ダイソンのファンヒーターの電気代は?HP07・HP10・HP12を1時間・1日・1か月で試算

ダイソンの電気代 HP07・HP10・HP12

ダイソンのファンヒーターの電気代は、HP12・HP07・HP10の温風モードの仕様値1,400Wを31円/kWhで単純計算すると、1時間43.4円、1日8時間で347.2円、1か月30日で10,416円です。

ただし、これは1,400Wを使用時間すべてに当てはめた試算です。HP07の取扱説明書では、設定された温度に到達すると製品は運転を休止すると案内されています。そのため、実際の電気代が毎時間43.4円になるとは限りません。

また、温風と涼風では消費電力が大きく異なります。HP07・HP12の涼風モードは6〜40W、HP10は2〜50Wです。本記事では、HP07・HP10・HP12の型番を分けながら、1時間・1日・1か月の電気代や、ほかの暖房器具と比較する際のポイントを解説します。

※電気代は、全国家庭電気製品公正取引協議会が示す目安単価31円/kWh(税込)で試算しています。実際の契約単価や請求額とは異なります。また、基本料金、燃料費等調整額、再エネ賦課金などを個別に加算した料金シミュレーションではありません。

ダイソンのファンヒーターの電気代は温風1時間約43.4円

ダイソンの温風 1時間約43.4円

まず、ダイソンのファンヒーターを使った場合の電気代を確認しましょう

Dyson公式の製品仕様では、HP12・HP07・HP10の温風モードはいずれも1,400Wです。31円/kWhで計算した場合の電気代は以下のとおりです。

型番・モード消費電力1時間1日8時間1か月(8時間×30日)
HP07・HP10・HP12 温風1,400W43.4円347.2円10,416円
HP07・HP12 涼風6〜40W約0.19〜1.24円約1.49〜9.92円約44.64〜297.6円
HP10 涼風2〜50W約0.06〜1.55円約0.50〜12.4円約14.88〜372円

※上表は「消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×31円/kWh」の単純計算です。温風1,400Wが使用時間中ずっと継続することを示すものではありません。

※HP12・HP07・HP10の製品仕様は、Dyson公式製品仕様表(2026年8月24日付)を参照しています。

温風1400Wの1時間・1日・1か月の電気代

温風モード1,400Wの電気代は、1時間あたり次のように計算できます

1,400W ÷ 1,000 × 1時間 × 31円/kWh = 43.4円

1日8時間使う条件なら、43.4円×8時間で347.2円です。さらに同じ条件で30日使用すると、347.2円×30日で10,416円になります。

したがって「1,400Wのヒーターを8時間ずつ毎日使ったらいくらか」を知りたい場合、月約1万円がひとつの試算目安になります。ただし、この金額を実際の平均電気代として扱うことはできません。

涼風モードの電気代は温風より大幅に小さい

ダイソンのHot+Cool系で注意したいのが温風モードと涼風モードでは消費電力が同じではないことです。

Dyson公式の製品仕様表では、HP07・HP12の涼風モードは6〜40W、HP10は2〜50Wです。

たとえば40Wを1時間使用する場合は「40W÷1,000×1時間×31円/kWh」で1.24円です。同じ1時間でも、温風1,400Wを使った単純試算の43.4円とは大きな差があります。

そのため、「ダイソン Hot+Coolの電気代」を確認するときは、温風と涼風を分けて考えることが重要です。

参考:Dyson公式 製品仕様表

電気代の計算式と31円/kWhを使う理由

家電の電気代は、基本的に次の式で試算できます

消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)

本記事では、全国家庭電気製品公正取引協議会が家電製品の電気代表示の目安として案内している31円/kWh(税込)を使用しています。

31円/kWhは、すべての家庭に適用される契約単価ではありません。実際の電気料金は契約している小売電気事業者や料金プランなどによって異なるため、自宅の費用を確認したい場合は請求書や契約中の料金表も確認してください。

参考:全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問 Q&A」

HP07・HP10・HP12などHot+Cool系は型番で仕様が異なる

Dyson Hot+Cool 型番別の仕様

「ダイソンのHot+Cool」と一口にいっても、複数の型番・世代があります。所有している製品とは異なる型番の消費電力を使って計算すると、電気代の目安もずれてしまいます。

型番製品名涼風モード温風モード
HP12Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx6〜40W1,400W
HP07Dyson Purifier Hot+Cool6〜40W1,400W
HP10Dyson Purifier Hot+Cool Gen12〜50W1,400W

※製品名・消費電力はDyson公式の製品仕様・サポート情報に基づきます。

HP07の消費電力

Dyson Purifier Hot+Cool HP07は、公式仕様で温風モード1,400W、涼風モード6〜40Wです。

そのため、温風1,400Wを31円/kWhで1時間使用する単純試算は43.4円です。一方、涼風を最大40Wとして1時間使用した場合は1.24円となります。

参考:Dyson Purifier Hot+Cool HP07公式製品仕様

HP10の消費電力

Dyson Purifier Hot+Cool Gen1 HP10の温風モードは1,400Wです。涼風モードは2〜50Wで、HP07やHP12とは涼風時の最小・最大消費電力が異なります。

温風についてはHP07・HP12と同じ1,400Wなので、同じ31円/kWh・同じ使用時間で単純計算すれば電気代も同じです。

HP12の消費電力

Dyson Purifier Hot+Cool HP2 De-NOx HP12は、温風モード1,400W、涼風モード6〜40Wです。

電気代だけを見るとHP07と同じ条件で計算できます。ただし、消費電力が同じだからといって製品の機能や性能まで同じという意味ではありません。

Pure Hot+Coolなど旧製品は本体の型番を確認して計算する

Dyson公式サポートでは、HP12・HP10・HP09・HP07だけでなく、Dyson Pure Hot+CoolのHP04・HP4A・HP02/03・HP00/01など複数の製品が案内されています。

そのため、HP07・HP10・HP12の1,400Wという仕様を、型番が異なるPure Hot+Coolへそのまま当てはめないことが重要です。

自宅にある製品の電気代を計算するときは、本体や取扱説明書などで型番を確認したうえで、その型番の公式消費電力を使いましょう。

参考:Dyson空気清浄機・ヒーター公式サポート

実際の電気代が1400Wの単純計算と同じとは限らない

ダイソンの電気代 実額が変わる理由

温風1,400Wから計算した43.4円/時や10,416円/月は分かりやすい目安ですが、実際の電気代をそのまま表す数字ではありません。

HP07の公式取扱説明書では、温度調節ボタンで好みの室温を設定し設定された温度に到達すると製品は運転を休止すると案内されています。

つまり、電源を8時間入れていたからといって、8時間すべてを1,400W相当で計算した金額がそのまま実際の使用実績になるとは限りません。

参考:Dyson Purifier Hot+Cool HP07公式取扱説明書

1400Wは平均消費電力ではなく試算条件として使う

本記事の1時間43.4円という数字は温風モードの仕様値1,400Wを1時間すべてに適用した場合の単純試算です。

設定温度に到達すると運転を休止するため、1,400Wを実使用時の平均消費電力として扱うことはできません。

一方で、実使用時の平均消費電力を示す公式データがない状態で「平均○W」「実際は○円程度」と独自に補正することも適切ではありません。電気代を比較するときは、仕様値による試算と実際の請求額を分けて考えましょう。

設定温度・室温・部屋の条件で電気代は変わる

実際の電気代を考える際は、次のような条件も確認しましょう

  • 設定温度
  • 運転開始時の室温
  • 使用時間
  • 部屋の広さ
  • 住宅の断熱性や外気温などの使用環境
  • 温風・涼風などの運転モード

たとえば同じ8時間使用しても、運転を休止している時間などが異なれば消費電力量も変わります。そのため、「毎日8時間使えば必ず月10,416円」と固定して考えないようにしましょう。

ダイソンの電気代をほかの暖房器具と比較するときの注意点

ダイソンと暖房器具 比較時の注意点

ダイソンのファンヒーターとエアコン、一般的なファンヒーター、こたつ、ホットカーペットなどを比較する場合、1時間の金額だけを並べても正確な優劣は判断できません。

暖房器具ごとに暖める範囲や運転制御、必要な費用が異なるためです。

比較対象比較するときに確認したいポイント本記事での見方
Dyson Hot+Cool系型番、温風・涼風、使用時間HP07・HP10・HP12を型番別に試算
一般的なファンヒーター機種、熱源、電気代、燃料費電気式・石油式・ガス式で費用項目が異なる
エアコン機種、外気温、室温、設定温度、運転条件運転中の消費電力が一定とは限らない
ホットカーペットなど暖める範囲、サイズ、設定部屋全体暖房とは用途が異なる

同じ使用時間でも暖房範囲や制御方式が違う

暖房器具の電気代を比較するには、少なくとも電気料金単価と使用時間をそろえる必要があります。

さらに、部屋全体を暖めたいのか、体の周辺を暖めたいのかといった用途も重要です。同じ「1時間使用」であっても、担う役割が異なれば金額だけの順位では判断しにくくなります。

また、石油やガスを使うファンヒーターの場合は、電気代だけではなく燃料費も必要です。電気だけを使う機器と比較するなら、算入する費用もそろえましょう。

購入前は電気代だけでなく使う場所と時間で選ぶ

暖房器具を選ぶときは、「1時間あたり何円か」だけでなく、どこを何時間暖めるのかまで考えると比較しやすくなります。

Dyson Purifier Hot+Cool系は、ヒーターだけでなく空気清浄や涼風にも対応する製品です。一方、暖房だけを目的にほかの機器と比較する場合は、暖房範囲や使用時間をそろえて判断しましょう。

エアコンやホットカーペットの詳しい電気代は、以下の記事で確認できます。

ダイソンのファンヒーターの電気代を抑える方法

ダイソンの温風 電気代の節約方法

ダイソンのファンヒーターの電気代を抑えたい場合は、温風を必要以上に長く使わないことを意識しましょう。

設定温度や使用時間を管理し、暖めたい範囲に応じてほかの暖房器具と役割を分けることがポイントです。

必要以上に高い設定温度や長時間運転を避ける

HP07の取扱説明書では、温度調節ボタンで好みの室温を設定でき、設定された温度に到達すると製品は運転を休止すると案内されています。

必要以上に高い目標温度を設定するのではなく、室温や体感を確認しながら使用しましょう。

また、使用しない時間まで運転を続ければ、使用時間は長くなります。必要な時間を意識して使うことも大切です。

タイマーなどで使用時間を管理する

HP07の公式取扱説明書では、スリープタイマーであらかじめ設定した時間になると、製品の電源が自動的にオフになると案内されています。

消し忘れを防ぎたい場合は、使用している型番に対応したタイマー機能を活用して使用時間を管理するとよいでしょう。

機能や操作方法は型番によって異なる可能性があるため、HP10・HP12や旧Pure Hot+Coolなどを使用している場合は、それぞれの取扱説明書を確認してください。

エアコンなどほかの暖房器具と用途を分ける

ダイソンだけを使い続けるか、ほかの暖房器具を使うかは、必要な暖房範囲と使用時間によって判断しましょう。

たとえば長時間にわたって部屋を暖める場合は、エアコンなども含めて同じ条件で電気代を比較することが大切です。必要な時間や場所が限られている場合は、その用途に合った暖房器具を選ぶことで不要な運転を減らしやすくなります。

冬全体の電気代を見直したい場合は、暖房器具だけでなく室温管理や断熱なども含めて考えましょう。

関連記事:冬場の電気代節約術15選!平均的な電気代や高い原因、エアコン(暖房)の削減方法など紹介

ダイソンのファンヒーターの電気代に関するよくある質問

ダイソンの温風 よくある質問

1400Wの電気代は1時間いくらですか?

31円/kWhで計算すると1,400Wの電気代は1時間43.4円です。

計算式は「1,400W÷1,000×1時間×31円/kWh=43.4円」です。ただし、実際の契約単価や運転状態によって実額は異なります。

ダイソンの暖房を1日8時間使うと1か月1万円を超えますか?

温風1,400Wを1日8時間、30日すべて同じ条件で使用した単純計算では10,416円となり、1万円を超えます。

ただし、これは1,400Wを240時間すべてに適用した試算です。HP07では設定温度に到達すると運転を休止するため、実際の電気代が必ず10,416円になるわけではありません。

涼風モードでも1400W消費しますか?

いいえ。本記事で扱うHP07・HP10・HP12では、1,400Wは温風モードの消費電力です。

Dyson公式の製品仕様表では、HP07・HP12の涼風モードは6〜40W、HP10は2〜50Wです。温風と涼風では電気代も大きく異なるため、モードを分けて計算してください。

HP07とHP10ではどちらの電気代が高いですか?

温風モードはHP07・HP10ともに1,400Wなので、同じ31円/kWh・同じ使用時間で単純計算すれば電気代は同じです。

一方、涼風モードの公式仕様はHP07が6〜40W、HP10が2〜50Wです。ただし、最大消費電力だけを見て「HP10の方が常に電気代が高い」とは判断できません。実際の運転状態や使用時間を含めて確認しましょう。

まとめ:ダイソンの電気代は型番と温風・涼風を分けて確認しよう

ダイソンのファンヒーターの電気代を確認するときは、製品名だけではなく型番と運転モードを確認することが重要です。

  • HP07・HP10・HP12の温風モードは1,400W
  • 31円/kWhなら温風は1時間43.4円、1日8時間347.2円、30日で10,416円の単純試算
  • HP07・HP12の涼風モードは6〜40W、HP10は2〜50W
  • 1,400Wの計算結果は平均的な実使用電気代ではない
  • 旧Pure Hot+Coolなどは本体の型番を確認してから計算する

暖房器具を比較する場合は、1時間あたりの金額だけでなく、暖房範囲や使用時間、設定条件もそろえて判断しましょう。

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