プロバイダーとは?意味や仕組み、役割などわかりやすく簡単に解説!

プロバイダーとは?意味や仕組み、役割などわかりやすく簡単に解説!

今回はインターネットの導入を検討している人に向けて、プロバイダーの意味や仕組み、役割をわかりやすく解説していきます。

また、プロバイダーと間違えやすい回線事業者やWi-Fiルーターとの違いもご紹介。

本文では、そもそもなぜプロバイダーが必要なのか、契約しなければならない理由についても説明しています。

さらに数多くのプロバイダーの種類を挙げつつ、その選び方や選ぶ際の注意点も記載しています。

万が一「利用しているプロバイダーが自分でわからない」というときのために、プロバイダの確認方法についても提示しています。

ぜひ参考にしてください。

目次

プロバイダーとは何?わかりやすく簡単に解説します!

プロバイダーとは何?わかりやすく簡単に解説します!

インターネットの利用を検討する際、「プロバイダー」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

しかしそのプロバイダーがどのような意味をもつのか、はっきり理解している人は意外に少ないでしょう。

そこで今回は、そのプロバイダーとはどのような意味をもつのかわかりやすく簡単に解説していきます。

プロバイダーの意味や仕組み・役割

簡単に説明するとプロバイダとは、回線をインターネットに繋げる接続事業者のことです。

回線契約だけではインターネットは利用できません

回線事業者とユーザーをつなぐ役割を持つプロバイダの存在があってはじめてインターネットに接続できるのです。

プロバイダには、ほかにもメールアドレスとIPアドレスの発行という重要な役割があります。

メールアドレスはプロバイダ専用のものが発行されます。

わかりにくいという方は、携帯電話を契約した際に発行されるドコモやau専用のアドレスをイメージするとわかりやすいでしょう。

一方IPアドレスとは、インターネット上のあなたの住所だと捉えてください。

IPアドレスがなければインターネットの利用ができません。このIPアドレスを取得するために、プロバイダの契約が必要となるのです。

プロバイダーと回線事業者の違い

プロバイダと間違えやすいのが「回線事業者」です。

両者の違いを自分の口ではっきり説明できる人は、意外に少ないのではないでしょうか。

回線事業者とは、あくまで回線のみを提供している事業者のことを指しています。

ここまで説明してきたように、回線契約だけではインターネットは利用できません。

回線事業者とプロバイダの両方が揃うことで、インターネットに接続できるのです。

プロバイダとは、回線をインターネットに接続するための「接続業者」なので、回線事業者とはまったく別物であることがわかりますね。

回線を提供しているのが回線事業者、その回線を通信できるようにするのがプロバイダと覚えておきましょう。

ちなみに最近は、ネット回線とプロバイダが一体になった回線事業者が多くなっています。

この場合、回線に契約するだけでインターネットに接続できるのでプロバイダの申込みは必要ありません。

プロバイダーとWi-Fiルーターの違い

インターネット初心者の場合は、プロバイダとWiFiルーターの違いがわからないこともあるでしょう。

簡単に説明すると、Wi-Fiルーターとは通信機器のことです。

回線とプロバイダから受信した信号を、Wi-Fiという無線電波に変換するためのものだと考えてください。

プロバイダは回線をインターネットに接続するための「接続業者」なので、Wi-Fiルーターともまったくの別物ですね。

Wi-Fiを自宅で利用するためには、Wi-Fiルーターを準備しなければなりません。

Wi-Fiルーターがない場合は別途自分で購入する必要があります。

しかしプロバイダによっては無料でレンタルできることもあるので、費用が気になる方はプロバイダを選ぶ際の基準にするのもよいでしょう。

プロバイダーは必要か?それとも不要?

プロバイダーは必要か?それとも不要?

ここまで説明してきたように、インターネットを利用するためには回線事業者とプロバイダの両方が必要です。

ではなぜ回線だけではなくプロバイダが必要なのでしょうか。

その理由は、回線事業者が同一都道府県内のみ提供可能なサービスであることからきています。

プロバイダがなければ、全世界と繋がっているインターネットに接続ができないのです。

とはいえ、なかなかピンとこないと思いますので、別の例えで解説します。

インターネットを利用することを、一本の道路を走ることだと想像してみてください。

自宅からその道路までの道を用意してくれるのが回線事業者。道路までのその道を通るための車を用意してくれるのがプロバイダというわけです。

つまりインターネットを利用するためには、道路に出る必要があり、道路に出るまでにプロバイダという車が必要になるのです。

プロバイダーの種類|通信・電力・電機メーカー・独立系

プロバイダーの種類|通信・電力・電機メーカー・独立系

プロバイダには多くの種類があり、すべてを一度に把握することは非常に難しいです。

しかし大きく4種類に分類できますので、それぞれで代表的なプロバイダを知っておけばそれほど問題ではありません。

通信会社系・電機メーカー系・電力会社・独立系の4つで代表的なプロバイダをピックアップしていきます。

とりあえず今回紹介しているところだけでも頭に入れておきましょう。

プロバイダの種類 代表的な例
通信会社系 ・plala(NTT)
・au one net(KDDI)
・Yahoo!BB(ソフトバンク)
電力会社系 ・eo光(関西電力)
・MEGA EGG(中国電力)
・BBIQ(九州電力)
電機メーカー系 ・So-net(SONY)
・BIGLOBE(NEC)
・@NIFTY(富士通)
独立系 ・NURO光(So-net)
・auひかり(au one net)
・コミュファ光(中部電力)

プロバイダの種類については、こちらでより詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

プロバイダーの選び方や注意点

プロバイダーの選び方や注意点

では実際にプロバイダを契約する際は、どのような選び方をするとよいのでしょうか。

プロバイダを選ぶ場合は、以下の6つの基準を意識してみてください。

① インターネット回線に対応しているか
② 提供エリア
③ 月額料金
④ 回線速度
⑤ スマホとのセット割
⑥ 特典やキャンペーン

プロバイダの選び方、上記6つについてはこちらでわかりやすく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。

プロバイダを選ぶ際は、いくつか注意点があることも理解しておきましょう。

利用するエリアによっては契約できない場合や回線事業者がサービス提供していないことがあります。

回線事業者がサービス提供していない場合、当然対応しているプロバイダと契約ができません。

またプロバイダ契約では、戸建てタイプとマンションタイプにわかれていることも覚えてきましょう。

両者には料金や通信速度に差があるなど、それぞれ特徴が異なります。

簡単に説明すると、戸建てタイプは月額料金が高く、最大速度が速い傾向。

マンションタイプは月額料金が安く最大速度が遅い傾向にあります。

プロバイダを選ぶ際は、注意点すべてに目を通したうえで検討するようにしてくださいね。

プロバイダーの確認方法

プロバイダーの確認方法

ではインターネットを利用中で契約しているプロバイダがわからないときは、どうやって確認すればよいのでしょうか。

プロバイダを確認する方法には、以下の6つがあります。

① IPアドレスを確認する|確認くん
② 契約書類をチェック
③ 利用明細をチェック
④ メールアドレスをチェック
⑤ 管理会社・管理人に確認する
⑥ 契約している回線会社に問い合わせする

困ったときに問い合わせしたくても、契約しているプロバイダがわからないとどうしようもありません。

上記の方法でプロバイダを確認したら、忘れないようにわかりやすい場所へメモをしておきましょう。

まとめ

今回はインターネットの導入を検討している人に向けて、プロバイダーの意味や仕組み、役割などをわかりやすく解説してきました。

プロバイダとは、回線をインターネットに繋げる接続事業者のことを指しています。

インターネットを利用するには、回線の契約だけでなくプロバイダが必要です。

いずれか片方だけ契約してもインターネットには繋がらないのでよく覚えておきましょう。

またプロバイダは、通信会社系・系電力会社系・電機メーカー系・独自回線系の4つに分類されます。

今回の記事を参考にして、その中から自分に合ったプロバイダーを見つけインターネットを快適に利用してくださいね。

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