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オール電化とガス併用はどっちが安い?それぞれのメリット・デメリットを比較

オール電化とガス併用はどっちが安い?それぞれのメリット・デメリットを比較

オール電化とガスの併用はどちらの方が安いのか検討している方に向けて、両者の料金を詳しく比較していきます。

電気とガスは異なる単位・計算方法で算出されるので、比較が難しいと感じている方は多いでしょう。

そこでこの記事では、基本料金や従量単価、お風呂を沸かす時にかかる値段などといった項目ごとに電気とガスを比較していきます。

電力会社やガス会社の契約切り替えなどを検討されている方は、特に必見です。電気やガスの契約切り替えは慎重に決めることが重要です。

この記事を参考にして、自分にはどちらのスタイルが合っているのか検討してください。

オール電化とガス併用どちらがお得?

オール電化とガス併用どちらがお得?

オール電化とガス併用はどちらがお得なのか、検討している方もいるでしょう。

ここからはオール電化とガス(LPガスと都市ガス)の料金を比較していきます。

また、両者はそもそも料金の算出方法が異なるので一概にどちらが安いとはいえません。使う時間帯や家族構成、電気やガスの使い方によってもどちらが安くなるかは異なります。

そのため、基本料金や従量料金の単価、そしてお湯を沸かす際にかかる料金という3つの観点から比較していきます。

今まで電気代・ガス代についてあまり考えたことが無かったという方も、簡単に解説するのでぜひご覧ください。

比較1. 基本料金

電気代にもガス代にも、基本料金が存在します。プロパンガス代の平均的な基本料金は1,738円。都市ガスなら平均1,056円という価格です。

一方、電気代の基本料金は10Aで286円。(一人暮らしの方は30A、ファミリー層ですと50~60Aの方が多いと思います。)

基本料金については、ガス代も電気代もさほど変わりません。

ただし、これは基本料金のみの話です。電気代にもガス代にも、「従量単価」と呼ばれる使用量に比例した金額が加算されます。

電気・ガス 平均基本料金
電気 10A:286円
プロパンガス 1,738円
都市ガス 1,056円

比較2. 料金単価|1kwhに換算して比較

では続いて、料金単価について見ていきましょう。とはいえ、元の電気代とガス代では算出される料金の単位が異なります。

そこで、今回は1kwhに換算して比較してみましょう。

また、電気代の料金単価は、日中と夜間で価格が異なります。日中は25.8円、夜間が17.78円と日中の方が電気代は高くなる傾向にあります。

一方、ガス代は夜間も日中も金額が変わりません。プロパンガスは1日を通して16.9円。都市ガスは11.6円という価格です。

電気/ガス 1kwhあたりの料金単価
電気:日中 25.8円
電気:深夜帯 17.78円
プロパンガス 16.9円
都市ガス 11.6円

比較3. 【電気・都市ガス・プロパンガス】お湯を沸かす費用

では、お湯を沸かす際にかかる料金という観点で見たらどうでしょうか。

お湯の温度を1度上げるのに必要な熱量は、おおよそ1calとされています。今回は100ℓのお湯の温度を、30度上昇させたと想定し、電気代とガス代を計算していきます。

元にするのは比較2で紹介した1kwhあたりの電気代とガス代です。1kcal/hは約0.00116kwなので、日中に電気でお湯を沸かすと、かかる電気代は約89.78円です。夜の場合は61.87円。

そしてプロパンガスでお湯を沸かしたときのガス代は56.81円、都市ガスだと40.37円という計算結果になりました。

基本料金や夜間の従量料金については安い傾向にあった電気代ですが、お湯を沸かすシーンにおいてはガス代の方が安いという結果に。

電気/ガス 費用
電気(日中) 89.78円
電気(深夜帯) 61.87円
プロパンガス 56.81円
都市ガス 40.37円

オール電化と電気ガスの併用のメリット・デメリット

オール電化と電気ガスの併用のメリット・デメリット

オール電化とガス併用の料金を見ると、一概にどちらが安いとはいえないことがお分かりいただけたかと思います。

また、料金以外にもオール電化とガス併用にはそれぞれのメリットとデメリットがあるのです。

契約を完全に切り替える前に、今一度両者のメリットとデメリットを見ていきましょう。

オール電化のメリット・デメリット

オール電化のメリット・デメリット

オール電化のメリット・デメリットは、主に以下のとおりです。

メリット デメリット
・ガスの基本料金がかからない
・支払いが簡略化できる
・火事や火傷のリスクがない
・環境に優しい
・夜間電力を活用することでコスト削減が可能
・停電時にお湯を沸かせない
・導入や切り替えにコストがかかる
・昼間の電気代は高い

では、それぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

オール電化のメリット

まずオール電化の最大のメリットは、ガスの基本料金がかからず、支払いを一つにまとめられるという点です。

通常はガスと電気の支払いが別々に発生する一方、オール電化にすればこうした支払いの煩雑さはありません。

また、なによりオール電化は安全です。コンロをIHに切り替えることで、火を使わずに料理ができます。

これなら日の消し忘れによる火事のリスクや、油に火が引火するなどといった火傷のリスクもありません。小さいお子さんや、お年寄りのいる家庭にも安心のシステムです。

さらに、ガスと違い電気は環境にも優しく、特有の匂いもありません。さらにIHに限ればコンロの掃除も楽なので、家を清潔に保てます。

なお、オール電化では安い夜間電力をフルに活用できる家電が多くあります。こうした機器を使えば、よりコストダウンが実現できるでしょう。

たとえば夜のうちに熱をためて昼に室内を温めてくれる蓄熱暖房機。また夜間電力でお湯を沸かし、翌日までキープできるエコキュートなど。

蓄熱暖房機やエコキュートなどのオール電化の節約術はこちら

オール電化のデメリット

一見便利に見えるオール電化ですが、実はデメリットもあります。最も大きなデメリットとして挙げられるのは、停電時のリスクです。

家のエネルギーをすべて電気に頼ってしまうことで、万が一停電が起きたときには何もできなくなってしまいます。

このとき、お湯を沸かしてためておけるエコキュートなどの機器があれば良いですが、なければお湯も沸かせない状態です。

近年では異常気象による天候不順で雷や台風が発生することもしばしば。地震で停電が起きるリスクもあります。

オール電化にはこうしたリスクが常にあるため、ソーラー発電システムを使う、またはガスコンロなどを用意しておくなどといった対策が必要となるでしょう。

また、オール電化にするには家の設備を一新する必要があります。たとえばIHや電気式の給湯器の導入。人によっては床暖房を入れる場合も。

ガスと違い、オール電化は初期費用が高い傾向にあります。さらに、日中に電力を多く使う家庭ではかえって料金が高くなってしまう可能性があります。

電気とガス併用のメリット・デメリット

電気とガス併用のメリット・デメリット

ガス併用のメリット・デメリットは、主に以下のとおりです。

メリット デメリット
・都市ガスならより安い
・機器の導入が不要
・停電したときも熱を確保できる
・電気とガスでそれぞれの支払いが発生する
・都市ガスのない地域もある
・臭いや環境汚染の影響がある
・火災や火傷のリスクがある

では、それぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。

電気とガス併用のメリット

現在、電気とガスを併用している方は多いでしょう。電気とガスを併用することは一見効率が悪いようにも思えますが、実は理にかなっているのです。

熱源を2パターン確保しておくことは、あらゆるリスクヘッジに繋がります

たとえば停電時。電気が使えなくなっても、ガスでお湯を沸かしたりガス式給湯器ならお風呂にも入れます。逆も然りです。

点検や故障などでガス機器が使えなくなったときも、電気でなんとかできる場合があります。

たとえばコンロが何らかの理由で使えなくても、電気ケトルでお湯は沸かせます。電気を使う調理器具は多くあるので、ガスが使えなくてもそう困らないでしょう。

さらに、ガスを使う分には設備投資が一切必要ありません。専用の給湯器や設備を必要とする電気と違い、ガスはインフラを借りて利用する形になります。

そのため、新たな工事や導入にかかる費用が必要ないのです。

また、電気とガスの併用は高いと思われがちですが、必ずしもそうではありません。都市ガスはプロパンガスに比べて安いので、有効活用すればトータルコストを抑えられるでしょう。

電気とガス併用のデメリット

最後は電気とガスを併用するデメリットについてです。

電気とガスを併用すると、それぞれの支払いが発生します。中には、これを煩雑に思う方も多いでしょう。

もし契約を切り替えようと思ったときも、電気とガス別々で契約切り替えを行なわなければなりません。

また、ガスを使うことは火災や火傷といったリスクを伴います。現に、ガスコンロの消し忘れが原因で火事が起きることは少なくありません。

お子さんやペットなどの安全性を考えて、オール電化にするという方もいます。さらにガスは独特の臭いがあります。

近年では匂いもそこまで感じられませんが、一昔前のガス式給湯器などは稼働させたときの独特な匂いが気になる方もいたようです。

環境汚染という点でも、ガスをあえて使わない選択をされる人もいます。

ちなみに、先ほど都市ガスは安いと解説しましたが、地域によっては都市ガスの対応していない場所があります。

ガス併用を検討される際は、地元のガスの種類や平均価格などを調査の上、決定することをおすすめします。

地域別プロパンガスの平均料金について知りたい方はこちら

まとめ

料理やお風呂など、主に夜に家で活動する方は、オール電化がおすすめです。夜間電力は安いので、トータルコストを抑えられるでしょう。

ただし、導入コストがかかることと停電時の対策には注意が必要です。

一方、日中に家にいるかたは電気とガスの併用がおすすめです。日中の電気は高いため、ガスで補った方が安く抑えられます。

また、できればプロパンでなく都市ガスに変更した方が料金を抑えられます。支払いが2つに分かれてしまう煩雑さなどはありますが、初期費用は一切かかりません。

それぞでのメリットデメリットを比較して、自分の生活スタイルに合わて決めるようにしてください。

電気代が安いおすすめの電力会社をお探しの方はこちらを参考にしてください。オール電化のおすすめはこちら

地域別の都市ガスおすすめを知りたい方はこちら

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