みんな電力は再生可能エネルギーの利用に積極的に取り組んでいる電力会社です。
CMなどでその名前を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
またみんな電力は怪しいという口コミを聞き、不安になっているという方もいるかもしれません。
みんな電力に乗り換えるなら、料金がどれくらいになるのかきちんと計算してシミュレーションしましょう。
こちらの記事ではみんな電力の料金プランや大手電力会社との料金比較、そしてみんな電力のメリット・デメリットについてまとめました。みんな電力への乗り換えを検討している方は、ぜひこちらを参考にしてください。
みんな電力とは?供給エリアや支払い方法、解約金など
運営会社 | みんな電力株式会社 |
---|---|
設立 | 2011年5月1日 |
住所 | 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F |
供給エリア電気 | 東北・東京・中部・関西・中国・四国・九州電力エリア |
解約金/違約金 | なし |
支払い方法 | クレジットカード |
申し込み方法 | 電話:03-6277-5441 web |
問い合わせ | 03-6277-5441 10:00〜18:00(土日祝除く) web |
マイページ | https://portal.minden.co.jp/ |
みんな電力はみんな電力株式会社が運営する電力事業で、再生可能エネルギーの利用に力を入れています。
比較的安い料金でエコなエネルギーを使うことができるというのが魅力的な点。みんな電力株式会社ガス事業がないので、セットなどを活用することはできません。
みんな電力のメリット・デメリット!本当に怪しいの?
みんな電力が怪しいという噂を聞き、気になっている方もいるかもしれません。
ここではみんな電力のメリット・デメリットを解説します。乗り換えを検討するのであればメリット・デメリットをきちんとおさえたうえで、本当にお得になるのかどうかをよく検討してください。
みんな電力のメリット5つ!口コミと評判と合わせて紹介
みんな電力のメリットについて説明します。
料金に関すること、再生エネルギーに関することなどそれぞれ参考にしてください。
メリット① 好きな発電所を応援できる|プレゼント特典がある発電所もある
みんな電力の「顔の見える発電所」というサービスでは、発電所が消費者に電気を売るだけでなく、イベントやメディア掲載をとおして繋がりを作ることができます。
ブロックチェーンシステムを使って発電所と消費者のあいだに繋がりを作り、消費者自身が気に入った発電所の電気を買うことで好きな発電所を応援することができるのです。
発電所のなかには見学ツアーや地元返礼品など、特典を用意していることも。このように電気事業において発電所と消費者どおし顔が見えるというのは、みんな電力が日本で初めて実現したサービスです。
メリット② 電源構成が75%以上FIT電気と再エネでエコ
みんな電力は再生可能エネルギーの利用に力を入れている電力会社です。スタンダードプランの場合、電源構成の75%をFIT電気と再エネが占めています。
FIT電気とは再生可能エネルギー電源を用いて発電され、固定価格買取制度(FIT)によって電気事業者に買い取られた電気のことです。
さらにプレミアムプランではFIT電気と再エネの割合が100%。普段の生活の中に気軽にエコを取り入れるので、再生可能エネルギーに興味がある人にはおすすめです。
メリット③ 40A以上で基本料金お得
保坂区長が力を入れてます。
自然再生エネルギー発電、
世田谷区の保育園の電気代も
凄い金額が節約になったと聞き
私の店も、みんな電力に切り替えました。
もちろん単価も安いですし
年間10万円を越える電気代を節約出来る見通しなのですが、
作り手の見える電力
本当に感謝してます
みんな電力の基本料金は10A単位で少しずつ料金が高くなっていきますが、電気容量が多くなるほど大手電力会社に比べて基本料金が安くなります。
多くの電力会社の場合、基本料金は契約容量に合わせて一定の金額で高くなっていきますが、みんな電力は料金の上がる金額が一定の割合で減額していくのが特徴。
そのため電力容量が多い家庭ほど、基本料金がお得になります。
メリット④ 使用量が多いほどお得|従量料金一律
みんな電力様から当選していた
冊子とクオカードが届きました
電気のことって今まで真剣に
考えたこと無かったし、
安いとか高いとか気にしてなかった
このキャンペーンを機に、冊子も見て
電気の生産者さんがいることや
オトクになることなど詳しく知れた
みんな電力は、従量料金が一定の料金体系です。
大手電力会社では電気使用量が多くなるにつれて従量料金が高くなるため、一定の使用料を超えるとみんな電力の電気代の方がお得に。大手電力会社との比較表をみても、使用量が増えるにつれて金額差が縮まっているのがわかるでしょう。
そして電気使用量が増えれば増えるほど、料金の差は広がります。つまりはみんな電力は、電気使用量が多い家庭ほどお得な電力会社ということです。
メリット⑤ エポスカード会員プランでお得
エポスプランは自然エネルギー100%で発電時のCO2排出量がゼロの、環境にやさしい電力プラン。スタンダードプランと同じ基本料金・従量料金なので、電気使用量が多い家庭であれば大手電力会社よりも電気代が安くなります。
みんな電力は再生可能エネルギーの活用を売りにしている新電力会社ですが、お得にエコな電気を使えるというのがエポスプランの魅力といえるでしょう。
みんな電力のデメリット2つ!口コミと評判と合わせて紹介
みんな電力のデメリットについて説明します。
乗り換えをするうえでは、どのようなデメリットがあるのかも知っておきましょう。
デメリット① 一人暮らしなど使用量が少ないと安くない
みんな電力は従量料金2段目まで大手と同じ価格なので、電力使用量が少ない家庭だと安くはならないです。そのため一人暮らしなどの電気使用量が少ない家庭の場合、お得感は得られないでしょう。
後ほど紹介する大手電力会社との比較表をみても、使用量が少ないとみんな電力の料金がかなり高くなっているとわかるでしょう。
電気使用量が増えれば増えるほど料金の差は縮まり、一定の使用料を超えればみんな電力の方が安くなります。そのためみんな電力は、一人暮らしなどの電気使用量が少ない家庭ではおすすめできません。
デメリット② 市場価格によって電気代が変動する
みんな電力は、電源調達費調整料金が電気代に加算されるため、市場価格によって電気代が安くなったり高くなったりする可能性があります。
そのため、乗り換えて割高になるケースもあるので注意しましょう。
みんな電力の料金プラン!大手電力会社と比較して高い?安い?
みんな電力の料金表を紹介します。
大手電力会社の料金とそれぞれ比較するので、みんな電力の料金が安いのかどうかチェックしましょう。
みんな電力の料金プラン!エリアごとに紹介
料金プランの特徴は、従量料金が一定金額であるというところ。みんな電力には、下記のようなプランがあります。
・スタンダードプラン
・プレミアム100プラン
みんな電力は再生可能エネルギーを積極的に利用している電力会社。再生可能エネルギーがメインの「スタンダードプラン」と、再生可能エネルギー100%の「プレミアム100プラン」の2つのプランがあります。
みんな電力の料金表をエリアごとに紹介します。
契約容量/使用量 | 東京電力 | みんな電力 |
---|---|---|
基本料金:10Aあたり | ¥295.24 | ¥295.24 |
従量:~120kwh | ¥30.00 | ¥30.00 |
従量:121~300kwh | ¥36.60 | ¥36.60 |
従量:301kwh~ | ¥40.69 | ¥39.47 |
みんな電力と大手電力会社との比較
使用量が多いケースのみ、みんな電力がお得になります。
契約容量/使用量 | 東京電力 | みんな電力 |
---|---|---|
30A/120kwh | ¥4,486 | ¥4,486 |
40A/150kwh | ¥5,879 | ¥5,879 |
50A/250kwh | ¥9,834 | ¥9,834 |
60A/400kwh | ¥16,028 | ¥15,906 |
みんな電力より安い!おすすめの電力会社
みんな電力より安く、解約金も発生しないおすすめの電力会社を紹介していきます。
契約容量/使用量 | みんな電力 | 東京ガス |
---|---|---|
30A/120kwh | ¥4,486 | ¥4,260 |
40A/150kwh | ¥5,879 | ¥5,564 |
50A/250kwh | ¥9,834 | ¥9,223 |
60A/400kwh | ¥15,906 | ¥14,769 |
以下、エリア別におすすめ電力を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
▷北海道のおすすめ電力会社
▷東北のおすすめ電力会社
▷関東のおすすめ電力会社
▷中部のおすすめ電力会社
▷関西のおすすめ電力会社
▷中国地方のおすすめ電力会社
▷四国のおすすめ電力会社
▷九州のおすすめ電力会社
▷沖縄のおすすめ電力会社
まとめ
みんな電力の特徴は、 電源構成が75%以上FIT電気と再エネルギーというエコな電気であるという点です。好きな発電所を応援できるというのも他にないサービスであり、クリーンなエネルギーを使いたいという人にとってはとてもおすすめ。
料金に関しては電気使用量の多い家庭ほどお得になりますが、逆に一人暮らしなどで電気使用量が少ないと割高に。
みんな電力の供給エリアにも他に選ぶことができる新電力会社があります。乗り換える前にしっかりと料金をシミュレーションし、他の新電力会社もチェックしておきましょう。