グリストラップ清掃のおすすめ業者7選|料金相場や選び方、掃除のメリット・頻度など解説!

グリストラップ清掃のおすすめ業者7選|選び方や掃除するメリット、頻度など解説!

飲食店、レストランなどの厨房設備で設置されているグリストラップは、油を分離し水だけを下水に流してくれる装置で、主に置き型と浅型の二種類があります。

どちらもこまめに掃除をしないと害虫の発生や臭いの原因になります。この記事ではグリストラップを清掃するメリット、清掃を依頼する際のおすすめ業者などをまとめました。

目次

グリストラップの清掃頻度は?

グリストラップの清掃頻度は?

グリストラップは第1~3槽まであるので、それぞれの清掃頻度をまとめると以下のとおりです。

・第1槽:1日1回
・第2槽:2〜3日に1回
・第3槽:1~3か月に1回

第1槽バスケット部分に溜まった残飯・生ゴミは、1日1回処分しましょう。

第2槽に浮いた溜まった悪臭の原因にあるので、2〜3日に1回程度すくって処分します。

油分を分離させた水を下水に流す第3槽のトラップ部分は比較的汚れが溜まりにくいので、1~3か月に1回の清掃で問題ありません。

トラップの底に溜まった汚泥は悪臭の原因になるだけでなく、つまって逆流を引き起こす可能性もあるので、放置することなく定期的に除去するようにしましょう。

グリストラップ清掃をしないとどうなる?

グリストラップ清掃をしないと、以下のようなトラブルを招きます。

・悪臭の発生
・害虫の発生
・排水管の詰まり

グリストラップに溜まった生ゴミや油汚れを放置しておくと腐敗して雑菌が繁殖し、悪臭を発します。また残飯や油にはネズミやゴキブリなどの害虫が寄りつくので、害虫トラブルにもなるでしょう。

さらにグリストラップ内部に溜まった汚泥を放置しておくと正常に動作しなくなり、油脂が管内に詰まって逆流することがあります。グリストラップ清掃を怠ると、以上のようにさまざまなトラブルが発生するため、定期的に清掃することの重要性がわかるでしょう。

グリストラップを清掃するメリット3つ

グリストラップを清掃するメリット3つ

・排水溝に流れて行った生ごみを回収できるため、掃除の手間が省ける。
・定期的に掃除することで臭いや害虫の発生、排水詰まりを防ぐことができる。
・飲食店の衛生環境が良くなり菌の発生を抑えられるため、HACCP対策にもなる。

上記のように主に衛生面でのメリットが多くあります。ダスキンが販売している洗剤などを使って毎日掃除しつつ、月に1回程の頻度で業者に清掃を依頼するのが好ましいでしょう。

2020年6月から、食品事業者に対してHACCPによる衛生管理が義務付けられました。そのHACCP入門の手引書にも、以下のような記載があります。

浄化槽を設置する。浄化槽は専門業者に委託して、定期的にメンテナンスと点検を行い、記録は1年以上保管しましょう。

グリストラップ清掃を業者に依頼するメリット

清掃業者に依頼するメリット

清掃業者に依頼するメリットは、以下のとおりです。

・自分で清掃する手間と時間を削減
・従業員の負担減少
・高い清掃効果を実現
・廃棄物を適切に処理できる

専門業者に依頼すれば従業員で清掃する必要がなくなるので、その分の手間と時間を削減できます。またグリストラップ清掃は面倒な作業であり、清掃するのに大きな負担がかかりますが、業者に依頼すればその点も心配もいりません。

さらに専門業者であれば清掃の技術も高いため、従業員が清掃するよりキレイな仕上がりを期待できます。そしてグリストラップのゴミは産業廃棄物であり、一般のゴミと同じように処分することができませんが、業者に依頼すれば適切な方法で処理できるので安心して任せられます

グリストラップの清掃を業者に依頼すべきタイミングは?

グリストラップの清掃を業者に依頼すべきタイミングは?

グリストラップ内の汚泥を除去し、洗剤などを使ってグリストラップを毎日掃除することを心掛けなければいけませんが、状況によっては直ちに業者を呼んだ方が良い場合もあります。

以下のような状況が当てはまる場合は業者を呼んでグリストラップを清掃してもらいましょう。

・ゴミや油の臭いが取れない
・水詰まりが発生
・害虫が発生する

1.掃除しても臭いが取れない

飲食店や厨房の中で生ゴミや油の臭いが消えない場合は、グリストラップが詰まっている可能性があります。詰まりの原因となっている油汚れや汚泥は放置しておくと腐敗していき、臭いを放つようになります。

毎日の掃除を怠って汚れがひどくなった場合は、洗剤を使っても除去することはできません。

その場合は業者に高圧洗浄機での清掃や配管の交換を依頼することになり、清掃料金もかさむので、掃除をしても嫌な臭いが取れないと感じた時は、すぐに業者に清掃を依頼しましょう。

2.水詰まりが発生

排水溝の水はけが悪いと感じたら、グリストラップが詰まっている可能性が高いです。

グリストラップは定期的に掃除しないと、汚泥や油汚れによって詰まりを引き起こしてしまいます。グリストラップが詰まってしまうと、排水溝から汚水が溢れ出すこともあります。

毎日汚泥を取りつつ、月1回の頻度で業者に清掃を依頼して配管内を掃除してもらうことをおすすめします。

3.害虫が発生

飲食店や厨房の中で、コバエやゴキブリをよく見かけるようになった場合、グリストラップを要チェックです。

グリストラップの掃除を怠り不衛生な状態にしていると、汚れや臭いが原因となり害虫が発生する恐れがあります。毎日の掃除を心がけ、月1回の頻度で業者にグリストラップの清掃を依頼し、害虫が寄り付かないようにしましょう。

グリストラップ清掃の料金相場

グリストラップ清掃の料金相場

グリストラップの清掃料金は概ね以下のような相場となっています。

容量料金目安
〜100リットル8,000~20,000円
100〜250リットル15,000~30,000円
250リットル〜20,000~40,000円

また、グリストラップの汚れ具合や清掃依頼の頻度、作業内容によって変動します。そのため、上記はあくまで目安として、依頼する業者からはしっかりと見積書ももらうようにしましょう。その際に、複数から相見積もりを取ることで、悪徳業者に引っ掛かるリスクを軽減できるとともに、安い業者を見つけやすくなります。

グリストラップ清掃業者の選び方

グリストラップ清掃業者の選び方

グリストラップの掃除を依頼する際、清掃業者の選び方について紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

選び方1.産業廃棄物管理票を発行してくれるか

産業廃棄物管理票とはマニフェストのことです。産業廃棄物を処理する際にはマニフェストを発行し、5年間保存しておく決まりになっています。

グリストラップから出る汚泥は「産業廃棄物」の区分になるため、一般ゴミと一緒に廃棄すると違法になります。グリストラップ清掃業者を選ぶ際は産業廃棄物管理票を発行してくれるかどうか確認しましょう。

選び方2.実績のある業者から選ぶ

業者選びのポイントとして、依頼する業者に実績があるかどうかも重要になってきます。実績の少ない業者に仕事を任せるのは不安ですが、すでに何百件、何千件もの仕事をこなしている業者なら安心です。

過去にどのくらいの件数をこなしてきたか、何年ほどその業務を継続しているのか、どんな評判がある業者なのか、しっかりと確認しておきましょう。

選び方3.資格を持っている

資格を持っている業者のほうが持ってない業者に比べて技術レベルも高いです。国家資格である「ビルクリーニング技能士」「建築物衛生管理技術者」「清掃作業監督者」などを持っている方であればその腕前も信頼できると言えるでしょう。

また、グリストラップ内の汚泥は産業廃棄物扱いになるため、各自治体から「産業廃棄物収集運搬の許可」を取っている会社かどうかもしっかり確認しましょう。

選び方4.低価格で清掃をしてくれる業者から選ぶ

グリストラップの清掃を依頼した際の相場は、飲食店の規模や、1ヶ月当たりの清掃頻度、グリストラップの種類(置き型・浅型)、サイズがどの程度かにもよりますが、おおよそ7,000円~40,000円程度が相場です。なるべく安い料金で丁寧な仕事をしてくれる業者を選ぶと良いでしょう。

配管が汚泥や油汚れなどで完全に詰まり切った場合は、高圧洗浄車による清管や配管の交換といった対応が必要になります。その場合は当然ですが清掃料金も高額になってしまいます。

料金を安く済ませたいのなら低価格でかつ丁寧な清掃をしてくれる業者を選び、月1回程の頻度でこまめに清掃してもらい、日ごろからグリストラップを清潔に保つことを心掛けましょう。

選び方5.口コミや評判から選ぶ

業者を選ぶ際はしっかりとリサーチしておくことが重要です。清掃を依頼する前に業者の情報を検索し、口コミや評判をチェックしておきましょう。

料金が適切かどうか、資格を持っている方が在籍しているか、実績はどの程度ある業者なのか、どのくらいの頻度で仕事を受けてくれるのか。グリストラップのサイズごとの料金はいくらか。

上で書いたポイントをしっかり押さえて、良さそうな業者ならぜひ連絡を取って設備の下見をしてもらいましょう。

グリストラップ清掃のおすすめ業者7選!

グリストラップ清掃のおすすめ業者7選!

おすすめの清掃業者を以下にまとめました。各業者の特徴や実績、資格の有無や口コミについても書いていますので、グリストラップの清掃を依頼する際はぜひとも参考にしてみてください。

※クリックすると詳細までスクロールします

スクロールできます
おすすめ業者価格資格産業廃棄物管理票発行
エミーオ要見積もり業者による業者による
くらしのマーケット要見積もり業者による業者による
グリストラップクリーニングセンター9,800/月あり
クリーンアップ東京容量100L以内¥15,000~ビルクリーニング技能士あり
康栄クリーンアップ要見積もり
アクアクルー18,000円~あり
ダスキン要見積もり
各製品の比較

※HPに産業廃棄物管理票発行の有無、資格の記載がない会社に関しては、問い合わせした際にご確認ください。

おすすめ清掃業者1.EMEAO!

エミーオは専任のコンシェルジュが自分で指定した条件に合う業者を選んでくれる紹介サイトです。専任のコンシェルジュが業者を選任してくれるので、自分で選ぶよりも信頼できる業者を選べるというメリットがあります。また自分で業者を選ぶ手間や時間の削減にもなるでしょう。

エミーオには審査済みの業者のみが登録されているので、どこを選んでも安心です。そして全国対応なので、住んでいる地域を問わず利用できる点も大きなメリットでしょう。

エミーオ(EMEAO!)の口コミや評判|サービス内容やメリット・デメリットなど解説

おすすめ清掃業者2.くらしのマーケット

くらしのマーケットは消費者と事業者をつなぐマッチングサイトであり、全国の業者の中から自分に合った業者を選んで契約できるというサービスです。サイト内でグリストラップ清掃業者を検索すると数多くの業者が出てくるので、その中から自分で比較して選ぶことができます。

くらしのマーケットには口コミが掲載されており、実際に利用した人の生の声も参考にできるというメリットがあります。口コミは業者選びをするうえで重要なので、業者を決める前にぜひ口コミもチェックしておきましょう。

くらしのマーケットの口コミ・評判|メリットやデメリット、使い方、料金相場など解説!

おすすめ清掃業者3.グリストラップクリーニングセンター

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県をエリアとして活動している業者です。9,800円/月1回の定期清掃からという破格の料金で、丁寧な仕事をしてくれます。

グリストラップ清掃に20年の実績がある老舗業者なので、技術力は信頼できるでしょう。徹底的な合理化によってコストを最小限に抑えているので、高い技術力と安い料金双方を兼ね備えた非常におすすめの業者です。

口コミ 事前のお知らせからご丁寧に細かくご相談をさせていただけて、トンチンカンな回答にもご対応していただき助かりました。作業にいらしていただいた方も、説明も丁寧な感じの良い方でした。ありがとうございます。今後とも宜しくお願い致します。

おすすめ清掃業者4.クリーンアップ東京

深夜、早朝などにも対応可能なグリストラップ清掃専門店です。安価かつ丁寧なサービスを提供してくれる業者で、東京都の周辺では非常に高い評価を受けています。

飲食店や病院、学校、保育園などさまざまな施設でグリストラップ清掃の実績があり、高い技術力でグリストラップの清掃をおこないます。

口コミ:直前の要望やら変更やら快く引き受けて頂きました。 無理を言ったのにもかかわらず丁寧に対応、仕事して頂けたこと仕事以上の感謝でございました。 他のところよりも安く丁寧なのですごくお勧めさせていただきます。 そして、知り合いの困ってる方も紹介したいと思う内容でした。 料金、仕事含めて最高です! 最高以上かもしれません。

おすすめ清掃業者5.康栄クリーンアップ

昭和30年から関東全域で活動しているコーエイグループの清掃業者です。ビルメンテナンスを中心とし、エアコンや厨房設備の清掃も行っており、官公庁からの委託案件なども受けている業者です。

ビルクリーニング技能士などの専門資格を持ったスタッフが在籍しており、丁寧な仕事を期待できます。グリストラップ内に付着したどんな頑固な汚れも、特殊洗剤を使用を用いた高圧洗浄や特殊薬品での清掃により、つまり・臭いのもとを排除します。

口コミ:作業も素早く丁寧なお仕事でした。 スタッフの方の対応も親切丁寧で素晴らしかったです。 また是非お願いしたいと思います。

おすすめ清掃業者6.アクアクルー

東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県で排水清掃のサービスを提供している業者です。深夜や早朝の作業も可能で、稼働時間が長く清掃時間を確保できない忙しい飲食店などに非常におすすめ出来る業者です。

バキュームですべての汚泥を吸引し、バスケットやグリストラップ内部を手作業で丁寧に清掃します。早朝から夜間までいつでも対応できるので、営業時間に合わせて作業可能です。

おすすめ清掃業者7.ダスキン

清掃用具や薬品で有名なダスキンにもグリストラップ清掃サービスがあります。250ℓ以下で50,280円と料金は高いですが、大企業であるダスキンのサービスなので仕事の質は期待できます。

油脂をバキュームで吸引した後、グリストラップの構造を知り尽くしたスタッフが丁寧な手作業で汚れを落とし、ゴミカゴなど細かい部分まで洗浄します。

まとめ

グリストラップの汚れを放置しておくと、雑菌が繁殖して悪臭や害虫発生の原因になります。業者に清掃を依頼すれば手間と時間を削減でき、従業員の負担も軽減できるうえ、自分でおこなうよりもきれいな仕上がりが期待できるでしょう。

業者選びのポイントは、実績があり必要な資格を有している業者を選ぶことです。また実際に利用した人の口コミも参考にになるので、業者を決定する際に一度チェックしておきましょう。業者選びに迷ったらまずは本記事で紹介した業者の中から選んでみてください。

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