まるっとでんきの評判はいい?
まるっとでんきは大手電力よりも安い?高い?
まるっとでんきは株式会社まるっとチェンジが運営する電力供給事業です。
同社でガスの供給もおこなっているため電気ガスのセット割りもあり、乗り換えによって電気代を安くできるのではないかと考えている人もいるでしょう。
まるっとでんきの料金は安いのか、セット割が本当にお得なのかをきちんとチェックして、電気代のシミュレーションもしておきましょう。
本記事では、まるっとでんきの料金プランや大手電力会社との料金比較、そしてメリット・デメリットについて口コミ評判をふまえてまとめました。まるっとでんきの
料金やセット割りの内容、そして口コミ・評判について知りたい方は、ぜひこちらを参考にしてください。
まるっとでんきとは?会社概要や解約金、問い合わせ先など
運営会社 | 株式会社まるっとチェンジ |
設立 | 2016年9月1日 |
住所 | 都豊島区東池袋4-21−1 アウルタワー3F |
供給エリア都市ガス | 東京ガスエリア |
供給エリア電気 | 北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力エリア |
解約金/違約金 | 0円 |
支払い方法 | 口座振替・クレジットカード |
申し込み方法 | 電話:0120-558-351 web:https://marutto.co.jp/denki/ |
問い合わせ | 電話:0120-558-351 【受付時間】10:00 ~ 18:00(年末年始を除く) |
マイページ | https://marutto.co.jp/mypage/ |
まるっとでんきの運営会社名は「株式会社まるっとチェンジ」であり、株式会社ラストワンマイルの子会社です。支払い方法は口座振替・クレジットカードの2種類。
まるっとでんきには専用のアプリがあるので、アプリにログインして電気代をチェックすることができます。
まるっとでんきの料金プラン!大手電力と比較して安い?
まるっとでんきの料金プランと、大手電力会社との料金比較を紹介します。こちらを参考にして、まるっとでんきの料金が安いのかどうかをチェックしましょう。
まるっとでんきの料金表!料金プランも紹介
まるっとでんきのプランは基本料金・従量料金が大手電力会社から1%割引されている「ライフフィットプラン」と、電気使用量に関係なく従量料金が一定額の「NEWライフプラン」の2種類。
・ライフフィットプラン
・NEWライフプラン
ライフフィットプランは一人暮らしや二人暮らしに向いているプランであり、NEWライフプランは三人以上のファミリー層に向いているプランです。
まるっとでんきの料金表をエリアごとに紹介します。
契約容量/使用量 | 北海道電力 | まるっとでんき |
---|---|---|
基本料金:10Aあたり | ¥374.00円 | 330.77円 |
従量:~120kwh | ¥35.44円 | 27.58円 |
従量:121~280kwh | ¥41.73円 | |
従量:281kwh~ | ¥45.45円 |
まるっとでんきは高い?安い?大手電力との比較表
料金表をもとに、NEWライフプランの料金を大手電力会社と比較すると以下のとおりです。
NEWライフプランは電気使用量の多いファミリー層に向いているプランなので、電気使用量400kwhを超えると大手電力会社よりも安くなるということがわかります。
契約容量/使用量 | 北海道電力 | まるっとでんき |
---|---|---|
30A/120kwh | 5,375円 | ¥3,640円 |
40A/150kwh | 7,001円 | ¥4,468円 |
50A/250kwh | 11,548円 | ¥7,226円 |
60A/400kwh | 18,628円 | ¥13,017円 |
▷北海道のおすすめ電力会社
▷東北のおすすめ電力会社
▷関東のおすすめ電力会社
▷中部のおすすめ電力会社
▷関西のおすすめ電力会社
▷中国地方のおすすめ電力会社
▷四国のおすすめ電力会社
▷九州のおすすめ電力会社
▷沖縄のおすすめ電力会社
まるっとガスの料金プラン!東京ガスと比較して高い?安い?
まるっとガスの料金プランと東京ガスの料金比較を紹介します。こちらを参考にして、まるっとガスの料金が安いのかどうかをチェックしましょう。
まるっとガスの料金表
まるっとガスの料金表を紹介します。
料金表 | 使用量 | 東京ガス 基本料金 | まるっとガス 基本料金 | 東京ガス 従量料金 | まるっとガス 従量料金 |
---|---|---|---|---|---|
A | ~20㎥ | 759円 | 759円 | 145.31円 | 145.31円 |
B | 20㎥~80㎥ | 1,056円 | 1,056円 | 130.46円 | 130.46円 |
C | 80㎥~200㎥ | 1,232円 | 1,232円 | 128.26円 | 128.26円 |
D | 200㎥~500㎥ | 1,892円 | 1,892円 | 124.96円 | 124.96円 |
E | 500㎥~800㎥ | 6,292円 | 6,292円 | 116.16円 | 116.16円 |
F | 800㎥~ | 12,452円 | 12,452円 | 108.46円 | 108.46円 |
まるっとガスは東京ガスと同じ料金です。そのためまるっとガス単体で契約しても、料金はお得にはなりません。まるっとガスには「まるっと割り」というセット割りがあります。
まるっとガス利用するならまるっと割りをうまく活用し、できるだけたくさん割引を適用するのが料金を抑えるコツです。
まるっとガスは高い?安い?東京ガスとの比較表
料金表をもとに一定の使用料ごとの料金を東京ガスと比較すると、以下のとおりです。まるっとガスは東京ガスと同じ料金なので、電気代も東京ガスと同じです。
使用量 | 東京ガス | まるっとガス |
---|---|---|
10㎥ | 2,212円 | 2,212円 |
20㎥ | 3,665円 | 3,665円 |
30㎥ | 4,970円 | 4,970円 |
50㎥ | 7,579円 | 7,579円 |
まるっと電気とガスのセット割プランと料金比較表
まるっとでんきには、まるっとシリーズ1契約につき110円の割引が適用される「まるっと割り」というセット割りがあります。セット割りを適用した場合の料金と大手電気・ガス会社の料金を比較すると、以下のとおりです。
使用量(アンペア) | 東京ガス 東京電力 | まるっとガス まるっとでんき | 年間差額 |
---|---|---|---|
ガス:10㎥ | 2,212円 | 2,102円 | 1,320円 |
電気:120kwh(30A) | 4,486円 | 3,829円 | 7,884円 |
ガス:20㎥ | 3,665円 | 3,555円 | 1,320円 |
電気:150kwh(40A) | 5,879円 | 4,855円 | 12,288円 |
ガス:30㎥ | 4,970円 | 4,860円 | 1,320円 |
電気:250kwh(50A) | 9,834円 | 7,630円 | 26,448円 |
ガス:50㎥ | 7,579円 | 7,469円 | 1,320円 |
電気:400kwh(60A) | 16,028円 | 11,653円 | 52,500円 |
電気ガスのセットだけだと月々110円の割引しか適用されないため、セット割りの効果は低いです。
まるっと割りはまるっとシリーズの契約数が多いほど割引金額が高くなるので、より安くするためにはインターネット回線やウォーターサーバーなどを契約し、さらにセット割りを活用しなければなりません。
まるっとでんきのメリット・デメリット!口コミや評判は?
まるっとでんきのメリット・デメリットを解説します。
乗り換えを検討するのであればメリット・デメリットをきちんとおさえたうえで、本当にお得になるのかどうかをよく検討してください。
まるっとでんきのメリット3つ!評判や口コミも紹介
まるっとでんきのメリットについて説明します。それぞれ関係する口コミなどの評判があれば紹介するので、口コミ評判も参考にしましょう。
メリット①電気使用量に合わせてプランが選べる
新電力会社の従量料金は、大きく分けて電気使用量に応じて段階的に単価が引き上がるプランと、使用量に関係なく単価が一定のプランの2種類があります。
段階的に単価が引き上がるプランは電気使用量が少ない家庭向け、単価が一定のプランは電気使用量が多い家庭向けですが、まるっと電気はどちらのプランも選ぶことができます。
そのため自分に合ったプランを選ぶことで、一人暮らしからファミリー世帯までどの世帯でもお得に使うことができるのです。
メリット②契約金・解約金0円
まるっとでんきは契約金・解約金0円なので、もし契約したあと他の新電力会社に乗り換えたとしても、損することはありません。そのため気軽に乗り換えをしてみることができると評判です。
新電力会社のなかには契約金・解約金が発生するところもあるので、まずは試しに新電力会社に乗り換えてみたいという人にはまるっとでんきがおすすめ。
メリット③まるっとシリーズ1契約につき110円割引
まるっとでんきには「まるっと割り」という割引サービスがあり、まるっとシリーズ1契約につき110円の割引が適用されます。
まるっとシリーズには電力事業の他にガス・インターネット・Wi-Fi・ウォーターサーバー等があり、サービスを組み合わせることで割引額が増加していきます。電気の他にもガスやインターネットなどをまとめたい人は、まるっと割りをお得に活用しましょう。
まるっとでんきのデメリット4つ!評判や口コミを紹介
まるっとでんきはメリットがある反面、いくつかのデメリットもあります。関係する口コミや評判も参考にして、どのようなデメリットがあるのかも知っておきましょう。
デメリット①電気料金単価は大手とほとんど変わらない
一人暮らしなど電気使用量が少ない家庭向けのライフフィットプランは、大手電力会社とほとんど料金が変わりません。まるっとでんきでは、電気使用量が多い家庭でNEWライフプランを選ぶ方がお得感は大きいでしょう。
そのため一人暮らしなど電気使用量が少ない家庭の場合、他の新電力会社の方がお得になる可能性が高いです。
デメリット②他の新電力と比較して高い
まるっとでんきは他の新電力会社と比較して料金が最安なわけではありません。口コミでもまるっとでんきは料金が高いという評判もみられました。
まるっとでんきの供給地域にはまるっとでんきよりも安い新電力会社がいくつかあるので、他の新電力会社の料金や評判もチェックしておきましょう。
電気代を最もお得にするには複数の新電力会社を比較し、料金をシミュレーションして一番安い新電力会社を選ぶことが大事です。
デメリット③まるっと定額プランで割高になることもある
まるっと定額プランは、毎月定額料金で電気・ガス・インターネット等をまとめることができるサービスです。たとえばまるっと定額プランのなかの「単身プランS」は、電気・ガスセットで月額9,800円の定額制。
ちなみに単身世帯の電気ガス代の月平均額は、8,812円程度です(総務省統計局「家計調査(2020年)」より)。
つまり平均より多く電気ガスを使う家庭でないと、まるっと定額プランはかえって電気代が高くなってしまう可能性があるので注意しましょう。
デメリット④問い合わせをしないとお客様番号がわからない
まるっとでんき、サービスが全て、こちらから(面倒なWEBや電話で)問い合わせしないと情報が確認出来ないようになっていてまるでダメ。請求書もお客様番号すら問い合わせしないと分からない仕組みってどうなんだ?
上記の口コミのように、お客様番号をwebや電話でしか確認できないという不満の声がみられました。通常であればお客様番号はweb明細や検針票に記載されているものなので、問い合わせをしなければわからないというのは不便な点といえます。
お客様番号は電力会社の乗り換えのさいなどに必要なので、この点には留意してください。
まるっとでんきより安い!おすすめの新電力
結論、まるっとでんきより安くおすすめの電力会社はあります。
エリアによって最適な電気は異なるため、以下地域ごとにおすすめの電力会社を紹介。
電気の使い方や目的、オール電化などに分けて人気の電力会社を紹介していますので、ぜひチェックしてください。
▷北海道のおすすめ電力会社
▷東北のおすすめ電力会社
▷関東のおすすめ電力会社
▷中部のおすすめ電力会社
▷関西のおすすめ電力会社
▷中国地方のおすすめ電力会社
▷四国のおすすめ電力会社
▷九州のおすすめ電力会社
▷沖縄のおすすめ電力会社
まるっとガスよりも安いおすすめの都市ガス会社
電気と合わせて、都市ガスも合わせて安くしたい方へエリア別におすすめの新ガス会社を紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
使用量 | 東京ガス | エルピオ都市ガス | レモンガス |
---|---|---|---|
10m3 | ¥2,212 | ¥2,226 | ¥2,139 年間872円お得 |
15m3 | ¥2,939 | ¥2,852 年間1,044円お得 | ¥2,830 年間1,309円お得 |
20m3 | ¥3,665 | ¥3,477 年間2,256円お得 | ¥3,520 年間1,745円お得 |
30m3 | ¥4,970 | ¥4,735 年間2,818円お得 | ¥4,759 年間2,526円お得 |
40m3 | ¥6,274 | ¥5,975 年間3,593円お得 | ¥5,999 年間3,308円お得 |
\10/31まで!8,000円の割引キャンペーン実施中/
\11/30まで!最大1万円の割引キャンペーン実施中/
プロパンガス(LPガス)使用中の方はこちらでぴったりのガス会社を見つけてください。
まとめ
まるっとでんきでは2種類のプランのうちから自分に合ったものを選べるので、自宅の電気使用量に関係なくお得に使うことができます。ただし電気使用量が少ない家庭ではお得感があまりないため、どちらというと電気使用量が多い家庭向きといえるでしょう。
料金を抑えるためにはセット割りをうまく活用することも大事です。電気ガスのセットだけでは割引金額が少ないため、インターネット回線やウォーターサーバーなど、まるっとシリーズの他の契約も合わせてするのがセット割り活用のコツ。
あとはこちらで紹介した新電力会社もチェックしたうえで、自分にぴったりの新電力を見つけて電気代を安くしてください。
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