LED照明のメリットやデメリットは?特徴など徹底解説!

LED照明のメリットやデメリット

LED照明にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

本記事では、利点・欠点を網羅的に解説。

最後に動画での解説も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

LED照明のメリット8選!どんな効果や特徴があるの?

ここではLED照明が持つ効果や特徴から、どんなメリットがあるのか?を解説していきます。

LEDのメリット1. 省電力なので、電気代削減に繋がる

LEDは従来の蛍光灯や白熱電球と比べて、消費電力が少ないので電気料金の削減ができます。同じ光量の大きさの光を出すのに、より少ない電力量で燃費良く使えるという事ですね。

例えば、白熱電球で比較をしてみると、クリプトンが消費電力54Wなのに対して、交換品として使われるクリプトン代替LEDは4Wと約9割の電力が削減できます。
→仮にクリプトンを10個使っている場合、理論上年間で45,855円のコスト削減効果が得られます(※)。

他にも、従来の蛍光灯と比較をしてみると、40型直管蛍光灯が38Wと器具の中に入っている安定器7Wをプラスして消費電力45Wなのに対して、交換品として使われる40型直管形LEDランプは10Wと約7.5割の電力が削減できます。
→仮に40型直管蛍光灯を50本使っている場合、理論上年間で160,492円のコスト削減効果が得られます(※)。

※ 年間点灯時間:3,000時間(1日あたり10時間×25日×12ヶ月)、電気代:30.57円/kWh(東京電力の3段目以降単価)で計算した場合です。

LEDのメリット2. 長寿命なので、交換の手間やコストがかからない

よく「LEDの寿命は10年」という謳い文句を耳にします。正しくは「LEDは40,000時間程度点灯すると言われています。

従来の白熱電球と蛍光灯の寿命と比べると以下のようになります。

・白熱電球の寿命:1,000〜2,000時間
→ LEDだと20倍〜40倍長持ちする

・蛍光灯の寿命:6,000~12,000時間
→ LEDだと3.3倍〜6.6倍長持ちする

例えば、24時間営業のコンビニだと、年間で8,760時間点灯しているため、LEDでも4年半で寿命がきてしまいます。しかし、寿命12,000時間の蛍光灯をもし使っていたらその4年半の間で4回は買い替えを行わなければならなかったという事になります。つまり、その都度必要になる蛍光灯の製品代金や、脚立などを使って球を交換する作業の手間がLEDに交換することで無くなるという利点があります。

LEDのメリット3. 紫外線フリーなので、夜でも虫が集まらない

夜になると窓に虫がたくさんくっ付いていたり、自動販売機に虫が集まっていたり、電球や蛍光灯にはなぜ寄ってくるのかご存知でしょうか?

その理由は「紫外線」が関係してきます。紫外線は人の目には見えない光線ですが、虫にとっては見ることができる光線です。虫は低い位置を飛行するために波長の長い紫外線を頼りにしているそうで、蛍光灯は微量な紫外線を出しているため虫が寄ってきているカラクリとなっています。

一般的に使われているLEDは、紫外線量が蛍光灯の約200分の1ほどしかないため、虫が寄りづらいとされています。屋外の店頭でも商品を陳列して、旧来の蛍光灯を使っている方などは、衛生観念からLEDへの交換を検討してみてもいいかもしれません。

LEDのメリット4. 発熱量が少ないので安全

LEDの光は、手で直接触ってみても大して熱くはありません。

LED電球は、既存電球に比べて、熱を持ちにくいため、夏場の空調削減やショーケースの鮮度保存など熱さも和らぎます。

・一般蛍光灯:約70℃
・白熱球やハロゲンランプ:約350℃
・LED:約37℃

比較してみるとその差は大きいですね。また、空調にかかる負荷が軽減されるため、照明だけでなく空調の電気料金の削減効果も期待できます。

LEDのメリット5. 応答速度が早いので、すぐに点灯する

蛍光灯を使っていると、スイッチをONにしてから実際にランプが光るまでタイムラグが発生しますよね?

古くて遅いものだと2〜3秒かかるものまであります。

LEDは半導体の電子の動きがそのまま発光に結びつく現象のため、発光の応答速度は100ナノ秒以下のレベルとなっています。
※100ナノ秒は1,000万分の1秒と同じ速度です。

一方、白熱電球は、電流を流してから発光強度が所定の値になるのに0.15~0.25秒もかかり極めて遅くなっています。放電現象を利用するため放電開始や放電の安定化のため色々な付加回路を使っていて、そのために応答時間はLEDに比べて遅いと考えられます。

また、LEDは直流電流を使用するため「チラつき」が無いので、目に優しいのも嬉しいポイントです。

LEDのメリット6. 様々な色味を表現できる

LEDは半導体材料からなる固体光源であるため、小型・軽量である事が特徴の一つです。そのためデザイン性に富んでいます。

既存光源では実現困難な狭いスペースでの光源の組み込みや、自由自在な形状の照明設計がLEDだと可能です。

従来は既存光源の大きさや重量で制限を受けざるを得なかった機器・設備・車両などのデザインについてもより自由度が増すという長所があります。

また、LEDが普及し始めてから10年ほど経過した今では、当初と比べて性能や種類も豊富となりました。

今では電球色の直管蛍光灯型LEDやサークラインタイプのLED、スリムラインやシームレスランプに対応した代替LEDなども出ており、正直LED化においてできない事は無いと言っても差し支えないくらいの進歩を見せています。

LEDのメリット7. プラスチック製なので、衝撃に強い

従来の蛍光灯や白熱電球はいずれもガラス管を用いており振動や衝撃に弱いという欠点がありました。

それに対して、LEDはガラス管を全く使わず振動や衝撃に強いという特長があります。

車両・電車などの移動体・振動の激しい製造機械・作業環境の激しい工場などの分野でその特長が生かされています。

また、大きな震災などで照明器具が落下してしまうと、ガラス管である蛍光灯などでは落下した際に割れてしまいます。

破片を踏んでしまって怪我をしてしまうといった二次的なリスクが存在するのですが、LEDの場合はそれが無いため安全面でも優秀であると言えます。

LEDのメリット8. 有害物質を使っていないので、環境に優しい

40型直管蛍光灯の場合、LED照明化により、およそ70%のCO2排出量の削減が可能となります。
→従来の蛍光灯とLEDでCO2排出量を比較すると、40,000時間あたり1,096kgのCO2削減効果があります。

これは、50年生育のスギの木約78本分の吸収量に相当します。

また、蛍光灯に含まれる、水銀や鉛、カドミウムを使用していないため廃棄処理が容易で、熱線や紫外線などの有害光線の放出が少なく、人に優しいのも特長の一つです。

LED照明のデメリット3つ

ここではLED照明を導入する上で知っておきたいデメリットや注意点を解説していきます。

LEDのデメリット1. イニシャルコスト(初期費用)が高い

LEDが高価な理由は主に2つあります。

・材料であるガリウムが高い
・製造方法が特殊でコストがかかる

LEDはガリウムなどの半導体と言われる元素の結晶を時間をかけて作るため、コストがかかります。また、照明器具としても単純に部品点数と工数が多いのが原因で単価コストが高くなっています。

しかし、近年ではメーカーが生産に力を入れているので以前と比べて大分安くなっていて、現在の調子で普及が進めば「需要と供給」という市場の原理が働き、さらに安くなる可能性は十分にあります。

さらに、現在では一括買取だけでなく初期費用をかけずに何年かに分けて分割払いで導入できる仕組みも存在します。その時に、月の分割料金が電気代削減の金額で捻出できるか?契約期間内の解約の場合、違約金がかかるのか?かかる場合いくらなのか?などに注意する必要はあります。

ただ、イニシャルコストを抑えて負担を分散させる手段はあるという事は認識して頂ければと思います。

LEDのデメリット2. 光の照射角度が狭いので、広がりが少ない

LEDは光が直線的なため、「白熱電球や蛍光灯と比べて暗く感じる」という声があります。

確かに、従来の照明は光が全方向に届きますが、LED電球は光が直線的で広がりません。
そこで、全般配光系や全方向タイプという種類が作られました。これは、光を広げる仕組みが搭載されています。

比較的古くから存在する「下方向タイプ」と呼ばれている配光角は120°ほどしかありませんでした。これは配光角が330°の白熱電球の1/2にも及ばず、部屋全体をみると暗い印象がありました。

しかし、技術の進歩は凄まじく、現在では最大で配光角350度まで向上した製品もあるほどです。その一方で、140°の下方向タイプの製品も暗さがそこまで気にならなかったり、光量(ルーメン)の改善がされてきている背景から、決して淘汰されているというわけではありません。

LEDのデメリット3. 熱に弱い

LED自体は熱いわけではありませんが、LEDは熱に弱いという欠点があります。

LEDは赤外線をほとんど出さないため、光には熱がありません。しかし、光にならないエネルギーはLED素子から事故発生熱となって放出されています。そこで放熱が必要になっていて、発光部以外の金属部分は放熱用のヒートシンクで熱を外に逃がす仕組みなっています。

ヒートシンクの設計に不備があると、内部の電子回路を劣化させ、LEDの寿命より電子回路の劣化により寿命が短くなります。

LEDに関する動画はこちら

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