SNS(ソーシャルネットワークサービス)はなかなか会えない人とも気軽に繋がることができ、企業の宣伝などにも利用でき、最近さらに注目されています。
さまざまな種類のものがありますが、なかでもインスタグラムとツイッターは特に人気があります。
もう既に登録し利用している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方も、これから利用を考えている人もインスタグラムとツイッターの違いや使い分けのポイントを知って、さらに楽しく便利にSNSを使っていきましょう。
そもそもインスタグラムとツイッターとは何なのか?
「インスタグラムもツイッターも最近よく耳にするけれど、そもそも何のことなのだろう?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
まずはじめに、それぞれのポイントや特徴となる機能について簡単に紹介していきます。
インスタグラム(Instagram)とは?
インスタグラム(Instagram)とは、写真や動画を自分の好きなように加工し共有できるSNSのアプリです。「インスタ映え(ばえ)」という言葉が日本で大流行するほど、その人気は絶大です。
インスタグラムを見ていると、多くの人が写真の撮り方や載せ方にさまざまな工夫をしているのが分かります。
若い世代や女性が多く利用しているSNSではありますが、ここ数年で40歳以上のユーザーも増加している傾向にあります。今や幅広い年代の人に普及しているサービスのひとつです。
ツイッター(Twitter)とは?
ツイッター(Twitter)とは、文章がメインのSNSです。1回の投稿で最大140文字まで記入でき、写真や動画をつけることもできます。
自分の興味のある内容を発信しているアカウントを登録することで、さまざまな人の投稿を見ることができます。140文字という限られた字数の中で工夫をし面白い文章を楽しむことができます。
インスタグラムとツイッターの8つの違い
インスタグラム(Instagram)とツイッター(Twitter)は両方とも写真や動画、文章を投稿することができるWeb上のサービスです。
これまでに説明した通り、メインとなる投稿内容はインスタグラムだと写真や動画、ツイッターだと文章となりますが、投稿できるものは両方非常に似ていますよね。
「どっちかだけ使えばいいのではないか?」と疑問に思った方もいるかもしれません。しかし、この2つのSNSを120%楽しく、便利に利用するためには、違いを理解して使い分けることが大切です。
違い① 利用者数
それぞれのSNSの国内、世界における利用者数について紹介します。
エリア | インスタグラム | ツイッター |
---|---|---|
国内 | 約3,300万人 | 約4,500万人 |
世界 | 約10億人 | 約3億3000人 |
インスタグラムの利用者数は国内で3,300万人(2021年7月の月間利用者数)、 世界では10億もの人が利用しています。(2018年6月の月間利用者数)
ー方、ツイッターの利用者数は国内で4,500万人(2021年7月の月間利用者数)、 世界では3億3000人が利用しているんです。(2019年5月の月間利用者数)
世界中には10つ以上のSNSが存在しているので、そう考えるとこれらの利用者数は非常に多く、人気があることが分かりますよね。
違い② 投稿のメインとなるもの:写真or文章
インスタグラムは写真や動画を世界中の人と共有できるSNSです。
自分で撮った写真を投稿したり、他の人が投稿したものを閲覧できたりします。
趣味やご飯、日々の思い出についてなど、投稿されている写真や動画の内容は本当にさまざまです。
ツイッターは、主に文章を中心に投稿されているSNSです。
ツイッター上での投稿は「ツイート」といいます。日本では「つぶやき」と呼ばれることも多いです。
その呼び名の通り、日々の出来事や普段考えていることなどを文章で気軽に他の人と共有し、楽しむことができます。
違い③ 投稿頻度
どちらのSNSも自分の好きなときに投稿することができます。
インスタグラムは、ネット上に思い出アルバムを作っていくようなイメージで、写真や動画を投稿していきます。
後から見返すことも考えて、全体のバランスをじっくり考えてから投稿する人もいます。
一方、ツイッターは今起こっていることを文章で気軽に共有することがその醍醐味でもあります。
ですので、独り言をつぶやいたり誰かと話したりするような感覚でインスタグラムよりも頻繁に投稿をする人が多いです。
違い④ ハッシュタグ(#)の使い方
インスタグラムにもツイッターにも、「ハッシュタグ」機能があります。
投稿を分類してくれる機能で、ハッシュタグをつけて検索することで簡単に情報を集めることができます。
インスタグラムのハッシュタグは自分の趣味についてや、旅先を調べることに適しています。
一方ツイッターでは、今の瞬間を同じ気持ちで盛り上がりたいときに活用するのがおすすめです。
上手く使い分けをすることでSNSの楽しさがグッと増えるでしょう。
また、トレンドワードを使用することで投稿を見てもらえる確率が上がるのでぜひ活用したい機能ですね。
違い⑤ 投稿の公開範囲
インスタグラムとツイッターの両方に「カギ」の機能があります。
多くの人に投稿を見てもらい拡散してほしい場合は「カギ」をかけずに全体公開の設定をします。
一方で、知り合いや仲の良い友人とだけ共有したい場合は「カギ」をかけることによって非公開設定にできます。
インスタグラムとツイッターそれぞれに、公開を限定するメリットデメリット、非公開にするメリットデメリットがあります。
違い⑥ いいね!の機能
インスタグラムやツイッターではハートマークの「いいね」ボタンがあります。
いいね!の機能を活用することで、メッセージのやりとりよりも気軽にSNS上でのコミュニケーションを図ることができます。
自分の投稿にたくさんのいいね!がついたらとても嬉しいですよね。
ですが、いいねの数字を気にすることがストレスに繋がる可能性もあります。
そのためインスタグラムでは、いいねの数を自分以外の人が見られないようにする設定も新たにできました。
ツイッターではそのような設定がありませんので使い分けが必要ですね。
違い⑦ 拡散機能(シェア機能)
どちらのSNSにも自分がいいなと感じた投稿を他の人にも共有できる「リツイート」と呼ばれる拡散機能があります。
インスタグラムに比べ、ツイッターはリツイート機能の拡散力が非常に強いです。
ツイッターにおけるリツイートにより新たな流行が生まれることがあるほどです。
自分の投稿が時代の一部になるかもれないと考えるとすごいことですよね。
また、先ほど説明した投稿の公開範囲にカギで制限をかけるとリツイート機能も限定的になります。
さらに、それぞれのSNSのプロフィール欄に他のSNSのアカウントのURLを貼ることもできます。
インスタグラムのフォロワーにツイッターも見てもらえるような仕組みになります。
違い⑧ 表示方法:アルゴリズム
アルゴリズムという言葉はあまり聞き慣れませんよね。
アルゴリズムとは、興味がありよく見る情報に関連のあるものから多く表示されるようになる仕組みのことをいいます。
インスタグラムはこのアルゴリズムの仕組みを取り入れてからユーザー数が増加したそうです。
以前は時系列での表示でしたが、現在ではストーリー機能(24時間限定で公開される投稿)だと左から関心の高いものが順に、投稿では関心の高いものから上に表示されるようになっています。
ツイッターでは、時系列で表示をさせるか、または自分にとって大切な新着の投稿から優先してみられるようにするかの設定が可能です。
インスタグラムとツイッターの使い分け!どっちがいいの?
ここまでインスタグラムとツイッターの特徴や8つの違いを読んでいただいたなかで、「じゃあ結局どっちがいいの?」とさらに考えてしまった方には、どっちも登録をすることをおすすめします。
どちらの方が優れているということは全くないので、ご自身の生活スタイルや企業でのSNS運用の目的、ターゲットなどで使い分けを決めるのも良いでしょう。
多くの企業や著名人もこれらのSNSを利用しており、広告や宣伝から耳寄りの情報をタイムリーに得られることもあります。
両方のSNSを登録することで増えるメリットもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:インスタグラムとツイッターの違いと使い分け
インスタグラム(Instagram)とツイッター(Twitter)の違いや使い分けについてお分かりいただけましたでしょうか?
「どっちかしか使ったことがないよ。」という方にとっても、もう片方を利用しはじめるきっかけになりましたら嬉しいです。
どちらも、スマートフォンなどを通して気軽に利用できるサービスではありますが、使用する上で思いやりの気持ちを忘れないこともポイントです。
顔の見えない相手であってもSNS上の人を傷つけるような内容ではないか、投稿の前に一度考えたり、個人情報等の取り扱いには十分注意したりと、最低限のマナーを守って楽しく便利に使っていきましょう。
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