河原実業では供給エリアが限られていますが、住んでいる地域がエリア内であれば乗り換えでお得になる可能性があります。
そのため河原実業の料金をきちんと確認したうえで実際にシミュレーションをし、本当に料金が安いのかを検証してみましょう。
こちらの記事では河原実業のLPガス(プロパンガス)・都市ガス・電気事業それぞれの料金プランを紹介し、実際の電気代・ガス代をシミュレーションして大手電力会社などと比較しました。
河原実業が気になっている方は、ぜひこちらの記事を参考にして電気代・ガス代の節約に役立ててください。
目次
河原実業とは?エリアや支払い方法なども紹介!
運営会社 | 河原実業株式会社 |
設立 | 昭和46年11月 |
住所 | 〒120-0012 東京都足立区青井1-13-12 |
供給エリア都市ガス | 東京ガス・東部ガス・鷲宮ガス・秦野ガス・大東ガスエリア |
供給エリアLPガス | 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県 |
供給エリア電気 | 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県 |
解約金/違約金 | なし |
支払い方法 | コンビニエンスストア払い、口座振替、クレジットカード払い |
申し込み方法 | 都市ガス:https://kawahara-jitsugyou.com/apply/Initial/ |
問い合わせ | 本社電話番号:.03-3849-4411 |
マイページ | なし |
河原実業株式会社は、現在上記の1都6県で電気・ガス事業を展開しています。
知名度はそこまで高くありませんがLPガス事業が長く、最近では電気・都市ガス事業も開始してました。
河原実業の料金プラン|LPガス・都市ガス・電気
河原実業にはLPガス・都市ガス・電気の3事業があるので、まずはそれぞれの料金プランを確認しておきましょう。
河原実業のLPガスの料金プラン
河原実業のLPガスでは、ファミリータイプとワンルームタイプでそれぞれ料金プランが設定されています。
戸建住宅と集合住宅(ファミリータイプ)向け ワンルームマンション等の賃貸借集合住宅向け
1ヶ月のガス使用量
基本料金
基準単位料金
〜30㎥
1,980円
627円
30〜50㎥
594円
50㎥〜
539円
1ヶ月のガス使用量
基本料金
基準単位料金
〜30㎥
2,420円
682円
30〜50㎥
649円
50㎥〜
594円
このように河原実業の料金プランは公表されていますが、実は多くのプロパンガス会社は料金を公表していません。
そのためきちんと料金を公表してるのは、プロパンガス会社の中では珍しいことです。
河原実業の都市ガスの料金プラン
都市ガスは東京ガス・東部ガス・鷲宮ガス・秦野ガス・大東ガスのエリアでそれぞれ供給されています。
各エリアにおける料金表は、以下のとおりです。
1ヶ月のガス使用量
基本料金
基準単位料金
A表
~80㎥
1,023円
122.61円
B表
80㎥~200㎥
1,188.44円
120.54円
C表
200㎥~500㎥
1,808.84円
117.44円
D表
500㎥~
4,195.84円
112.67円
1ヶ月のガス使用量
基本料金
基準単位料金
A表
~5㎥
1,859円
0円
B表
5㎥~24㎥
924円
187円
C表
24㎥~102㎥
1,184.3円
176.15円
D表
102㎥~501㎥
1,363.82円
174.39円
E表
~501㎥
3,546.18円
170.03円
1ヶ月のガス使用量
基本料金
基準単位料金
A表
~5㎥
1727円
0円
B表
5㎥~25㎥
803円
184.8円
C表
25㎥~80㎥
1,255.65円
166.69円
D表
80㎥~200㎥
1,581.25円
162.62円
E表
200㎥~500㎥
4,054.05円
150.26円
F表
500㎥~
5,929.55円
146.5円
1ヶ月のガス使用量
基本料金
基準単位料金
A表
~8㎥
2,618円
0円
B表
8㎥~25㎥
946円
209円
C表
25㎥~80㎥
1,646.15円
180.99円
D表
80㎥~255㎥
2,334.31円
172.39円
E表
255㎥~
5,938.73円
158.25円
1ヶ月のガス使用量
基本料金
基準単位料金
A表
~10㎥
2,398円
0円
B表
10㎥~10㎥
836円
156.2円
C表
20㎥~80㎥
1,329.68円
131.51円
D表
80㎥~200㎥
1,540円
128.88円
E表
200㎥~500㎥
2,776.4円
122.7円
F表
500㎥~800㎥
5,322.9円
117.61円
G表
800㎥~
9,089.3円
112.9円
河原実業の電気の料金プラン
河原実業では、東京電力と電力販売代理契約を締結することでの電気事業を実現しています。
つまり河原実業は東京電力の「販売代理店」という位置づけなので、料金プラン自体は東京電力のプランと変わりません。
また河原実業にも電気とLPガスのセット割引制度がありますが、こちらは東京電力の料金プランと河原実業のLPガスをセットにすることで割引が適用されます。
河原実業の都市ガスや電気は安い?東京ガスと東京電力との比較表
上記の料金表をもとに、一定の使用量ごとにガス・電気を計算してみましょう。
計算結果を東京ガス・東京電力と比較すると、以下のようなことがわかります。
・東京ガスよりも河原実業のほうがガス代は安い
・東京電力と河原実業の電気料金は同じ
河原実業の都市ガスと東京ガスの比較
河原実業の都市ガスと東京ガスを比較し使用量が少ない場合は、東京ガスが安いですが、一定の使用量以上は河原実業の方がお得ということがわかりますね。
使用量 | 東京ガス | 河原実業 | 年間差額 |
10㎥ | 2,212円 | 2,249円 | -444円 |
20㎥ | 3,665円 | 3,475円 | 2,280円 |
30㎥ | 4,969円 | 4,701円 | 3,222円 |
50㎥ | 7,579円 | 7,153円 | 5,106円 |
河原実業の電気と東京電力の比較
河原実業の電気は東京電力の代理店なので、料金自体は同額になります。
使用量(アンペア) | 東京電力 | 河原実業 | 年間差額 |
120kwh(30A) | 3,243.60円 | 3,243.60円 | 0円 |
200kwh(40A) | 5,646.40円 | 5,646.40円 | 0円 |
400kwh(50A) | 11,635.40円 | 11,635.40円 | 0円 |
500kwh(60A) | 14,692.40円 | 14,692.40円 | 0円 |
河原実業の口コミや評判|メリットやデメリットも紹介!
河原実業のメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。
実際に利用する人の口コミも交えて説明するので、こちらもぜひ参考にしてください。
河原実業のメリット|良い口コミや評判
河原実業のメリットをまとめると、以下のような点が挙げられます。
・料金が安い
・電気とガスのセット割ができる
・ポイントがもらえる
・電気のかけつけサービスがついている
・新規でプレミアムS/Lに2年契約に申し込むと8,000ポイント付与
https://twitter.com/murohiroki0409/status/1295905276718018560
ちなみに少なくとも一年前に全ての電力会社とガス会社の計算をした限りでは、電気はHTBエナジー、ガスは河原実業が一番お得でした。(都内3-4人程度の世帯で、電気とガスは平均のデータを探して計算)
— fi (@masa_e_1992) March 29, 2020
口コミでは料金の安さに定評がありました。
河原実業の知名度はそこまで高くありませんが、他社と比較すると実はかなり料金が安いという評価が多いです。
また電気・ガスを河原実業で一つにまとめるとセット割引が適用され、電代1,000円ごとに5ポイント還元、新規でプレミアムS/Lに申し込んだときに8,000ポイント付与などキャンペーンもあります。
このようなサービス前提として、料金面で河原実業を選ぶメリットは十分にあるといえるでしょう。
河原実業のデメリット|悪い口コミや評判
デメリットとしては、以下の点が挙げられます。
・LPガスの料金が高い
・web明細が使えない
やっぱり河原実業ガス高いんだ。 請求書きてびっくりした^^;
— やまゆう (@yama4619) December 16, 2013
ガスは河原実業、電気はエルピオでんき、ネットはauひかりでいくぞ。ガスはネット明細あればもっと良かった
— コードを書くらくだ (@hacking_camel) July 24, 2020
口コミでも料金が高いという意見はみられましたが、こちらはLPガスに関する口コミのようです。
基本的に都市ガスと比べて料金が高額になりがちなLPガスですが、河原実業でもLPガスを使うと料金は高くなってしまうでしょう。
それ以外にはサービス面として、web明細が使えないのが不便という口コミもみられました。
最近ではweb明細を使える方が一般的になっているので、いまだに紙の請求書しかないというのは利便性の面でやや難点があるといえます。
河原実業よりも安いおすすめの都市ガス会社
レモンガスは電気とセット割で月330円の割引、エルピオガスは電気とのセット割で月100円の割引が適用されます。
都市ガスだけ見ればレモンガスが最も安いですが、仮に電気とセット契約する際はエルピオでんきの方がおすすめです。
下のおすすめ新電力でも紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
レモンガスでんきについてはこちらで詳しく解説しています。
使用量 | 河原実業 | レモンガス | エルピオ都市ガス |
10m3 | 2,249円 | 1,845円 | 2,126円 |
30m3 | 4,701円 | 4,429円 | 4,635円 |
70m3 | 9,605円 | 9,386円 | 9,595円 |
150m3 | 19,269円 | 19,154円 | 19,582円 |
1位 | レモンガス | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
2位 | エルピオガス | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
河原実業よりも安いおすすめのLPガス
河原実業ではきちんとLPガスの料金が公開されていますが、実は多くのプロパンガス会社は料金を公開していません。
そのため河原実業の料金がわかったとしても、自分で他社の料金を調べて比較することは難しいのです。
そこでおすすめなのが、比較サイトを利用してシミュレーションをするという方法です。
比較サイトを使えば大まかな相場や自分に合ったLPガス会社がわかるので、河原実業よりも安いLPガス会社を選びたいときはぜひ活用してください。
河原実業よりも安いおすすめの電力会社
河原実業よりも電気代が安いおすすめの新電力を紹介します。注意点として、一人暮らしやファミリー層など電気の使い方やエリアによっておすすめの新電力が異なります。
※2022年4月時点、電気代の高騰により複数の新電力会社で新規受付を停止している会社が増えてきています。以下おすすめの新電力も新規申し込みができない状況です。
【エルピオでんき/あしたでんき/Looopでんき/シンエナジー/楽天でんき/そらエネでんき/ジャパン電力/グリーナでんき/まちエネ/UQでんき/サニックスでんき/熊本電力/京葉ガスの電気】
以下の記事で申し込みができるおすすめの新電力を紹介していますので、こちらを参考に最適な電力会社に乗り換えてください。
・【2022年】新規受付停止の電力会社|電気代高騰の原因や申し込み可能なおすすめ新電力を紹介!
使用量/契約容量 | 河原実業 | エルピオでんき | あしたでんき | シンエナジー |
150kwh/30A | 4,038円 | 4,085円 | 3,900円 | 3,872円 |
250kwh/40A | 6,972円 | 6,341円 | 6,500円 | 6,606円 |
400kwh/50A | 11,639円 | 10,328円 | 10,400円 | 10,872円 |
500kwh/60A | 14,982円 | 13,152円 | 13,000円 | 13,899円 |
1位 | エルピオでんき | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
2位 | あしたでんき | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
3位 | シンエナジー | 料金プラン、口コミや評判、メリットデメリットの解説はこちら |
まとめ
河原実業のLPガス・都市ガス・電気それぞれの料金プランを確認したうえで電気代・ガス代を計算し、メリット・デメリットも紹介しました。
河原実業は供給エリアが限られているものの、都市ガスに関しては特に料金が安いと口コミでも評判です。
逆にLPガスの方は料金が高額になりがちで、利用者からの評判も良くありませんでした。
ただ、電気・ガスともに今回紹介した以下の会社の方が安区利用することができるので、比較検討してみてください。
おすすめ都市ガス | おすすめ新電力 |
・レモンガス ・エルピオ都市ガス |
・エルピオでんき ・あしたでんき ・シンエナジー |
自分に合った電力会社が分からない方は、弊社に相談ください
弊社では700社程度ある電力会社の中から、お客さまの利用状況に合わせて最適な電力会社を提案しております。
どの電力会社がいいのか分からない方は弊社にお問い合わせください。
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