






楽天でんきは沖縄県も対象に、今や全国区で人気を集めている新電力会社です。
本州に比べて沖縄まで進出している新電力会社はまだ数が少ないため、楽天でんきへの乗り換えを検討している方も多いでしょう。
そこで、この記事では沖縄電力と楽天でんきのどちらが安いのか、もしくはどんなケースでどちらが高い料金になるのかを徹底比較していきます。
電力プランにはそれぞれお得な使い方があるため、世帯によっては同じプランがメリットとして感じられる場合もあれば、デメリットになることもあります。
乗り換えをしてから「安くなると思ったのに電気代が高くなった」ということが起きないよう、ぜひこの記事の内容を参考に、乗り換えを検討してみてください。
沖縄県で楽天でんきへ乗り換えると安くなる?特徴や比較表を紹介!
まずは沖縄電力から楽天でんきに切り替えると、本当に安くなるのか比較表を使って検討していきましょう。
両社は基本料金の有無など、料金体系も異なるためどういった違いがあるのか必見です。
また、それぞれの特徴も見ていきましょう。
楽天でんきの料金プランや特徴
基本料金/従量料金 | 楽天でんき |
最低料金:~10Kwh | 0円 |
従量:10~119Kwh | 27円 |
従量:120~299Kwh | |
従量:300Kwh~ |
楽天でんきは、基本料金が一律0円で一切かかりません。
従量料金で使った分だけ電気代を支払うという、無駄のない料金システムがメリットです。
また、、楽天でんきは契約期間の縛りや解約金、違約金が一切かかりません。そのため転勤や引っ越しがあるかもしれない方にもおすすめです。
さらに楽天でんきは電気代をカードで支払うごとに、楽天ポイントが貯まります。ポイントを活用すればさらにお得に使えるでしょう。
契約内容 | ポイント還元率 | 楽天カードで支払いの場合 |
楽天でんきのみ | 200円=1ポイント | 追加で100円=1ポイント |
楽天でんきとガスセット | 100円=1ポイント | 追加で100円=1ポイント |
沖縄電力と楽天でんきの比較表
沖縄電力と楽天でんきの比較表
使用量 | 沖縄電力 | 楽天でんき | 年間差額 |
150kwh | 3,796円 | 4,050円 | +3,050円 |
250kwh | 6,672円 | 6,750円 | +935円 |
400kwh | 11,102円 | 10,800円 | -3,624円 |
500kwh | 14,264円 | 13,500円 | -9,172円 |
【沖縄県】楽天でんきのメリット|どういう人におすすめ?
どんな新電力会社にも、メリットとデメリットが両方あるものです。
楽天でんきについては、電気使用量によってお得に使えるかどうかが決まります。
そこでここからは、沖縄で楽天でんきをお得に使う条件についてご紹介します。
従量電灯・plusプランの場合は313kwh以上で電気代がお得
電気使用量が毎月313kwh以上ある場合は、楽天でんきで電気代を節約できます。
自宅でどのくらい電気を使っているかどうかは、電力会社から送られてる検診票を確認してみましょう。2人暮らしや、お子さんのいる家庭、2世帯住宅などでは313kwh以上の電力を使っている可能性が高いです。
ただし季節によって電気の使用量は変化するため、毎月コンスタントに313kwhを超えていれば確実に安い電気代を実現できるといえるでしょう。
沖縄電力のグッドバリュープランの場合は356kwh以上で電気代がお得
沖縄電力のグッドバリュープランをお使いの方は、毎月356kwh以上の電力を使っている場合、楽天でんきへの乗り換えがお得です。
毎月356kwh使っている方は、毎月の電気代がおよそ9,620円となります。つまり、毎月9,620円以上の電気代がかかっている方は、グッドバリュープランよりも楽天でんきのプランSに切り替えた方がお得といえます。
反対に、グッドバリュープランで毎月の電気代が9,620円未満の方は楽天でんきに乗り換えてもメリットがありません。それどころか「かえって料金が高くなった」ということにもなりかねないため、注意しましょう。
楽天ポイントを貯めている方
楽天でんきを支払うと、楽天ポイントが手に入ります。
楽天ポイントは楽天市場や各種提携店舗などで支払いに充当できるお得なポイントです。楽天ブックスや楽天トラベルなど、楽天グループの各種サービスにも利用できます。
この楽天ポイントを集めている方は、電気代を支払うだけで楽天ポイントが貯まるためお得です。たとえば月の電気代が5,000円だと50ポイント。年間にして600ポイントの楽天ポイントが手に入ります。
楽天ポイントがついてお得
楽天でんきを沖縄県で利用した場合も、0.5%の割合で楽天ポイントが付きます。
たとえば5,000円払ったら25ポイント貯まる計算です。貯まったポイントは次月以降の電気代に充当しても良いですし、楽天市場や楽天ブックスといった楽天グループのネットショッピングにも利用できます。また楽天ポイントの使える店頭でのポイント利用も可能です。
【沖縄県】楽天でんきのデメリット|高くなってしまうこともある
楽天でんきに乗り換えることで、デメリットが生じる場合もあります。
ではここから、沖縄で楽天でんきに切り替えるデメリットや注意点について見ていきましょう。
事前にデメリットを知っておけば、後になって後悔することもありません。
電気使用量が312kwh以下だと電気代が高くなる
毎月に電気使用量が312kwh以下の場合、楽天でんきに切り替えるとかえって電気代が高くなる場合があります。
たとえばアパートやマンションに一人暮らししている方などは電気使用量が313kwh未満の可能性が多いにあります。
一人暮らしの方や日中は仕事に出ていて基本的には夜の数時間しか電気を使わないという方は電気代が高くなる可能性が高いです。
電気使用量を検針票やホームページで確認の上、沖縄電力と楽天でんきのどちらがお得なのかシミュレーションしましょう。
契約できないパターンもある
楽天でんきは、沖縄県全域に対応しているわけではありません。離島では契約できないパターンもあります。
そのため、現在は基本的に沖縄本島の方への供給のみとなっています。とはいえ、今後離島への供給も開始される可能性は大いにあります。
都市ガスとのセットがない
楽天でんきは、都市ガスとのセットプランがありません。楽天でんきとは別に「楽天ガス」というサービスを提供しているものの、沖縄では供給していませんので注意してください。
支払い方法がクレジットカードのみ
楽天でんきの支払い方法はクレジットカードのみです。そのため、クレジットカードを持っていない方は新たに作る必要があります。
しかし楽天カードは18歳以上(高校生不可)の方であればだれでも申し込めて1.0%のポイントが貯まるため、この機会に持っておいて損はありません。
申し込み方法がWebのみ
楽天でんきの申し込み方法はWebからのみとなっています。そのため、スマホやパソコンの操作が苦手な方にとっては、少々面倒に思えるかもしれません。
ただし検針票がなくても「簡単申込」ができるなど、少ないステップで申し込みできるようような配慮はあるため、誰で簡単に申し込みしやすいプラットフォームとなっています。
オール電化住宅は電気代が高くなる可能性が高い
楽天でんきには、オール電化住宅向けの電力プランがありません。
なので、沖縄電力のオール電化プラン「Eeホームフラット」などを契約している方は注意が必要です。
Eeホームフラットを例にあげてみてみると、夜間の料金単価が11.18円と非常に安いのがメリットです。
楽天でんきは時間やシーズンに関係なく使った分だけ30円の従量料金がかかることを考えると、オール電化住宅の場合は沖縄電力のオール電化専用プランを選んだ方がお得といえるでしょう。
オール電化住宅の方はこちらでおすすめのオール電化プランを紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
沖縄県で楽天でんきよりも電気代が安いおすすめの新電力
沖縄県で電気代を安くできる新電力会社は、楽天でんきだけではありません。
実は沖縄にエリアを広げている新電力会社は複数あり、中でもシンエナジー・HTBエナジーは非常に電気代が安いことで人気です。
使用量別に比較しているので、どの新電力会社が最も自分の使用状況においてお得になるか検討してみてください。
おすすめ1. シンエナジー
使用量 | 楽天でんき | シンエナジー | 年間差額 |
150kwh | 4,050円 | 3,707円 | -4,116円 |
250kwh | 6,750円 | 6,457円 | -3,516円 |
400kwh | 10,800円 | 10,684円 | -1,392円 |
500kwh | 13,500円 | 13,536円 | +432円 |
メリット | デメリット |
・沖縄電力より電気代が0.1~6.4%お得に ・解約手数料0円、途中解約による違約金なし ・JALマイルが貯まる ・時間帯別の料金プランがある |
・電気使用量が少ないと沖縄電力と電気代がほぼ変わらない |
おすすめ2. HTBエナジー
使用量 | 楽天でんき | HTBエナジー | 年間差額 |
150kwh | 4,050円 | 3,931円 | -1,668円 |
250kwh | 6,480円 | 6,723円 | -2,268円 |
400kwh | 10,530円 | 11,105円 | -3,168円 |
500kwh | 13,500円 | 14,091円 | -3,768円 |
メリット | デメリット |
・基本料金が沖縄電力の半額 ・従量料金が一律26.5円で電気代が計算しやすい ・一人暮らしにおすすめ ・旅行代が安くなる特典がある |
・プランがひとつしかなく選べない |
【結論】沖縄県で新電力に切り替えるならここ!
沖縄で楽天でんきに切り替える際のメリットや、注意点についてご紹介しました。
313kwh以上毎月電気を使っている場合、楽天でんきに切り替えることで電気代を安くできます。
しかし、使用量に関わらずシンエナジーやHTBエナジーの方がお得になります。
自分の電力使用状況に合わせて各社の料金をシミュレーションの上、納得のいく電力会社の乗り換えを実現してみてください。
また、電気と合わせてプロパンガス(LPガス)も安くしたい方はこちらから簡単にシミュレーション、相見積もりができるのでぜひ試してください。
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