2016年の電力自由化によって、私たちは電力会社を自由に選ぶことができるようになりました。
関西エリアでも、関西電力だけでなく、多くの新電力会社から選ぶことができます。
ただ、各社、様々な特徴やサービスを提供していて、数が多くてわからないという方も多いと思います。
そこで、大阪にお住まいの方や、大阪にお引っ越しされる予定の方へ、各電力会社を比較して、大阪でおすすめ新電力会社TOP3をご紹介しますのでぜひチェックしてみてください。
目次
【大阪】平均電気代|一人暮らしからファミリー層
まず、一人暮らしからファミリー層までの、1ヵ月の電気代の平均額を見てみましょう。
一人暮らし | 約5,700円 |
二人暮らし | 約9,700円 |
三人暮らし | 約11,100円 |
四人暮らし | 約11,800円 |
五人暮らし | 約13,000円 |
六人暮らし | 約16,000円 |
※出典
・総務省統計局|家計調査 家計収支編 2019年 年次報告|二人以上の世帯 表番号3-1 世帯人員別
・総務省統計局|家計調査 家計収支編 2019年 年次報告|単身世帯 表番号1(実数,構成比,増減率,寄与度)
電力会社の選び方|お得に新電力に切り替えるコツ
電力会社を選ぶ時、どこに重点を置くのかは非常に重要です。主に以下の7点を意識すれば問題ないでしょう。
・電気料金が安い
・電気の供給エリアをチェック
・支払い方法をチェック
・ポイント付与がある
・キャンペーンや特典をチェック
・セット割プランでよりお得に
・解約金の有無をチェック
詳しくはこちらで紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
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【大阪】新電力会社ランキングTOP3|関西電力との電気料金比較
電力自由化がされ、大阪で関西電力以外の企業も、電力を販売するようになりました。
各新電力会社は、多様なサービス提供などをおこなったりしていますが、なんと言っても、まず最も気になるのは、電気料金だと思います。
そこで、大手電力会社の関西電力と比較して、大阪エリアに住んでいるかたが選ぶべき新電力会社、おすすめランキングTOP3を紹介します。
料金別おすすめの新電力会社
電気代/月 | 最安値の新電力会社 | |
~5,700円 | → | シンエナジー |
5,700円~ | → | あしたでんき |
~9,700円 | → | あしたでんき |
9,700円~ | → | あしたでんき |
~11,100円 | → | あしたでんき |
11,100円~ | → | あしたでんき |
~11,700円 | → | あしたでんき |
11,700円~ | → | あしたでんき |
関西電力との比較
使用量 | 関西電力 | エルピオでんき | あしたでんき | シンエナジー |
245Kwh | 5,700円 | 5,439円 | 5,390円 | 5,363円 |
389Kwh | 9,654円 | 8,635円 | 8,558円 | 9,131円 |
440Kwh | 11,116円 | 9,768円 | 9,680円 | 10,675円 |
462Kwh | 11,761円 | 10,256円 | 10,164円 | 11,276円 |
※関西電力は、従量電灯Aプランで計算
※電力使用量は、一人暮らし〜四人暮らしの平均電気代から計算
各電力会社の詳細は、後ほど記載しますが、上記3社で共通している点は、基本料金(最低使用料金)がかからない点です。
また、一人暮らしで電気使用量が少ない場合は、シンエナジー、二人暮らし、ファミリー層と、世帯人数が多く電気使用量が多い場合は、あしたでんきが、最も安いです。
おすすめランキング1位. あしたでんき
福岡県内でHTBエナジーに次いでおすすめしたい新電力会社は、あしたでんきです。
九州電力の「従量電灯B」プランと、あしたでんきの料金を比較してみましょう。
関西電力 | あしたでんき | |
最低料金(最初の15Kwh) | 341.01円 | 0円 |
従量:15~119Kwh | 20.31円 | 22円 |
従量:120~299Kwh | 25.71円 | |
従量:300Kwh~ | 28.70円 |
あしたでんきのメリット
・基本料金が0円
・従量料金も関西エリアで最安水準
・amazonギフト券8,000円プレゼントキャンペーンを実施している
・違約金がかからない
あしたでんきの標準プランは、基本料金0円・電力量料金一律22.00円となっています。このため、電気使用量が多くなればなるほど大きなメリットが得られます。
また、契約期間の縛りはなく、いつ解約しても違約金がかからないのはいいですよね。
あしたでんきのデメリット
・電気の使用量が少ないと割高になる可能性がある
関西電力と1段目料金単価を比較すると、あしたでんきの方が高く設定されています。
よって、一人暮らしの方などで電気の使用量が少ない方は割高になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
おすすめランキング2位. エルピオでんき
関西電力 | エルピオでんき | |
最低料金(最初の15Kwh) | 341.01円 | 0円 |
従量:15~119Kwh | 20.31円 | 22.2円 |
従量:120~299Kwh | 25.71円 | |
従量:300Kwh~ | 28.70円 |
メリット
・基本料金がかからず、一律の従量料金でわかりやすい
・24時間365日対応の駆け付けサービスがある
・既存の電力会社からの切り替えにかかる費用も0円、工事も不要
・支払いに、口座振替も使用できる
・解約手数料、違約金が不要
デメリット
・毎月の電力使用量が、少ない一人暮らしの方は、割高になる可能性がある
エルピオでんきは、他の電力会社にあるポイント制度や特典制度をおこなっていません。また、宣伝広告を大々的におこなっておらず、そのような経費を削減して、電気料金を下げています。
また、新電力会社の支払いは、クレジットカード払いが一般的ですが、エルピオでんきでは、銀行口座振替も使用できます。
エルピオでんきの「使った分だけSプラン」は、120kWh以下の従量料金が、関西電力と比較すると、割高になっています。
例えば、毎月の使用量が、約185kWh以下の一人暮らしの方は、関西電力の方がお得になります。毎月の使用量を確認のうえ、検討が必要です。
その代わり、ファミリー層など、電力使用量が多い世帯は、電気代が安くなります。
エルピオでんきは、基本料金がかからず、関西エリアでは、従量料金も電力使用量に関わらず一律22.2円のため、料金体系が非常にシンプルで、わかりやすいです。
おすすめランキング3位. シンエナジー
関西電力 | シンエナジー | |
最低料金(最初の15Kwh) | 341.01円 | 304.41 円 |
従量:15~119Kwh | 20.31円 | 19.81円 |
従量:120~299Kwh | 25.71円 | 23.83円 |
従量:300Kwh~ | 28.70円 | 27.30円 |
メリット
・大手電力会社と比較して、基本料金、従量料金いずれも低い
・既存の電力会社からの乗り換えにかかる費用も0円、工事も不要
・電気代200円ごとに、JALマイルが1ポイント貯まる特典付き
デメリット
・供給開始まで、少し時間を要する可能性がある
シンエナジーは、「はじめて電力会社を変えるけど、どの会社がいいかわからない!」という方にぴったりで、大手電力会社を使用している方は、電力使用量に関係なく電気代が安くなる新電力会社です。
電力使用量が少ない方向けの「きほんプラン」、使用量が多い方で、日中多く使うかた向けの「昼生活フィットプラン」、夜に多く使う方向けの「夜生活フィットプラン」の、3種類のプランが用意されています。
また、電気代に応じて、JALマイルが1ポイント貯まる特典が付きますので、旅行をよくされるかた、JALカードをお持ちの方には、特におすすめです。
これといって、目立ったデメリットはないのですが、電力供給開始まで、2週間から2ヵ月ほどかかるようで、申し込み時の状況によっては、少し時間がかかる場合があります。
シンエナジーは、大幅に電気代を安くすることができますし、初期費用や解約手数料も無料なので、乗り換えのハードルはとても低いです。
一人暮らしの方、ファミリー層にかかわらず、どのようなご家庭にもおすすめです。
「テレワークが増えて、日中在宅の時間が多くなってきたから、電力会社の乗り換え考えたいかた」は、シンエナジーを、ぜひ検討してみてください。
【大阪】電力会社を切り替える際の注意点
電力会社を、既存の電力会社から、新電力会社に切り替える際に、いくつか注意する点があります。
①電力使用量によって、割高になることがある
電力使用量が少なくない場合は、既存の電力会社のほうが割安なことがあるので、特に、一人暮らしのかたは注意が必要です。
電力会社から送付される検針票を確認してみましょう。新電力会社のWebサイトにいくと、シミュレーション機能があるので、確認してみてください。
②2011年以前にオール電化を始めた場合は、変えないほうが安い
東日本大震災以前に、オール電化を始めた場合は、新電力会社に切り替えるよりも、割安なプランとなっているので、おすすめです。
新電力会社から、オール電化向けのプランを出している会社もありますが、大阪でいえば、関西電力のような大手電力会社の、以前のオール電化プランのほうが安いので、切り替えによって、かえって電気代が増えてしまうことがあります。
③支払い方法が少なくなる可能性がある
ランキングで紹介した、エルピオでんきは、銀行口座振替が使用できますが、新電力会社の支払い方法は、クレジットカード払いが基本です。
電気代の支払いにクレジットカードを使用したくない、という方は、そもそも使用できないので、乗り換えを検討の際は、注意してください。
まとめ|大阪でもっとも安い新電力会社
大阪でもっとも安い新電力会社は、一人暮らし、もしくは電気使用量が少ない家庭はシンエナジー、二人暮らし以上で電力使用量が多い方はあしたでんきです。
電力自由化によって、多種多様な電力会社と契約することができるようになった反面、会社の数やサービスが多く、乗り換えが面倒だな、と感じてしまうこともあると思います。
ただ、乗り換えの手続きは、基本的にオンラインで済ますことができることに加え、工事や手数料といったものもかからず、新しい電力会社が切り替えの手続きをすべておこなってくれます。
また、今契約している電力会社との解約手続きも自動的に行われるため、乗り換えに際しての手間もかかりません。
昨今、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、テレワークをされているかたも増えたと思います。
自宅で作業をすると、必然的に家庭の電気代も余分にかかってしまいますので、これを機に、新電力会社への乗り換えを検討してみて、電気代という家計に占める大きな固定費の削減をしてみてください。
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