コスト削減 清掃

厨房の清掃方法を紹介|清掃頻度や各エリアごとに解説します!

厨房の清掃方法を紹介|清掃頻度や各エリアごとに解説します!

「自分で厨房清掃をしたいが、具体的なやり方が分からない」とお悩みではありませんか?

エリアによって付着する汚れは異なるため、それに応じて清掃方法も変えなければいけません。隅々まできれいさっぱり掃除するには業者に依頼する必要がありますが、日常的に清掃することで清潔を維持しやすくなります。

今回は、厨房の清掃方法を換気扇・レンジフード・シンク・グリストラップ・ダクト・床・エアコンの7つに分けて紹介します。これから厨房清掃をしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

厨房清掃をするメリット

厨房清掃をするメリットは4つです。「忙しくてなかなか清掃できていない」という方もいるかもしれません。

しかし、定期的な清掃をしないとさまざまな問題が発生する恐れがあります。お客様や近隣住民からの評判にも関わってくるため、厨房清掃は必ず行いましょう。

厨房清掃をするメリット①臭いを軽減できる

厨房清掃をすると嫌な臭いがなくなり、快適に作業を進められます。厨房が臭う原因はさまざまですが、主に以下の3つです。

・排水口(排水溝)からの下水の臭い
・グリストラップからの腐敗した食材や汚泥の臭い
・厨房内に放置しているゴミの臭い

これらの臭いがダクトを通じて外へ排出されると、近隣住民から苦情が来る可能性があります。気持ち良く料理を提供するためには、日々の厨房清掃が大切なのです。

厨房清掃をするメリット②害虫防止

厨房清掃を行うことで汚れや食べ物のくずなどがなくなるため、害虫を防止できます。

厨房は調理を行う場所なので、さまざまな場所に油汚れがたまりやすいです。そのまま放置していると、汚れやヌメリ、食べ物のくずをえさとする害虫が寄ってきてしまいます

しかし、厨房清掃をすることで害虫のえさとなるものがなくなるため、ゴキブリやハエなどが集まることを未然に防げるのです。

厨房清掃をするメリット③衛生管理

厨房清掃は衛生面を保つことにもつながります。汚れを除去して害虫を防止したり、お客様の口に入るものに雑菌が付かなくなったりするからです。

たとえばレンジフードや換気扇が汚れている場合、調理の熱気で油汚れが溶けて料理に入ってしまう可能性があります。シンクが汚れている場合は、洗浄済のお皿に雑菌が付いたままお客様に提供する可能性もあるでしょう。

食中毒を防ぐためにも、厨房清掃は欠かせません。

厨房清掃をするメリット④節電につながる

厨房エアコンや換気扇など、機器を掃除すると節電できます。

機器は長時間稼働していることが多く、その分ほこりや汚れがたまりやすいです。定期的に清掃しないと、通常通りに動作するために余分な電力を使う必要があり、電気代が高くなってしまいます

反対に、清掃やメンテナンスをすることで常に良い状態で稼働でき、運転効率が上がります。

厨房清掃マニュアル活用|定期的に清掃しキレイに保つ

自分達で厨房清掃を行うには、適切な清掃方法を共有することが重要です。「厨房清掃のマニュアルがない」という場合には、以下の資料を参考にして作成してみましょう。

・文部科学省が出している『調理場における洗浄・消毒マニュアルPart1』『調理場における洗浄・消毒マニュアルPart2
・厚生労働省が出している『大量調理施設衛生管理マニュアル

『調理場における洗浄・消毒マニュアル』はあらゆる設備の基本的な洗浄方法を記したもの、『大量調理施設衛生管理マニュアル』はHACCPの概念に基づいた重要管理事項を記したものです。

自分で厨房清掃を行う頻度は?

厨房清掃の頻度は、店舗でどのような料理を提供しているかや、設備の使用頻度によって異なります。「厨房エアコンのフィルターは月に1回」など、汚れ具合に応じて頻度を調整しましょう。

すべてのエリアを一気に清掃するのではなく、曜日や日にちに合わせて清掃エリアを変えるのもgoodです。1日分の作業員の負担が少なくなるため、継続しやすくなります。

また、自分での厨房清掃だけでは完全に汚れを除去するのは難しいです。1年に1回程度、業者へ依頼して専門的な清掃作業を行うのが理想的です。

厨房清掃の方法をエリアごとに紹介します。

厨房はエリアによって付着する汚れが異なります。そのため、それぞれのエリアに適した清掃方法をしなければいけません。

ここでは、換気扇・レンジフード・シンク・グリストラップ・ダクト・床・エアコンの7つに分けて紹介します。

厨房換気扇清掃

飲食店の厨房や工場など、空気の入れ替えが必須なエリアでは有圧換気扇が設置されていることが多いです。有圧換気扇とは、圧力をかけることで風の影響を受けずに空気を循環できる換気扇を指します。

有圧換気扇の清掃方法は以下のとおりです。

手順①コンセントを抜く
手順②中性洗剤を浸した布で汚れを拭き取る
手順③水拭き・乾拭きする
手順④コンセントを挿す

頑固な汚れの場合は、40度程度のぬるま湯に中性洗剤を溶かし、布や柔らかいスポンジで優しくこすりましょう。

換気扇掃除の仕方|種類別に簡単な掃除方法を紹介します!
換気扇掃除の仕方|種類別に簡単な掃除方法を紹介します!

今回は換気扇の種類別に分解方法から掃除の手順まで細かくご紹介します。手順が多く見えるかもしれませんが、やってみると意外と簡単な仕方で掃除できます。 作業の注意点や簡単に掃除できるコツはもちろん、事前に ...

続きを見る

レンジフード清掃

レンジフードとは、換気扇を囲うように設置されたフードのことです。ステンレス製が多く、調理場の上部に設置されています。レンジフードの清掃では、一緒にグリスフィルターも洗いましょう。

手順①シンクにお湯をため、油汚れ用洗剤を入れて洗浄液を作る
手順②グリスフィルターとオイルポットを取り外し、洗浄液につけ置きする
手順③スポンジに洗剤を付けて、レンジフードの汚れを除去する
手順④水拭き・乾拭きする
手順⑤グリスフィルターとオイルポットをこすり洗いしてよくすすいだら、元の場所に設置する

シンク清掃

シンクの清掃はわずかな時間で終わるため、調理終了後にサッと汚れを落とせます。清掃方法は以下のとおりです。

手順①ゴミ受けにたまったゴミを捨てる
手順②スポンジに中性洗剤を付け、シンク全体をこする
手順③水でよく洗い流したあと、乾いたタオルで水分を拭き取る

排水口が気になる場合は、対応している漂白剤を活用するのがおすすめです。ゴミ受けや排水口周りに泡タイプの漂白剤を吹きかけたあと、5~10分程度放置してよく洗い流します。

グリストラップ清掃

グリストラップとは、油脂や生ゴミなどが下水へ直接流れるのを防ぐ装置のことで、3つの槽に分かれているのが一般的です。

第1槽ではバスケットで生ゴミや残飯を除去し、第2槽では水と油脂を分離。そして第3槽でさらに油脂を分離させ、下水に排出します。

清掃方法は以下のとおりです。

手順①第1槽のバスケットにたまった固形物をゴミ袋に入れる
手順②第2槽に浮いている油脂や底にたまった汚泥を、ひしゃくなどですくって回収する
手順③第3槽をたわしやブラシでこすり、汚れを落とす

回収したものは、各自治体のガイドラインに従って処分してください。

グリストラップの清掃方法を紹介!清掃頻度や注意点についても解説します。
グリストラップの清掃方法は?清掃頻度や注意点についても解説!

飲食店では欠かせないグリストラップの清掃。正しい清掃方法と定期的なメンテナンスで、清潔な厨房を維持しましょう。グリストラップは自治体ごとに清掃マニュアルがあり、グリストラップ自体も洗浄を行う必要があり ...

続きを見る

ダクト清掃

厨房のダクトは油汚れが付くことが多いですが、一般の方が内部を清掃するのは難しいです。ダクトは筒状になっており、奥まった構造になっているからです。

しかし、上記で紹介した換気扇やレンジフードの清掃を行えば、ダクト内部に入り込む汚れが少なくなります。換気扇やレンジフードの清掃はダクトの汚れを防止する効果もあるのです。

「ダクト内部を清掃したい」と感じている方は、業者へ依頼してきれいにしてもらうのがおすすめです。

ダクトの清掃方法を徹底解説|ダクトの種類から清掃メリットも紹介します!

「ダクトの清掃方法が分からない」とお悩みではありませんか? ダクト内部の清掃は専門的な道具や知識が必要なため、自分で行うのは難しいです。しかし、ダクトを今以上に汚さないためにできることはあります。 そ ...

続きを見る

床清掃

厨房の床清掃は、水が流せる場合(ウェット方式)と水が流せない場合(ドライ方式)の2パターンがあります。排水溝がない厨房ならば、ドライ方式で清掃を行いましょう。

洗浄液は中性洗剤+水で作り、油汚れがひどい場合はアルカリ性洗剤+水で作ってください。

ウェット方式
手順①床のゴミをほうきなどで除去する
手順②ホースで床に水をまいて、洗浄液を塗布する
手順③デッキブラシなどでこすり洗いして、よく洗い流す
手順④水を切って乾拭きモップで仕上げる

ドライ方式
手順①床のゴミをほうきなどで除去する
手順②モップに洗浄液を含ませて、床を拭き上げる
手順③別のモップに水を含ませ、よく水拭きする
手順④乾拭きモップで仕上げる

厨房エアコン清掃

厨房エアコンの内部を清掃するには分解洗浄を行わなければいけないため、専門的な知識や道具が必要です。しかし、フィルターを清掃するだけでも内部が汚れるのを防げるので、十分効果はあります。

清掃方法は以下のとおりです。

手順①ツマミをスライドさせて、グリルを開ける
手順②フィルターを取り出す
手順③中性洗剤とぬるま湯を合わせた洗浄液で汚れを除去する(汚れがひどい場合はアルカリ洗剤を使う)
手順④よく洗い流し、乾かしたら元の場所に設置する

エアコンクリーニングは自分でできるの?やり方や手順をご紹介!
エアコンクリーニングは自分でできるの?注意点とプロの業者に依頼するメリットも解説!

目次1 【大前提】エアコンの内部洗浄を自分でやるのはおすすめしない!1.1 自分でエアコン洗浄をしたいなら、安全に清掃できる範囲を理解しよう。2 自分でできるエアコンクリーニングは3箇所2.1 掃除で ...

続きを見る

火災保険を申請すると平均91万円の保険金受け取れます!

火災保険申請ドットコム

-コスト削減, 清掃

Copyright© コストモンスター , 2021 All Rights Reserved.