auガスは大手と比較して高い?
auガスのメリットやデメリットは?
auスマホユーザーの中には、auガスに興味がある人も多いと思います。
しかし「auガスはガス代が高い」というような評判もあるので、本当に乗り換えてよいのか迷っている人もいるでしょう。
auユーザーであってもauガスに乗り換えるメリットがないという場合もあり、セット割りなどをうまく使いこなせるかどうかがポイントになります。
本記事ではauガスの基本情報、ガス代の料金プランや大手ガス会社との比較、そしてauガスのメリット・デメリットについてまとめました。
auガスへの乗り換えで本当にお得になるのかどうかをチェックしましょう。
auガスとは?供給エリアや解約金など紹介
運営会社 | KDDI株式会社 |
供給エリア | 東京ガス・東邦ガス・大阪ガス・北海道ガスエリア |
解約金/違約金 | 無料(電気とのセット割りの場合1年以内の解約で2,200円の違約金) |
支払い方法 | 口座振替・クレジットカード・コンビニ払込 |
申し込み方法 | こちらから申し込み |
問い合わせ | WEBにて問い合わせ可能 |
マイページ | アプリ有 |
auガスは、大手通信キャリアのKDDIが提供する都市ガス事業です。
供給エリアは東京ガス・東邦ガス・ガス電力・北海道ガスの供給エリアに限られ、各地域の大手電力会社と提携してガス事業を行っています。
そのため各エリアごとにセット割りやポイント還元の内容が少しずつ異なりますが、サービスの内容自体はほとんど変わりません。
また支払方法が選べるのと解約金がかからないので、比較的乗り換えはしやすいでしょう。
auガスは高い?東電・中電・関電・北電for auの料金プラン
auガスはの料金が高いのかを調べるために、まずは各エリアの料金プランを確認してみましょう。
東電ガスとくとくガスプランfor au
東京ガスと比較すると、基本料金も従量料金もauガスが安くなっているのがわかります。
料金比較表
使用量 | 東京ガス 基本料金 | 東京ガス 従量料金 | auガス 基本料金 | auガス 従量料金 |
---|---|---|---|---|
~20㎥ | 759円 | 145.31円 | 736.23円 | 140.94円 |
21~80㎥ | 1056円 | 130.46円 | 1024.32円 | 126.54円 |
81~200㎥ | 1232円 | 128.26円 | 1195.04円 | 124.4円 |
201~500㎥ | 1,892円 | 124.96円 | 1835.24円 | 121.2円 |
501~800㎥ | 6,292円 | 116.16円 | 6103.24円 | 112.67円 |
801㎥~ | 12,452円 | 108.46円 | 12078.44円 | 105.2円 |
中電ガスfor au
こちらも東邦ガスと比較して基本料金、従量料金ともにauガスが安いです。
料金比較表
使用量 | 東邦ガス 基本料金 | 東邦ガス 従量料金 | auガス 基本料金 | auガス 従量料金 |
---|---|---|---|---|
~20㎥ | 759円 | 210.52円 | 759円 | 204.52円 |
21~50㎥ | 1,588.88円 | 169.03円 | 1,616.39円 | 156.29円 |
51~100㎥ | 1,833.33円 | 164.14円 | 1,947.41円 | 149.66円 |
101~250㎥ | 2,077.77円 | 161.70円 | 2,243.8円 | 146.7円 |
251~500㎥ | 2,648.14円 | 159.41円 | 2,513.7円 | 145.62円 |
501㎥~ | 7,109.25円 | 150.49円 | 6,597.96円 | 137.45円 |
関電ガスなっトクプランfor au
大阪ガスと比較して基本料金、従量料金ともにauガスが安いです。
料金比較表
使用量 | 大阪ガス 基本料金 | 大阪ガス 従量料金 | auガス 基本料金 | auガス 従量料金 |
---|---|---|---|---|
〜20㎥ | 759.00円 | 174.81円 | 758.9円 | 158.77円 |
21〜50㎥ | 1,364.81円 | 144.52円 | 1,262.33円 | 133.66円 |
51〜100㎥ | 1,635.74円 | 139.10円 | 1,266.83円 | 133.53円 |
101〜200㎥ | 2,074.72円 | 134.71円 | 1,683.41円 | 129.34円 |
201〜350㎥ | 3,506.75円 | 127.55円 | 3,043.33円 | 122.52円 |
351〜500㎥ | 3,834.72円 | 126.62円 | 3,353.47円 | 121.61円 |
501〜1000㎥ | 6,981.94円 | 120.32円 | 6,357.69円 | 115.58円 |
1001㎥〜 | 7,307.87円 | 120.00円 | 6,673.44円 | 115.27円 |
ほくでんガスfor au
最後に北海道ガスとの比較も基本料金、従量料金ともauガスがお得です。
料金比較表
使用量 | 北海道ガス 基本料金 | 北海道ガス 従量料金 | auガス 基本料金 | auガス 従量料金 |
---|---|---|---|---|
〜15㎥ | 925.76円 | 196.59円 | 925.76円 | 196.59円 |
15㎥〜50㎥ | 1424.07円 | 163.35円 | 1,424.07円 | 163.35円 |
50㎥〜200㎥ | 1971.88円 | 152.41円 | 1,971.88円 | 152.41円 |
200㎥〜800㎥ | 7544.9円 | 124.56円 | 7,544.9円 | 124.56円 |
800㎥〜 | 9708.6円 | 121.87円 | 9,708.6円 | 121.87円 |
auガスと大手ガスとの比較表!本当に高い?
次にauガスの各エリアにおける料金プランをもとにして、実際料金がどれくらいかかるのかを計算しましょう。
一定の使用料ごとに料金をシミュレーションし、各エリアの大手ガス会社と比較すると料金はそこまで変わらないことがわかります。
関東:東電ガス for auと東京ガスの料金比較表
一人暮らしからファミリー層、店舗までauガスの方がお得になっていることがわかります。
使用量 | 東京ガス | auガス | 年間削減額 |
---|---|---|---|
10m3 | 2,212円 | 2,146円 | -796円 |
30m3 | 4,970円 | 4,821円 | -1,794円 |
70m3 | 10,188円 | 9,882円 | -3,671円 |
150m3 | 20,471円 | 19,855円 | -7,392円 |
中部:中電ガス for auと東邦ガスの料金比較表
一人暮らしや二人暮らしなどガス代が比較的安い家庭であれば年間1,000円ごお得ですが、ガスをたくさん使う家庭・店舗であれば数万円やすくなることがわかります。
使用量 | 東邦ガス | auガス | 年間削減額 |
---|---|---|---|
10m3 | 2,864円 | 2,804円 | -720円 |
30m3 | 6,660円 | 6,305円 | -4,256円 |
70m3 | 13,323円 | 12,424円 | -10,794円 |
150m3 | 26,333円 | 24,249円 | -25,008円 |
関西:関電ガス for auと大阪ガスの料金比較表
大阪ガスとの比較で、おおよそ1ヶ月分のガス代がお得になることがわかります。
使用量 | 大阪ガス | auガス | 年間削減額 |
---|---|---|---|
10m3 | 2,507円 | 2,346円 | -1,926円 |
30m3 | 5,700円 | 5,272円 | -5,139円 |
70m3 | 11,372円 | 10,613円 | -9,106円 |
150m3 | 22,281円 | 21,084円 | -14,362円 |
北海道:ほくでんガス for auと北海道ガスの料金比較表
関西や中部と比較すると削減幅は少ないですが、使い方に限らず安くなっていることがわかります。
使用量 | 北海道ガス | auガス | 年間削減額 |
---|---|---|---|
10m3 | 2,953円 | 2,892円 | -735円 |
30m3 | 6,459円 | 6,325円 | -1,607円 |
70m3 | 12,907円 | 12,641円 | -3,198円 |
150m3 | 25,358円 | 24,833円 | -6,289円 |
auガスのメリット3つ!口コミや評判も紹介
ここではauガスのメリットについて紹介します。申し込む前にそのような利点があるのかをチェックしておきましょう。
- 電気とガスのセット割プランでお得
- キャンペーンやポイント特典がある
- ポイントが貯まる
メリット1.電気とガスのセット割プランでお得
セット割りについてはエリアごとに少しずつ内容が異なります。地域ごとのセットプランの内容をまとめていますので、参考にしてみてください。
地域 | セット割の詳細 |
---|---|
東京ガスエリア | 毎月102Pontaポイントが付与 |
東邦ガスエリア | 毎月のガス料金2%分のPontaポイントが付与 |
大阪ガスエリア | 毎月の電気料金に応じて最大6%+51Pontaポイント付与 |
北海道ガスエリア | 毎月のガス料金3%分のPontaポイントが付与 |
あっ、au電気とauガスをセットにまとめるのを忘れてた
ガソリンは…リッター80円の時代を知っているだけに、今の価格は当時のハイオクより…高い
メリット2.キャンペーンやポイント特典がある
キャンペーンについてもエリアによって内容が異なりますが、特典をうまく活用できればお得感のある契約内容といえるでしょう。
ちなみに2023年2月時点では、関西エリアの方のみ、お得なキャンペーンを実施中です。内容は新規でauガスに申し込むことで基本料金が2ヶ月無料になります。4月30日までの期間限定となっていますので、関西でauガスを検討している方はぜひチェックしてみてください。
「中電ガス for au」新規ご加入で1,000ポイントプレゼントキャンペーン開催 ~ガス料金が気になる冬の時期、「中電ガス for au」へ切り替えでガス代がおトクに!
メリット3.ポイントが貯まる
auWALLETクレジットカードで決済することで、通常100円で1ポイントの還元が200円で4ポイントに倍増します。
日頃から使用している方には非常にお得なポイント還元となるでしょう。
うちauガスですよ!何も不便ないですよ。まとめた方がポイント貯まりますね。微々たるもんですが笑
auガスのデメリット3つ!口コミや評判も紹介
一方、auガスにはどのようなデメリットがあるのか、具体的にみていきましょう。
- auユーザー以外は申し込みができない
- 電気料金はそこまで安くない
- 解約するとキャッシュバックがなくなる
デメリット1.auユーザー以外は申し込みができない
そもそもauガスを申し込めるのはauユーザーであることが条件なので、乗り換えられる人は限られます。そのため、スマホやインターネット等、特にauを使用していない方は申し込めませんので注意してください。
デメリット2.電気料金はそこまで安くない
仮にセット割りが使えたとしても割引はすべてPontaポイントでの還元であり、電気ガスの料金自体はそこまで安くありません。
そのためPontaポイントをよく使う人でないとセット割の恩恵が受けられないのです。
ガス代も上がってました…。
うちはIHコンロなんでガスは風呂だけでしか使ってないですし、昨年は4300円だったのが今年は6800円…。
安くなるとauでんき・ガスにしてるのに、それすらも上がるんですね…。
今月ガス代が28000円やねんけど、
腰抜かした。
今まで、ガスは真冬でも15000円より上がった事ないのに。
みんなはどれくらい?
AUガスにしたせい?
それとも世の中?
デメリット3.解約するとキャッシュバックがなくなる
auスマホ・auでんき・auガスのどれか一つでも解約すればこのセット割りすら受けられなくなります。
このようにauガスにはポイント還元等のメリットがある反面、うまく使いこなせなければ割引の恩恵を受けられないのがデメリットでしょう。
【2024年8月】auガスのキャンペーン情報
2024年8月時点では、au payカードの入会と利用で最大5,000Pontaポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。
また、過去には以下のようにキャンペーンを実施していました。
地域 | 詳細 |
---|---|
中部エリア | 1,500Pontaポイントがもらえる |
関西エリア | 基本料金が2ヶ月無料 |
北海道エリア | 基本料金3ヶ月無料 |
時期によってキャンペーン内容は異なりますので、検討している方は、都度公式HPを確認してみてください。
auガスの申し込み方法と解約方法
auガスの申し込みは、公式ホームページから簡単に手続きできます。
自分で住んでいる地域を選択して、「次へ」に進むと入力欄が出てきますので、あらかじめ明細票(検針票)を準備しておくとスムーズに手続きできるでしょう。
また、解約方法については、以下の記事で詳しい手順を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
auガスよりも安いおすすめの都市ガス
関東・中部・関西エリアでおすすめの都市ガス会社について徹底解説します。地域の大手都市ガス会社との比較表や各会社の特徴、キャンペーン情報、特典など詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
おすすめガス1.エルピオ都市ガス:関東・中部・関西・千葉
東京・京葉・東邦・大阪ガスエリアの方は、エルピオ都市ガスが特に安い料金プランを提供。一人暮らしなど使用量が少ないと割高になってしまう可能性がありますが、毎月3,000円以上のガス代の方はお得に利用できます。また、エルピオ都市ガスは最大10,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施してますので、今のタイミングがおすすめです。
- キャンペーン:最大10,000円割引
- 電気とセット契約:有り
- 事務手数料や解約違約金:無し
- ライフスタイル:ガス代3,000円~10,000円の方
- 支払い方法:口座振替、クレジットカード
使用量 | auガス | エルピオ都市ガス |
---|---|---|
10m3 | 2,145円 | 2,261円 |
20m3 | 3,555円 | 3,477円 年間936円お得 |
30m3 | 4,820円 | 4,735円 年間1,020円お得 |
70m3 | 9,882円 | 9,695円 年間2,244円お得 |
150m3 | 19,855円 | 19,682円 年間2,076円お得 |
関東8,000円、中部・関西5,000円
\キャッシュバックキャンペーン中!/
エルピオ都市ガスの料金プランや評判を詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみてください。
おすすめガス2.レモンガス:関東
レモンガスは東京ガスエリアで供給を行っているおすすめの都市ガス会社です。一人暮らしの方もしくは、ファミリー層や店舗などガスをたくさん使う方におすすめ。
ただし、1か月のガス使用量が30m3や70m3のときはエルピオ都市ガスの方が安いです。一般的な家庭の平均ガス使用量は28~30m3といわれているため、エルピオ都市ガスのほうがお得になる可能性は高いでしょう。
- キャンペーン:最大1万円割引
- 電気とセット契約:有り
- 事務手数料や解約違約金:無し
- ライフスタイル:一人暮らし・ファミリー層・店舗
- 支払い方法:口座振替、クレジットカード
使用量 | auガス | レモンガス |
---|---|---|
10m3 | 2,145円 | 2,139円 年間72円お得 |
20m3 | 3,555円 | 3,519円 年間432円お得 |
30m3 | 4,820円 | 4,795円 年間300円お得 |
70m3 | 9,882円 | 9,716円 年間1,992円お得 |
150m3 | 19,855円 | 19,484円 年間4,452円お得 |
レモンガスの料金プランや評判を詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみてください。
おすすめガス3.TOKAI都市ガス:中部
TOKAI都市ガスはTOKAIグループが提供するサービスです。東邦ガスよりも安く、電気とのセット割で毎月200円の割引が適応されます。もちろんTOKAIでんきも中部電力よりも安いため、電気と都市ガスをまとめたい方は非常におすすめです。
またTOKAI都市ガスを申し込むと2,400ポイントがもらえます。
- 電気とセット契約:有り
- 事務手数料や解約違約金:無し
- ライフスタイル:電気とガスをまとめたい
- 支払い方法:口座振替、クレジットカード
使用量 | auガス | TOKAI都市ガス |
---|---|---|
10m3 | 2,804円 | 2,778円 年間312円お得 |
20m3 | 4,894円 | 4,820円 年間888円お得 |
30m3 | 6,305円 | 6,460円 |
70m3 | 12,423円 | 12,924円 |
150m3 | 24,248円 | 25,543円 |
セット割引2,400円/年 & TLCポイント2,400pt付与
TOKAI都市ガスの料金プランや評判を詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみてください。
auでんきよりも安いおすすめの電力会社
auでんきは基本的に大手電力会社と料金はほとんど同じです。
そのため、ポイントや電気とガスのセットプラン希望の方以外は別の電力会社に乗り換えることでお得に利用できるでしょう。
地域によっておすすめの電力会社は異なるため、以下該当エリアをぜひチェックしてください。
一人暮らしでも年間数万円以上お得になるケースもあるので、早めに切り替えて電気代を安く抑えましょう。
▷北海道のおすすめ電力会社
▷東北のおすすめ電力会社
▷関東のおすすめ電力会社
▷中部のおすすめ電力会社
▷関西のおすすめ電力会社
▷中国地方のおすすめ電力会社
▷四国のおすすめ電力会社
▷九州のおすすめ電力会社
▷沖縄のおすすめ電力会社
最適な会社へ切り替えてガス・電気代を節約しましょう
auガスは大手ガス会社と料金を比較してみてわかるとおり、ガス代自体は高いわけではありません。ただ、電力会社が供給している都市ガスと比較した際はさほど変わらないです。
これはauでんきとガスのセット割りはPontaポイントでの還元なので、料金自体に割引の適用がないからです。そのためPontaポイントをよく使う人でないと、auガスに乗り換えるメリットは少ないでしょう。
このようにauユーザーであってもauガスをに乗り換えて必ずお得になるとは限らないので、こちらで紹介したおすすめの新電力会社・都市ガス会社などと比較したうえで、本当にお得になるのかをよく検証してください。