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再生可能エネルギーとは?特徴やメリット&デメリットなどわかりやすく簡単に解説!

再生可能エネルギーとは?特徴やメリット&デメリットなどわかりやすく簡単に解説!

新電力会社のなかにはクリーンな電気を売りにしている会社もたくさんありますが、昨今環境意識の高い消費者も増えており、電力会社を選ぶ上で再生可能エネルギーは一つの重要な要素になっています。

しかし再生可能エネルギーとはどのようなものをいうのか、正確には理解していない人も多いのではないでしょうか。

そこでこちらの記事では再生可能エネルギーとはどのようなもので、どんな特徴があるのか、そして実際にどのような種類があるのかといった点について解説します。

再生可能エネルギーについて知りたい人、エコな取り組みに力を入れている新電力会社を選びたい人は、ぜひ参考にしてください。

再生可能エネルギーとは?分かりやすく簡単に解説!

再生可能エネルギーとは?分かりやすく簡単に解説!

再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・水力・地熱・太陽熱・バイオマスなど、日本国内で生産された温室効果ガスを排出しないエネルギーのことで、再エネとも呼ばれます。

再生可能エネルギーは太陽の光や熱、水流や地表の熱などが挙げられますが、これらはどれも自然界に存在するエネルギーです。そのため化石燃料のように限りある資源とは違い、際限なく利用することができます。後ほど説明する通り、このような枯渇しない資源を使っているという点が再生可能エネルギーの大きな特徴といえるでしょう。

温室効果ガスの排出が世界的な問題となっている昨今、日本でも再生可能エネルギーが徐々に普及しており、消費者のなかでも再生可能エネルギーを利用したエコな電力会社を選ぶという人が増えています。

再生可能エネルギーの特徴

再生可能エネルギーの主な特徴は、以下の2点です。

・エネルギー資源が枯渇しない
・温室効果ガスを排出しない

化石燃料である石炭・石油は、このまま使い続ければ50~100年で枯渇することが予想されています。しかし再生可能エネルギーは自然の力を利用した発電方法であるため、資源が枯渇することはありません。

また化石燃料を使った発電では燃焼時に二酸化炭素を排出するため、環境負荷がかかってしまいます。

しかし再生可能エネルギーであれば基本的に二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスを排出しないので、環境にやさしいクリーンな電力を作ることができるのです。

再生可能エネルギーの種類

再生可能エネルギーの種類

再生可能エネルギーにはさまざまな種類がありますが、代表的なものを紹介します。それぞれしくみや特徴、メリット・デメリットなどについて解説するので、どのような種類があるのかを簡単に確認していきましょう。

各エネルギーの全発電電力量に占める割合については、特定非営利法人環境エネルギー研究所の「2020年の自然エネルギー電力の割合(2021年4月12日)」のデータを参照しています。

種類1. 太陽光発電

太陽光を使った発電方法で、光が当たると電気が発生する特性をもったシリコン半導体を使うことで電気を作るのが太陽光発電です。基本的に設置する場所の制限がなく、屋根・壁・駐車場などに設置するため場所を取らずに設置できるという点が特徴。

日本ではFIT制度(固定価格買取制度)の導入により、太陽光発電による電力生産量が大きく増加しました。 そのため日本で使用される再生可能エネルギーのなかでも太陽光発電が占める割合は大きく、全発電電力量の8.5%を占めています。

種類2. 水力発電

高低差を利用して水を上から下に向かって流し、設置してある水車を回転させることによって電気を生産するのが水力発電です。日本は水資源に恵まれていることから、水力発電は長い間おこなわれてきました。

ダムを使った大規模なものから河川や農業用水などでおこなわれる中小規模のものまで、様々な場所で水力発電がおこなわれています。2020年の日本の水力発電は、全発電電力量の7.9%であり、再生可能エネルギーのなかでは太陽光に次ぐ発電量です。

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種類3. 風力発電

発電機に風が当たって羽が回転するエネルギーを利用し、電気を生産するのが風力発電です。陸上だけでなく洋上でも発電できる点や、風さえあれば夜間も発電できるという点が特徴。

ただしたくさん発電するためには大規模な設備を建設する必要があり、導入には大きなコストがかかるというデメリットがあります。2020年の日本の風力発電量は全発電電力量の0.86%であり、現状国内での普及はあまり進んでいません。

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種類4. バイオマス発電

バイオマスとは動植物や廃棄物などから生まれた再生可能資源のことであり、バイオマス燃料を燃やしたときに発生する蒸気でタービンを回すのがバイオマス発電です。

バイオマスは化石燃料と同じく燃焼時に二酸化炭素を排出するのですが、同量の二酸化炭素をバイオマスが吸収するため大気中に二酸化炭素量を輩出しないことから再生可能エネルギーとされています。

2020年の日本のバイオマス発電は全発電電力量の3.2%ですが、安定して電気を供給できる発電方法として活用が期待されています。

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種類5. 地熱発電

地下のマグマの熱を利用して発電をおこなうのが地熱発電です。地上で降った雨がマグマの熱で蒸気になると地下1,000m〜3,000m付近に滞留するので、そこに井戸などを掘ることで蒸気を取り出し、タービンを回して発電するというのが地熱発電の仕組み。

時間や天候などに影響を受けないというメリットがありますが、導入コストは大きく新たに発電設備を作るのが難しいというのが大きなデメリットです。地熱発電は、日本の全発電電力量の0.25%にとどまります。

種類6. 太陽熱利用

太陽の熱エネルギーを使って熱媒体を集めて、給湯や冷暖房などを活用するのが太陽熱利用です。太陽光発電とは違って電気を発電するのではなく、太陽の熱によって給湯や暖房を運動させるという点が特徴。

システム自体は難しくないので導入は容易にできるのですが、設置にかかる費用はやや高額です。また太陽の熱は天候に左右されるため、不安定な発電であるという点もデメリットでしょう。

種類7. 雪氷熱利用

冬場に溜まる雪や氷を保管しておき、冷熱源として活用するのが雪氷熱利用です。保管した雪氷は食料品を冷やして保存したり、建物の冷房に利用したりします。

寒冷地で除雪・融雪する手間を省いて雪や氷を有効活用できるのがメリットですが、雪氷の保管や運搬にコストがかかる点はデメリットといえるでしょう。

種類8. 温度差熱利用

地下水・河川水・下水などの水温と気温差を利用し、水が持つ熱を給湯や冷暖房のエネルギーに利用するのが温度差熱利用です。

熱源はどこにでもある地下水や下水なので一般家庭でも比較的導入しやすく、都市部でも供給可能なエネルギー源として普及拡大が期待されています。

ただしシステム導入には大規模建設工事が必要なので、初期コストが高いのがデメリットといえるでしょう。

種類9. 地中熱利用

地面から200m程度ぐらいの深さに溜まっている地中熱は、夏場の外気よりも低く冬場の外気よりも高くなるため、この温度差を利用して給湯・冷暖房・融雪などのエネルギーに利用するのが地中熱利用です。

地中熱利用にはヒートポンプ・ヒートパイプ・水循環・空気循環・熱伝導という5つの方法がありますが、ヒートポンプは冷暖房に水循環は路面の凍結防止にといったように、用途に合わせて使い分けます。

夏場でも冬場でも利用できるので外気に左右されないのがメリットですが、初期コストが高いのがデメリットでしょう。

種類10. その他

ここまで紹介したものの他にも、以下のような再生可能エネルギーがあります。

・水素エネルギー
・空気熱
・潮流電力
・微生物エネルギー
・プラスチック発電

燃焼しても二酸化炭素を排出しない水素の特徴を利用した水素エネルギーや、空気中の熱を吸収して温めたり冷やしたりすることでエネルギーを得る空気熱など、さまざまなものがエネルギー源として利用されています。

再生可能エネルギーのメリットやデメリット

再生可能エネルギーのメリットやデメリット

再生可能エネルギにメリットもあれば、デメリットもあります。

ここではメリット・デメリットの双方を紹介するので、両者をよく比較してみましょう。

再生可能エネルギーのメリット5つ|どんな利点がある?

再生可能エネルギーのメリット5つ|どんな利点がある?

再生可能エネルギーのメリットとして、主なものを5つ紹介します。

・CO2などの温室効果ガスを排出しない|地球にやさしい
・燃料費がかからない|枯渇しない
・エネルギー自給率アップにつながる
・災害時でもエネルギー源を確保できる
・企業価値アップが期待できる

メリット1. CO2などの温室効果ガスを排出しない|地球にやさしい

電気の生産に温室効果ガスを排出しないというのは、再生可能エネルギーの大きなメリットといえるでしょう。

エコな電気を利用することは地球全体のためでもありますが、環境にやさしく安心できる電気が普及することは国民全体の利益にもなります。CO2などの温室効果ガスを排出しないことは、再生可能エネルギーの代表的なメリットです。

メリット2. 燃料費がかからない|枯渇しない

再生可能エネルギーはどれも自然界に存在するエネルギーであり、どれだけ使用しても枯渇することがなく燃料費がかかりません

石炭・石油などの化石燃料はいずれ枯渇してしまうため、枯渇することのない再生可能エネルギーの活用をすすめることがいま世界中で大きな課題となっています。

メリット3. エネルギー自給率アップにつながる

再生可能エネルギーは、太陽光や水力といったどこにでもある資源を使用するため、エネルギー資源があるかないかに依存することがありません。日本はエネルギー資源が少ないため、温室効果ガスの排出量が多い化石燃料に電力生産を頼りがちです。

しかし再生可能エネルギーであればエネルギー資源が少ない日本でも生産が可能なので、再生可能エネルギーの普及によってエネルギー自給率をアップできるのです。

メリット4. 災害時でもエネルギー源を確保できる

再生可能エネルギーは電気・ガス・水道といったライフラインが停止した非常用であっても、電力を供給することができます。

日本は地震をはじめとした災害が多いですが、エネルギーの多くを火力発電に依存しています。そのため災害によって電力供給が停止する可能性が高いのです。

そこで再生可能エネルギーが普及することで災害時でもエネルギー源を確保でき、安定した電力供給をおこなうことができます。

メリット5. 企業価値アップが期待できる

再生可能エネルギーには環境価値があります。これはつまり、再エネの電気であるということ付加価値として、企業から消費者に対してPRできるのです。

最近では消費者の環境意識も高まっており、新電力会社を選ぶ上で再エネを利用しているかどうかで選ぶ人も増えています。そこで再生可能エネルギーを用いたエコな電気を売りにすることで、企業価値アップが期待できるということです。

再生可能エネルギーのデメリット3つ|どんな欠点がある?

再生可能エネルギーのデメリット3つ|どんな欠点がある?

再生可能エネルギーにはメリットが多いですが、いくつかのデメリットもあります。どんなデメリットがあるのか、しっかりおさえておきましょう。

・発電コストが高い
・発電量が天候などに左右される|安定供給ではない
・火力発電などと比べてエネルギー変換効率が低い

デメリット1. 発電コストが高い

再生可能エネルギーを利用して発電するためには、設備を導入しなければなりません。発電の種類によっては大規模な設備を必要とする場合もあり、発電をするために多くのコストがかかることもあるのです。

電力会社のプランでは再生可能エネルギーを使用したプランは通常より割高になることが多いのはそのためであり、こうしたコストの高さが消費者にも影響する点が再生可能エネルギーのデメリットといえます。

デメリット2. 発電量が天候などに左右される|安定供給ではない

再生可能エネルギーは自然の力を活用するため、安定した電力供給をするのが簡単ではありません。たとえば太陽光発電は日の光が必要であるため、電力供給が天候に左右されます。

水力発電は水量が発電に影響するため、雨が降らなければ電力供給に必要な水量が確保でいないこともあるでしょう。

このように再生可能エネルギーの活用は、安定供給をしにくいというデメリットがあるのです。

デメリット3. 火力発電などと比べてエネルギー変換効率が低い

エネルギー変換効率とは、発電に使われたエネルギーのうちどれだけ電気に変換されたかという割合のことです。エネルギーが形を変化するときさまざまな種類のエネルギーに分散されてしまうので、100%別のエネルギ―に変換することができません。

そして再生可能エネルギーは火力発電や原子力発電と比較してもエネルギー変換効率が悪いので、発電のために多くのエネルギーをロスしてしまうのです。

地球にやさしいおすすめな新電力

地球にやさしいおすすめな新電力

再生可能エネルギーを利用しているおすすめの新電力を紹介します。

この中でもLooopでんきは非常に人気で、電気料金も安くなるということで評判がいいです。それぞれの特徴や電気料金単価などもチェックして、地球にやさしい電気をお得に活用してみてください。

再生可能エネルギーの現状や課題|今後について

再生可能エネルギーは、温室効果ガスを排出しない日本国内で生産されたエネルギーのことであり、さまざまな自然界の力を使って電気を作ります。

資源が枯渇することなく、温室効果ガスの排出もないクリーンな電気である点が大きなメリットですが、現状では発電コストが高額であるという問題点もあります。

温室効果ガスの排出による環境負荷はいま世界的な問題にもなっているため、一人ひとりが再生可能エネルギー普及の必要性を理解して、意識的に導入することが重要でしょう。

新電力会社の乗り換えを検討している人は、ぜひ再生可能エネルギーの利用についても新電力会社を選ぶ基準として考慮に入れてみてください。

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