一人暮らしの方で、基本料金無料のLooopでんきに電力会社を切り替えようと考えている方も多いと思います。
今回はLooopでんきの特徴を解説し、一人暮らしの中でもどんな方におすすめなのか、おすすめできないのかなど、口コミも含めて具体的にご紹介していきます。
一人暮らしにおすすめのほかの新電力、「シンエナジー」「リミックスでんき」「あしたでんき」とも比較しているので、ぜひ参考にしてください。
一人暮らしに人気のLooopでんきには、どんな特徴があるの?
一人暮らしの方に人気が高いLooopでんきの一般家庭向けプラン「おうちプラン」には、以下のような特徴があります。
・基本料金が0円
・従量料金単価が一律
・環境に優しい電力を安く使える
・オール電化プラン有り
・スマホアプリで使用量や明細を確認できる
・解約金/違約金がかからない
・ガスとのセット割でお得(東京ガスエリア限定)
・ソーラー割やEV割など、割引制度が充実している
具体的にどのくらいお得になるのかは後ほど紹介していきます。
オール電化住宅の方はこちらでLooopでんきのオール電化プランを解説しています。
Looopでんきは一人暮らしにおすすめ?高くなる人・安くなる人
Looopでんきはどんな人でも電気代が安くなるわけではなく、特に一人暮らしの場合は使用量・契約容量(アンペア)が大きなポイントになります。
たとえば、契約アンペア数が20A以下,月の使用量が150kwh以下の場合は、東京電力に比べてLooopでんきの方が電気代が高くなるのです。
一人暮らしでLooopでんきをおすすめできる人とそうでない人の特徴をまとめたので参考にしてください。
一人暮らしでLooopでんきをおすすめできる人
一人暮らしでもある程度電気を使用している人には、Looopでんきがおすすめできます。
具体的には、30A以上のアンペア数で契約していれば、大手電力会社よりLooopでんきのほうが安くなります。
契約容量が大きく、電気の使用量も多い一人暮らしの方であればさらに電気代が安くなりお得になります。
たとえば、在宅勤務で家にいる時間が長い人、夏も冬もエアコンを使う人などは、毎月の電気代が高くなりがちなのでLooopでんきに切り替えるとよいでしょう。
ツイッターの口コミでも、「家にいる時間が長かったのに電気代が2,000円で済んだ」「毎月1,000円近く節約できた」などと評判がいいですね。
https://twitter.com/kao_hiyoko/status/1265085648219762688Looopでんきめっちゃいいぞ…固定費無いから、フツーに使ってたら一年で1ヶ月分電気代浮いたぞ…家を留守にしがちな一人暮らしはオススメだぞ…ついでに…一時間毎の消費電力量を棒グラフにしてくれるから何が電気代よく食うのかとか…なんとなくわかってくるぞ… pic.twitter.com/16L0w5dcul
— あれぷぬー (@alepnue) April 11, 2019
一人暮らしでLooopでんきをおすすめできない人
一方、一人暮らしでLooopでんきをおすすめできないのは、契約容量が20A以下の電気使用量が少ない人です。
電気使用量が少ない一人暮らしの場合は安い単価で電気を使用できますが、Looopでんきの場合は使用量に関係なく料金単価が一律で割高になってしまいます。
例えば、東京電力エリアで契約容量20Aの一人暮らしであれば、電気使用量が350kwh以上使わないと電気代は安くなりません。
なので契約容量が20A以下で、日中もほとんど家にいない方や、夏や冬でも電気代が8,000円もいかない方はLooopでんきに乗り換えると電気代が高くなります。
「あまり電気を使わないので割高になりそう」「東京電力のほうが安い」という口コミをいくつかありました。
基本料金のないLooopでんき良さそうだけど、一人暮らしだと割高になるかもって記事が。でも在宅で電気使うしな…(うだうだ)
— でわ (@dewa3tei) October 27, 2020
電気会社、Looopでんきがやすいってなってるけどもともとそんなに使わない一人暮らしの人は高くつく可能性もあるし、普通に東京電力が良いのかな
— さくらこ (@luv_ninjin) February 15, 2021
【エリア別】Looopでんきの一人暮らしでのシミュレーション
契約容量/使用量 | Looopでんき | 北海道電力 | 年間差額 |
100kwh/30A | 2,950円 | 3,420円 | -5,640円 |
150kwh/30A | 4,425円 | 4,813円 | -4,656円 |
200kwh/30A | 5,900円 | 6,326円 | -5,112円 |
契約容量/使用量 | Looopでんき | 東北電力 | 年間差額 |
100kwh/30A | 2,640円 | 2,848円 | -2,496円 |
150kwh/30A | 3,960円 | 3,986円 | -312円 |
200kwh/30A | 5,280円 | 5,253円 | +324円 |
契約容量/使用量 | Looopでんき | 東京電力 | 年間差額 |
100kwh/30A | 2,640円 | 2,846円 | -2,472円 |
150kwh/30A | 3,960円 | 4,045円 | -1,020円 |
200kwh/30A | 5,280円 | 5,369円 | -1,068円 |
契約容量/使用量 | Looopでんき | 中部電力 | 年間差額 |
100kwh/30A | 2,640円 | 2,962円 | -3,864円 |
150kwh/30A | 3,960円 | 4,153円 | -2,316円 |
200kwh/30A | 5,280円 | 5,428円 | -1,776円 |
契約容量/使用量 | Looopでんき | 北陸電力 | 年間差額 |
100kwh/30A | 2,130円 | 2,510円 | -4,560円 |
150kwh/30A | 3,195円 | 3,523円 | -3,936円 |
200kwh/30A | 4,260円 | 4,609円 | -4,188円 |
使用量 | Looopでんき | 関西電力 | 年間差額 |
100kwh | 2,240円 | 2,067円 | +2,076円 |
150kwh | 3,360円 | 3,250円 | +1,320円 |
200kwh | 4,480円 | 4,536円 | -672円 |
使用量 | Looopでんき | 中国電力 | 年間差額 |
100kwh | 2,440円 | 2,101円 | +4,068円 |
150kwh | 3,660円 | 3,347円 | +3,756円 |
200kwh | 4,880円 | 4,719円 | +1,932円 |
使用量 | Looopでんき | 四国電力 | 年間差額 |
100kwh | 2,440円 | 2,245円 | +2,340円 |
150kwh | 3,660円 | 3,468円 | +2,304円 |
200kwh | 4,880円 | 4,818円 | +744円 |
契約容量/使用量 | Looopでんき | 九州電力 | 年間差額 |
100kwh/30A | 2,340円 | 2,637円 | -3,564円 |
150kwh/30A | 3,510円 | 3,684円 | -2,088円 |
200kwh/30A | 4,680円 | 4,837円 | -1,884円 |
使用量 | Looopでんき | 沖縄電力 | 年間差額 |
100kwh | 2,700円 | 2,468円 | +2,784円 |
150kwh | 4,050円 | 3,787円 | +3,156円 |
200kwh | 5,400円 | 5,212円 | +2,256円 |
一人暮らしにおすすめの新電力TOP3
Looopでんきと同様、基本料金が無料の楽天でんきもありますが、電気料金だけ見ると楽天でんきの方が高いです。
では、一人暮らしでおすすめの電力会社をどこなのか?比較表も交えて紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
※以下、東京電力エリアでのシミュレーションとなります。
東京電力エリア以外にお住まいの方はこちらでおすすめの新電力を紹介していますのでチェックしてみてください。
【一人暮らし】おすすめ1. シンエナジー
契約容量/使用量 | シンエナジー | Looopでんき | 年間差額 |
100kwh/30A | 1,967円 | 2,721円 | -9,048円 |
150kwh/30A | 3,717円 | 4,045円 | -3,936円 |
200kwh/30A | 4,956円 | 5,369円 | -4,956円 |
シンエナジーは兵庫県に拠点を置く企業で、再生可能エネルギーの開発に力を入れています。
一人暮らし~二人暮らしで使用電力量や契約アンペア数の少ない人向けのプランを用意しているため、表にまとめた通り、Looopより安い電気料金を実現できるのです。
初期費用や解約手数料が0円なこと、電気料金200円ごとにJALのマイルが1ポイント貯まる特典があることなども口コミでも評判です。
供給エリア:東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力エリア
【一人暮らし】おすすめ2. リミックスでんき
契約容量/使用量 | リミックスでんき | Looopでんき | 年間差額 |
100kwh/30A | 1,888円 | 2,721円 | -9,996円 |
150kwh/30A | 3,772円 | 4,045円 | -3,270円 |
200kwh/30A | 5,030円 | 5,369円 | -4,068円 |
リミックスでんきは「大手電力会社から切り替えると確実に電気料金が安くなる」と口コミで評判の新電力です。
大手電力会社の従量電灯プランと比較して基本料金・従量料金ともに最大5%オフになります。
乗り換え手続きも非常に簡単なので、「手間をかけることなく値段の安い電気プランに換えたい」という方に大変おすすめです。
供給エリア:北海道電力・東北電力・関東電力・中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力エリア
【一人暮らし】おすすめ3. あしたでんき
契約容量/使用量 | あしたでんき | Looopでんき | 年間差額 |
100kwh/30A | 2,600円 | 2,721円 | -1,452円 |
150kwh/30A | 3,900円 | 4,045円 | -1,740円 |
200kwh/30A | 5,200円 | 5,369円 | -2,028円 |
あしたでんきは東京電力グループの新電力会社で、基本料金が0円と業界最安値なのが特徴です。
電気使用量が多いか少ないかによって「標準プラン」か「たっぷりプラン」を選ぶことができるため、自分に合ったプランを利用できます。
Looopでんきと同様基本料金が無料ですが、従量料金単価が安いのが特徴でわかりやすいですね。
供給エリア:東北電力・東京電力・中部電力・関西電力・中国電力・九州電力エリア
最適な新電力へ切り替えて一人暮らしでの電気代を節約しよう!
「一人暮らしなので安く済ませたいのに、毎月の電気代が高い」と悩んでいる人のために、今注目の新電力「Looopでんき」について、その特徴やおすすめできる人などをまとめてご紹介しました。
Looopでんきは一人暮らしをしている人のなかでも、契約容量が30A以上で比較的電気をよく使う人におすすめです。
ただ、結論どのエリアでもLooopでんきよりもお得な新電力は存在します。
都道府県別におすすめの新電力をこちらで紹介しているのでぜひ参考にしてください。
まずは、自分が契約しているアンペア数や月々の電気使用量、電気料金をしっかり確認し、検討してください。
また、都市ガスやプロパンガス(LPガス)も合わせて節約したい方はこちらをチェックしてください。
・東京ガスエリアのおすすめ都市ガス会社
・東邦ガスエリアのおすすめ都市ガス会社
・大阪ガスエリアのおすすめ都市ガス会社
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