外壁汚れの落とし方&掃除方法|コケ、カビ汚れの原因や汚れの防止策も解説します!

外壁汚れの落とし方&掃除方法|コケ、カビ汚れの原因や汚れの防止策も解説します!
今回は外壁の汚れで悩んでいる方へ向けた記事をお届けします。 建物の外壁は、常に太陽光や雨風に晒されていますので、汚れが付着しやすいです。外壁に汚れが付着すると、建物の美観を損ねてしまいますので、定期的に掃除して汚れを取り除いていかなければなりません。 しかし外壁を掃除する際は、正しい落とし方や掃除方法を知ったうえで対処する必要があります。間違った方法で掃除してしまうと、外壁が傷んだり、汚れがますます付着しやすくなったり、様々な弊害をもたらす可能性があります。 では、外壁の掃除には具体的にどんな方法があるのでしょうか。また、汚れの付着を防止する手段はないのでしょうか。本記事で詳しく解説します。
目次

外壁の種類|どんなタイプがあるの?

外壁の種類|どんなタイプがあるの? 初めに建物の外壁にはどんな種類があるのか、把握しておきましょう。マンションや一軒家で使われる主な外壁の種類は以下の通りです。
窯業系サイディング 現在、多くの新築木造住宅で利用されおり、コストと機能性の面で高い性能を誇ります。
金属系サイディング スタイリッシュな外観に仕上げることができ、錆びにくいのが特徴です。 
ALCパネル 断熱性・耐衝撃性に優れており、機能性を重視した外壁です。
タイル コストは掛かりますが、高級感のある外観に仕上げられます。
モルタル 仕上げの種類が豊富で、自由にデザインできる特徴があります。かつては主流でしたが、現在では外壁としての利用は少ないです。

外壁の汚れの原因|なぜ外壁は汚れるの?

外壁の汚れの原因|なぜ外壁は汚れるの? 外壁は家の中と違い、雨風の影響をまともに受けるため、汚れが付着しやすいです。外壁に付着する汚れの種類としては、以下のものが考えられます。 [st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#e0ffff” bordercolor=”#e0ffff” bgcolor=”#e0ffff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″] ①雨だれ ②コケ、カビ、藻 ③ほこり、排気ガス ④外壁の寿命や劣化によるサビや変色 [/st-mybox] このうち、①~③の汚れについては、自分で外壁掃除を実施すれば取り除くことが可能です。 しかし、④については自分で掃除しても除去が困難と考えたほうが良いでしょう。しっかりと除去するには塗装替えや特殊清掃を実施しなければなりませんので、専門業者への依頼が必要になります。

外壁の汚れの落とし方3選|簡単なクリーニング方法

外壁の汚れの落とし方3選|簡単なクリーニング方法 次に外壁の汚れの落とし方を解説していきます。外壁の汚れは専門業者へ依頼しなくても、落とし方のポイントさえ知っていれば簡単に除去できるケースがあります。 もちろん汚れの種類を見極め、正しい方法で掃除しなければ除去は困難ですが、さほど難しい内容ではありません。以下に具体的な落とし方を説明しますので、参考にしてみてください。

外壁の清掃方法1. 洗剤やブラシ、スポンジを使って自分で掃除する

外壁の掃除を行ううえで、準備するべき道具は以下の通りです。 [st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#e0ffff” bordercolor=”#e0ffff” bgcolor=”#e0ffff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″] ・外壁用洗剤 ・ブラシ、スポンジ ・高圧洗浄機 ・脚立 [/st-mybox] このうち、高圧洗浄機は使用するのに、やや技術が必要になりますので、初心者の方にはおすすめしません。 一方、ブラシやスポンジを使った掃除は初心者でも簡単に行えます。注意点としては、外壁を傷つけないように比較的柔らかいブラシを使用するようにしてください。 また、使用する洗剤も外壁専用か、または家庭用の中性洗剤を選ぶようにしてください。 [st-card myclass=”” id=”3270″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]

自分で清掃① 雨だれの落とし方

雨だれは放置すると黒ずみが激しくなってきるので、早めに落としたほうが良いでしょう。雨だれの落とし方は、汚れの周辺を水で洗い流し、中性洗剤を染み込ませたスポンジでこすります。 軽い汚れであればこの方法で落とせますが、落としきれない場合は外壁用の専用洗剤を使用してみてください。 注意点として、固いブラシや酸性洗剤、強いアルカリ性洗剤、研磨剤などを使用しないことです。外壁を傷つけてしまう可能性があるので、どうしても落とせない場合は専門業者への依頼を検討しましょう。 [st-card myclass=”” id=”3264″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]

自分で清掃② コケ・カビ・藻の落とし方

外壁は日当たりの悪い箇所だと、湿気によりコケ・カビ・藻などが発生するケースがあります。これらも雨だれと同様、放置すると除去が難しくなってきますので、早めに掃除して取り除くようにしましょう。 詳しくはこちらから確認してみてください。 [st-card myclass=”” id=”3266″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””] [st-card myclass=”” id=”3268″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]

自分で清掃③ ほこり・排気ガスの落とし方

ほこりや排気ガスは外壁がでこぼこしている場合、付着しやすくなります。油成分が含まれているため、壁に接着して徐々に黒ずんでいきます。 自分でできる落とし方の手順は、基本的には雨だれやコケ、カビを落とす場合と変わりませんが、具体的に解説します。 [st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#e0ffff” bordercolor=”#e0ffff” bgcolor=”#e0ffff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″] 手順①ホースを使って水で洗い流す。 手順②水とスポンジで外壁の汚れをこすり洗いする。 手順③水だけで汚れが落ちなければ、中性洗剤をスポンジに含ませ、こすり洗いする。 手順④中性洗剤でも落ちなければ、外壁用の専用洗剤を試してみる。 手順⑤高圧洗浄機を使用してみる。 [/st-mybox] このうち、手順⑤の高圧洗浄機を使用した方法については、次項で詳しく説明します。 ただ、外壁の汚れは早い段階で手をつければ、①~④の内容で落とせることが多いので、早めに掃除することをおすすめします。

外壁の清掃方法2. 高圧洗浄機を使って掃除する

外壁の汚れを高圧洗浄機を使って掃除する方法を詳しく解説します。 高圧洗浄機はホームセンターなどで販売していますので、誰でも購入が可能な機械です。高圧洗浄機を使えば、圧力を高めた水を外壁に噴射し、効率的に汚れを落とすことができます。 一方、古い外壁に強い水圧をかけてしまうと、塗料が剥がれる原因になります。塗料が剥がれると、外壁がさらに汚れやすくなりますので、注意して使わなければなりません。 初めて高圧洗浄機を使う人が、いきなり家の外壁の掃除を行うと、失敗してしまうリスクが高いので、他の場所で一度使った経験のある人(車の洗浄など)におすすめです。

外壁の清掃方法3. 清掃業者に依頼する

外壁の掃除をプロの清掃業者へ依頼する方法もあります。 清掃業者へ依頼する場合、費用はかかりますが、外壁の素材や塗料に適した清掃方法で実施しますので、外壁を傷めたり塗料が剥がれたりするリスクを軽減できます。 また自分では掃除が難しい、タイルの目地や高所など、隅々まで清掃してくれます。 外壁を隅々まで綺麗にしたい人や、自分で掃除するのが不安な人、さらに清掃によって外壁を傷つけるリスクを軽減したい人は、清掃業者への依頼がおすすめです。

汚れにくい外壁にする3つのポイント|汚れの防止策は?

汚れにくい外壁にする3つのポイント|汚れの防止策は? 外壁清掃の方法を説明してきましたが、できることなら汚れにくい外壁にして、清掃しなくても済むようにしたいですよね。 まったく汚れない状態にするのは難しいですが、以下3つのポイントを押さえれば、汚れにくい外壁にできます。外壁を汚れにくい状態に保っておけば、建物の美観維持にも繋がりますので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント1. 汚れが目立たない色の壁を選ぶ

実際に外壁が汚れていたとしても、汚れが目立ちにくい色であれば、清掃を行わなくても綺麗な状態を維持できます。汚れが目立ちにくい色、目立ちやすい色の主な種類は以下の通りです。 [st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#e0ffff” bordercolor=”#e0ffff” bgcolor=”#e0ffff” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″] ・目立ちにくい色:グレー、アイボリー、ベージュ、ブラウン ・目立ちやすい色:ホワイト、ブラック [/st-mybox] 外壁に付着する土砂やほこり、コケなどの汚れは中間色が多いので、近い色だと目立ちにくくなります。特にグレーはもっとも目立ちにくい色なので、汚れが気になる人におすすめです。 反対にホワイトは新築時はとても綺麗ですが、汚れがもっとも目立ちやすいという点を理解しておく必要があります。

ポイント2. 汚れが目立つ前に定期的に洗浄する

外壁の汚れは放っておくとどんどん蓄積し、目立つようになっていきます。ぱっと見た感じでは綺麗でも、よく見ると汚れているというケースもあります。 そのため、年に1~2回程度の頻度で定期的な洗浄を実施するのがおすすめです。また外壁には汚れやすいポイントがいくつか決まっています。 具体的には雨や日光の当たらない箇所窓や排気口の周辺が汚れやすいので、そうした箇所を重点的に洗浄するのも良いでしょう。

ポイント3. 低汚染塗料を選ぶ

外壁を塗装する際に、低汚染塗料を選んでおけば、汚れの付着を抑えられます。 低汚染塗料を使用すると、外壁の塗膜に特殊なコーティングがされ、汚れが付きにくくなり、仮に付着したとしても雨によって洗い流す機能が得られます。 また、コケやカビが発生しにくい性質もありますので、メンテナンス性がとても高い塗料です。 通常の塗料よりやや高額になりますが、外壁の塗装替えを行う際などに使用することが可能なので、汚れが気になる方におすすめです。 関連記事おすすめのカビ取り業者10選|除去・防止の費用相場や選び方など解説!外壁のカビ取り方法|カビの原因や自分でできる簡単な落とし方も紹介!カビの発生原因|生えやすい条件や場所、発生を抑える予防対策、放置する危険性など解説フローリングワックスのおすすめ業者10選|料金相場や選び方など徹底解説!外壁洗浄のおすすめ業者10選|清掃の費用相場や業者の選び方、メリットも解説!外壁掃除洗剤のおすすめ10選!選び方や簡単に掃除ができる道具も紹介!
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