庫を上手く使う
・洗濯機を上手く使う
・テレビを上手く使う
・トイレを上手く使う
・照明をLEDに切り替える
・窓の断熱対策を徹底する

節約方法1. 契約アンペア数を見直す|基本料金削減

アンペアとは電力の単位のことですが、電力会社の契約では家庭で一度に使えるアンペア数が決まっています。

アンペア数が高いほど電気代の基本料金も高いため、節約するためにはできるだけ低いアンペア数に変更すればよいのです。

たとえば東京電力のスタンダードプランでは、10A下げるごとに286円基本料金が下がります。

ただしアンペア数を下げすぎるとすぐにブレーカーが落ちてしまうので、普段一度に消費している電気量を目安に適切なアンペア数に設定しましょう。目安としては契約容量20~30Aで問題ないです。

節約方法2. 電力会社を乗り換える

電力会社を乗り換えることで電気の単価自体が安くなるため、使い方はそのままで電気代を下げることができます

電力自由化によって契約する電力会社を消費者自身が選べるようになり、現在では「新電力会社」と呼ばれる大手よりも安くてお得な電力会社がたくさん出ています。

電力会社の乗り換えは簡単に電気代を下げられるよい方法ですが、新電力会社の数はとても多いので自分でチェックするのは大変でしょう。

そこで特に安くておすすめの新電力会社について、後ほど紹介します。

節約方法3. 電気代の支払い方法を見直す

電気代の支払方法は、クレジットカード・口座振替・コンビニなどでの振込票による支払いという3パターンありますが、結論的にはクレジット払いがもっともお得です。

なぜならクレジット払いにすれば、毎月の電気代の支払でクレジットカードを利用した分のポイントを貯められるからです。

ちなみに振込票は支払い手数料がかかることもあり、毎月電気代を支払うたびに無駄な費用がかかってしまうためおすすめできません。

節約方法4. エアコンを上手く使う

電気代が多くかかる原因の一つは、エアコンの使い過ぎです。特にエアコンをたくさん使う夏・冬は、上手くエアコンを使うことで電気代を節約することができます。

設定温度を適温に保つことや、長時間の外出時スイッチを切っておくことなどの基本的な対策の他にも、エアコンをうまく使う節約対策はあります。より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてください。

夏の電気代節約術15選!平均電気代やエアコンの電気代削減方法も紹介!
冬の電気代節約術15選!平均電気代やエアコン(暖房)の電気代削減方法も紹介!

節約方法5. 冷蔵庫を上手く使う

冷蔵庫は室温に合わせて設定温度を調整することで、無駄な電気の消費を避けることができます。気温が低い冬場は冷蔵庫のなかもそれほど冷やす必要がないため、設定温度を高めにしても問題ありません。

また冷房を1日中付けているような家庭であれば、夏場であってもそこまで設定温度を下げることなく年間通してほぼ一定の温度でも問題ないでしょう。

節約方法6. 洗濯機を上手く使う

洗濯機は使用回数・使用時間を減らすことで、電気代を節約できます。

一人暮らしであれば洗濯ものはそれほど多くたまらないと思うので、こまめに洗濯するのではなく一度にまとめ洗いしましょう。また汚れが少ない衣服は「スピードコース」などでもきれいになるため、このような機能を使って使用時間を短くすることもできます。

あとは夏場であれば乾燥機を使わずそのまま外に干すことで、電気消費量の多い乾燥機能を使わずに洗濯するのも効果的です。

節約方法7. テレビを上手く使う

テレビも年々性能が上がっているため、まず省エネ性能の高い最新のテレビに買い替えることで節電効果があります。

使用方法としては観ていない時間は消しておくことは当然として、それ以外にもテレビの輝度を下げたり使わないときは主電源を切るといった方法も有効です。

また「無信号自動オフ」などの設定をすれば一定期間何もしなければ勝手に消えるので、つけっぱなしを防ぐためにはこのような機能も活用しましょう。

節約方法8. トイレを上手く使う

見落としがちですがトイレでも便座を温めるために電気を消費しているので、しっかりとした節電対策が必要です。

便座の設定温度は常に一定ではなく、季節に合わせて適温に調整しましょう。長時間の外出時はプラグを抜いておくのもよいです。

またトイレの蓋をきちんと閉めることで効率よく便座が温まり、無駄な電気を消費しません

節約方法9. 照明をLEDに切り替える

蛍光灯や白熱球をLEDに変えれば電気使用量が50~90%削減できるので、その分電気代も安くすることができます。LEDの蛍光灯や電球は値段が高いため購入をためらいがちですが、節電効果を加味すれば長期的なスパンではお得になるのです。

現在国も全面LED化を目指しており、従来の電球や蛍光灯などは生産をストップしているので、これを機にLEDへの切り替えも検討してみてください。

節約方法10. 窓の断熱対策を徹底する

窓の断熱対策によって外気を遮断することで、エアコンの暖房効率が上がり節電効果があります。室温の調整は冷暖房だけに頼りがちですが、エアコンを効率よく使うには窓の断熱対策で高い室温を保つことも大事なのです。

具体的には外からの日差しや熱を遮断する遮熱カーテンを選んだり、断熱シートを活用するといった方法があるのでぜひ実践してみてください。

一人暮らしにおすすめの電気料金プラン

一人暮らしのおすすめ電力会社

おすすめの電力会社はエリアによって異なります。

また、単純に電気代を安くしたい方やポイントを貯めたい方など、目的は様々です。

以下、エリア別に一人暮らしにもおすすめの電力会社と比較表を紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

北海道のおすすめ電力会社

東北のおすすめ電力会社

関東のおすすめ電力会社

中部のおすすめ電力会社

関西のおすすめ電力会社

中国地方のおすすめ電力会社

四国のおすすめ電力会社

九州のおすすめ電力会社

沖縄のおすすめ電力会社

一人暮らしでガス・水道代の固定費も節約|光熱費全般削減

一人暮らしでガスや水道代も節約

電気代のほかにもガス代や水道代を節約することで、光熱費全般を削減することができます。

ガス代の節約方法・水道代の節約方法についてもそれぞれ紹介するので、こちらも参考にしてください。

ガス代の節約方法|都市ガス・プロパンガス

ガス代を抑える方法は、ガスの使用量を減らすか単価を下げるかの2つです。

まず住んでいる物件が都市ガス・プロパンガスのどちらなのかを確認しましょう。そのうえで都市ガス・プロパンガスでそれぞれ安いガス会社に切り替えることで単価を下げられます

ただしプロパンガスは自由料金制ということもあり、都市ガスと比較して料金が高くなることが多いので、物件選びの段階でできる限り都市ガスの物件を選ぶのがおすすめです。

また、プロパンガスは料金を公開していない会社がほとんどなので比較サイトを活用して地域ごとにおすすめのガス会社を探しましょう。おすすめの安いガス会社や使用量を減らす節約対策についてもっと知りたい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください。

【都市ガス】

スクロールできます
使用量東京ガスエルピオ都市ガスレモンガス
10m3¥2,212¥2,226¥2,139
年間872円お得
15m3¥2,939¥2,852
年間1,044円お得
¥2,830
年間1,309円お得
20m3¥3,665¥3,477
年間2,256円お得
¥3,520
年間1,745円お得
30m3¥4,970¥4,735
年間2,818円お得
¥4,759
年間2,526円お得
40m3¥6,274¥5,975
年間3,593円お得
¥5,999
年間3,308円お得

7/31まで!8,000円の割引キャンペーン実施中/

\5/31まで!最大1万円の割引キャンペーン実施中/

東京ガスエリアのおすすめ都市ガスの詳細はこちら

【プロパンガス】

プロパンガス比較サイトのメリットやデメリット|おすすめの比較サイトも紹介!

スクロールできます
項目エリア料金・返金保証キャンペーン問い合わせ
ガス屋の窓口一部エリア対象外あり紹介1名につき1万円
紹介・契約者双方
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WEB申し込み限定
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水道代の節約方法

水道代は電気やガスのように契約する会社を選べないため、使用量を減らして節約対策をしましょう。

お風呂・キッチン・洗面台などでできるだけ水を出しっぱなしにせず、無駄遣いをしないというのが基本的な対策です。その他にも洗濯にお風呂の残り湯を使ったり、節約タイプのシャワーヘッドや節水コマを使用したりなど、水道代の節約方法はたくさんあります。

水道代の節約方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

水道代の節約術15選|水道料金を簡単に安くする効果的な方法をご紹介!

一人暮らしの電気代を節約するには料金プランの見直しが効果的!

一人暮らしの電気代はいくらかかるのか、電気代の目安となるエリア別・季節別の電気代相場、電気代の節約方法におすすめの電力プランについても紹介しました。

寒い地域や気温の低い季節ほど電気代が高くなる傾向にあるので、エリアや季節によっては電気代に注意しましょう。

電気代の節約にはアンペア数や電気代支払方法の変更、家電製品の使い方の工夫などさまざまなものがありますが、なかでも料金プランの変更は簡単に負担なくできる節約方法としておすすめです。

新電力会社はさまざまなプランを提供しているので、自分に合った最適なプランを選ぶことで電気代節約に役立てましょう。

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