家庭用エアコンの電気代はいくら?効果的な節約方法も紹介!

家庭用エアコンの電気代

本記事では、家庭用エアコンの電気代がどのくらいかかっているのか?平均的な電気代はどのくらいなのか?また、どのような対策をすればエアコンの電気代を削減することができるのかを紹介していきます。

まずは、自身の家庭用エアコンの電気料金を把握し、始めやすい節約術から試していただき、電気代を安くできるようにお役に立てていただければ嬉しいです。

目次

家庭用エアコンの電気代の計算方法

家庭用エアコンの電気代の計算方法

ここでは、家庭用エアコンの1ヶ月の電気代や平均など紹介します。

エアコンの電気代は消費電力から計算する

エアコンの電気代は、「消費電力」から計算することができます。エアコン本体にはKW(キロワット)を単位とする消費電力が記載されていますので、まずは自身が使っているエアコンの消費電力を確認しましょう。

エアコンの電気代の計算方法

エアコンの電気代は、消費電力(KW)× 単価(円/KWh)で計算することができます。

消費電力は、エアコンのスペックによって異なりますし、電気料金の単価は電力会社によって異なりますので、確認してみてください。

例えば東京電力エリアの方で、消費電力が700Wの方であれば以下の計算式になり、1時間あたりの電気代が算出できます。

0.7KW × 30.57円 =21.399円

エアコンの電気代は1ヶ月にどのくらい?

以下の計算式に数値を当てはめるれば、1ヶ月のエアコンの電気料金を算出できます。

消費電力(KW)× 単価(円/KWh)× 使用時間

例えば、電気料金の単価が30円で、消費電力が500Wのエアコンを1日平均して6時間、30日間つけていたとします。この場合の計算式は次のようになります。

500W × 30円 × 6時間 × 30日 =2,700円

※1,000Wh=1KWh(500Wの場合2時間使用すれば1,000Wh=1KWh)

家庭用エアコンの電気代の平均は?

家庭用エアコンの1年間の電気代平均は約9,000円といわれています。

もちろん、広さや使う頻度によって変わってきますが、エアコンは夏と冬にしか使わない方がほとんどで、6ヶ月使用した場合、9,000円÷6ヶ月=1,500円となります。あくまで全体を平均しての数字になりますが、これよりも高いか低いか比較してみてください。

エアコンにも様々な機能があり、使用方法によって変わってくるので、上記の計算方法で、目安の電気代をチェックしてみてください。

最新エアコンの電気代は安い?10年前のエアコンと比較して解説!

最新の家庭用エアコンは安い?

エアコンの性能は年々上がっているため、同じ広さでも使用量(kwh)が10年前と比べて減っており、電気料金が安くなっています。消費電力が低ければ、電気料金はその分安くなるので、ぜひ買い替えも検討してみてください。

10年前の家庭用エアコンの比較表

スクロールできます
年代・使用量(kwh)6畳8畳10畳14畳20畳
2010年販売
年間使用量
621kwh726kwh837kwh1,252kwh2,475kwh
2010年販売
年間電気料金
18,630円21,780円25,110円37,560円74,250円
2020年販売
年間使用量
586kwh676kwh746kwh1,036kwh1,891kwh
2020年販売
年間電気料金
17,580円20,280円22,380円31,080円56,730円
年間の差額1,050円1,500円2,730円6,480円17,520円

※電気料金の単価は30円で計算しています。

エアコンの電気代は「冷房」と「暖房」どっちが安い?

家庭用エアコンは暖房・冷房どっちが高い?

結論、暖房の方が高いです。

理由は、冷房の場合は設定温度28度と外気温の差が大きくても8度ほどしか変わりません。

それに対し、暖房は設定温度20度と外気温の差が冷房よりも大きくなってしまいますので、暖房の方が高くなってしまいます。

家庭用エアコンの電気代の節約方法10選!

家庭用エアコンの電気代節約方法

では、家庭用エアコンの電気代を安くする方法をみていきましょう。自分にぴったりのものからどんどん試してみてください。

「電力会社」を切り替えて電気代を節約する

おすすめの新電力会社はエリアによって異なりますので、東京電力エリア以外の方はこちらでおすすめを紹介しているのでぜひ参考にしてください。

契約容量/使用量CDエナジーダイレクト東京ガス
30A/120kwh¥4,419¥4,260
40A/150kwh¥5,763¥5,564
50A/250kwh¥9,599¥9,223
60A/400kwh¥15,306¥14,769

東京ガスの電気について詳しく知りたい方はこちら

北海道のおすすめ電力会社

東北のおすすめ電力会社

関東のおすすめ電力会社

中部のおすすめ電力会社

関西のおすすめ電力会社

中国地方のおすすめ電力会社

四国のおすすめ電力会社

九州のおすすめ電力会社

沖縄のおすすめ電力会社

「メンテナンス」をして電気代を節約する

フィルターの掃除をする

フィルターが詰まってしまうとエアコンの効きが悪くなってしまいます。

例えば、本来10分で設定温度に到達するものも、フィルターが汚れていることが原因で20分かかったとしたら、その分電気代も倍かかってしまいます。このようなに、無駄な電気代を消費しないようにもこまめに掃除をするようにしましょう。

定期点検を行い、耐用年数を伸ばす

定期的な点検は、予期せぬ故障の確率を最小限に抑えることができます。

定期点検を行っているエアコンと、そうでないエアコンでは耐年年数や修理費用も変わってくるので、定期点検は面倒がらずに行うようにしましょう。

「使い方」を変えて電気代を安くする

自動運転モードにする

エアコンをつける際は、弱運転よりも自動をオススメします。

エアコンは設定温度になるまでが1番電気を使うため、自動運転で一気に室温を上げた方が電気代を抑えることができます。よって、エアコンをつける際は、自動運転モードを使うようにしてみてください。

必要以上に温度を上げすぎない・下げすぎない

エアコンの使用電力を下げるためには必要以上に温度を下げたりあげたりしないことです。

±1度になるように心掛けていきましょう。エアコンの設定温度が1度違うだけで料金が約10%変わるともいわれているので、夏場はプラス1度、冬場はマイナス1度と外との温度差をなるべくなくして節電につなげましょう。

30分程度の外出ならエアコンを消さない

エアコンは部屋の中を設定温度にするまでが1番使用量が高くなるので、こまめにエアコンを消すことはかえって逆効果になってしまいます。

なので長時間出かけない場合などは、エアコンをつけたままにした方が、結果的に電気代を安く抑えることができます。目安として、30分ほどの外出ならつけたままにしていきましょう。

カーテンやブラインドなどで日射を調整する

窓はガラス1枚で薄いため、外の冷気などを取り入れたり、日射により室内温度を高めてしまいます。なので断熱材や、カーテンなどで調整するだけでも、節約につながります。

室外機の近くにものを置かない

室外機の周りにモノがあると、室内機からの放出する空気、外気から取り入れる際の効率が悪くなってしまいます。よって、室外機周りにはモノを置かないようにしましょう。

サーキュレーターや扇風機を使う

サーキュレーターや扇風機をエアコンと併用することで電気代を抑えることができます。
サーキュレーターを上に向けて回し、空気を循環させると、暖かい空気が下まで下りてきますので、暖房使用時に試してみてください。

10年以上使っているエアコンなら買い替えを検討する

10年以上使っていると壊れた場合、部品がなかったりすることも有ります。また、最新のものと比べると、消費電力が異なり、年間で電気代が8,000円違うということもあります。長年同じエアコンを使っている方は、10年というスパンで買い替えを検討してみてください。

まとめ

家庭用エアコンの電気代や効果的な節約方法についてまとめました。

まずはどのくらいの電気代がかかっているのか、手軽に取り組めそうな節約方法は何かを見つけてみてください。

また、手間なく確実に節約したい方は、「電力会社の切り替え」がおすすめです。

夏・冬場の電気代を少しでも抑えるためにぜひ役立ててください。

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