






基本料金が無料で人気のあしたでんき・Looopでんき・楽天でんきですが、違いはあるのでしょうか?
この記事では、あしたでんき・Looopでんき・楽天でんきの3社を徹底比較。
それぞれどのようなプランがあり、誰におすすめできるのかを詳しく解説します。
新電力会社を選ぶ際は、自分の生活スタイルに合ったプランを選ぶことが大切です。
基本料金無料ではないおすすめの新電力も紹介しているので、ぜひ自分にぴったりの電力会社を見つけてください。
あしたでんき・Looopでんき・楽天でんきの特徴|各メリットやデメリット
まずは各社のサービス内容や特徴をみていきましょう。
あしたでんき | Looopでんき | 楽天でんき | |
運営会社 | TRENDE株式会社 | 株式会社Looop(ループ) | 楽天エナジー株式会社 |
供給エリア | 東北・関東・中部・関西・中国・九州 | 北海道・東北・関東・北陸・中部・関西・中国・四国・九州・沖縄 | 北海道・東北・関東・北陸・中部・関西・中国・四国・九州・沖縄 |
解約金/違約金 | 0円/0円 | 0円/0円 | 0円/0円 |
セット割引 | なし | あり(ガスセット割) | あり(ガスセット割) |
特徴 | 2種類の分かりやすいプラン | ガスとのセット割がお得 | 楽天ポイントが貯まる |
キャンペーン | なし | なし | 電気ガスの同時申し込みで最大4,000ポイントプレゼント |
ポイントや特典 | なし | なし | 楽天ポイント |
おすすめの人 | 以上のエリアでとにかく電気代を安くしたい人 | エコな電気を使いたい、電気ガスの支払いをまとめたい人 | 楽天ユーザーでポイントを貯めている人 |
あしたでんき・Looopでんき・楽天でんきには各社それぞれのアピールピポイントがあります。
しかしそれは同時に、デメリットもあるということです。
さっそくあしたでんき・Looopでんき・楽天でんきにはどのようなメリットとデメリットがあるのかみていきましょう。
あしたでんき・楽天でんき・Looopでんきのメリットやデメリット
あしたでんき | Looopでんき | 楽天でんき | |
メリット | ・料金体系がシンプル ・契約期間や解約金のしばりが一切ない ・アプリで簡単に使用量と料金をチェックできる |
・基本料金がかからず、従量料金が安い ・電気とガスのセット割がお得 ・地球にやさしいエコな電気 |
・楽天ポイントが貯まる ・全国で申し込める ・キャンペーンや特典が豊富 |
デメリット | ・キャンペーンや特典がない ・一部エリアに対応していない ・オール電化プランがない |
・ガスとのセット割ができるのは関東だけ ・支払い方法がクレジットカードのみ ・あしたでんきよりも単価が高い |
・クレジットカード支払いしかできない ・契約容量20A以下の方は契約ができない ・Looopでんきやあしたでんきよりも単価が高い |
・あしたでんき
あしたでんきは、プランが2種類の非常にシンプルな料金体系が特徴です。
電気使用量が多いファミリー層は「たっぷりプラン」がおすすめです。
エリアや現在のプランによっては安くなる可能性が大いにありますが、一部エリアに対応していないのとキャンペーンや特典がないのが難点です。
・Looopでんき
Looopでんきは各エリア全体的に料金が安く、ガスとのセット割があるのが人気のプランです。
ただしガスとのセット割が適用できるのは東京ガスエリアのみ。その上、支払い方法で口座振替は選択できず、クレジットカードのみなのがデメリットですね。
・楽天でんき
楽天でんきは楽天ユーザーにとって、効率よくポイントを貯められる新電力プランです。
ただし、電力契約料が20Aの世帯は契約できないので一人暮らしの方などは一部申し込みができないですね。
あしたでんき・Looopでんき・楽天でんきの料金プラン|お得なのはどれ?
では、あしたでんき・Looopでんき・楽天でんきの中で最も電気代が安く、お得なのはどこの会社なのでしょうか?
料金プランを比較し、どこが安いかみていきましょう。自分にとってより電気代を節約できる会社を見つけてください。
あしたでんきの料金プラン
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
東北電力 | 0円 | 26円 |
東京電力 | 26円 | |
中部電力 | 26円 | |
関西電力 | 22円 | |
中国電力 | 24円 | |
九州電力 | 23円 |
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
東北電力 | 3,000円 | 21.5円 |
東京電力 | 21.5円 | |
中部電力 | 21.5円 | |
関西電力 | 17.5円 | |
中国電力 | 19.5円 | |
九州電力 | 18.5円 |
あしたでんきの電気料金プランは標準プランとたっぷりプランの2つです。
一人暮らしや二人暮らしなどで電気使用量が300kwh以下であれば標準プランがおすすめです。
一方、電気使用量が多いファミリー層ではたっぷりプランの方が安くなることもあるのでシミュレーションしてみてください。
Looopでんきの料金プラン
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
北海道電力 | 0円 |
29.5円 |
東北電力 | 26.4円 | |
東京電力 | 26.4円 | |
中部電力 | 26.4円 | |
北陸電力 | 21.3円 | |
関西電力 | 22.4円 | |
中国電力 | 24.4円 | |
四国電力 | 24.4円 | |
九州電力 | 23.4円 | |
沖縄電力 | 27円 |
Looopでんきは一般家庭用のおうちプランでは基本料金が一切かからず、使った電気量に応じた従量料金のみが加算されます。
安い従量料金で使った分だけ支払いたい人にとってはお得なプランといえます。
また、東京ガスエリア限定でガスとまとめて契約すると、電気代がさらに0.4円安くなります。
東京ガスエリア限定 | 基本料金 | 従量料金 |
Looopでんき | 0円 | 26円/kWh |
Looopでんき+ガス | 1,000円 | 128円/㎥ |
Looopガスについてはこちらで詳しく解説しているので参考にしてください。
さらに、Looopでんきにはオール電化向けのスマートプランもあります。
Looopでんきのオール電化についてはこちらで詳しく解説しているのでチェックしてみてください。
楽天でんきの料金プラン
エリア | 基本料金 | 従量料金 |
北海道電力 | 0円 |
30円 |
東北電力 | 26.5円 | |
東京電力 | 26.5円 | |
中部電力 | 26.5円 | |
北陸電力 | 22円 | |
関西電力 | 22.5円 | |
中国電力 | 24.5円 | |
四国電力 | 24.5円 | |
九州電力 | 23.5円 | |
沖縄電力 | 27円 |
楽天でんきもまた、基本料金がかからず従量料金だけが加算されるというスタイルを取っています。
楽天でんきはなんといっても楽天ポイントが貯まるという点が魅力的ですよね。
普段から楽天ポイントを貯めている人には非常におすすめです。
契約内容 | ポイント還元率 | 楽天カードで支払いの場合 |
楽天でんきのみ | 200円=1ポイント | 追加で100円=1ポイント |
楽天でんきとガスセット | 100円=1ポイント | 追加で100円=1ポイント |
ただ、楽天でんきは20A以下の一人暮らしの方などは契約ができないので注意してください。
あしたでんき・Looopでんき・楽天でんきの比較表|お得なのはどれ?
エリア | あしたでんき | Looopでんき | 楽天でんき |
北海道電力 | – | 29.5円 | 30円 |
東北電力 | 26円 | 26.4円 | 26.5円 |
東京電力 | 26円 | 26.4円 | 26.5円 |
中部電力 | 26円 | 26.4円 | 26.5円 |
北陸電力 | – | 21.3円 | 22円 |
関西電力 | 22円 | 22.4円 | 22.5円 |
中国電力 | 24円 | 24.4円 | 24.5円 |
四国電力 | – | 24.4円 | 24.5円 |
九州電力 | 23円 | 23.4円 | 23.5円 |
沖縄電力 | – | 27円 | 27円 |
結論、3社の中であればあしたでんきが最安値となります。
ただ、供給エリアが限定されているので、北海道・北陸・四国・沖縄の方はLooopでんきがおすすめです。
それでは楽天でんきはおすすめできないのか?というとそんなことはありません。
楽天ユーザーであればポイントが付与されるので非常にお得感があります。
よって、人によっておすすめできる電力会社は異なるのでしっかり比較して検討してみてください。
あしたでんき・Looopでんき・楽天でんきよりも安いおすすめの新電力
あしたでんき・Looopでんき・楽天でんきよりも電気代が安いおすすめの新電力を紹介します。
ただ、電気の使い方や契約容量によっては3社のいずれかの方がお得になることもあります。
東京電力エリアを例におすすめの新電力と比較をしてみましょう。
東京電力以外の方はこちらで都道府県別におすすめ新電力を紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
使用量/契約容量 | あしたでんき | Looopでんき | 楽天でんき | エルピオでんき | シンエナジー |
150kwh/30A | 3,900円 | 3,960円 | 3,975円 | 4,085円 | 3,872円 |
250kwh/40A | 6,500円 | 6,600円 | 6,625円 | 6,341円 | 6,606円 |
400kwh/50A | 10,400円 | 10,560円 | 10,600円 | 10,328円 | 10,872円 |
500kwh/60A | 13,000円 | 13,200円 | 13,250円 | 13,152円 | 13,899円 |
ぴったりの電力会社に切り替えて電気代を節約しましょう!
あしたでんき・Looopでんき・楽天でんきそれぞれの料金プランや、どんな方におすすめなのかご紹介しました。
新電力会社に申し込みを検討する際は、世帯人数や使用量、キャンペーンや特典など自分の状況に合っているかよく確認しておくことが重要です。
各社の公式サイトにある料金シミュレーションなどを活用するのも1つの手でしょう。
また、3社以外にも電気代が安い新電力もあります。都道府県別におすすめ電力会社をこちらで紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
さらに、都市ガスやプロパンガス(LPガス)も合わせて安くしたい方はこちらをチェックしてみてください。
・東京ガスエリアのおすすめ都市ガス会社
・東邦ガスエリアのおすすめ都市ガス会社
・大阪ガスエリアのおすすめ都市ガス会社
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