Looopでんきのオール電化「スマートタイムプラン」は評判が悪い?メリットやデメリットなど紹介

Looopでんきのオール電化プラン|基本料金無料のスマートタイムプラン新登場

基本料金が無料の新電力会社であるLooopでんきに、オール電化住宅向けのプランである「スマートタイムプラン」が登場しました。オール電化住宅におすすめ新電力会社を探している方にとっては、関心が高いプランではないでしょうか。

こちらの記事では、Looopでんきのスマートタイムプランのメリット・デメリットを解説して、どんな人にとっておすすめのプランであるかについてを詳しく解説していきます。

スマートタイムプランに興味がある方や新電力会社のオール電化住宅向けプランに関心のある方は、ぜひ記事を読んで電力会社選びの参考にしてください。

目次

Looopでんきの会社概要|サービス内容や供給エリアなど紹介!

運営会社名 株式会社Looop(ループ)
設立 2011年4月4日
会社住所 東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー15階・22階
資本金 3,669百万円
解約金 なし
供給エリア 北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力エリア

電力会社の中ではかなり設立してから日が浅い会社です。

Looopは「基本料金無料」というシンプルでわかりやすい料金システムで人気を集め、多くの利用者を集めました。今では供給エリアが全国になるほど大きな電力会社のうちの一つになっています。

また、Looopでんきのスマートタイムプランに申し込むには、今現在の契約が60A以上、6kVA以上、実量制の場合は3kW以上が対象です。注意点としては、引っ越し先で新たにこのプランに申し込むことはできません。

そのため、一度地域電力会社か、他の新電力オール電化対応プランを挟むしかありません。そして、スマートタイムプラン契約後、供給が始まってから1年が経過するまでは他社プランに乗り換えることはできないため、併せて検討が必要です。

Looopでんきはインターネットでのみ申し込みが可能です。申込者情報・支払情報を申し込みフォームに入力して、申し込み手続きをします。

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オール電化住宅の電気料金プランとは?


オール電化プランは一般的な料金プランとどのような違いがあるのでしょうか。基本料金と従量料金に分けて解説していきます。

オール電化住宅の基本料金

多くの電力会社は10A・1KVAあたりに基本料金が加算され、契約容量が大きいほど料金が高くなります。オール電化はライフラインが電気の身となるので、契約容量が大きくなることが多いです。

なのでガスと併用している時よりも基本料金が高くなりますが、その分ガスの基本料金がないのでほとんどのケースで安くなります。大手電力会社の場合は基本料金が平均2,000円近くかかり、さらに契約容量(A・KVA)が増えれば2,000円を超えることも多いです。

東京電力の場合

契約容量 東京電力
10A・1KVAあたり 286円

オール電化住宅の従量料金

一般的な契約プランは、電気の使用量が多くなれば料金単価が増える仕組みとなっていますが、オール電化プランは電気の使用量は関係なく、時間帯や季節によって料金単価が異なります

この特徴をうまく活かせば、電気料金を大きく節約することもできます。また時間帯ごとの料金は電力会社によりさまざまなので、選ぶときはきちんとシミュレーションして比較しましょう。

東京電力の場合

従量料金 東京電力
AM6:00-AM1:00 25.80円
AM1:00-AM6:00 17.78円

Looopでんきのオール電化プランのメリット・デメリット|口コミや評判も紹介

Looopでんきのメリット・デメリットとは?口コミや評判を交えて解説!

Looopでんきのオール電化プランには、それぞれ以下のようなメリット・デメリットがあります。

Looopでんきオール電化プランのメリット Looopでんきオール電化プランのデメリット
・基本料金無料
・解約違約金無料
・春秋の昼間の料金単価が安い
・夜間の料金単価が安い
・供給エリアが広い
・昼間の電気代が高い
・Looop でんき+(プラス)は対象外
・支払い方法がクレジットカードのみ
・使用する時間帯によって電気代が高くなる

以下、それぞれについて詳しく解説します。

Looopでんきのオール電化プランのメリット5つ

Looopでんきのオール電化プランのメリット

メリット1. 基本料金無料

基本料金がかかると、どんなに少ない使用量でも一定の料金が発生してしまいます。

しかしLooopでんきは基本料金がかからないので、一人暮らしなど毎月の使用量が少ない家庭でもお得に利用することができるのです。

メリット2. 解約違約金無料

スマートタイムプランはオール電化向けの特別な料金体系なので、お住まいの家庭によってはあまり安くならないということもあります。

そんなとき解約違約金無料であれば負担なく他社への乗り換えができるので、気軽に切り替えをしてお試しすることができるのです。

メリット3. 春秋の昼間の料金単価が安い

スマートタイムプランの一番の特徴は、春・秋10~16時の従量料金が安いことです。この特徴により、季節ごとの電気使用量の差がそれほど大きくない地域では電気代がお得になることが多くなります。

ただし大手電力会社の料金体系によっても異なるので、得するかどうかは一概にはいえないためしっかりシミュレーションしてみる必要があります。

メリット4. 夜間の料金単価が安い

スマートタイムプランのもう一つの特徴は、0~6時の夜間料金が安いことです。

オール電化住宅はこのメリット活かし、エコキュートや蓄熱ヒーターを使って夜間の電気を日中に使うことで効率的に電気代を節約することができます。

メリット5. 供給エリアが広い

供給エリアは沖縄と離島を除く全国です。ですからお住まいの地域がどこかを気にせず利用することができます。

Looopでんきのオール電化プランのデメリット4つ

Looopでんきのデメリット|口コミと評判と合わせて紹介

デメリット1. 昼間の電気代が高い

スマートタイムプランの欠点は、夏・冬の8~18時ピークタイムの料金がかなり高いという点です。

この時間帯は通常の従量単価と比べて10円も高いため、東北のように寒い地域や九州のように熱い地域では料金が高くなってしまうこともあります。

デメリット2. Looop でんき+(プラス)は対象外

Looopでんきのオプションサービスにガス割りやソーラー割りなどの適用が受けられる「Looopでんきプラス」があります。

スマートタイムプランを使うと、Looopでんきプラスは適用されなくなるので、この点には注意しましょう。

デメリット3. 支払い方法がクレジットカードのみ

公共料金は伝票で支払うのが習慣になっていると、クレジットカードでの支払に慣れないかもしれませんが、Looopでんきはクレジットカードでの支払いしかできません。

デメリット4. 使用する時間帯によって電気代が高くなる

オール電化住宅では基本的にエコキュートや蓄熱暖房機を使うことで夜間の安い電気を使うのですが、日中の電気を全く使わないわけではありません。

そのため日中に電気を使いすぎると料金は高くなってしまうため、この点は注意が必要です。

Looopでんきのオール電化プランの口コミ|評判って悪いの?

2020年10月末から始まったサービスであり、ネット上では既に申し込みをしたという声もみられます。

スマートタイムプランがお得感を発揮するのは春からが本番なので、春以降の季節にはSNS上でも評判が聞けるかもしれません。

 

Looopでんきのオール電化の料金表|地域別に紹介

Looopでんきのオール電化の料金表|地域別に紹介

Looopでんきのスマートタイムプランの特徴は以下の通りです。

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・基本料金0円
・料金が季節・時間帯によって4つに分かれている
・春・秋の日中が最も安く、夏・冬の日中が最も高い
・夜間は季節を問わず安い

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各エリアごとにLooopでんきスマートプランの料金単価表をみていきましょう。

北海道電力エリア:スマートタイムプラン

タイム名 季節 時間帯 従量料金/kwh
スマートタイム 春・秋
昼間
10:00~16:00 21.5円
ピークタイム 夏・冬
平日昼間
8:00~18:00 41.5円
リビングタイム
春・秋
朝夕
6:00~10:00
16:00~22:00
31.5円
夏・冬
平日朝夕
6:00~8:00
18:00~22:00
夏・冬
休日昼間 ※土日祝
6:00~22:00
ナイトタイム 通年夜間 22:00~6:00 24.5円

東北電力エリア:スマートタイムプラン

タイム名 季節 時間帯 従量料金
スマートタイム 春・秋
昼間
10:00~16:00 17.5円
ピークタイム 夏・冬
平日昼間
8:00~18:00 37.5円
リビングタイム
春・秋
朝夕
6:00~10:00
16:00~22:00
27.5円
夏・冬
平日朝夕
6:00~8:00
18:00~22:00
夏・冬
休日昼間 ※土日祝
6:00~22:00
ナイトタイム 通年夜間 22:00~6:00 20.5円

東京電力エリア:スマートタイムプラン

タイム名 季節 時間帯 従量料金
スマートタイム 春・秋
昼間
10:00~16:00 17.5円
ピークタイム 夏・冬
平日昼間
8:00~18:00 37.5円
リビングタイム
春・秋
朝夕
6:00~10:00
16:00~22:00
27.5円
夏・冬
平日朝夕
6:00~8:00
18:00~22:00
夏・冬
休日昼間 ※土日祝
6:00~22:00
ナイトタイム 通年夜間 22:00~6:00 20.5円

中部電力エリア:スマートタイムプラン

タイム名 季節 時間帯 従量料金
スマートタイム 春・秋
昼間
10:00~16:00 17.5円
ピークタイム 夏・冬
平日昼間
8:00~18:00 37.5円
リビングタイム
春・秋
朝夕
6:00~10:00
16:00~22:00
27.5円
夏・冬
平日朝夕
6:00~8:00
18:00~22:00
夏・冬
休日昼間 ※土日祝
6:00~22:00
ナイトタイム 通年夜間 22:00~6:00 19.5円

北陸電力エリア:スマートタイムプラン

タイム名 季節 時間帯 従量料金
スマートタイム 春・秋
昼間
10:00~16:00 12.4円
ピークタイム 夏・冬
平日昼間
8:00~18:00 32.4円
リビングタイム
春・秋
朝夕
6:00~10:00
16:00~22:00
22.4円
夏・冬
平日朝夕
6:00~8:00
18:00~22:00
夏・冬
休日昼間 ※土日祝
6:00~22:00
ナイトタイム 通年夜間 22:00~6:00 14.4円

関西電力エリア:スマートタイムプラン

タイム名 季節 時間帯 従量料金
スマートタイム 春・秋
昼間
10:00~16:00 13.4円
ピークタイム 夏・冬
平日昼間
8:00~18:00 33.4円
リビングタイム
春・秋
朝夕
6:00~10:00
16:00~22:00
23.4円
夏・冬
平日朝夕
6:00~8:00
18:00~22:00
夏・冬
休日昼間 ※土日祝
6:00~22:00
ナイトタイム 通年夜間 22:00~6:00 15.4円

中国電力エリア:スマートタイムプラン

タイム名 季節 時間帯 従量料金
スマートタイム 春・秋
昼間
10:00~16:00 15.4円
ピークタイム 夏・冬
平日昼間
8:00~18:00 35.4円
リビングタイム
春・秋
朝夕
6:00~10:00
16:00~22:00
25.4円
夏・冬
平日朝夕
6:00~8:00
18:00~22:00
夏・冬
休日昼間 ※土日祝
6:00~22:00
ナイトタイム 通年夜間 22:00~6:00 17.4円

四国電力エリア:スマートタイムプラン

タイム名 季節 時間帯 従量料金
スマートタイム 春・秋
昼間
10:00~16:00 15.4円
ピークタイム 夏・冬
平日昼間
8:00~18:00 35.4円
リビングタイム
春・秋
朝夕
6:00~10:00
16:00~22:00
25.4円
夏・冬
平日朝夕
6:00~8:00
18:00~22:00
夏・冬
休日昼間 ※土日祝
6:00~22:00
ナイトタイム 通年夜間 22:00~6:00 17.4円

九州電力エリア:スマートタイムプラン

タイム名 季節 時間帯 従量料金
スマートタイム 春・秋
昼間
10:00~16:00 13.4円
ピークタイム 夏・冬
平日昼間
8:00~18:00 33.4円
リビングタイム
春・秋
朝夕
6:00~10:00
16:00~22:00
23.4円
夏・冬
平日朝夕
6:00~8:00
18:00~22:00
夏・冬
休日昼間 ※土日祝
6:00~22:00
ナイトタイム 通年夜間 22:00~6:00 15.4円

Looopでんきは大手電力会社と比較してどのくらい安い?

Looopでんきは大手電力会社と比較してどのくらい安い?

ここでは実際に東京電力との比較をしていきます。

こちらから簡単にシミュレーションもできますので、ぜひ確認してみてください。

東京電力スマートライフプランとの比較

電気使用量/契約容量 東京電力
スマートライフS/L
Looopでんき
スマートタイムプラン
500kwh
8KVA
14,352円 11,333円
800kwh
10KVA
21,163円 18,133円
1,000kwh
12KVA
27,561円 22,666円

※6-18時:18-6時=5:5の割合で計算しています。また、春秋の料金単価で計算しています。

最適なオール電化プランを選んで電気代を安くしましょう!

Looopでんきのスマートタイムプランは基本料金無料で春・秋の日中は従量料金がとても安いため、オール電化住宅なら電気代をお得に節約できるでしょう。

しかしその分夏・冬の日中は従量料金がかなり高いので、住んでいる地域やご家庭の生活スタイルによっては料金が高額にある可能性もあります。

スマートタイムプランをお得に活用するためには、こちらで紹介した内容を参考にご家庭の電気使用状況をよく考え、お得に使えるかどうかをしっかりシミュレーションしてください。

自分に合った電力会社が分からない方は、弊社に相談ください

弊社では700社程度ある電力会社の中から、お客さまの利用状況に合わせて最適な電力会社を提案しております。

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