会社の清掃などを依頼する時に、「日常清掃」「定期清掃」という2種類の清掃方法があるのはご存知でしょうか。
今回は定期清掃に着目し、定期清掃とはどのようなものなのか。そして、日常清掃とは一体何が違うのかを詳しく解説します。
定期清掃の内容、相場、依頼の頻度、清掃を行うメリットなどもまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
【目次】好きなところから見れます▼
定期清掃とは?日常清掃との違いも解説!
クリーニング業者に清掃を依頼する場合、大まかに分けて日常清掃と定期清掃の2種類に分かれます。
どちらもキレイに清掃してくれることに変わりはないので、区別がつかない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、この項目では日常清掃と定期清掃の違いについて解説していきます。
普段の掃除である日常清掃に対して定期清掃とはどのようなものを指すのかみていきましょう。
定期清掃とは?どこまでの範囲や内容なの?
定期清掃とは、日常的な清掃では落としきれない汚れを落とすための清掃作業のことを指します。具体的に以下のような清掃です。
・床清掃
・カーペット清掃
・エアコン清掃
・ガラス清掃
・トイレ清掃
・ブラインド洗浄
・蛍光灯の掃除
・グリストラップ
・壁等の高圧洗浄
・シャッター洗浄
大掃除のような感覚で、日常清掃では手が回らないところを定期清掃で行っていくのです。
定期清掃と日常清掃の違い
日常清掃と定期清掃は普段の掃除で補える部分が日常清掃、手の込んだ作業が必要となる清掃が定期清掃とお伝えしてきました。もう少しその違いについて触れていきましょう。
日常清掃
・仕事場や、駐車場などを快適に使えるように整える
・仕事に集中できる環境を整える
定期清掃
・日頃の掃除では手が回らないところを掃除する
・清掃業者でないと作業が困難な箇所を掃除する
つまり、日々の仕事を快適に行える環境作りの部分は日常清掃で行い、エアコン清掃など全体ではなく1箇所を集中して行っていくような作業が定期清掃と分類されることが分かります。
定期清掃のメリット3つ
定期清掃を行うことで、普段は手が回らないような箇所もキレイになるということが分かりました。ですが、ただそれだけではなくまだまだ定期清掃を行うことによって生まれるメリットがあるんです。
一体どのようなメリットが挙げられるのでしょうか。具体的にメリットを3つ挙げて紹介をしていきます。
定期清掃のメリット1.衛生環境がよくなる
清掃が行き届いている職場だと、散らかっている環境の職場と比べて集中力が増し、作業効率が上がることが予想されます。また、来客者も衛生環境が良い会社の場合、その後の商談がプラスへ働いたというデータもあるようです。
このように、清掃が行き届いていると清潔な環境を保てるだけでなく、取引先への影響や仕事への姿勢にも関わってくることが分かります。定期清掃を行うことによってプラスの相乗効果が生まれていることになります。
定期清掃のメリット2.建物や設備などの保守メンテナンス
長期間放っておいた箇所の清掃を頼むと、汚れが落ちにくくなっていたりと予想外の料金が発生してしまう場合があります。
また、適切な清掃が行われなことにより、通常よりも早く設備や機材が老朽化してしまうこともあります。
そんなリスクを軽減できるのが、定期的な清掃によるメンテナンスです。定期清掃を行うことで、建物や設備を長くキレイに使っていくことができるのです。
定期清掃のために業者を呼べば料金が発生してしまいますが、長期的に見れば決してマイナスにはなりません。
定期清掃のメリット3.経費削減につながる
こまめに定期清掃を行うことで、長く快適に設備が使えます。例えばエアコン清掃を例に見ていきましょう。
エアコン清掃ををこまめに行うことで生まれるメリットは、以下のものなどが挙げられます。
・電気効率が上がって節電に繋がる
・耐久年数が伸びて経費削減につながる
・故障のリスクを減少する
放ったらかしにせずに、メンテナンスを行う頻度を上げることで、機材を長持ちさせたり、節約にも繋がります。
▷北海道のおすすめ電力会社
▷東北のおすすめ電力会社
▷関東のおすすめ電力会社
▷中部のおすすめ電力会社
▷関西のおすすめ電力会社
▷中国地方のおすすめ電力会社
▷四国のおすすめ電力会社
▷九州のおすすめ電力会社
▷沖縄のおすすめ電力会社
定期清掃の頻度は?
定期清掃を行う頻度は箇所によっても異なります。よく定期清掃で行われる箇所のおすすめの清掃頻度とはどのぐらいなのか見ていきましょう。
・エアコン清掃:1~2年に1度
・床清掃:1~2ヶ月に1回
・トイレ清掃:週1回
・グリストラップ:2ヶ月に1回
・カーペット清掃:1~2ヶ月に1回
・シャッター洗浄:1年に1回
おおよその頻度の目安とはなりますが、大体このような感じを頻度の基準としていくのが適切なメンテナンスとなります。もちろんここに挙げたのは日常清掃では手に負えないスペシャルケアです。
例えばトイレ清掃を例に考えると、日常清掃で便器の縁や裏側の汚れをブラシで行い、定期清掃ではタンク内部の汚れまで落としていくといったイメージです。
定期清掃の単価!業者に依頼したときの料金相場は?
定期清掃を業者に依頼した場合、料金はどのくらいが相場となるのでしょうか。料金の相場は依頼をする箇所によって単価も異なるので、単価ごとにまとめていきます。
・エアコン清掃:2万円~5万円
・床清掃:3万円~5万円
・トイレ清掃:8,000円
・グリストラップ:250リットル以下で18,000円~25,000円
・カーペット清掃:3万円~5万円
・シャッター洗浄:2,000円程度
上記がおおよその料金の目安です。これらが単価で見た業者に依頼した場合の相場ですが、中には月額1万5,000円~4万円程の定額料金で契約できる会社もあります。
どこの業者に依頼をするかで、単価や料金の相場も異なってくるので、業者に依頼をする際は見積もりなどを複数取り、見比べてみるといいですよ。
【関連記事】この記事を読んだ方は、こちらの記事も読んでいます。
換気扇掃除のおすすめ業者5選|業者の選び方&料金相場も大公開!
窓ガラスの掃除方法5選|押さえるべきポイントや便利な道具も紹介