電力会社おすすめを都道府県別に比較|電力エリア・料金タイプ・世帯別の選び方

おすすめ電力会社 都道府県別に比較

※本記事には広告・PRが含まれます。

おすすめの電力会社は、全国一律では決まりません。住んでいる都道府県だけでなく、自宅の供給地点が属する電力エリア、毎月の電気使用量、料金の変動方式、生活時間帯までそろえて比較することが重要です。

日本では、北海道・東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄の10の一般送配電エリアがあります。静岡県や福井県、岐阜県など、同じ都道府県内でも電力エリアが分かれる地域があるため、都道府県名だけで契約できる電力会社を判断できないケースもあります。

また、電力会社によって、電力量料金単価に燃料費調整額を反映するプラン、市場価格の影響を受けるプラン、オール電化向けの時間帯別プランなど、料金の仕組みも異なります。単純なランキングだけを見るのではなく、自分の地域で契約できるかを確認したうえで、料金タイプと電気の使い方が合っているかを見ることが大切です。

この記事では、全国で比較候補にしやすい電力会社を整理し、都道府県・電力エリア別の詳細記事、料金タイプ別・世帯別の選び方まで案内します。地域ごとの細かな料金比較やランキングは、各地域の記事で確認してください。

全国のおすすめ電力会社|まず比較したい5社

おすすめ電力会社 全国の比較候補5社

電力会社を比較するときは、単純な料金順位ではなく、供給エリア・料金方式・料金変動リスク・契約期間・解約条件をそろえて確認しましょう。

ここでは、現行の供給条件を確認できる5社を比較候補として整理します。すべての家庭で同じ会社が有利になるわけではないため、順位は付けていません。

電力会社主な料金の考え方主な供給エリア契約・解約条件向いている条件の目安
リミックスでんき「Styleプラス」は市場連動型。電灯契約は基本料金0円北海道~九州の9エリア
沖縄・島しょ部などを除く
解約費用は原則0円
特典等の条件によって例外あり
使用時間を調整しやすく、価格変動を許容できる
Looopでんき「スマートタイムONE」は市場連動型全国10エリア
離島等を除く。沖縄は料金設定が他エリアと異なる
解約手数料0円
契約期間の縛りなし
時間ごとの料金を確認しながら電気を使える
東京ガスの電気「基本プラン」は基本料金・電力量料金に燃料費調整額などを反映東京電力エリア
離島・一括受電住宅等を除く
原則、違約金なし東京電力エリアで燃料費調整やガスセットも含めて比較したい
オクトパスエナジー選択するプランによって料金体系が異なる北海道~九州の9エリア解約金・事務手数料なし料金体系や環境価値なども含めてプランを選びたい
idemitsuでんき「Sプラン」など。燃料費調整額等を反映北海道~九州の9エリア
離島を除く
原則1年契約・自動更新
違約金なし
車関連特典やオール電化向けプランも比較したい

※供給可能な電力エリア内でも、離島、一括受電の集合住宅、契約容量、現在の契約種別などによって申し込めない場合があります。また、一部の特典・工事費精算等には個別条件があります。契約前に各社の公式サイト・約款・重要事項説明書を確認してください。

リミックスでんきの「Styleプラス」は、30分ごとの市場価格が料金へ影響する市場連動型です。電灯契約の基本料金は0円で、解約費用も原則かかりません。一方、契約容量30A未満、新築物件、オール電化住宅向けプラン、高圧一括受電などは申し込めない場合があります。

なお、リミックスでんきは2026年10月1日に電力小売事業が承継され、現在の小売電気事業者は株式会社 リミックスでんきです。

Looopでんきの「スマートタイムONE」は市場連動型で、電源料金が30分ごとに変化します。料金が低い時間へ電気の使用を移せる家庭では比較候補になりますが、夏や冬など市場価格が上がる局面も含めて判断する必要があります。プランには料金上昇時の条件もあるため、申し込み時点の料金定義書を確認してください。

東京ガスの電気は東京電力エリアが対象です。「基本プラン」では燃料費調整額が毎月の料金へ反映され、燃料費調整に上限はありません。そのため、基本料金・電力量料金だけでなく、対象月の燃料費調整額まで含めて比較しましょう。

東京ガスの都市ガスとセット契約する場合は、使用場所・契約者が同じであることなど所定の条件を満たせば、ガス・電気セット割を利用できます。

オクトパスエナジーは、北海道から九州までの9電力エリアで比較できる電力会社です。選択する料金プランによって料金の仕組みが異なるため、申し込み時点で対象地域の現行プラン、料金計算方法、燃料費等の調整項目を確認してください。

idemitsuでんきは、北海道から九州までの9電力エリアで提供されています。「Sプラン」のほか、オール電化向けプランも用意されています。車を利用する人向けの特典もありますが、料金には燃料費調整額や再エネ賦課金なども影響するため、特典だけでなく請求総額を確認しましょう。

契約は原則1年間で自動更新されますが、1年未満で解約しても原則として違約金はありません。ただし、新設や契約容量の増設後に短期間で解約した場合など、一般送配電事業者からの工事費等の精算によって費用が発生する場合があります。

都道府県・電力エリア別のおすすめ電力会社

都道府県・地域別 電力エリアを確認

電力会社を選ぶときは、まず自宅がどの一般送配電エリアに属しているかを確認します。都道府県と電力エリアが完全に一致しない地域があるため、県名だけで契約可否を判断しないようにしてください。

以下では、本記事で確認した5社のうち各地域で比較できる主な候補を紹介します。掲載順は料金の安さやおすすめ度を表す順位ではありません。具体的な料金比較や地域固有の選び方は、それぞれの地域別記事で確認できます。

まず自分の都道府県がどの電力エリアか確認する

住所をもとに電力エリアを確認することが、候補を絞る第一歩です。

電力エリア主な都道府県・区域確認時の注意
北海道北海道離島や契約種別による対象外条件を確認
東北青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、新潟離島等はサービスごとに確認
東京東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨、静岡県の富士川以東静岡県は富士川を境にエリアが分かれる
中部愛知、長野、静岡県の富士川以西、岐阜県・三重県(一部を除く)岐阜県・三重県などは県内でエリアが分かれる
北陸富山、石川、福井県(一部を除く)、岐阜県の一部福井県・岐阜県は複数エリアに分かれる
関西滋賀、京都、大阪、奈良、和歌山、兵庫県(一部を除く)、福井県・岐阜県・三重県の一部近畿地方という地域区分と電力エリアは完全には一致しない
中国鳥取、島根、岡山、広島、山口、兵庫県・香川県・愛媛県の一部県境付近や離島の供給条件を確認
四国徳島、高知、香川県・愛媛県(一部を除く)香川県・愛媛県の一部は中国電力エリア
九州福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島離島は対象外となるサービスがある
沖縄沖縄県沖縄本島と離島で選択肢や料金条件が異なる場合がある

※上表は電力エリアを把握するための目安です。市町村境界、離島、個別の供給地点については、各一般送配電事業者や契約候補の電力会社で確認してください。

資源エネルギー庁「送配電事業者一覧」

北海道電力エリア

北海道では、冬季に暖房・給湯などで電気使用量が増える家庭もあります。市場連動型を検討するときは、使用量が多い時期と市場価格が上昇する時期が重なったケースも考えて比較しましょう。

本記事で確認したサービスでは、Looopでんき、リミックスでんき、idemitsuでんきなどが比較候補です。

東北電力エリア

東北電力エリアは青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟が中心です。冬季に電気暖房や給湯の使用量が増える家庭では、高使用量時の料金と料金変動方式を重点的に確認してください。

リミックスでんき、オクトパスエナジー、idemitsuでんきなどを比較できます。市場連動型を選ぶ場合は、電気を使う時間を動かせるかも判断材料になります。

東京電力エリア(関東中心)

東京電力エリアでは選べる電力会社が多く、東京ガスの電気、Looopでんき、オクトパスエナジーなどが比較候補です。

東京ガスの電気を比較する場合は、基本料金・電力量料金だけでなく燃料費調整額も確認してください。基本プランは燃料費調整に上限がないため、燃料価格の状況によって他の料金プランとの関係が変わる場合があります。

中部電力エリア

中部電力エリアは愛知県や長野県、静岡県の富士川以西などが中心です。岐阜県や三重県などは地域によって電力エリアが異なるため、住所を確認してから比較してください。

Looopでんき、idemitsuでんき、オクトパスエナジーなどが比較候補になります。市場連動型を選ぶか、電力量料金単価に燃料費調整額などを反映するプランを選ぶかも判断軸です。

北陸電力エリア

北陸電力エリアは富山県・石川県と福井県の一部などが中心です。冬季の暖房や給湯による使用量も踏まえ、年間を通じて比較することが大切です。

Looopでんき、idemitsuでんき、リミックスでんきなどが比較候補です。福井県などは地域によって関西電力エリアとなるため、供給地点を確認してください。

関西電力エリア

関西電力エリアでは、地域大手と新電力で料金の構成が異なる場合があります。最低料金や基本料金、電力量料金、燃料費等の調整項目を含めて比較しましょう。

Looopでんき、オクトパスエナジー、idemitsuでんきなどが比較候補です。電気とガスをまとめたい場合は、地域別記事でセット契約も含めて比較してください。

中国電力エリア

中国電力エリアでは、鳥取・島根・岡山・広島・山口を中心に電力会社を比較できます。兵庫県や香川県、愛媛県の一部など、県境付近では電力エリアを個別に確認してください。

Looopでんき、リミックスでんき、オクトパスエナジーなどが比較候補です。使用量が多い家庭ほど、電力量料金だけでなく使用量に応じて加減算される料金項目も確認しましょう。

四国電力エリア

四国電力エリアは徳島県・高知県、香川県・愛媛県の多くの地域が対象です。ただし、香川県・愛媛県の一部は中国電力エリアとなるため、住所による確認が必要です。

Looopでんき、リミックスでんき、オクトパスエナジーなどを比較できます。離島や契約条件によって申し込めない場合があるため、供給対象を確認してから料金を比べましょう。

九州電力エリア

九州電力エリアでは、Looopでんき、リミックスでんき、idemitsuでんきなどが比較候補になります。

九州は離島も多いため、電力会社が九州電力エリアに対応していても、自宅の供給地点が対象かを確認してください。オール電化の場合は、一般家庭向けプランとは分けて比較することが大切です。

沖縄電力エリア

沖縄は、本土9エリアと比べて選べる新電力や料金制度が異なります。本記事で比較した5社のうち、Looopでんきは沖縄電力エリアでも提供されていますが、沖縄エリアでは他エリアと異なる料金設定があります。本土の料金条件をそのまま当てはめることはできません。

また、沖縄本島と離島でも選べる会社が異なる場合があります。具体的な候補は沖縄専用の記事で確認してください。

料金タイプ別に比較|固定単価型・燃料費調整型・市場連動型の違い

料金タイプ別 仕組みと違いを比較

電力会社を比較するときは、電力量料金の数字だけでなく、最終的な請求額が何によって変動するかを確認する必要があります。

料金タイプ主な特徴メリット注意点向いている条件の目安
電力量料金単価+燃料費調整型基本料金や電力量料金単価を設定し、燃料価格等の変動を調整額として反映する基本となる料金単価を確認しやすい燃料費調整額の上限の有無などが会社・プランで異なる料金表と毎月の調整額を確認して比較したい
市場連動型卸電力市場などの価格が料金へ影響する料金が低い時間へ使用を移せる場合がある市場価格上昇時に負担が増える場合がある使用時間を調整しやすく、価格変動を許容できる
時間帯別料金時間帯によって電力量料金単価が異なる給湯やEV充電などを安い時間帯へ移しやすい高い時間帯に多く使用すると不利になる場合があるオール電化やEVなど、電気を使う時間を調整しやすい

※料金タイプは仕組みを分かりやすく整理したものです。各社の正式なプラン名称・料金計算方法とは異なる場合があります。実際の条件は料金表・約款・料金定義書で確認してください。

料金単価が決まっていても燃料費調整額まで確認する

基本料金や電力量料金単価が決まっているプランでも、毎月の請求額が一定になるとは限りません。燃料価格の変動を反映する燃料費調整額や、再生可能エネルギー発電促進賦課金などが加減算されるためです。

たとえば東京ガスの基本プランでは、基本料金と電力量料金に燃料費調整額などを反映して料金を計算します。また、燃料費調整には上限が設定されていません。そのため、基本料金・電力量料金単価だけを見て他社より安いと判断しないことが重要です。

電力会社を比較するときは、同じ月、同じ契約容量、同じ使用量で、燃料費等の調整項目までそろえて確認しましょう。

東京ガス「基本プラン・電気料金の仕組み」

市場連動型は安い時間を活用できる一方、価格上昇リスクもある

Looopでんきの「スマートタイムONE」やリミックスでんきの「Styleプラス」は、市場価格の影響を受ける料金プランです。

料金が低い時間帯へ洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機、EV充電などの使用を移せる家庭では、時間帯を工夫できる点がメリットです。一方、市場価格が高くなる時期や時間帯には料金負担が増える場合があります。

市場連動型は「必ず安いプラン」ではありません。料金の低い時間を確認できるか、実際に使用時間を動かせるか、料金が変動しても家計上許容できるかを確認して選びましょう。

なお、市場連動型でも上限単価などの条件が設定される場合があります。比較するときは、最新の料金定義書や重要事項説明書まで確認してください。

ポイント・セット割・キャンペーンは電気料金と分けて比較する

ポイント、ガスとのセット割、車関連特典、キャンペーンなども電力会社を選ぶ材料になります。ただし、一時的な特典と毎月かかる電気料金は分けて考えましょう。

キャンペーンで初年度の負担が下がっても、終了後の通常料金が自分の使用量に合わなければ、長期的な負担が小さくなるとは限りません。

比較するときは、まず通常料金を確認し、その後に自分が実際に適用できる割引・特典だけを加えると判断しやすくなります。

世帯人数・生活スタイル別の電力会社の選び方

生活スタイル別 電力会社の選び方

同じ地域でも、一人暮らしとファミリー、オール電化住宅では適した料金プランが変わります。世帯人数そのものだけでなく、実際の契約容量・月間使用量・電気を使う時間帯を確認しましょう。

生活条件重視したい項目注意点
一人暮らし・使用量が少ない基本料金・最低料金、低使用量帯の料金基本料金0円だけで判断しない
ファミリー・使用量が多い高使用量時の料金、各種調整額使用量に連動する料金項目の影響も確認する
オール電化時間帯別料金、給湯時間、対象プラン一般家庭向けプランと単純比較しない
使用時間を動かせる市場連動型・時間帯別料金料金が高い時間帯も確認する
料金の安定性を重視料金計算方法、価格変動項目電力量料金単価が決まっていても請求額は変動し得る

一人暮らし・電気使用量が少ない家庭

一人暮らしなど使用量が少ない家庭では、基本料金や最低料金などの固定的な料金も比較してください。

基本料金が0円でも、電力量料金や市場価格に連動する部分によっては総額が安くならない場合があります。直近の月間使用量を使って比較することが重要です。

ファミリー・電気使用量が多い家庭

家族世帯や在宅時間が長い家庭では、使用量が多いときの電力量料金や、使用量に応じて加減算される料金項目を確認することが重要です。

1か月だけでなく、冷暖房を多く使う夏冬を含めた使用量を確認し、同じ条件で各社の公式シミュレーションを比較しましょう。市場連動型を選ぶ場合は、高使用量と市場価格上昇が重なったケースも考えておく必要があります。

オール電化住宅

オール電化住宅では、一般家庭向けの従量料金だけで判断しないでください。エコキュートなどを特定の時間帯に運転する家庭では、時間帯別料金が総額へ大きく影響します。

idemitsuでんきなどオール電化向けプランを用意している会社もありますが、対象エリアや料金設定は地域によって異なります。現在契約しているオール電化向けプランと、同じ使用時間帯・契約容量で比較しましょう。

電気を使う時間を動かせる家庭・料金の安定性を重視する家庭

洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機、EV充電などを特定の時間帯へ移せる家庭は、市場連動型や時間帯別プランを比較しやすいでしょう。

一方、在宅時間が固定されていて使用時間を動かしにくい人や、毎月の料金変動をできるだけ抑えたい人は、価格変動の仕組みが比較的把握しやすいプランも含めて検討してください。

安さだけでなく、料金がどのような条件で変わるのかを理解したうえで選ぶことも重要です。

電力会社を乗り換える手順

電力会社の乗り換え 3ステップで確認

2016年4月1日の電力小売全面自由化以降、家庭でも電力会社や料金メニューを選べるようになりました。

電力会社を乗り換えるときは、いきなり申し込むのではなく、現在の契約内容を確認してから同じ条件で比較することが大切です。

資源エネルギー庁「電力自由化で料金設定はどうなったの?」

現在の契約内容と電気使用量を確認する

まず、現在の電力会社のマイページや検針票などで、比較に必要な情報を確認します。

  • 現在契約している電力会社・料金プラン
  • 契約アンペア・契約容量
  • 直近の電気使用量と電気料金
  • 供給地点特定番号など申込時に必要な情報

できれば夏冬を含む複数月の使用量を確認すると、一時的な料金だけで判断するリスクを減らせます。

供給エリア・料金方式・解約条件を確認して申し込む

候補を絞ったら、公式サイトの料金表、供給条件、重要事項説明書、約款を確認します。

  • 自宅の住所が供給対象か
  • 現在の契約容量・契約種別で申し込めるか
  • 基本料金・電力量料金以外にどの調整項目があるか
  • 市場価格が料金へ影響するか
  • 契約期間・解約金・手数料があるか
  • 支払い方法が自分に合っているか

現住所で他社へ切り替える場合と、引っ越しに伴う新規契約では手続きが異なることがあります。申込先の電力会社の案内に従って進めてください。

切り替え後は初回請求と適用プランを確認する

電力会社を切り替えた後は、初回請求で契約内容が想定どおり適用されているか確認しましょう。

  • 供給開始日
  • 適用されている料金プラン
  • 契約容量
  • セット割・特典を申し込んだ場合の適用状況
  • 請求額に含まれる調整項目

市場連動型の場合は、請求額だけでなく時間帯別の使用状況や料金も確認すると、翌月以降の使い方を見直しやすくなります。

電力会社選びでよくある質問

電力会社選び よくある質問

同じ都道府県なら選べる電力会社も同じですか?

必ずしも同じではありません。同じ都道府県内でも、一般送配電事業者の供給区域が分かれている地域があります。

また、電力エリア内であっても離島や建物の契約方式などによって対象外となる電力会社があります。最終的には住所・供給地点単位で契約可否を確認してください。

賃貸マンション・アパートでも電力会社を変更できますか?

自分で電力会社と個別に契約している賃貸住宅であれば、変更できるケースがあります。

ただし、建物全体で一括受電しているマンションやアパートなどでは、個人で電力会社を変更できない場合があります。契約状況が分からない場合は、管理会社や現在の契約内容を確認してください。

新電力に変えると停電しやすくなりますか?

小売電気事業者を変更したことだけを理由に、停電しやすくなるわけではありません。

新電力へ切り替えた後も、地域の一般送配電事業者の送配電ネットワークを通じて電気が届けられます。そのため、小売会社の違いだけで電気の品質や停電頻度が変わる仕組みではありません。

電力・ガス取引監視等委員会「消費者向けQ&A」

契約中の電力会社が倒産・撤退したらどうなりますか?

契約中の電力会社が倒産・撤退した場合は、事業者からの通知を確認し、別の小売電気事業者への切り替えを進める必要があります。

自動的に地域の大手電力会社との契約へ切り替わるとは限りません。そのままにしていると電気の供給が止まる場合もあるため、郵便やメールで届く案内を確認し、早めに新しい契約先を決めましょう。

電力・ガス取引監視等委員会「消費者向けQ&A」

市場連動型の電力会社は避けた方がよいですか?

一律に避ける必要はありません。市場連動型が合うかどうかは、電気を使う時間を調整できるか、料金変動をどこまで許容できるかによって変わります。

料金が低い時間へ使用を移せる人には比較候補になります。一方、使用時間を変更しにくい家庭や、毎月の料金を予測しやすくしたい人は、他の料金タイプも含めて比較した方が判断しやすいでしょう。

まとめ:都道府県ではなく電力エリアを確認し、料金タイプと使い方で比較しよう

おすすめの電力会社は、全国共通のランキングだけでは決められません。地域・使用量・料金方式・生活時間帯によって、適した契約先は変わります。

電力会社を見直すときは、次の順番で比較すると整理しやすくなります。

  1. 自宅が属する電力エリアを確認する
  2. 市場連動型・燃料費調整・時間帯別など料金方式を確認する
  3. 自分の使用量・生活時間帯で公式シミュレーションや料金表を確認する

料金だけでなく、供給エリア、契約条件、解約条件、オール電化対応なども確認してください。地域ごとの具体的な候補や料金比較は、各地域の記事で詳しく解説しています。

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