ラットサインとは?ラットサインの種類やつきやすい箇所、対策方法も紹介します!

ラットサインとは?ラットサインの種類やつきやすい箇所、対策方法も紹介します!

「家の中にねずみが潜んでいる気がするけど、姿を見せないのでどこにいるのか分からない…」
「ねずみが潜んでいるのかどうか、判断する方法はないだろうか…」

そんな悩みを抱えている方に、ぜひ知っていただきたいのが、ラットサインです。ラットサインとはねずみが残した痕跡であり、これを分析すれば、ねずみが潜んでいるかどうか把握できます

さらに侵入口や、ねずみの種類まで把握できるため、特徴を掴んでおくととても便利です。ねずみは放っておくと繁殖してしまうため、早い段階で駆除することが大切です。

本記事ではラットサインの種類やつきやすい箇所、対策方法について詳しく解説します。ねずみに被害に悩まされることのないよう、ぜひチェックしてみてください。

目次

ラットサインとは?ラットサインからわかることも紹介します。

ラットサインとは?ラットサインの種類やつきやすい箇所、対策方法も紹介します!

ラットサインとは、簡単にいうと「ねずみが潜んでいる証拠」のことで、つきやすい箇所や、はっきりとした特徴があります。

ットサインを分析すれば、ねずみの種類や侵入口を把握でき、効率的に駆除することが可能です。

以下にラットサインの種類と、どんなことが把握できるのかについてまとめているので、確認してみてください。

ラットサインとは?

ラットサインとは具体的にいうと、ねずみの体の汚れ、糞尿、かじり跡などです。ねずみが歩き回れば、何かしらのラットサインを残しますので、これを分析することで種類や侵入口などを特定できます。

実際に姿を見なくても、ラットサインを発見できれば、ねずみが潜んでいることを把握できるため、ねずみ対策として重要なポイントになります。

注意深く見なければ、なかなか発見できないと思いますが、実際にラットサインの特徴を掴んでおけば、気づきやすくなるでしょう。

ラットサインからわかること

ラットサインを発見した場合、家の中にねずみが潜んでいる可能性が高いです。また、ラットサインを分析すれば、潜んでいるねずみの種類も特定できます。

ねずみの種類によって、駆除の方法が少し異なりますので、うまく特定できれば駆除しやすくなるでしょう。

ラットサインがある場所は、家の中の通路のほか、外からの侵入経路や餌場や巣となっている場所の付近であることが多いです。

発見した場所の分析は、ねずみの侵入を防止するための対策に繋がりますので、非常に重要です。

ラットラインがつきやすい箇所

ラットサインはねずみの侵入経路や好んで通行する箇所につきやすいです。具体的には、家の中の通路、天井、屋根裏、壁の隙間などです。また、ねずみの種類ごとにつきやすい箇所に違いがあります。

詳しい内容は後述しますが、キッチンやトイレなど湿気の強い箇所を好む種類や、天井などの高所を好む種類のねずみがいます。

種類によっては、人の目につきにくい箇所に痕跡を残すタイプのねずみもいますので、注意深く見ていく必要があります。

ラットサインの種類

ラットサインには大きく分けて、3つの種類があります。どの種類も目視できますが、知っていないと見落としがちです。

特に糞尿は、ほかの害虫との区別もつけなければなりませんので、分析が難しいかもしれません。しかし糞尿を調べれば、ねずみの種類を特定することもできるため、よく理解しておくことをおすすめします。

ラットラインの種類1.黒っぽい汚れ

ねずみは天井や屋根裏、換気扇の隙間、下水道や排水管など汚い場所を移動するため、常に体中が汚れています。そのため、家の中を歩き回れば汚れが室内に付着していきます。

ねずみは嗅覚や聴覚が優れている反面、視力が悪く、壁や床に体を触れさせながら移動する習性があるため、なおさら汚れが付きやすくなるのです。

また一度立ち入った道を何度も通る傾向があるため、どんどん汚れが蓄積されていき、しだいに油なども混ざった大きな黒っぽい汚れになります。この状態になると、簡単に発見できるようになるでしょう。

ラットラインの種類2.ねずみのかじり跡

ねずみは柱や壁、家具、電気配線など様々なものをかじります。ねずみの前歯は一生伸び続けるため、常に固い物をかじって前歯を削る習性があります。

前歯を削らず伸びっぱなしにすると、やがて歯が口を塞いでしまい、食物が口に入らなくなってしまいます。

そうなると最終的には餓死してしまいますので、固い物をかじるのはねずみにとって生存していくための手段なのです。かじられることによる被害は色々ありますが、特に気をつけなければならないのは電気配線です。

最悪の場合、停電や漏電火災の原因になりますので、かじり跡が残っていないか、特に注意して見るようにしましょう。

ラットラインの種類3.ねずみの糞尿

ねずみは糞や尿をしながら移動する特徴があります。通路などに黒い小さな糞がいくつも見つかる場合は。ねずみが通った可能性が高いです。

また、ねずみの尿には蛍光物質が含まれているため、室内を暗くしてブラックライトを当てると、新しい尿は青白く、古い尿は黄白に光ります

これを手がかりにして通り道や巣を探すことが可能です。なお、ねずみの糞尿は有害ですので、子どもやペットが触ったり口に入れたりすると危険です。見つけた場合は除去し、消毒をきちんと行うようにしましょう。

ラットサインからねずみの種類を判別

ラットサインのひとつである、糞の特徴を見れば、どんなねずみが潜んでいるのか、種類の判別が可能です。以下にねずみごとの糞の特徴をまとめます。

ドブネズミ

形:均一でやや丸い。大きさ:10mm~20mm
その他:キッチンやトイレなど湿気の多い場所に落ちているケースが多い

クマネズミ

形:細長くて不揃い。大きさ:6mm~10mm
その他:高所も含め、あらゆる通路に散らばっている

ハツカネズミ

形:端が尖っている。大きさ:4mm~7mm
その他:独特の臭いがある

糞のサイズは、ねずみの体の大きさに比例しています。とはいえ非常に小さいので、ぱっと見て簡単に判別するのは難しいでしょう。

その場合は、糞を片付ける前にスマホなどで写真を撮り、後で確認する方法がおすすめです。写真を撮っておけば、業者へ駆除を依頼する際にも参考になります。

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ラットサインを見つけた後の対策

家の中でラットサインを見つけた場合、ねずみが潜んでいるものと考え、対策を講じましょう。業者へ依頼する前に、自分で色々と駆除の方法を考え、実施することをおすすめします。

簡単にできる駆除として、粘着シートや毒餌の設置、侵入口を塞ぐ、忌避剤を使用するなどの方法があります。ただし、ねずみの種類によっては駆除が難しい場合があります。

特にクマネズミは警戒心が強く、粘着シートに近づかなかったり、毒餌を食べにくかったりするため、もっとも駆除が難しいタイプです。

クマネズミが多く住み着き、巣ができてしまった場合などは、業者への相談を考えたほうが良いでしょう。

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