ムカデのおすすめ駆除剤10選!殺虫剤の選び方、予防対策の方法も解説

ムカデのおすすめ駆除剤10選|殺虫剤の選び方、予防対策の方法も解説!

ムカデは民家に出没する頻度の高い害虫です。ゴキブリを餌とするため、ゴキブリが出没する家にはムカデも出る可能性が高いといえます。また、手を近づけると噛まれる危険もあるため非常に危険です。

ムカデに噛まれた場所は強い痛みを伴ったり、腫れたりすることがしばしば。このようにムカデは危険性のある虫であるため、大量発生する前の駆除が大切です。

そこで本記事では、自分でムカデを撃退するためのおすすめグッズや市販商品の選び方を紹介します。自分にとっての使いやすさやムカデの出没する場所に応じて、最適な駆除剤を見つけてみてください。

ムカデ駆除剤を選ぶ際のポイント

ムカデ駆除剤を選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。

・成分で選ぶ
・効果で選ぶ
・使用用途で選ぶ

駆除剤は、殺虫剤であればなんでも良いわけではありません。虫によって、適した殺虫剤があるためムカデ用でなおかつ安全に使えるものを選びましょう。

選び方1.成分で選ぶ

ムカデ駆除剤を選ぶ際、「ピレスロイド系」の殺虫剤を選びましょう。

殺虫剤には、ピレスロイド系以外にも有機リン系といった成分ごとの種類があります。中でもピレスロイド系は、人間や犬といった哺乳類が吸い込んでもすぐに代謝できる成分でできています。そのため、人には優しくムカデにはしっかり効果を発揮する成分なのです。

有機リン系でも毒性はごくわずかのため、人が健康を阻害するおそれはほとんどありませんが妊娠中の人や小さいお子さん、ペットのいる家では特に避けた方が良いでしょう。

選び方2.効果で選ぶ

ムカデ駆除剤を、効果で選ぶのもおすすめです。駆除剤といっても、すべてムカデを殺すものではありません。

中にはムカデを殺さず、近寄らせないようにする忌避剤や、家の周囲に撒いておくだけでムカデが駆除できるものもあります。ムカデが死んでいるのを見たくない人はこういった薬剤を使うと良いでしょう。

また目の前に出たムカデに対しては、即効性のある殺虫スプレータイプの薬剤を常備しておくと安心です。ほかにも罠でムカデを捕獲するものなどがあります。

選び方3.使用用途で選ぶ

用途で駆除剤を選ぶのもポイントです。駆除剤は大きく分けて、以下のタイプがあります。

・スプレータイプ
・液体タイプ
・粉末タイプ
・顆粒タイプ
・燻煙タイプ
・捕獲器タイプ
・毒餌タイプ

たとえば家の外壁にムカデが出る場合は、液体タイプのものを壁に塗っておくのが良いでしょう。室内にいるムカデを駆除したい場合は、燻煙タイプで一網打尽にする手段もあります。

庭や窓際といった場所からの侵入を防ぐ場合は、顆粒や粉末タイプの駆除剤を撒いておきましょう。

【殺虫剤】ムカデ退治のおすすめ駆除剤10選

ここからは、自分でムカデ退治する場合におすすめの駆除剤10選を紹介します。

スプレーだけでなく粒タイプ、毒餌などさまざまな種類の駆除剤を紹介するので、ぜひムカデの発生している場所にあったものをお選びください。

駆除剤①ムカデ博士 10kg

ムカデ博士は粒タイプの駆除グッズです。10kg入っているため、20坪程度の敷地にたっぷり使用できます。また砂タイプのため、駆除成分が空気中に舞い上がったりして人やペット、植物などに影響を与える心配もありません。

気にある場所に撒いておけば1年ほど効果が持続し、徐々にムカデが減っていく仕組みの商品です。

駆除剤②サイベーレ0.5SC

サイベーレ0.5SCは、水でうすめてスプレーするタイプの駆除剤です。希釈する倍率は20倍、本商品は900ml入りのため、広い範囲にもしっかりとスプレーできる大容量です。

液体タイプのため、ムカデが上ってくる壁面などにも噴射して使用できます。ただし屋外の場合は雨が降ると薬剤が流れてしまいやすいため、定期的に散布しましょう。

駆除剤③ムカデ博士補強剤

ムカデ博士補強剤は、スプレータイプの駆除剤です。ボトルを開栓し、ムカデ本体やムカデの住んでいそうな場所に直接スプレーするだけで使用できます。

ボトルそものもがスプレー状になっているほか、すでに希釈してあるため手軽に使いやすいのが特徴。ただし内容量は500mlとやや少なめのため、広い範囲に使用するとすぐになくなってしまいやすいです。

駆除剤④ムカデコロリ

ムカデコロリは毒餌剤です。四方向に入口のあるケースの中には、ムカデが好む甘い香りの毒餌が設置されています。このにおいに引き寄せられて入って来たムカデは、毒餌で死に至ります。

また足元には粘着剤がついているため、万が一餌を食べずに引き返そうとしても身動きが取れなくなる仕組みです。本商品は8個入りで、玄関や窓辺など複数の場所に設置できます。

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駆除剤⑤バルサン ムカデ こないもん

ムカデこないもんは殺虫剤メーカーとして知られるバルサンが開発したムカデ用の毒餌です。屋外用で8個入りのため、玄関や庭、軒下などムカデが出没する家の周りに配置しましょう。

医薬部外品にも配合される有効成分「フィプロニル」を配合しているため、一度ムカデが食べれば効果はてきめん。アリやダンゴムシ、ワラジムシにも効果があります。

駆除剤⑥住友化学園芸 不快害虫剤 ムカデ粉剤

ムカデ粉剤は粉末タイプの駆除剤です。ボトルを開けると穴が空いており、直接シャワー状に撒けるのが特徴。1.1kgと大容量のため、家の周り全体に撒きたい場合にもおすすめです。

効果の持続期間は約3ヶ月。雨が降ってもパウダー状の粉がしっかりと土やコンクリートに密着するため、流れて効果が薄れにくいのが特長です。

駆除剤⑦フマキラー ムカデ駆除剤 粉剤

フマキラーのムカデ駆除剤も粉タイプの駆除剤です。粉の一粒一粒に雨をはじくオイルコーティングがほどこされているため、強い雨でも流れにくい特長を持っています。

キャップは二重になっており、少量でる細口と大量に撒ける広口があるのもポイント。白い粉末のため、撒いた場所が分かりやすく安心です。またアリにも効果があります。

駆除剤⑧ムカデコロリ秒殺ジェット

ムカデコロリ秒殺ジェットは、ムカデに直接かけるタイプの駆除スプレーです。噴射液がムカデにかかれば、約0.8秒でノックダウンできるという即効性が最大の魅力です。

また、噴射される殺虫剤にはにおいやべたつき、色がありません。さらに速乾性のため、屋内の壁やカーペット、畳の上などでも問題なく使用できます。シミも残りません。

駆除剤⑨虫コロリアース ノンスモーク霧タイプ

虫コロリアースは霧が部屋中に充満し、ムカデを駆除する商品です。

本品1つで9畳から12畳の部屋のムカデを駆除できます。使用方法は、パッケージを空けてスイッチを足で踏み、霧が出始めたら部屋から出て1~2時間部屋を密閉するだけです。

火災報知器には反応しない構造となっています。また、殺虫と同時にハウスダストも除去できる優れものです。

駆除剤⑩凍らすジェット冷凍殺虫 殺虫スプレー

凍らすジェット冷凍殺虫は、ムカデをはじめとするアリやダンゴムシ、ゲジゲジといった地面を這うタイプの虫に効果的な殺虫剤です。スプレーを噴射するとマイナス85度の冷気が発射され、瞬時に虫を凍らせて駆除します。

殺虫成分が入っていないため、小さなお子さんやペットのいる家庭でも安心して使用できる商品です。においやべたつきもありません。

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【駆除剤以外】ムカデ退治のおすすめ駆除方法

ムカデ退治をする際はさまざまな駆除方法がありますが、薬剤を使う以外で一般的なのは以下の3つです。

・熱湯をかける
・叩いてつぶす
・トラップを使う

では、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

駆除方法①熱湯をかける

ムカデは50度以上の熱湯をかけると、死んでしまいます。熱湯をかける際は、ムカデの全身にお湯がかかるようにかけましょう。紙コップなど、すぐに捨てられる容器にムカデを入れ、そこへ熱湯を注ぐと床や壁が汚れずに済みます。

ムカデを移動させるときは噛まれる恐れがあるため絶対に素手で触らず、割り箸などを使うようにしましょう。

駆除方法②叩いて潰す

お湯や殺虫剤が近くにないときは、叩いてつぶすのも1つの手段です。ただしムカデは毒を持っているため、素手や素足でつぶさないようにしましょう

ハエたたきや雑誌などを使って強くたたくのがおすすめです。外であれば石や植木鉢などを上から落としてつぶすと効果的です。ムカデは身体が非常に硬いため、少しの衝撃では死なない場合もあります。叩いたあとはしっかりと死んだのを確認してください。

駆除方法③ムカデ用トラップを使う

ムカデ用トラップを使うのもおすすめです。トラップは駆除剤と異なり、ゴキブリホイホイのような仕組みです。

ムカデの好む香りを誘引剤に使っており、トラップに入って来たムカデを粘着シートで吸着。捕獲したあとはそのまま燃えるゴミとして捨てられます。箱をたたんで捨てるだけのため、ムカデを直接見たくない人にも便利なアイテムです。詳しくは以下のリンクをご覧ください。

ムカデを再発させないための予防対策

ムカデを再発させないためには、しっかりと予防対策することが重要です。具体的には、以下のポイントを実践しましょう。

・ゴキブリが発生しないようにする
・侵入経路を断つ
・家を乾燥させる
・暗い場所を作らない
・忌避剤を撒いておく

ムカデはゴキブリを主な餌とするため、ゴキブリを発生させないことはムカデ予防にも繋がります。具体的にはキッチン周りや水回りを特に清潔に保つこと、ゴキブリ用の独餌を置いておくことなどが挙げられます。またムカデは家の壁に出来たひび割れやちょっといた窓の隙間から侵入します。

こうした経路をふさぐことも、再発予防の一環です。ムカデの好むような、暗くてジメジメした場所をできるだけ減らすことも大切でしょう。さらにハッカ油やヒノキの香りを撒いておくと、ムカデは嫌がって逃げていきます。

ムカデを自分で駆除するメリット・デメリットを解説

ムカデを自分で駆除するメリット・デメリットを解説

ムカデは自分で駆除の可能な害虫です。しかし自分で駆除する場合、メリットもデメリットもあります。人によっては「業者に依頼したほうが楽だ」と思うかもしれません。

そこでここからは、ムカデを自分で駆除するメリットとデメリットについて解説します。ぜひこれから紹介する内容を参考に、どのようにムカデを駆除するか検討してください。

自分でムカデ駆除するメリット

自分で駆除するメリットは、主に以下のとおりです。

・すぐに駆除できる
・手軽に駆除できる
・料金が安く済む
・1匹からでも駆除できる

特に手軽さや費用の安さは、自分で駆除する大きなメリットといえます。業者に駆除を依頼する場合、最低でも1万円以上はかかるケースが多いです。

場合によっては10万円以上かかることも。それに比較すると、ムカデの駆除グッズは数千円あれば購入できるものが多くあるため非常にコストパフォーマンスが高いです。

自分でムカデ駆除するデメリット

自分で駆除するデメリットは、主に以下のとおりです。

・ムカデを直接見て確認する必要がある
・確実には駆除できない
・噛まれる危険性がある

元々虫が苦手な人にとって、ムカデを目の前にしてスプレーしたり退治したりするのは抵抗があるでしょう。

特にムカデは攻撃性の高い害虫でもあるため、うかつに近づくと噛まれるおそれもあります。場合によってはムカデの顎が軍手を貫通することもあるため、非常に危険です。

また、自分で駆除できても完全な予防や侵入防止は難しいでしょう。一方、専門家に依頼すると、再発防止の施工まで行ってくれます。自分でムカデの駆除をしたくない人は、ぜひ以下の記事もご覧ください。

まとめ

ムカデ駆除剤の種類や選び方、おすすめの駆除剤について紹介しました。ムカデ駆除剤はさまざまな種類があるため、自宅にあった物を選びましょう。

たとえば家の中でムカデを見かける機会が多いのであれば、直接吹きかけるスプレーと毒餌を併用しましょう。外でムカデをよく見かける場合は、液体や粉末タイプの駆除剤を撒いておくと良いでしょう。

また、ムカデが大量に発生して困っている場合は駆除業者に依頼するのもおすすめです。業者は自分で行うのが難しいムカデの再発予防まで行ってくれる場合がほとんどです。

ぜひ自分に合った方法で、ムカデを退治してください。

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