電気とガスのセット割のメリット・デメリット!実はまとめず別々の方がお得?

電気・ガスまとめた方が安い?

電気とガスはまとめた方がいいの?

電気ガスのセット契約のメリットデメリットは?

電気とガスをまとめるとセット割りが適用されるので、できるだけ同じ会社にまとめた方がお得なイメージがあります。

しかしセット割りが必ずしも最安とは限りません。

自分に合った電気会社・ガス会社をきちんと選ばなければ、セット割りを使ってもかえって料金が高くなってしまうこともあるのです。

セット割りもうまく使えばお得になりますが、それだけにこだわらず本当に安い電力会社・ガス会社をきちんと選びましょう。

こちらの記事ではセットプランのメリット・デメリットについて解説し、セットプランがどんな人に向いているのかを説明します

この記事を読んでセットプランのことをきちんと理解し、自分にとってお得なプランを選択してください。

電気とガスのセットプランが申し込めるエリア

電気・ガスセット契約できるエリア

まずは大手電力会社のなかでガスとのセットプランがある会社を紹介します。

・北海道電力
・東北電力
・東京電力
・中部電力
・北陸電力
・関西電力
・九州電力

大手電力会社では、中国・四国・沖縄を除くすべての地域でセットプランがあります。

一方大手ガス会社にもセットプランもありますが、ガス会社では下記の大手4社に北海道ガスを加えた5社すべてにセット割りがあります。

・東京ガス
・東邦ガス
・大阪ガス
・西部ガス
・北海道ガス

このように最近では大手電力会社・ガス会社でも多くの会社がセットプランを提供しているのです。

電気とガスをセットでまとめるメリット3つ

電気・ガスまとめるメリット

セットプランのメリットをまとめると、以下の3点があげられます。

・セット割引で光熱費が安くなる
・請求書(明細)が1つにまとまる
・切り替え手続きがラク

以下で順番に解説します。

メリット1. セット割引で光熱費が安くなる

電気・ガスをセットでまとめる一番のメリットは、セット割引で料金が安くなるということでしょう。

割引の内容は会社ごとに異なりますが、電気・ガスの料金から2~3%程度の割引またはポイント還元などが一般的。

どのエリアでも基本的には大手電力会社・ガス会社より料金設定を安くしているので、大手からの乗り換えでセットプランにすればお得になることも多いのです。

メリット2. 請求書(明細)が1つにまとまる

電気・ガスが同じ会社だとマイページで一緒に管理できる場合が多いので、別々に明細を確認せずに済み管理が楽になります。

電気・ガス別々にマイページへログインするのは手間がかかりますし、IDやパスワードもそれぞれ管理しなければなりません。

一つひとつの作業はそれほど大きな手間ではないものの、毎月料金を確認するとなると以外に面倒な作業でしょう。

きちんと家計簿を付けている人などは特に、請求書が一つにまとまるメリットは大きなといえます。

メリット3. 切り替え手続きがラク

電気・ガスを同じ会社にする場合は申し込むフォーム一つでできるため、それぞれ別々に申し込む必要がありません

「電気・ガスの切り替えの手続きは、できるだけいっぺんにやってしまいたい」という人も多いのではないでしょうか。

別々に手続きをしていると、入力項目に不備があった場合などもどちらがどこまで進んだのかわからなくなってしまいます。

切り替え手続きにの気軽さは、電気・ガスをセットにするうえでメリットになるでしょう。

電気とガスをセットでまとめるデメリット3つ

電気・ガスまとめるデメリット

セットプランには、以下のようなデメリットもあります。

・電気・ガス代が高くなるケースもある
・セット割が最安値とは限らない
・エリアによってセット割の申し込みができない

こちらも順番に解説します。

デメリット1. 電気・ガス代が高くなるケースもある

電気・ガスをセットにしようとすれば、どちらかの会社に統一しなければならなくなります。

そのため例えば電気がもともと安い料金の会社であったとしても、それに合わせて変更したガスの方は料金が高いということもあり得るのです。

電気・ガスの料金は世帯人数やライフスタイル次第で安くなる会社が異なるため、セットにこだわり過ぎると料金の安さで選べなくなってしまいます

デメリット2. セット割が最安値とは限らない

電気・ガスのセットで割引が適用されたとしても、それが一番お得で安い料金とは限りません。

セット割りの割引金額にもよりますが、もともとの料金が高い会社を選んでしまうとセット割引でも最安にならないことがあるのです。

電気・ガスの料金を安くする一番の方法は、自分に合った料金プランの会社を選ぶこと

ですから最安料金を目指すのであれば、電気・ガスそれぞれで自分にとって最適な会社を選んでください。

デメリット3. エリアによってセット割の申し込みができない

同じ会社であっても供給エリアが必ず一致しているわけではありません。

特に都市ガスは供給にコストがかかって大変なこともあり、電気よりも供給範囲が狭いということもよくあります。

ですから住んでいるエリアによってはセット割りが申し込みできないこともあるので、料金を比較するうえではまず供給エリア内の会社であるかどうかを必ず確認するようにしましょう。

電気ガスを別々に契約した方がお得?メリットやデメリットも紹介!

電気・ガス別々の方がお得?

セットプランに対して、電気ガスを別々に契約したほうがお得になることもあります

こちらでは電気ガスを別々に契約するメリット・デメリットについて説明します。

電気ガスを別々に契約するメリット

メリットをまとめると、次のような点が挙げられます。

・電気、ガスの料金が最安になる
・他社と料金を比較しやすい
・電気、ガスセットの供給エリアに入っているか気にしなくてよい

電気・ガスを別々に契約したほうが、結果的には料金を最安にすることができます。

セット割りがあったとしても元の料金が高いと結果的にはお得になりません。

セット割りにこだわらなければ電気・ガスそれぞれ単体の料金のみを気にすればよいので、料金も比較しやすいです。

エリア内に供給のある会社の中からそれぞれ最安になる会社を選べば、セットで契約するよりも料金は安くなるでしょう。

電気ガスを別々に契約するデメリット

デメリットとしては、次のような点が挙げられます。

・セット割引が使えない
・料金の管理や切り替え手続きに手間がかかる

別々に契約すれば、セット割りは使えなくなります。

セット割り「電気料金から3%割引き」といったような一定の割合で適用されることも多ので、使用量が多い家庭ではそれなりに影響があります

あとは申し込み手続きからマイページ・ID・パスワードなど、すべて別々なので管理に手間がかかります

家計簿を付けている人などは特に、毎回別々にチェックしなければならないのは面倒に感じることもあるでしょう。

結論、セットプランと別々の契約どっちがおすすめ?

セットプランと別々の契約、それぞれのメリット・デメリットを紹介してきました。

結局セットプランと別々の契約ではどちらがお得になるのか、それぞれどのような人に向いているのかということを最後にまとめましょう。

電気代・ガス代をとにかく安くしたい方は別々の契約がおすすめ

セット割引があるためセットにした方がお得な感じがしますが、電気代・ガス代が最安になるのはやはり別々に安い会社を選んだときです。

電気・ガスはライフスタイルによっても使用量が異なるので、一つの会社のプランが自分にとって最適であるとは限りません。

そのため無理にセットで契約したとしても元の料金が高くなければ損をしてしまいます。

ですから料金を最安にしたいのであれば、電気・ガスそれぞれで自分に合った安い会社を選ぶことが一番大事なのです。

以下で都道府県別のおすすめ電力会社と、エリア別のおすすめ都市ガスを紹介しています。

電気代・ガス代を安くしたい方は、ぜひこちらも参考にしてください。

北海道のおすすめ電力会社

東北のおすすめ電力会社

関東のおすすめ電力会社

中部のおすすめ電力会社

関西のおすすめ電力会社

中国地方のおすすめ電力会社

四国のおすすめ電力会社

九州のおすすめ電力会社

沖縄のおすすめ電力会社

東京ガスエリア
東邦ガスエリア
大阪ガスエリア

料金よりも手続きが楽な方がいい人はセットプランがおすすめ

セットプランは料金よりも利便性の良さがメリットです。

そのため料金管理などの手間を減らして手続きを極力楽にしたい人は、セットプランを選ぶとよいでしょう。

一つひとつの作業は大した手間ではありませんが、積み重なってくるとそれなりに大きな負担になります。

セット割りという特典もあるので、料金が最安にならなくてもよいからできるだけ快適に使いたいという人はセットプランにするのがおすすめです。

おすすめのセットプランをこちらで紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

電気とガスをまとめて安くしましょう!

電代・ガス代を最安にしたいという人は、セットプランよりも別々に契約したほうがお得になります。

ですから「とにかく料金を安くしたい」という方は、電気・ガス別々にそれぞれ最安の会社と契約しましょう。

一方セット割りのメリットは手続きや管理における利便性です。

同時に申し込むことができてマイページも統一され、料金を一緒に確認することができるのはとても便利です。

どちらにもそれぞれのメリットがあるので、自分が何を重視するのかをよく考え、自分に合ったプランを選ぶようにしてください。

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