テレワーク(在宅勤務)の電気代の目安や負担するのは誰?効果的な節約術も紹介します!

テレワーク(在宅勤務)の電気代の目安や負担するのは誰?効果的な節約術も紹介します!

昨今テレワークが急速に普及したこともあり、現在テレワークをしているという方も多いでしょう。しかし家で仕事をするようになったことで、これまでよりも電気代が上がったという方がいるのではないでしょうか。

増えてしまった電気代を少しでもおさえるためには、何にどれくらいの電気代がかかっているのかをきちんと理解し、正しい対策をとる必要があります。

こちらの記事では家電別の電気使用量や電気代を紹介したうえで、電気代をお得にする方法について解説します。現在リモートワークしている方、また今後リモートワークになる可能性がある方は、ぜひ参考にしてください。

目次

テレワーク(在宅勤務)の電気代は誰負担?会社の経費になる?

テレワーク(在宅勤務)の電気代は誰負担?会社の経費になる?

仕事のために必要な経費は基本的に会社が負担するものです。そのためテレワークの導入に伴って発生した電気代についても、会社が負担するというのが一般的でしょう。

しかしパソコンのような電子機器と違い、電気の場合は家庭用と仕事用の使用量を明確に分けることができません。

そこで基本的には月々の電気代から仕事に使用した電気使用量分を申請し、会社から手当の支給を受けるという場合が多いです。もっともテレワークの電気代をどのように扱うかはそれぞれの会社の規程次第なので、一概にはいえません。

よって無駄な電気代をかけないために、テレワークによってどれくらいの電気代がかかるのかをきちんと知っておき、出来る限り出費をおさえるための対策方法を知っておきましょう。

テレワーク(在宅勤務)で電気代はいくらかかる?家電別の電気料金を紹介!

テレワーク(在宅勤務)で電気代はいくらかかる?家電別の電気料金を紹介!

テレワークをすることになると自宅の電気を使って作業をすることになるため、主に以下のような電気代が以前よりも高くなります。

  • パソコンの電気代
  • エアコンの電気代
  • 照明器具の電気代

それでは実際どのくらいの電気代がかかるのか、1日あたりの電気代の目安を紹介します。

※以下、1kwh=27円として計算しています。

パソコン(PC)の電気代

パソコンの平均消費電力は、デスクトップパソコンの場合で1時間あたりおおよそ102Wです。テレワークによって1日8時間ほどパソコンを使用したとすると、消費電力は以下のとおり。

102W×8時間=816W(=0.816kwh)

そして電気料金は消費電力×料金単価の計算式で算出することができますが、ここでは料金単価を仮に27円/1kwhとして1日の電気料金を計算してみましょう。

0.816kwh×27円/1kwh=22.032円

以上より、1日あたり約22円の電気代がかかる計算になります。

平日すべてテレワークにしたとして、1ヵ月の電気代は400~500円程度。もっとも電気使用量はパソコンの使用時間によっても異なるので、この金額を一つの目安として使用量に応じた変動があると考えてください。

エアコンの電気代

エアコンの電気代

家庭用エアコンの1年間の電気代平均は約9,000円程度といわれています。エアコンの使用期間が年間6ヶ月程度と考えると、1ヵ月の電気代は9,000円÷6ヶ月=1,500円。

またエアコン代は、一般的に冷房より暖房の方が高いものです。

これは冷房の場合エアコンの設定温度と外の気温差が8~10度ほどなのに対し、暖房の場合は気温差10~15度程度になることが多いため、暖房の方が多くのエネルギーを消費するからです。

そこで冷房の電気消費量を1時間当たり0.3kwh 、暖房を0.5kwhと仮定して1日あたりの電気代を計算すると以下のとおり。

冷房:0.3kwh × 27円/1kwh × 8時間 =64.8円

暖房:0.5kwh × 27円/1kwh × 8時間 =80円


上記の計算によれば、1ヵ月あたりの電気代は冷房が約1,300円で暖房が約1,600円となります。
ただしエアコンの場合は一人暮らし・ファミリー層といった世帯人数やメーカーによっても電気代が変化するので、この金額も1つの目安と考えましょう。

照明器具の電気代

照明器具には蛍光灯とLEDの2種類がありますが、LEDは蛍光灯の1/2程度の電気しか使用しません。そこで一般的な40Wの蛍光灯と、これと同程度の明るさのLEDを使用した場合の電気消費量を半分の20Wとしてそれぞれ計算してみましょう。

電気の単価は1kwh単価27円とすると、1Wの電気代は0.027円なので、以下のような計算になります。

蛍光灯:40W×0.027円/kwh×8時間=8.64[円]

LED:20W×0.027円/kwh×8時間=4.32[円]


以上の計算より、8時間電気をつけていた場合の電気代は蛍光灯で8.64円、LEDで4.32円です。
照明器具の電気代は、パソコンやエアコンと比較すればそこまで大きな金額にはならないことがわかります。

家電以外にかかる費用

家電以外にかかる費用

テレワークによって電気代以外にも発生する出費がいくつかあります。

ここでは通信費・ガス水道代・機材や雑貨類の費用の内訳と平均的な金額について、おおよその目安を紹介します。またそれぞれどのようにして出費を抑えればよいかも説明しているので、そちらもぜひ参考にしてください。

通信費

通信費としては、インターネットの回線使用料がかかります。

もっともほとんどの家庭ではすでに光回線などを契約しているでしょうから、テレワークによって新たに通信費が発生するということはあまりないでしょう。

ただ光回線の使用料は契約する業者によって異なるので、テレワークを機に回線業者の乗り換えれば料金を安くすることができます。

回線料金の相場はホームタイプで5,000円、マンションタイプで4,000円くらいなので、現在それよりも高い料金の場合は乗り換えで安くなるかもしれません。

光回線はスマホなどとセット割契約した方が断然お得に利用できるので、下記をぜひ参考にしてみてください。

スマホのキャリア おすすめ光回線
au auひかり
ドコモ ドコモ光
ソフトバンク NURO光
ソフトバンク光

ガス・水道代

リモートワークにすることでガス代が増えるとすれば、冬にガスストーブを使うということが考えられます。ガスストーブのガス代を1時間あたり40円程度を平均として、1日8時間使用すればガス代は320円

平日だけ使用しても1ヶ月あたり6,000円程度の料金がかかるので、もしガスストーブを使用している家庭であれば、リモートワークによってガス代がかさむ恐れがあります。

水道代としてはトイレや簡単な洗面台の使用が考えられますが、1日5~10円くらいなのでそれほど大きな出費ではないでしょう。ガス・水道代の節約術は下記の記事でも詳しく解説しているので、こちらもぜひ参考にしてください。

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機材や雑貨類

テレワークにともない新たに必要となる機材・雑貨類としては、以下のようなものが考えられます。

  • 仕事用デスク
  • PCモニター
  • PCスタンド
  • プリンターのインク
  • 文房具等の消耗品

家に作業環境がない場合は仕事用デスクを買うことが考えられますが、安いものなら1万円以下で手に入るでしょう。またパソコンは職場から貸与されるのが普通ですが、作業環境を整えるためにモニターやPCスタンドを買うことが考えられます。

その他、プリンターのインクや細かい消耗品代も発生しますが、プリンターのインクは1ヵ月使えば5,000円程度かかることもあるので注意してください。

テレワーク(在宅勤務)で電気代をお得にする方

テレワーク(在宅勤務)で電気代をお得にする方法

テレワークによってこれまでよりも電気代がかさむ家庭も多いでしょう。テレワークによって新たに発生する電気代の出費を抑えるためには、自分なりに工夫しなければなりません。

そこでテレワークの電気代をお得にする方法を紹介するので、テレワーク開始後はぜひ実践してください。

節電方法① エアコンの使い方を工夫する

エアコン代は電気代のうちでも比較的大きな割合を占めるので、使い方を工夫してできる限り電気代を節約しましょう。設定温度を上げすぎたり下げすぎたりせず、切な設定温度を心掛けてください

エアコンは設定温度になるまでが1番電気を使うため、はじめは自動運転で一気に室温を上げた方が電気代を抑えることができます。またカーテンを閉めて日射を調整したり、サーキュレーターで空気を循環させるのも効果的

家にいる時間が長いほどエアコン代は高くなるので、テレワークの際はエアコンの使い方に注意が必要です。

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節電方法② 狭い部屋で作業をする

狭い部屋で作業したほうが、エアコンの電気代を抑えることができます。これは部屋が広ければ広いほど温度調整に多くのエネルギーを使うので、狭い部屋のほうが効率よくエアコンを使えるからです。

テレワークをする場合、リビングのような広い空間よりも寝室や自室などできるだけ狭いところを選んで作業するとよいでしょう。

節電方法③ 電力会社を切り替える

電力自由化によって契約する電力会社を自由に選べるようになったため、電力会社を切り替えて節電することができます。とはいえ新電力会社はとてもたくさんあるので、自分で料金を比較して電力会社を選ぶのは難しいでしょう。

そこでおすすめの新電力会社を3社紹介するので、切り替えを検討するのであればぜひこちらを参考にしてください。

また、おすすめの新電力会社はエリアによって異なりますので、東京電力エリア以外の方はこちらでおすすめを紹介しているのでぜひ参考にしてください。

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おすすめ新電力① エルピオでんき

新電力おすすめのエルピオでんき

おすすめポイント!

  • とにかく電気代が安い!
  • エルピオガス管内でガスを使っている人はセット割有り
  • 24時間365日電気トラブル時に駆けつけサービス有り
  • キャンペーン:セット割プランで最大30,000円キャッシュバック
  • ガスとセット契約:有り(東京ガスエリアのみ)
  • 事務手数料や解約違約金:無し
  • ライフスタイル:全般
  • 支払い方法:銀行口座振替、クレジットカード
使用量 東京電力 エルピオでんき
150kwh 4,324円 4,013円
250kwh 6,972円 6,316円
400kwh 11,353円 10,048円

※契約容量は40A、基本料金と従量料金のみで算出しています。

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おすすめ新電力② Looopでんき

新電力でおすすめのループでんき

おすすめポイント!

  • 基本料金0円なので、電気をあまり使わない一人暮らしの人におすすめ
  • ガスと電気のセット割有り
  • アプリで電気の使用量をリアルタイムで確認できる
  • キャンペーン:-
  • ガスとセット契約:有り(東京ガスエリアのみ)
  • 事務手数料や解約違約金:無し
  • ライフスタイル:一人暮らし、契約容量が大きい人
  • 支払い方法:クレジットカード
使用量 東京電力 Looopでんき
150kwh 4,324円 3,960円
250kwh 6,972円 6,600円
400kwh 11,353円 10,560円

※契約容量は40A、基本料金と従量料金のみで算出しています。

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おすすめ新電力③ シンエナジー

おすすめの新電力会社のシンエナジー

おすすめポイント!

  • 生活スタイル(電気を使う時間帯)に合わせてプランを選べる
  • JALマイルが貯められる
  • 環境負荷の低い再生可能エネルギーを利用
  • キャンペーン:ギフト券をプレゼント
  • ガスとセット契約:有り(大阪ガスエリアのみ)
  • 事務手数料や解約違約金:無し
  • ライフスタイル:全般
  • 支払い方法:銀行口座振替、クレジットカード
使用量 東京電力 シンエナジー
150kwh 4,324円 4,133円
250kwh 6,972円 6,611円
400kwh 11,353円 10,624円

※契約容量は40A、基本料金と従量料金のみで算出しています。

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まとめ

テレワークでかかる電気代として一番大きいのはエアコン代です。適切な設定温度を心掛け、カーテンで日射を調整したりサーキュレーターで空気を循環させたりして効率よくエアコンを活用しましょう。

その他にもパソコンの電気代が一カ月400~500円程度、照明の電気代が200~300円程度かかる他、通信費やガス水道代も増えることがあります。

このようにテレワークには様々な費用がかかるので、こちらで紹介した節約術などを活用し、出来る限り無駄な出費を減らしてください。また電力会社の比較は自分だけでは難しいので、こちらで紹介したおすすめの新電力会社を参考にしてお得な電力会社に切り替えましょう。

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