楽天でんきは一人暮らしだと高くなる？賃貸アパート・マンションの方は損する？

楽天でんきは基本料金が無料で、使った分に応じて従量料金が加算される料金プランです。

一見、乗り換えれば確実に安くなるように思えますが、実はそうとも限りません。

楽天でんきは場合によって、かえって電気代が高くなってしまうこともあるのです。

本記事では、一人暮らしで楽天でんきは高いのか安いのかを解説します。

大手電力会社との比較表も紹介しているので、マンションやアパートで一人暮らししている方は特に必見です。

楽天でんきは一人暮らしだと高い？デメリットや口コミも紹介

楽天でんきは契約容量に関わらず基本料金無料、従量単価一律になっているのが最大の特徴です。

ただ、契約容量が小さい、電気使用量が少ない単身の方は電気代が安いので、お得感が出づらいです。

また、一人暮らしならではの楽天でんきのデメリットやおすすめできない理由を以降、紹介しているのでチェックしてください。

単身の使用量だと料金単価が高くなる可能性あり

楽天でんきは従量料金が統一されており、使用量が少ない一人暮らしの方ですと料金単価が割高になることもあります。

以下、エリア別の大手電力との料金単価表です。

地域にもよりますが、使用量が多い単身の方であればメリットが出ますが、月に300kwhも使用しない方にはおすすめできません。

楽天ポイントの還元が少ない

楽天でんきのポイント還元率は0.5%です。

そのため、電気代が安い単身者の方はそこまでポイントが貯まりません。

例えば、毎月の電気代が5,000円の方であれば、25ポイント、年間通しても300ポイントほどです。

ただ、キャンペーンでポイントをもらいたい方はおすすめと言えるでしょう。

中部・関西・九州エリアは割高

楽天でんきは地域によって料金単価が異なるのはもちろん、各大手と比較した際の割引率も異なります。

特に、中部・関西・九州地方の方は料金単価が比較的高いため、仮に使用量が多い一人暮らしの方でも割高になってしまうケースが多いです。

そのため、愛知県や大阪府、福岡県など在住の方は以下でおすすめの電力会社を紹介していますので、参考にしてください。

▷中部のおすすめ電力会社

▷関西のおすすめ電力会社

▷九州のおすすめ電力会社

市場価格によって電気代割高になる可能性あり

楽天でんきは、従量料金以外にも「市場価格調整額」が電気代に加算されます。

そのため、市場価格の影響により、安くなることもあれば、高くなってしまう可能性も。

2024年に関しては、市場も落ち着いており、割安にて電気代を使用できますが、急に高くなるケースもあるため注意しましょう。

※沖縄に関しては、市場価格調整額ではなく、燃料費調整額が電気代に加算されます。

一人暮らしの楽天でんきと大手電力の比較表

ここでは、大手電力会社と楽天でんきの比較シミュレーションを紹介。

以下、地域別に一人暮らしの方向けに具体的な差額を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

※以下、2024年4月の市場価格調整単価(沖縄のみ燃料費調整単価)を加味しています。

楽天でんき以外の一人暮らしでおすすめの電力会社

一人暮らしで楽天でんきよりもお得になるおすすめの電力を紹介。

以下、東京電力エリアでのシミュレーションとなります。

また、エリアによっておすすめの電力が異なるため、東京電力以外の方は以下をチェックしてください。

▷北海道のおすすめ電力会社

▷東北のおすすめ電力会社

▷関東のおすすめ電力会社

▷中部のおすすめ電力会社

▷関西のおすすめ電力会社

▷中国地方のおすすめ電力会社

▷四国のおすすめ電力会社

▷九州のおすすめ電力会社

おすすめ1.Looopでんき

Looopでんきは楽天でんきと同様、基本料金が無料の電力サービスです。

市場連動型プランで30分ごとに料金単価がわかるのが特徴。

料金単価はアプリでいつでも確認することができるため、電気を使うタイミングを自由に選択できる一人暮らしの方であれば非常におすすめです。

時間帯によっては1kwhあたり0.1円で使用もできます。また、シミュレーションもできるのでぜひ検討してみてください。

Looopでんきの詳細についてはこちら▽

おすすめ2.リミックスでんき

リミックスでんきも同様、基本料金が無料の電力サービスです。

また、Looopでんきと同じで、30分ごとに料金単価が異なります。

さらに、CO₂排出量実質ゼロプランがあり地球に優しい電気を使いたい方にもおすすめです。

リミックスでんきの詳細についてはこちら▽

ぴったりの電力会社に切り替えて電気代を安くしましょう！

楽天でんきは本当に安いのか、またどんなときに料金が高くなるのかご紹介しました。

楽天でんきは、電気使用量やエリアによって高くなるケースがあることがわかりましたね。

楽天でんきを検討する際は、自宅の電気使用量を確認の上、料金シミュレーションで高くならないことをチェックしてから乗り換えしてみてください。

さらに、都市ガスやプロパンガス(LPガス)も合わせて安くしたい方はこちらをチェックしてみてください。

・東京ガスエリアのおすすめ都市ガス会社
・東邦ガスエリアのおすすめ都市ガス会社
・大阪ガスエリアのおすすめ都市ガス会社