UQでんきは、auで有名な大手スマホキャリアKDDIが提供する電力事業です。auユーザーの中にはUQでんきへの乗り換えるべきかどうか、悩んでいる方もいるでしょう。
しかし新電力会社はUQでんき以外にもたくさんあるので、本当にお得かどうかはきちんと料金をシミュレーションしてみなければなりません。
こちらの記事ではUQでんきの料金プランや大手電力会社との料金比較、そしてメリット・デメリットについて口コミ評判をふまえてまとめました。UQでんきの料金が安いのかどうかを知りたい方は、ぜひこちらを参考にしてください。
UQでんきとは?auでんきとの違いも解説します!
UQでんきの会社概要について説明します。
運営会社が同じKDDI株式会社であるauでんきとはどう違うのかということも、ここで確認しておきましょう。
UQでんきとは?支払い方法や問い合わせ先、解約金など紹介
運営会社 | KDDI株式会社 |
設立 | 1984年 6月1日 |
住所 | 東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号ガーデンエアタワー |
供給エリア電気 | 北海道、東北、北陸、関東、中部、関西、中国、四国電力、九州、沖縄 |
解約金/違約金 | なし |
支払い方法 | 口座振替・クレジットカード |
申し込み方法 | 電話番号:0120-959-001 9:00~20:00(年中無休) |
問い合わせ | 電話番号:0120-925-438 年中無休(9:00~20:00) |
マイページ | マイページ アプリ |
UQでんきは、大手スマホキャリアであるKDDIが提供する電力事業です。
公式キャンペーンが充実しているので、乗り換えをするときはどのキャンペーンがいつからエントリーできるのかをしっかりチェックしておきましょう。解約金がかからないので、気になったら気軽に乗り換えできるのも良い点です。
UQでんきとauでんきの違いは?
UQでんきの運営会社であるKDDIが提供する電力事業にはauでんきもあります。両者にどのような違いがあるのか、疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
結論的には両者とも同一のサービスと考えて問題ありません。料金プランは同額であり、ポイント特典やUQモバイルの「自宅セット割」などのサービスもどちらでも適用可能なので、内容には違いがないと考えて良いでしょう。
UQでんきの料金プラン|大手と比較して高い?安い?
UQでんきの料金表をエリアごとに紹介します。
大手電力会社の料金との料金差額も紹介するので、UQでんきの料金が安いのかどうかチェックしましょう。
UQでんきの料金プラン
UQでんきには、下記のようなプランがあります。
それぞれ一般的な家庭向けのプランと、大型住宅や店舗などの電気使用量が多い人向けのプランです。
大手電力会社の従量電灯A~Cに対応。
オール電化住宅向けの「オール電化プラン」がないため、オール電化の家庭では割高になる可能性が高いので注意してください。
UQでんきと大手電力会社との比較表
UQでんきの料金表をエリアごとに紹介します。
契約容量/使用量
北海道電力
UQでんき
基本料金:10Aあたり
341円
341円
従量:~120kwh
23.97円
23.96円
従量:121~280kwh
30.26円
30.25円
従量:281kwh~
33.98円
33.97円
契約容量/使用量
東北電力
UQでんき
基本料金:10Aあたり
330円
330円
従量:~120kwh
18.58円
18.56円
従量:121~300kwh
25.33円
25.32円
従量:301kwh~
29.28円
29.27円
契約容量/使用量
東京電力
UQでんき
基本料金:10Aあたり
286円
286円
従量:~120kwh
19.88円
19.87円
従量:121~300kwh
26.48円
26.47円
従量:301kwh~
30.57円
30.56円
契約容量/使用量
中部電力
UQでんき
基本料金:10Aあたり
286円
286円
従量:~120kwh
21.04円
21.03円
従量:121~300kwh
25.51円
25.5円
従量:301kwh~
28.46円
28.45円
契約容量/使用量
北陸電力
UQでんき
基本料金:10Aあたり
242円
242円
従量:~120kwh
17.84円
17.83円
従量:121~300kwh
21.73円
21.72円
従量:301kwh~
23.44円
23.43円
契約容量/使用量
関西電力
UQでんき
最低料金
341.01円
341円
従量:15~120kwh
20.31円
20.3円
従量:121~300kwh
25.71円
25.7円
従量:301kwh~
28.70円
28.69円
契約容量/使用量
中国電力
UQでんき
最低料金
336.87円
336.86円
従量:15~120kwh
20.76円
20.75円
従量:121~300kwh
27.44円
27.43円
従量:301kwh~
29.56円
29.55円
契約容量/使用量
四国電力
UQでんき
最低料金
411.4円
411.4円
従量:11~120kwh
20.37円
20.36円
従量:121~300kwh
26.99円
26.98円
従量:301kwh~
30.50円
30.49円
契約容量/使用量
九州電力
UQでんき
基本料金:10Aあたり
297円
297円
従量:~120kwh
17.46円
17.45円
従量:121~300kwh
23.06円
23.05円
従量:301kwh~
26.06円
26.04円
UQでんきの料金は、基本料金・従量料金とも大手電力会社とほとんど変わりません。
料金表をもとに一定の使用料ごとの料金を大手電力会社と比較してみましょう。
契約容量/使用量
北海道電力
UQでんき
30A/120kwh
3,900円
3,898円
40A/150kwh
5,154円
5,146円
50A/250kwh
8,521円
8,512円
60A/400kwh
13,959円
13,837円
契約容量/使用量
東北電力
UQでんき
30A/120kwh
3,219円
3,217円
40A/150kwh
4,309円
4,306円
50A/250kwh
7,172円
7,168円
60A/400kwh
11,697円
11,691円
契約容量/使用量
東京電力
UQでんき
30A/120kwh
3,243円
3,242円
40A/150kwh
4,323円
4,322円
50A/250kwh
7,255円
7,255円
60A/400kwh
11,921円
11,921円
契約容量/使用量
中部電力
UQでんき
30A/120kwh
3,382円
3,381円
40A/150kwh
4,434円
4,432円
50A/250kwh
7,271円
7,268円
60A/400kwh
11,678円
11,674円
契約容量/使用量
北陸電力
UQでんき
30A/120kwh
2,866円
2,865円
40A/150kwh
3,760円
3,759円
50A/250kwh
6,175円
6,173円
60A/400kwh
9,848円
9,844円
使用量
関西電力
UQでんき
120kwh
2,473円
2,472円
150kwh
3,244円
3,243円
250kwh
5,815円
5,813円
400kwh
9,971円
9,967円
使用量
中国電力
UQでんき
120kwh
2,516円
2,515円
150kwh
3,339円
3,338円
250kwh
6,083円
6,081円
400kwh
10,411円
10,408円
使用量
四国電力
UQでんき
120kwh
2,631円
2,630円
150kwh
3,441円
3,440円
250kwh
6,140円
6,138円
400kwh
10,539円
10,536円
契約容量/使用量
九州電力
UQでんき
30A/120kwh
2,986円
2,985円
40A/150kwh
3,975円
3,973円
50A/250kwh
6,578円
6,575円
60A/400kwh
10,634円
10,688円
電気料金を比較しても、大手電力会社の料金とほぼ同じ金額です。
UQでんきのメリット・デメリット|口コミや評判も紹介!
ここではUQでんきのメリット・デメリットを解説し、口コミ評判も紹介します。
乗り換えを検討するのであればメリット・デメリットをきちんとおさえたうえで、口コミ評判も参考にして本当にお得になるのかどうかをよく検討してください。
UQでんきのメリット3つ
UQでんきのメリットについて説明します。
それぞれ関係する口コミ評判も紹介するので、口コミによるリアルな声も参考にしてください。
メリット① 自宅セット割(旧:でんきセット割)で最大858円お得
UQモバイル+UQでんきのセット割
これは有りだと思うな、、— おきな (@algernon5377) September 12, 2021
UQモバイルのユーザーがUQでんきと契約することで、月々のスマホ代が最大858円割引されるというのが「自宅セット割」です。自宅セット割りには家族割りがあるため、家族の中にUQモバイルのユーザーが多いほどお得に。自宅セット割りは口コミでも評判が良いです。
新電力会社のセット割りのなかでもかなり高額の割引金額なので、UQモバイルのユーザーが家族にたくさんいる家庭であればメリットの大きなサービスといえるでしょう。
メリット② Pontaポイントが貯まる
毎月の利用電気料金に応じ、月最大5%のPontaポイントが還元されます。
具体的な還元率は以下のとおり。
電気料金5,000円未満 | 1% |
電気料金5,000~8,000円 | 3% |
電気料金8,000円~ | 5% |
普段の生活でPontaポイントを使える環境にあれば、還元されたポイントを有効に活用してメリットを活かすことができるでしょう。
メリット③ アプリで使用量など簡単に確認できる
毎月の電気使用量や電気代を、アプリで簡単に管理することができます。これまでは毎月送られてくる検針票で料金を確認しなければなりませんでしたが、最近はこのようにアプリで契約や料金を管理できるサービスも増えています。
きちんと管理していないと、気付かないうちに電気を使いすぎてしまっているということも少なくありません。毎月の電気代をしっかりチェックして使いすぎを防ぎ、電気代の節約に役立てましょう。
UQでんきのデメリット3つ
UQでんきのデメリットについて説明します。
関係する口コミ評判も参考にして、どのようなデメリットがあるのかも知っておきましょう。
デメリット① 電気料金単価は大手とほとんど変わらない
UQの新プラン検討してみた。UQでんきに入れば安くなると計算したが、今の楽天でんきの方がずっとお得。さらに調べると、自宅セット割のインターネットコースを発見。自宅のケーブルも対象なので、月額990円に決定!ちなみにauからMNP予定。
— こひ the 父上 (@kohirfa) September 9, 2021
大手電力会社との料金比較をみてもわかるとおり、UQでんきは大手電力会社とほとんど料金が変わりません。この点は口コミでも評判が悪い点。
そのためUQでんきの料金をお得にするには、自宅セット割などをうまく活用することで、料金を安くする必要があります。
UQでんきの供給地域には、他にも選ぶことができる新電力会社がいくつかます。そのなかでUQでんきよりも安い新電力会社がいくつかあるので、UQでんきに乗り換える前に他の新電力会社もチェックしておきましょう。
デメリット② オール電化プランがない
UQでんきにはオール電化プランがないため、オール電化住宅では料金が割高になる可能性が高いです。オール電化プランは夜間料金が日中より安いのが特徴ですが、オール電化住宅なら夜間の電気を日中に使うことで効率的に電気代を節約できるのです。
しかし通常のプランでは夜間料金も日中と変わらないため、電気使用量が多いオール電化住宅はかえって割高になってしまいます。そのためUQでんきはオール電化住宅に住んでいる人にはおすすめできません。
デメリット③ UQモバイルユーザーでないと申し込みできない
UQでんきはUQモバイルに契約していることが前提になるサービスです。そのため契約者本人またはそのご家族がUQモバイルを契約していなければ、申し込みをすることができません。
まずは自身もしくは家族にUQモバイルのユーザーがいるのかを確認し、今後UQモバイルを契約する予定があるのか考えてみましょう。もし今後もUQモバイルを使う予定がないのであれば、後ほど紹介するような他の新電力会社を検討してください。
UQでんきより安いおすすめの新電力会社3選!
UQでんきより安く、解約金も発生しないおすすめの電力会社を紹介していきます。
一人暮らし・ファミリー・店舗を運営している人など人によって電気の契約プランや使用量は大きく変わってきますので、ここではどのような方におすすめなのかについても解説していきますね。
また、おすすめの新電力会社はエリアによって異なりますので、東京電力エリア以外の方はこちらでおすすめを紹介しているのでぜひ参考にしてください。

おすすめ新電力1. エルピオでんき
おすすめポイント!
- とにかく電気代が安い!
- エルピオガス管内でガスを使っている人はセット割有り
- 24時間365日電気トラブル時に駆けつけサービス有り
- キャンペーン:セット割プランで最大20,000円キャッシュバック
- ガスとセット契約:有り(東京ガスエリアのみ)
- 事務手数料や解約違約金:無し
- ライフスタイル:全般
- 支払い方法:銀行口座振替、クレジットカード
使用量 | UQでんき | エルピオでんき |
30A/120kwh | 3,242円 | 3,394円 |
40A/150kwh | 4,322円 | 4,038円 |
50A/250kwh | 7,255円 | 6,598円 |
60A/400kwh | 11,921円 | 10,574円 |

おすすめ新電力2. Looopでんき
おすすめポイント!
- 基本料金0円なので、電気をあまり使わない一人暮らしの人におすすめ
- Looopでんきや楽天でんきよりも安い
- 電気の使用量をリアルタイムで確認できる
- キャンペーン:なし
- ガスとセット契約:なし
- 事務手数料や解約違約金:無し
- ライフスタイル:一人暮らし、契約容量が大きい人
- 支払い方法:クレジットカード
使用量 | UQでんき | あしたでんき |
30A/120kwh | 3,242円 | 3,120円 |
40A/150kwh | 4,322円 | 3,900円 |
50A/250kwh | 7,255円 | 6,500円 |
60A/400kwh | 11,921円 | 10,400円 |

おすすめ新電力3. シンエナジー
おすすめポイント!
- 料金プランが豊富
- JALマイルが貯められる
- 環境負荷の低い再生可能エネルギーを利用
- キャンペーン:無し
- ガスとセット契約:無し
- 事務手数料や解約違約金:無し
- ライフスタイル:全般
- 支払い方法:銀行口座振替、クレジットカード
使用量 | UQでんき | シンエナジー きほんプラン |
シンエナジー シンぷるプラン |
30A/120kwh | 3,242円 | 3,128円 | 3,156円 |
40A/150kwh | 4,322円 | 4,128円 | 3,945円 |
50A/250kwh | 7,255円 | 6,862円 | 6,575円 |
60A/400kwh | 11,921円 | 11,128円 | 10,520円 |

都市ガス・プロパンガス(LPガス)も合わせて安くしたい方
電気と合わせて、都市ガスも合わせて安くしたい方へエリア別におすすめの新ガス会社を紹介しているのでぜひチェックしてみてください。プロパンガス(LPガス)使用中の方はこちらでぴったりのガス会社を見つけてください。
・プロパンガス比較サイトのメリットやデメリット|おすすめの比較サイトも紹介!
東京ガスエリアでおすすめの都市ガス会社
東京ガスエリアの方は、レモンガス・エルピオ都市ガスが特に安い料金プランを提供しています。
使用量 | 東京ガス | レモンガス | エルピオ都市ガス |
10m3 | 2,212円 | 2,139円 | 2,226円 |
30m3 | 4,970円 | 4,759円 | 4,735円 |
70m3 | 10,188円 | 9,716円 | 9,695円 |
150m3 | 20,471円 | 19,484円 | 19,682円 |
表を見比べると大きな差はありませんが、全体を通してレモンガス・エルピオガスの料金の方が安くなっているのがわかります。
1位 | エルピオ都市ガス | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
2位 | レモンガス | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
東邦ガスエリアでおすすめの都市ガス会社
東邦ガスエリアの方は、エルピオ都市ガス・まじめなガス・カテエネガスが特に安い料金プランを提供しています。
使用量 | 東邦ガス | エルピオ都市ガス | まじめなガス | カテエネガス |
10m3 | 2,864円 | 2,694円 | 2,720円 | 2,804円 |
30m3 | 6,659円 | 6,265円 | 6,326円 | 6,305円 |
70m3 | 13,323円 | 12,505円 | 12,749円 | 12,423円 |
150m3 | 26,332円 | 24,755円 | 26,332円 | 24,248円 |
1位 | エルピオ都市ガス | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
2位 | まじめなガス | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
3位 | カテエネガス | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
大阪ガスエリアでおすすめの都市ガス会社
大阪ガスエリアの方は、関電ガス・J:COMガスが特に安い料金プランを提供しています。
使用量 | 大阪ガス | 関電ガス | J:COMガス |
10m3 | 2,864円 | 2,346円 | 2,353円 |
30m3 | 5,700円 | 4,959円 | 5,323円 |
70m3 | 11,372円 | 9,883円 | 10,492円 |
150m3 | 22,281円 | 19,519円 | 20,395円 |
1位 | 関電ガス | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
2位 | J:COMガス | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
ぴったりの新電力を見つけて電気代を安くしよう!
UQでんきは大手スマホキャリアのKDDIが提供する電気力事業です。最大858円お得になる自宅セット割や最大5%のPontaポイント還元など、割引の特典はそれなりに大きいのがメリット。
乗り換えをするなら公式キャンペーン情報をチェックし、活用できるキャンペーンがないか事前に確認しましょう。
ただしUQモバイルと契約していなければUQでんきに申し込むことができないため、だれでも契約できるわけではありません。
UQでんきの供給エリアにも他に選ぶことができる新電力会社があります。UQでんきは大手電力会社と比較してそこまで料金が安いわけでもないので、乗り換える前に他の新電力会社もチェックしておきましょう。
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