沖縄で電力会社を選ぶときは、料金単価だけでなく、住んでいる島で申し込めるか、電気使用量に合う料金体系か、燃料費調整や解約条件に問題がないかを確認することが重要です。
沖縄本島では、沖縄電力のグッドバリュープラン、沖縄ガスニューパワー、auでんきなどを比較できます。一方、宮古島・石垣島・久米島などの離島では、利用できるサービスや料金プランが異なる場合があります。
この記事では、2026年7月13日時点の公式料金・供給条件を基に、沖縄のおすすめ電力会社を比較します。料金表では、最低料金と電力量料金を同じ使用量で試算し、燃料費調整、再エネ賦課金、ポイント、期間限定の料金支援は分けて解説します。
結論|沖縄のおすすめ電力会社ランキング【2026年】

最低料金と電力量料金だけの比較では、沖縄本島で月約266kWhを超えて使う家庭は沖縄電力のグッドバリュープラン、使用量が少ない家庭は沖縄ガスニューパワーが主な比較候補です。
ただし、沖縄ガスニューパワーは供給開始から2年未満で、同一供給地点を他社へ切り替える場合、5,000円の解約事務手数料がかかります。短期間で再度乗り換える可能性がある人は、月額料金だけで判断しないようにしましょう。
沖縄のおすすめ電力会社ランキング早見表
通常料金、使用量との相性、供給条件、燃料費調整、解約条件を総合すると、沖縄本島では次の順で比較しやすいと判断しました。
| 順位 | 電力会社・プラン | おすすめする人 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 沖縄電力 グッドバリュープラン | 月270kWh前後を超えることが多い家庭 | 燃料費調整に上限がなく、宮古・八重山・久米島などの離島地域は対象外 |
| 2位 | 沖縄ガスニューパワー CO2ゼロ従量電灯プラン | 沖縄本島で使用量が少ない家庭、環境面を重視する人 | 供給開始から2年未満で同一供給地点を他社へ切り替える場合、5,000円の解約事務手数料がかかる |
| 3位 | auでんき でんきM(沖縄P) | Pontaポイントやアプリの利便性を重視する人 | 料金単価による差は小さく、沖縄エリアではオール電化・季時別契約などは申込対象外 |
おきなわコープエナジーも家庭向け電力の申込を案内しています。ただし、公開資料を2026年7月時点の現行料金として同じ条件で比較できないため、今回のランキングと料金試算からは外しています。
料金・ポイント・離島・オール電化別のおすすめ
総合順位だけでなく、使用量、ポイント、住んでいる島、現在の料金プランに合わせて候補を絞りましょう。
| 重視する条件 | 主な比較候補 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 少使用量・一人暮らし | 沖縄ガスニューパワー | 最低料金が低い。ただし、2年未満での他社切り替え条件を確認する |
| 標準使用量 | 沖縄ガスニューパワー 沖縄電力 | 月260kWh前後では料金差が小さいため、燃料費調整と解約条件を重視する |
| 多使用量 | 沖縄電力 グッドバリュープラン | 第2・第3段階の電力量料金が従量電灯より低い |
| ポイント | auでんき | 対象料金に応じてPontaポイントが還元される |
| オール電化 | 沖縄電力 Eeスマート | 時間帯別の使用量とオール電化割引を含めて試算する |
| 宮古・八重山・久米島など | 沖縄電力を中心に確認 | 離島向け料金メニューと申込可能なプランを確認する |
ランキングを見る前に確認したい供給地点
「沖縄エリア対応」という表記だけで判断せず、自宅の供給地点特定番号を使って申込可否を確認してください。
供給地点特定番号は、電気を使用する場所を特定する22桁の番号です。検針結果、請求書、現在契約している電力会社のマイページなどで確認できます。
- 現在の電力会社名と料金プラン
- 直近12か月程度の使用量
- 供給地点特定番号
- 契約者名義
- オール電化・時間帯別契約の有無
沖縄の電力会社ランキングの選定基準と比較条件

ランキングは、一時的なキャンペーンではなく、通常料金、契約可能性、燃料費調整、解約条件を中心に評価しています。
ランキングの評価項目と配点
最低料金・電力量料金による通常料金水準と、実際に自宅で契約できるかどうかを重視しています。
| 評価項目 | 配点 | 評価内容 |
|---|---|---|
| 通常料金水準 | 30点 | 最低料金と電力量料金を同じ使用量で比較 |
| 新規受付・供給エリア | 20点 | 受付状況、沖縄本島・離島の供給可否 |
| 燃料費調整・料金変動 | 15点 | 算定方法、上限の有無、月ごとの変動 |
| 契約・解約条件 | 15点 | 解約事務手数料、プラン変更手数料、書面発行手数料 |
| 使用量との相性 | 10点 | 少使用量・標準使用量・多使用量での違い |
| ポイント・継続特典 | 5点 | 継続的に受けられる還元と適用条件 |
| サポート・利便性 | 5点 | 申込方法、支払い方法、アプリ、問い合わせ窓口 |
世帯・使用量別の料金試算条件
世帯人数ではなく、月120kWh・260kWh・400kWh・600kWhの4パターンで料金を比較します。
| 項目 | 比較条件 |
|---|---|
| 情報基準日 | 2026年7月13日 |
| 比較エリア | 沖縄本島の一般家庭向け低圧契約 |
| 少使用量モデル | 月120kWh |
| 標準使用量モデル | 月260kWh |
| ファミリーモデル | 月400kWh |
| 多使用量モデル | 月600kWh |
| 料金表に含む項目 | 最低料金・電力量料金 |
| 料金表に含まない項目 | 燃料費等調整額、再エネ賦課金、ポイント、割引、キャンペーン、国の料金支援 |
| 端数処理 | 公式単価から計算し、1円単位の参考額として表示 |
| 離島・オール電化 | 総合ランキングとは分けて判断 |
月120kWhなどの使用量は、世帯人数ごとの平均値ではありません。現在の検針結果を使い、自宅の実際の使用量でも試算してください。
キャンペーンとポイントの扱い
期間限定キャンペーンと国の料金支援は、通常料金による順位には含めていません。
キャンペーンは申込日、対象プラン、支払い方法、継続期間などで適用可否が変わります。ポイントも、適用条件を満たす人だけが受けられるため、通常料金とは別に評価しています。
順位を決定するルール
料金差が小さい場合は、供給可否、燃料費調整の上限、解約条件を優先して順位を決めています。
- 新規受付を公式サイトで確認できるプランを対象とする
- 現行料金を同一条件で比較できないプランはランキングから外す
- 個別住所を確認できない離島は対応と断定しない
- ポイントとキャンペーンは通常料金と分けて評価する
- 離島とオール電化は総合順位とは別に判断する
- 「沖縄で必ず最安」などの表現は使用しない
沖縄電力と新電力の料金・特徴を一覧比較

沖縄本島の一般家庭では、沖縄電力、沖縄ガスニューパワー、auでんきが主な料金比較の対象です。
電力会社の基本情報比較表
料金だけでなく、燃料費調整の上限と解約時の費用を確認してから選びましょう。
| 電力会社・プラン | 主な特徴 | 供給条件 | 契約時の注意点 |
|---|---|---|---|
| 沖縄電力 グッドバリュープラン | 従量電灯より第2・第3段階単価が低い | 沖縄本島と一部周辺離島。宮古・八重山・久米島などは対象外 | 燃料費調整に上限なし。紙の書面発行は月220円 |
| 沖縄ガスニューパワー CO2ゼロ従量電灯 | 最低料金が沖縄電力の従量電灯より70円低い | 沖縄本島と電力系統がつながっていない離島は対象外 | 2年未満の同一供給地点での他社切り替えは5,000円。プラン変更は2,200円 |
| auでんき でんきM(沖縄P) | Pontaポイントとアプリに対応 | 住所・現在の契約種別によって申込可否が異なる | 通常の解約違約金はないが、一部特典には短期解約条件がある |
| 沖縄電力 従量電灯 | 一般家庭向けの基準となる料金プラン | 沖縄本島と一部周辺離島。独立系統の離島は別の供給条件 | 料金の安さだけでなく、燃料費調整の上限を重視する人の基準になる |
120kWh・260kWh・400kWh・600kWhの料金比較表
最低料金と電力量料金だけを比較すると、月120kWh・260kWhでは沖縄ガスニューパワー、月400kWh・600kWhではグッドバリュープランが低い結果です。
| プラン | 120kWh | 260kWh | 400kWh | 600kWh |
|---|---|---|---|---|
| 沖縄電力 グッドバリュープラン | 5,065円 | 11,401円 | 17,871円 | 27,189円 |
| 沖縄ガスニューパワー | 4,995円 | 11,399円 | 17,950円 | 27,394円 |
| auでんき でんきM(沖縄P) | 約5,064円 | 約11,468円 | 約18,069円 | 約27,613円 |
| 沖縄電力 従量電灯 | 5,065円 | 11,469円 | 18,070円 | 27,614円 |
料金表の金額は、実際の請求額ではありません。月ごとの燃料費等調整額や各社の端数処理によって、請求額と差が生じます。
料金差が生じる理由
沖縄ガスニューパワーは最低料金、グッドバリュープランは第2・第3段階の単価が低く設定されています。
最低料金と電力量料金だけで計算した場合、沖縄ガスニューパワーとグッドバリュープランの金額が入れ替わる目安は、月約266kWhです。そのため、実務上は月270kWh前後を一つの目安にできます。
ただし、月260kWhでの差は約2円にすぎません。沖縄ガスニューパワーの解約事務手数料や、グッドバリュープランの燃料費調整上限なしという条件を含めて判断しましょう。
沖縄で比較したいおすすめ電力会社の特徴

各社の料金だけでなく、供給エリア、燃料費調整、解約条件、向いていない人まで確認します。
沖縄電力
電気を多く使う家庭、離島、オール電化住宅では、沖縄電力の各料金メニューが中心的な比較対象です。
従量電灯とグッドバリュープラン
従量電灯の最低料金は最初の10kWhまで643.05円です。電力量料金は、10kWh超120kWhまで40.20円、120kWh超300kWhまで45.74円、300kWh超は47.72円です。
グッドバリュープランは、最低料金と第1段階単価が従量電灯と同じです。第2段階は45.26円、第3段階は46.59円に設定されているため、使用量が多い家庭ほど差が広がります。
グッドバリュープランの供給条件
グッドバリュープランは、宮古・八重山・久米島などの離島地域では申し込めません。また、燃料費調整に上限が設定されていないため、燃料価格が高騰した場合は従量電灯より総額が高くなる可能性があります。
メリット・デメリット
| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
| 電気使用量が多いほど、従量電灯との単価差が広がる | 燃料費調整に上限がない |
| 沖縄電力の会員サイトで使用量を確認できる | 宮古・八重山・久米島などの離島地域は対象外 |
| 新電力を経由せず沖縄電力内でプラン変更できる | 紙の使用量通知・請求書は月220円かかる場合がある |
向いている人・向いていない人
向いている人は、月270kWh前後を超えて使うことが多く、Webで請求額を確認できる人です。向いていない人は、燃料費調整の上限を重視する人や、対象外となる離島に住んでいる人です。
沖縄ガスニューパワー
沖縄本島で使用量が少ない家庭や、非化石証書を活用したCO2ゼロプランを選びたい人の比較候補です。
料金プランと沖縄電力との比較
「CO2ゼロ従量電灯プラン」の最低料金は、最初の10kWhまで573.05円です。10kWh超120kWhまでは40.20円、120kWh超300kWhまでは45.74円、300kWh超は47.22円です。
沖縄電力の従量電灯と比べると、最低料金は70円低く、300kWhを超える部分は1kWhあたり0.50円低く設定されています。
CO2ゼロ従量電灯プランは、再エネ指定の非化石証書を活用し、調整後のCO2排出係数をゼロとすることを予定しているプランです。供給される電気がすべて再生可能エネルギー由来という意味ではありません。
供給エリアと対象外となる離島
沖縄本島と電力系統がつながっていない離島は供給対象外です。久米島、宮古島、石垣島、竹富島、西表島、波照間島、与那国島などでは申し込めません。
供給地点によって受付条件が異なる可能性があるため、申込画面に供給地点特定番号を入力して確認してください。
解約・プラン変更時の費用
供給開始日から2年未満で、同一供給地点を他の小売電気事業者へ切り替える場合、5,000円の解約事務手数料がかかります。
- 2年未満で同一供給地点を他社へ切り替える場合:5,000円
- 契約プランを変更する場合:2,200円
- 電気料金のお知らせを郵送する場合:1通220円
- 一定条件でコンビニ払込票を発行する場合:1通330円
向いている人・向いていない人
向いている人は、沖縄本島に住み、使用量が少なく、2年以上継続する予定の人です。向いていない人は、近いうちに再度乗り換える可能性がある人、離島に住む人、オール電化や時間帯別プランを利用している人です。
auでんき
電気料金の大幅な値下げより、Pontaポイントとアプリの利便性を重視する人に向いています。
料金プランとポイント還元条件
沖縄エリアの現行の新規申込向けプランは「でんきM(沖縄P)」です。旧プランの「でんきM(沖縄D)」は新規受付を終了しています。
税込参考単価は、最初の10kWhまで643.04円、10kWh超120kWhまで40.19円、120kWh超300kWhまで45.73円、300kWh超は47.71円です。
実際の料金は、税抜の最低料金と電力量料金を合算してから消費税を計算します。そのため、税込参考単価を単純に積み上げた金額とは差が生じる場合があります。
Pontaポイントは、対象となる最低料金と電力量料金の税抜合計が月8,000円未満なら0.5%、8,000円以上なら1%相当です。燃料費調整額や再エネ賦課金などは、ポイント還元の対象額に含まれません。
申し込める契約と供給条件
マンション一括受電、季時別プラン、法人契約などは、一般家庭向けのauでんきへ申し込めません。オール電化向けプランは関東・中部・関西エリアが対象で、沖縄エリアでは提供されていません。住所と現在の契約プランを申込画面で確認してください。
メリット・デメリット
| メリット | デメリット・注意点 |
|---|---|
| Pontaポイントが還元される | 料金単価による削減幅は小さい |
| アプリで電気使用量を確認できる | 沖縄エリアではオール電化・季時別契約などは対象外 |
| 通常の解約違約金は設定されていない | 一部の申込特典には短期解約時の条件がある |
向いている人・向いていない人
向いている人は、Pontaポイントを普段から利用し、アプリで使用量を管理したい人です。向いていない人は、料金単価だけで大きな節約を目指す人や、オール電化・季時別プランを利用している人です。
おきなわコープエナジー
沖縄県内の地域性や生協関連のサービスを重視する人は、現行の料金条件を窓口で確認したうえで比較できます。
料金プランと使用量別の特徴
公式サイトでは、家庭向け低圧電力の申込を案内しています。沖縄電力の従量電灯や類似プランが主な対象で、月間使用量が120kWh未満の場合やオール電化契約では、安くならないことがあるとされています。
申込条件と供給エリア
公開資料では、供給エリアは沖縄電力管内のうち離島を除く地域とされています。申込時には、検針票と電気小売供給契約申込書を準備します。
比較時の注意点
公式サイトから参照できる重要事項説明書は、2024年6月1日現在の内容です。本記事では、2026年7月時点の現行料金として他社と同じ条件で比較できないため、具体的な料金試算と順位付けを行っていません。
向いている人・向いていない人
向いている人は、沖縄本島に住み、地域性や生協関連のサービスを重視する人です。向いていない人は、離島に住む人や、Web上の最新料金だけで他社と即時比較したい人です。
一人暮らし・電気使用量が少ない人におすすめの電力会社

使用量が少ない家庭は、割引率よりも最低料金と解約時の手数料を重視しましょう。
月120kWhの料金比較
最低料金と電力量料金だけの比較では、沖縄ガスニューパワーが月4,995円で最も低い参考結果です。
| プラン | 参考額 | 従量電灯との差 |
|---|---|---|
| 沖縄ガスニューパワー | 4,995円 | 約70円低い |
| auでんき | 約5,064円 | 約1円低い |
| 沖縄電力 グッドバリュープラン | 5,065円 | 同額 |
| 沖縄電力 従量電灯 | 5,065円 | 基準 |
沖縄ガスニューパワーと沖縄電力の従量電灯との差は月約70円です。月120kWhの使用量が24か月続いた場合、最低料金と電力量料金による差は単純計算で約1,680円です。2年未満で同一供給地点を他社へ切り替えた場合の解約事務手数料5,000円を下回るため、短期間で引っ越しや乗り換えをする可能性がある人は契約期間を優先してください。
少使用量では最低料金と手数料を重視する
料金差が月数十円程度の場合、解約事務手数料や書面発行手数料で節約分がなくなる可能性があります。
一人暮らしでも、冷房の使用時間、在宅勤務、給湯設備によって使用量は大きく変わります。直近12か月のうち、使用量が最も多い月と少ない月の両方で試算しましょう。
二人暮らし・標準使用量の家庭におすすめの電力会社

月260kWh前後では料金差が数円程度のため、燃料費調整と解約条件が判断の中心になります。
月260kWhの料金比較
最低料金・電力量料金の参考額は、沖縄ガスニューパワーが11,399円、グッドバリュープランが11,401円です。
| プラン | 参考額 |
|---|---|
| 沖縄ガスニューパワー | 11,399円 |
| 沖縄電力 グッドバリュープラン | 11,401円 |
| auでんき | 約11,468円 |
| 沖縄電力 従量電灯 | 11,469円 |
料金差が小さい場合の選び方
月額差が数円であれば、最低料金だけで順位を決めず、契約期間と燃料費調整の条件を優先しましょう。
- 2年以上継続する予定で、非化石証書を活用したプランを選びたいなら沖縄ガスニューパワー
- 今後使用量が増える可能性があり、短期解約時の手数料を避けたいならグッドバリュープラン
- Pontaポイントとアプリを重視するならauでんき
- 燃料費調整の上限を重視するなら沖縄電力の従量電灯も比較する
ファミリー・電気使用量が多い家庭におすすめの電力会社

月400kWh以上を使う家庭では、第3段階の電力量料金と燃料費調整の条件が電気代に影響します。
月400kWhの料金比較
月400kWhの参考試算では、沖縄電力のグッドバリュープランが17,871円で最も低い結果です。
| プラン | 参考額 |
|---|---|
| 沖縄電力 グッドバリュープラン | 17,871円 |
| 沖縄ガスニューパワー | 17,950円 |
| auでんき | 約18,069円 |
| 沖縄電力 従量電灯 | 18,070円 |
月600kWhの料金比較
月600kWhでもグッドバリュープランが最も低く、従量電灯との差は約425円です。
| プラン | 参考額 |
|---|---|
| 沖縄電力 グッドバリュープラン | 27,189円 |
| 沖縄ガスニューパワー | 27,394円 |
| auでんき | 約27,613円 |
| 沖縄電力 従量電灯 | 27,614円 |
夏の使用量増加と料金変動に注意する
沖縄では冷房の使用で夏の電気使用量が増えやすいため、夏季の最大使用量でも試算してください。
グッドバリュープランは電力量料金が低い一方、燃料費調整に上限がありません。従量電灯との比較では、最低料金と電力量料金だけでなく、同じ対象月の燃料費等調整額を含めて判断しましょう。
沖縄本島と離島では選べる電力会社が異なる

沖縄県内でも、沖縄本島と独立した電力系統の離島では、新電力を申し込めない場合があります。
沖縄本島と一部周辺離島の供給条件
沖縄本島と電力系統が接続している地域では複数社を比較できますが、住所だけで対象と判断しないことが重要です。
沖縄ガスニューパワーは、沖縄本島と電力系統がつながっていない離島を供給対象外としています。おきなわコープエナジーも、公開資料では沖縄電力管内のうち離島を除く地域を供給エリアとしています。
グッドバリュープランも、宮古・八重山・久米島などの離島地域では利用できません。
宮古・石垣・久米島など離島の確認方法
宮古島、石垣島、久米島などでは、沖縄電力の離島向け料金メニューを中心に確認してください。
沖縄電力は、離島等供給約款の対象地域向けに、従量電灯などの料金メニューを案内しています。選択できるプランは、沖縄本島向けのメニューとは異なります。
公式サイトに「沖縄エリア対応」と書かれている新電力でも、独立系統の離島は対象外となる場合があります。郵便番号だけで判断できない場合は、供給地点特定番号を伝えて問い合わせましょう。
供給地点特定番号を使った申込可否の確認手順
申込前に22桁の供給地点特定番号を準備すると、住所表記の違いによる受付ミスを防ぎやすくなります。
- 検針結果や現在の電力会社のマイページを確認する
- 22桁の供給地点特定番号を確認する
- 希望する電力会社の申込画面に入力する
- 受付可否が表示されない場合は公式窓口へ問い合わせる
- 現在のプランへ戻せるかも確認してから申し込む
沖縄のオール電化住宅におすすめの料金プラン

オール電化住宅では、一般的な従量料金ではなく、昼間・夜間の使用量を分けて比較する必要があります。
沖縄電力のEeスマートの特徴
沖縄本島と対象となる周辺離島で新たにオール電化向けプランを選ぶ場合、Eeスマートが主な比較対象です。
Eeスマートは、エコキュート、電気温水器、IHクッキングヒーターなどを使用する家庭向けです。昼間と夜間で電力量料金が異なります。
適用条件を満たすオール電化住宅では、基本料金と電力量料金の合計から10%が割り引かれます。割引上限は1契約につき月3,300円です。
旧オール電化プランを契約中の人の注意点
新規受付を終了している料金プランは、変更後に元のプランへ戻れない場合があります。
沖縄本島向けのEeらいふ、Eeホームホリデー、Eeホームフラットなどは新規受付を終了しています。現在契約している人は、解約やプラン変更前に年間料金を比較してください。
離島向けの申込ページでは、選べる料金メニューが本島と異なります。離島でオール電化設備を利用している場合は、島名、設備、現在の契約プランを伝えて沖縄電力へ確認しましょう。
新電力へ切り替える前に確認する項目
オール電化では、月間使用量だけでなく、夜間使用率と給湯設備の稼働時間を確認しましょう。
- 現在のオール電化プラン名
- 昼間・夜間の使用量
- エコキュートや電気温水器の稼働時間
- 切り替え先でオール電化契約が可能か
- 現在のプランへ再加入できるか
- 燃料費調整と割引の適用条件
燃料費調整額と再エネ賦課金を含めて比較する

実際の請求額は、最低料金と電力量料金だけでなく、燃料費等調整額と再エネ賦課金を含めて決まります。
燃料費調整額は電力会社によって条件が異なる
月ごとの単価だけでなく、プラス調整時の上限があるかどうかを確認してください。
沖縄電力のグッドバリュープランには、燃料費調整の上限がありません。燃料価格が上昇した場合は、従量電灯より電力量料金が低くても、請求総額で高くなる可能性があります。
沖縄ガスニューパワーのCO2ゼロ従量電灯プランは、沖縄電力の従量電灯と同一内容の燃料費調整を採用し、プラス調整には上限があります。
auでんきも燃料費調整制度を採用しています。比較するときは、同じ料金月の単価を使いましょう。
再エネ賦課金はどの電力会社でも加算される
2026年5月分から2027年4月分までの再エネ賦課金は、使用量に応じて1kWhあたり4.18円が加算されます。
最低料金制の従量電灯やグッドバリュープランなどでは、最初の10kWhまでの再エネ賦課金は1契約につき41.80円です。10kWhを超える部分には、1kWhあたり4.18円が加算されます。
月400kWhの場合、再エネ賦課金は単純計算で1,672円です。再エネ賦課金は電力会社を変更しても原則として負担するため、会社間の料金差とは分けて考えましょう。
期間限定の料金支援は通常料金と分けて考える
国の料金支援で請求額が一時的に下がっていても、支援終了後の通常料金で比較することが大切です。
沖縄電力では、2026年7月使用分と9月使用分に相当する料金で、低圧契約を1kWhあたり3.5円値引きします。2026年8月使用分に相当する料金は、1kWhあたり4.5円の値引きです。
沖縄電力との契約では申込手続きは不要です。新電力については、対象契約と反映方法を各社の公式案内で確認してください。
沖縄で電力会社を切り替える方法と契約・解約時の注意点

切り替え前に、現在の契約情報、供給地点特定番号、解約条件を準備すると手続きがスムーズです。
電力会社を切り替える手順
同じ住所で切り替える場合は、原則として新しい電力会社へ申し込めば、現在の契約の解約手続きも進められます。
- 検針結果やマイページで現在の契約情報を確認する
- 直近12か月の使用量で料金を試算する
- 供給地点特定番号を使って対象エリアを確認する
- 契約期間、解約手数料、支払い方法を確認する
- 新しい電力会社へ申し込む
- 切り替え日と初回請求日を確認する
引っ越しに伴って現在の住所の電気を停止する場合は、現在契約している電力会社への連絡が必要です。
解約金・違約金・各種手数料
月額料金が安くても、解約事務手数料や紙の書面発行手数料を含めると総額が高くなる場合があります。
| 電力会社・プラン | 主な確認事項 |
|---|---|
| 沖縄電力 グッドバリュープラン | 燃料費調整上限なし、書面発行月220円、別プラン変更後1年未満は再契約不可 |
| 沖縄ガスニューパワー | 2年未満で同一供給地点を他社へ切り替える場合5,000円、プラン変更2,200円、書面発行220円 |
| auでんき | 通常の解約違約金はなし。一部の新規申込特典には短期解約時の条件あり |
| おきなわコープエナジー | 公開資料では1年契約・自動更新。申込時の現行書面を確認 |
引っ越しと同時に申し込む場合の注意点
引っ越し先で申し込めることを確認してから、現在の住所の使用停止日を決めましょう。
新居が離島、オール電化、一括受電の集合住宅である場合、現在と同じ電力会社を継続できないことがあります。住所と契約条件が分かった段階で手続きを始めてください。
沖縄ガスニューパワーは、引っ越しに伴う手続きについて、予定日の5営業日前までの連絡を案内しています。希望日に間に合わない可能性もあるため、早めに連絡しましょう。
沖縄県では、引っ越しと同時にauでんきへ新規申込できません。引っ越し先で地域の電力会社による供給を開始した後、改めてauでんきへ申し込む必要があります。
停電対応と電気の品質は変わるのか
電力会社を変更しても、送配電網は共通のため、電気の品質が契約先によって変わるわけではありません。
地域一帯の停電や電線・電柱などの設備トラブルは、沖縄電力が管理する送配電設備を通じて対応されます。新電力へ切り替えたことだけを理由に、停電しやすくなることはありません。
沖縄の電力会社選びに関するよくある質問

申込前に確認しておきたい、料金・離島・賃貸・オール電化に関する疑問を解説します。
沖縄で最も安い電力会社はどこですか?
すべての家庭で最も安くなる電力会社は決められません。
本記事の最低料金・電力量料金による試算では、月120kWh・260kWhは沖縄ガスニューパワー、月400kWh・600kWhは沖縄電力のグッドバリュープランが低い結果です。
ただし、沖縄ガスニューパワーには2年未満で同一供給地点を他社へ切り替える場合、5,000円の解約事務手数料があります。グッドバリュープランには燃料費調整の上限がありません。月額料金だけでなく、利用期間と料金変動を含めて選びましょう。
沖縄の離島でも新電力を利用できますか?
島や供給地点によって異なり、沖縄県内すべての離島で新電力を利用できるわけではありません。
沖縄ガスニューパワーとおきなわコープエナジーは、公開情報で離島を供給対象外としています。auでんきも住所や契約条件によって申し込めないため、供給地点特定番号で確認してください。
賃貸住宅でも電力会社を変更できますか?
電気契約が入居者本人の名義であれば、賃貸住宅でも原則として変更できます。
ただし、建物全体で一括受電契約をしている場合や、契約名義が大家・管理会社になっている場合は、個別に切り替えられない可能性があります。
電力会社を変更すると停電しやすくなりますか?
電力会社を変更したことだけを理由に、停電しやすくなるわけではありません。
送配電設備は引き続き沖縄電力が管理します。新電力を選んでも、通常は同じ電線と送配電設備を通じて電気が届きます。
オール電化住宅でもauでんきなどへ変更できますか?
沖縄エリアでは、auでんきのオール電化向けプランは提供されていません。
オール電化住宅は、沖縄電力のEeスマートなど、給湯設備と時間帯別の使用量に対応したプランを比較してください。新規受付終了プランを契約している場合は、変更後に戻れない可能性にも注意が必要です。
燃料費調整に上限がないと電気代は高くなりますか?
燃料価格が高騰した場合は、上限があるプランより請求額が高くなる可能性があります。
一方、燃料価格が下がった場合は、マイナスの燃料費調整が反映されることもあります。料金単価表だけで判断せず、同じ料金月の燃料費等調整額を含めて比較してください。
電力会社が事業を終了した場合は電気が止まりますか?
小売電気事業者が事業を終了しても、通知を受けた時点で直ちに電気が使えなくなるとは限りません。
ただし、案内された期限までに別の電力会社と契約する必要があります。事業終了や契約解除の通知を受けた場合は放置せず、沖縄電力など受付可能な事業者へ連絡してください。
まとめ|沖縄では住む島と電気の使用量に合わせて選ぶ
沖縄の電力会社は、料金ランキングだけでなく、供給地点、使用量、契約期間、オール電化の有無で選びましょう。


沖縄本島で料金を比較したい人
最低料金・電力量料金だけの比較では、月約266kWhまで沖縄ガスニューパワー、それを超える家庭はグッドバリュープランが比較候補です。
ただし、沖縄ガスニューパワーには2年未満で同一供給地点を他社へ切り替える場合の解約事務手数料があります。グッドバリュープランには燃料費調整の上限がありません。
Pontaポイントとアプリを重視する人はauでんき、地域性を重視する人はおきなわコープエナジーも確認しましょう。
離島・オール電化で契約先を選びたい人
離島やオール電化では、沖縄本島向けの総合ランキングをそのまま当てはめないことが重要です。
離島は供給地点特定番号で申込可否を確認し、沖縄電力の離島向けプランと比較してください。オール電化はEeスマートなどを対象に、時間帯別の使用量で試算しましょう。
申し込み前に公式料金シミュレーションを確認する
最終的には、直近12か月の使用量と現在の契約プランを使い、各社の公式シミュレーションで確認してください。
- 最低料金と電力量料金
- 燃料費等調整額と上限の有無
- 再エネ賦課金
- ポイント・割引の適用条件
- 供給エリアと申込対象プラン
- 契約期間・解約事務手数料
- 書面発行などの各種手数料
複数社を同じ対象月・同じ使用量で比較し、自宅の供給地点と利用期間に合う電力会社を選びましょう。

