2026年10月8日時点の同一条件で試算した結果、今回設定した使用量では、電気単体・ガス単体・電気とガスのセットのいずれも関西電力側の試算額が低くなりました。
電気単体は関西電力「従量電灯A」と大阪ガス「ベースプランA」、ガス単体は関電ガス「なっトクプラン」と大阪ガス「一般料金S」を比較しています。セット契約では、関西電力の「なっトクでんき+なっトクプラン」と、大阪ガスの「ベースプランA-G+まとめトク料金」を比べました。
ただし、どちらが安いかは、比較する月の燃料費調整額・原料費調整額、電気とガスの使用量、現在のガス料金メニューによって変わります。また、関西電力と大阪ガスは、いずれも2026年11月以降に電気料金の見直しを予定しています。
床暖房やエネファームを利用している家庭、大阪ガスのインターネットを契約する家庭、期間限定キャンペーンの対象になる家庭では、標準的な料金比較とは結論が変わる可能性があります。この記事では、料金だけでなく設備・ネット・契約条件も含めて選び方を整理します。
関西電力と大阪ガスはどっち?先に結論

2026年10月の今回の比較条件では、関西電力側の試算額が低くなりました。ただし、申込前には現在契約しているガス料金メニューと、比較月の調整額を確認することが重要です。
| 比較する条件 | 2026年10月の試算結果 | 判断時の注意点 |
|---|---|---|
| 電気のみ | 250・400・600kWhの全ケースで関西電力が低い | 燃料費調整額の違いが結果に大きく影響 |
| ガスのみ | 20・30・50m³の全ケースで関電ガスが低い | 床暖房やエネファームの専用料金は別に比較 |
| 電気・ガスセット | 3つの使用量ケースで関西電力が低い | キャンペーンとネット契約を除く通常料金の比較 |
| 床暖房・エネファームなどを利用 | 標準料金表だけでは決められない | 大阪ガスのGAS得プランなどと比較 |
| インターネットもまとめる | 大阪ガスが候補になる場合がある | ネット利用料や契約期間も含めて総額を比較 |
※料金比較は2026年10月分の単価を使用した結果です。電気・ガスの使用量、調整額、設備、契約中の料金メニューによって実際の請求額は異なります。
通常の電気・ガスセットは使用量をそろえて比較する
関西電力と大阪ガスを比較するときは、料金表の一部分だけではなく、同じ条件で月額の合計を計算する必要があります。
- 同じ検針月を使用する
- 電気の使用量を同じkWhにする
- ガスの使用量を同じm³にする
- 燃料費調整額・原料費調整額・再エネ賦課金の算入条件をそろえる
- 政府支援を含むかそろえる
- キャンペーン・ポイント・インターネットの特典を通常料金と分ける
特に注意したいのが、電気の燃料費調整額です。基本となる電力量料金が低く見えるプランでも、対象月の燃料費調整額を加えると請求額の順位が変わる場合があります。
一人暮らしの低使用量比較は別記事で確認する
一人暮らしでは電気・ガスの使用量が少なく、最低料金や基本料金の影響を受けやすいため、世帯全般の比較とは判断基準が異なります。

関西電力と大阪ガスで比較する料金プラン

電気単体・ガス単体・セット契約では、比較すべき料金プランが異なります。プランを混同すると正しい料金差を算出できません。
| 比較する契約 | 関西電力 | 大阪ガス | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| 電気のみ | 従量電灯A | ベースプランA | 都市ガスとのセット条件なし |
| ガスのみ | 関電ガス なっトクプラン | 一般料金S | 標準的なガス利用を想定 |
| 電気・ガスセット | なっトクでんき+なっトクプラン | ベースプランA-G+まとめトク料金 | 同一場所・同一名義などの適用条件あり |
| ガス・電気・ネット | インターネットは別契約として比較 | ベースプランA-G+もっとまとめトク料金+対象回線 | ネット利用料・工事費・契約期間を別途確認 |
関西電力は従量電灯A・なっトクでんき・なっトクプランを使い分ける
関西電力の電気を単体で比較するときは「従量電灯A」を使用します。従量電灯Aは、15kWhまでの最低料金と、使用量に応じた3段階の電力量料金で構成される家庭向けメニューです。
電気とガスを関西電力へまとめる場合は、電気が「なっトクでんき」、ガスが「なっトクプラン」となります。
なっトクでんきは、関電ガスと同一の需要場所・同一名義で契約することが前提です。電気だけをなっトクでんきへ切り替えることはできないため、電気単体の比較には使用しません。
大阪ガスはベースプランA・A-G・一般料金S・まとめトク料金を分ける
大阪ガスの電気を単体で契約する場合の主な比較対象は「ベースプランA」です。一方、大阪ガスの都市ガスと電気をセットで利用する場合は「ベースプランA-G」が比較対象となります。
ガス単体の標準的な比較には「一般料金S」を使用します。従来の「一般料金」は2026年9月30日で新規申込受付を終了しているため、新たに契約する人向けの比較では一般料金Sを使用します。
ガスと電気を大阪ガスへまとめる場合、適用条件を満たせばガス側は「まとめトク料金」の対象になります。さらに対象のインターネットを組み合わせる場合は「もっとまとめトク料金」が候補です。
2026年11月以降は両社の電気料金改定に注意する
関西電力は、託送料金の見直しに伴い、2026年11月1日から従量電灯Aやなっトクでんきなどの料金単価を改定します。
大阪ガスも2026年11月1日に電気供給約款等を変更し、見直し後の料金表を2026年12月検針分から適用すると公表しています。
この記事の電気料金表とセット料金表は、2026年10月分の料金単価を使用しています。11月以降の新しい条件を確認するときは、両社の改定後料金表で再試算してください。
電気だけなら関西電力と大阪ガスはどっちが安い?

2026年10月の同一条件では、250・400・600kWhのすべてで、関西電力の従量電灯Aが大阪ガスのベースプランAより低くなりました。
ベースプランAは最低料金や一部の電力量料金が従量電灯Aより低く設定されていますが、2026年10月は燃料費調整額の差が大きく、最終的な試算額では関西電力が低くなる結果です。
250・400・600kWhで電気料金を比較
3つの電気使用量を同じ条件で試算し、料金差を確認します。
電気料金は「最低料金+段階別電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算しています。各社の公式計算方法に従い、円未満は所定の段階で切り捨てました。
| 月間使用量 | 関西電力 従量電灯A | 大阪ガス ベースプランA | 月額差 | 参考年間換算 |
|---|---|---|---|---|
| 250kWh | 6,703円 | 7,124円 | 関西電力が421円低い | 5,052円 |
| 400kWh | 11,281円 | 11,801円 | 関西電力が520円低い | 6,240円 |
| 600kWh | 17,583円 | 18,411円 | 関西電力が828円低い | 9,936円 |
※2026年10月分の料金単価で試算。最低料金・電力量料金、同月の燃料費調整額、2026年5月分から2027年4月分の再エネ賦課金を含みます。2026年10月分の政府支援は燃料費調整単価に反映されています。関西電力の口座振替割引、ポイント、キャンペーンは含みません。
※参考年間換算は、2026年10月と同じ使用量・単価が12カ月続くと仮定して月額差を12倍した数値です。燃料費調整額や政府支援は月ごとに変わるため、実際の年間差額を示すものではありません。
燃料費調整額まで含めて確認する
2026年10月分の燃料費調整単価は、関西電力の従量電灯Aが最初の15kWhまでマイナス18.84円、15kWhを超える部分が1kWhあたりマイナス1.26円です。
大阪ガスのベースプランAは、最初の15kWhまで12.84円、15kWhを超える部分が1kWhあたり0.86円です。いずれも2026年10月分の政府支援を反映した単価となっています。
従量電灯Aには燃料費調整の上限があります。一方、ベースプランAは燃料費調整の上限がありません。そのため、基本となる料金単価だけでなく、比較する月の燃料費調整単価まで含めて判断する必要があります。

ガスだけなら関電ガスと大阪ガスはどっちが安い?

ガス単体では、関電ガス「なっトクプラン」と大阪ガス「一般料金S」を比較します。
2026年10月の原料費調整額と政府支援を反映した結果、20・30・50m³のすべてで関電ガスの料金が低くなりました。
20・30・50m³でガス料金を比較
3つのガス使用量を同じ条件で試算し、基本料金と従量料金の差を確認します。
ガス料金は「基本料金+(基準単位料金+原料費調整単価)×月間ガス使用量」で計算し、円未満を切り捨てています。
| 月間使用量 | 関電ガス なっトクプラン | 大阪ガス 一般料金S | 月額差 | 参考年間換算 |
|---|---|---|---|---|
| 20m³ | 4,213円 | 4,692円 | 関電ガスが479円低い | 5,748円 |
| 30m³ | 5,711円 | 6,330円 | 関電ガスが619円低い | 7,428円 |
| 50m³ | 8,702円 | 9,608円 | 関電ガスが906円低い | 10,872円 |
※2026年10月分の基本料金・従量料金・原料費調整単価を使用。関電ガスは1m³あたり19.94円、大阪ガス一般料金Sは1m³あたり19.86円の原料費調整単価を反映しています。いずれも1m³あたり14円の政府支援反映後です。キャンペーンは含みません。
※参考年間換算は、2026年10月と同じ使用量・単価が12カ月続くと仮定した単純換算です。実際の年間料金は毎月の原料費調整額や使用量により変わります。
関電ガスは供給エリアとガス設備を確認する
関電ガスは、大阪ガスネットワークまたは大津市企業局の都市ガス供給エリアなどで利用できます。ただし、同じ関西圏でも供給対象外となる地域があります。
兵庫県赤穂郡上郡町、兵庫県佐用郡佐用町、兵庫県たつの市新宮町の西播磨サテライトエリアなどは対象外です。申込前に、郵便番号や供給地点で利用可否を確認してください。
また、エネファーム、エコウィル、ガス温水床暖房、ガス空調などを利用している家庭は、大阪ガスの専用料金メニューから関電ガスへ切り替えると、料金が上がる場合があります。

電気とガスをセットでまとめるならどっちが安い?

電気とガスをまとめる場合は、電気料金とガス料金を個別に比べるのではなく、同じ月の合計額で比較します。
今回の2026年10月試算では、3つの使用量ケースすべてで「なっトクでんき+なっトクプラン」の関西電力セットが低くなりました。
通常料金はキャンペーンを除いて比較する
長期的な料金差を確認するときは、期間限定キャンペーンを除いた通常料金から比較するのが基本です。
関西電力は「なっトクでんき+なっトクプラン」、大阪ガスは「ベースプランA-G+まとめトク料金」を使用します。床暖房などの専用料金、インターネット、ポイント、期間限定特典は含めません。
電気・ガスの使用量別にセット総額を比較
セット総額は、各社の電気料金とガス料金を公式の端数処理で個別に計算した後に合算しています。
| 月間使用量 | 関西電力セット | 大阪ガスセット | 月額差 | 参考年間換算 |
|---|---|---|---|---|
| 電気250kWh ガス20m³ | 11,115円 | 11,583円 | 関西電力が468円低い | 5,616円 |
| 電気400kWh ガス30m³ | 17,354円 | 17,801円 | 関西電力が447円低い | 5,364円 |
| 電気600kWh ガス50m³ | 26,913円 | 27,545円 | 関西電力が632円低い | 7,584円 |
※関西電力セットは「なっトクでんき+なっトクプラン」、大阪ガスセットは「ベースプランA-G+まとめトク料金」で計算しています。
※2026年10月分の燃料費調整額、原料費調整額、再エネ賦課金、政府支援を反映。キャンペーン、ポイント、口座振替割引、インターネット料金・特典は含みません。特殊なガス設備向け料金を利用していない前提です。
※参考年間換算は、2026年10月の条件が12カ月続くと仮定した単純換算です。実際の年間差額ではありません。
セット契約の電気料金だけを見ると、今回の使用量では両社の差は月35〜170円です。一方、ガス料金の差は月298〜597円となっており、今回のセット総額ではガス側の差が結果に大きく影響しています。
ただし、調整額が変わる月や、設備向けの料金メニューを利用している家庭では、差額が縮小したり逆転したりする可能性があります。
キャンペーン込みの初年度と2年目以降は分けて判断する
2026年10月8日時点では、関西電力と大阪ガスの双方で、料金比較に影響する期間限定キャンペーンが案内されています。どちらも通常料金の試算には含めず、初年度の特典として分けて考えます。
| 会社 | 2026年10月時点の主な特典 | 主な申込条件 | 通常料金試算への算入 |
|---|---|---|---|
| 関西電力 | 関電ガス「なっトクプラン」の基本料金2カ月分が無料 | 2026年11月1日までに新規申込、同年12月31日までに利用開始、利用開始から1年以上の契約など | 含めていない |
| 大阪ガス | ベースプランA・A-Gなどの最低料金または基本料金が2カ月0円 | 2026年11月30日までに新規申込、2027年1月31日までに供給開始。メニュー変更や取次事業者経由の申込などは対象外 | 含めていない |
無料になる金額は、契約プランや使用量区分、日割りの有無によって異なります。期間限定の値引きを恒常的な料金差として扱わないようにしましょう。
また、キャンペーンを利用する場合は、申込経路が対象か確認してください。特に大阪ガスのキャンペーンは、公式条件上、取次事業者経由の申込が対象外とされています。
ガス設備やインターネットでおすすめが変わるケース

標準的な料金プランでは関西電力が低くなったとしても、床暖房やエネファーム、インターネットとのセット状況によっては、大阪ガスを継続した方がよい場合があります。
床暖房・エネファームなどがある家庭は専用料金を確認する
大阪ガスには、ガス温水床暖房、エネファームなどの対象機器に応じたGAS得プランがあります。
このような専用料金を利用している家庭は、一般料金Sよりガス料金が抑えられている可能性があります。一般料金Sと関電ガスだけを比べて乗り換えると、現在より高くなることがあるため注意してください。
切り替え前には、次の4点を確認しましょう。
- 現在の検針票に記載されている料金メニュー
- 床暖房・エネファーム・エコウィル・ガス空調などの対象設備
- 過去12カ月のガス使用量
- 設備向け料金を継続した場合と関電ガスへ変更した場合の年間試算
設備向け料金を利用している場合は、この記事の標準料金比較だけで契約先を決めないことが重要です。
大阪ガスはインターネットまでまとめると比較条件が変わる
大阪ガスでは、ガスと電気に加えて対象のインターネットを契約すると、ガス側で「もっとまとめトク料金」が候補になります。
また、「さすガねっと」のセット割は、条件を満たすとインターネット月額料金が330円割引になる仕組みです。ガス料金から毎月330円が差し引かれる制度ではありません。
| 契約構成 | ガス料金 | 電気料金 | 追加で比較する費用 |
|---|---|---|---|
| 大阪ガスのガス+電気 | まとめトク料金 | ベースプランA-G | 原料費・燃料費調整額 |
| 大阪ガスのガス+電気+ネット | もっとまとめトク料金 | ベースプランA-G | ネット月額料金、工事費、事務手数料、契約解除料 |
| 大阪ガスのガス+ネット | まとめトク料金の対象となる場合あり | 他社との契約も可能 | 電気とネットを含む家計全体の支出 |
大阪ガス公式の約3%・約6%というガス料金の試算は、年間ガス使用量600m³などの特定条件で、原料費調整額を除いて算出されたモデルです。すべての家庭に同じ削減率が適用されるわけではありません。
すでにインターネットが必要で、回線の速度・料金・契約期間も条件に合う人には大阪ガスが候補になります。一方、光熱費を下げるためだけに不要なネット契約を追加すると、家計全体では支出が増える可能性があります。

関西電力と大阪ガスを料金以外でも比較

料金差が小さい場合は、契約期間、解約条件、支払い方法、使用量の確認方法、引っ越し手続きも比較しましょう。
| 比較項目 | 関西電力 | 大阪ガス |
|---|---|---|
| セット用の電気プラン | なっトクでんき | ベースプランA-G |
| 電気プランの主な契約条件 | 年度末までの契約後、原則1年ごとに更新。適用後1年未満は原則メニュー変更不可 | ベースプランA・A-Gの電気契約は解約金なし |
| 電気料金の支払い | 口座振替またはクレジットカード | ガスセットはガスと同じ方法。電気のみは口座振替またはクレジットカード |
| 料金・使用量の確認 | はぴeみる電 | マイ大阪ガスなど |
| インターネット | 本記事では別契約として比較 | さすガねっととのセットあり |
| 切り替えと引っ越し | 現在の住居での切り替えと引っ越し手続きが分かれる | 現在の住居での切り替えと引っ越し先での開始手続きが分かれる |
契約期間・解約条件
関西電力のなっトクでんきは、料金適用開始日が属する年度末までが契約期間です。契約変更の申し出がなければ、その後は1年ごとに同じ条件で継続します。
また、なっトクでんきを適用してから1年未満の場合、原則として他の電気料金メニューへ変更できません。短期間で別プランへ戻す可能性がある人は注意が必要です。
大阪ガスのベースプランAとベースプランA-Gは、電気契約の解約金がありません。ただし、インターネットや工事費割引などを組み合わせる場合は、それぞれのサービスの契約期間や解除条件も確認してください。
支払い方法・請求のまとめ方
関西電力のなっトクでんきは、口座振替またはクレジットカードで支払います。電気とガスの料金・使用量は「はぴeみる電」で確認できます。
大阪ガスでガスと電気をセット契約すると、電気料金は原則としてガス料金と同じ方法で支払います。電気のみを契約する場合は、口座振替またはクレジットカードを選択できます。料金や使用量は「マイ大阪ガス」で確認できます。
切り替え・引っ越し時の手続き
現在の住居で契約先を変更する「切り替え」と、転居先で新しく利用を開始する「引っ越し」では、申込窓口や必要な情報が異なります。
現在の住居で関電ガスへ切り替える場合、現在契約中のガス会社への切り替え手続きは関西電力側で進められ、所定の手続き完了後、大阪ガスの次回検針日の翌日から供給が始まります。
引っ越しの場合は、旧住所での利用停止と新住所での利用開始日をそれぞれ指定します。希望日直前では手続きが間に合わないことがあるため、入居日が決まり次第申し込むと安心です。
関西電力と大阪ガスはそれぞれどんな人に向いている?

2026年10月の料金だけで見ると関西電力が候補になりやすいものの、設備やインターネットの条件まで含めると、大阪ガスが適している家庭もあります。
関西電力が候補になりやすい人
- 床暖房やエネファームなどの設備向け料金を利用していない人
- インターネットとのセット契約が不要な人
- 2026年10月の同条件試算で関西電力の方が低くなる人
- 関電ガスの供給エリア内に住んでいる人
- 電気・ガスを同一名義・同一場所でまとめたい人
今回の試算では、特にガス料金の差がセット総額へ影響しています。一般料金Sなどの標準的なガス料金から切り替える人は、関電ガスの公式シミュレーションで確認する価値があります。
大阪ガスが候補になりやすい人
- ガス温水床暖房やエネファームなどの専用料金を利用している人
- 大阪ガスのインターネットも契約する予定がある人
- 電気の解約金がないプランを重視する人
- ガス・電気・ネットを同じ窓口で管理したい人
- 最新の公式シミュレーションで大阪ガスの方が低くなる人
設備向け料金やネット契約を含む場合は、光熱費だけでなく、インターネット料金・工事費・契約期間まで合算して比較してください。
二社以外も含めて比較した方がよい人
関西電力と大阪ガスにこだわらず、料金体系やサービス内容を広く比較したい場合は、関西エリアの電力会社・都市ガス会社も候補に入ります。
ただし、電気とガスを別々の会社にすれば必ず安くなるわけではありません。請求管理のしやすさやキャンペーンだけで決めず、同じ月・使用量で合計額を比較してください。


関西電力と大阪ガスの比較でよくある質問

関西電力と大阪ガスを比較するときに迷いやすい疑問をまとめます。
関西電力と大阪ガスの電気・ガスは別々に契約できる?
別々に契約できます。ただし、なっトクでんきやベースプランA-Gなど、ガスとのセット利用が前提となる電気料金メニューは単体で契約できません。単体契約用とセット用のプランを分けて比較してください。
電気とガスをセットにすると必ず安くなる?
必ず安くなるわけではありません。使用量、調整額、現在の料金メニュー、設備、ポイントや付帯サービスによって結果が変わります。料金を重視する場合は、単体契約とセット契約の総額をそれぞれ試算しましょう。
床暖房やエネファームがある場合も関電ガスが安い?
一律には判断できません。大阪ガスの設備向け料金が適用されている場合は、現在の料金メニューを継続した場合と関電ガスへ切り替えた場合を個別に比較してください。
キャンペーン込みで比較した方がいい?
まずキャンペーンを除いた通常料金を比較し、その後に初年度の特典を加える方法が適切です。申込期限、供給開始期限、対象プラン、申込経路、継続条件も確認してください。
一人暮らしなら関西電力と大阪ガスはどっち?
一人暮らしは使用量が少なく、最低料金や基本料金の影響が大きくなります。本記事の250kWh以上の試算だけで判断せず、低使用量に特化した比較を確認してください。
まとめ:関西電力と大阪ガスは使用量・設備・ネット条件をそろえて選ぼう
2026年10月の同一条件で比較した結果、今回設定した使用量では、電気単体・ガス単体・セット契約のすべてで関西電力側の試算額が低くなりました。
- 電気単体は、250・400・600kWhで関西電力が月421〜828円低い結果
- ガス単体は、20・30・50m³で関電ガスが月479〜906円低い結果
- セット総額は、3つの使用量ケースで関西電力が月447〜632円低い結果
ただし、2026年10月の結果を今後の恒常的な料金差として扱うことはできません。両社の電気料金改定に加え、燃料費調整額・原料費調整額・政府支援も月ごとに変わります。
床暖房やエネファームを利用している人は設備向け料金を確認し、インターネットもまとめる人は回線料金や契約期間まで含めて比較しましょう。最後は直近の検針票を用意し、両社の公式シミュレーションへ同じ使用量を入力して判断してください。

