クリーニング業者に日常清掃を委託した場合のサービス内容や、定期清掃、特別清掃との違いなどを分かりやすくお伝えしていきます。
自分たちで清掃をせず、業者に頼むことによって生まれるメリットや、日常清掃を委託した場合の単価や料金の相場もまとめています。
日常清掃はフロアやトイレの水回りなどと、仕事をする際に目に留まる箇所の清掃に当たります。言わば欠かせない掃除ですね。
業者に頼めば、確かに料金は発生してしまいますが、得られるメリットも多いので、ぜひ参考にしてください。
日常清掃とは?定期清掃&特別清掃との違いも解説!
清掃業者に清掃を委託すると、「日常清掃」「定期清掃」「特別清掃」などに分類されます。日常清掃とは文字通り普段の簡易的な掃除のことを指しますが、どこまでが「日常清掃」の範囲内かはご存知ですか。
具体的に日常清掃はどのような掃除なのか。そして、定期清掃、特別清掃との違いはどこにあるのかを詳しくお伝えしていきます。
日常清掃とは?どこまでの範囲を指す?
日常清掃とは、普段快適に仕事に集中できるような環境を整えてもらうための清掃で、オフィス周りなどの清掃を毎日~週1程度でキレイにしてもらえるサービスです。
主に、オフィスビル、飲食店、マンションの共有部分などの清掃を担当してもらえます。
では、日常清掃は具体的にどのようなサービス内容なのかを羅列していきます。委託する業者によって、サービス内容は異なりますが、
・フロアの清掃
・エントランスの清掃
・トイレや手洗い場の清掃
・給湯室、シンクの清掃
・ゴミ箱のゴミ回収と清掃
・手すりや階段などの清掃
・テーブルの拭き掃除
・灰皿の洗浄
などが「日常清掃」の範囲として挙げられます。この内容からも分かるように、清掃範囲は普段のお手入れということになりますね。
日常清掃と定期清掃の違いは?特別清掃との違いも解説
日常清掃は普段よく使う部分や目にする部分を清潔に保ってもらえるための清掃のことですが、定期清掃や特別清掃とはどのようなものなのかも見ていきましょう。
定期清掃
定期清掃とは普段の清掃では手が行き届かないところを集中して清掃することを指します。定期的な清掃で、建物の老朽化などを防ぐ役割がありますよ。
定期清掃の具体的な内容は、
・床のワックスがけ
・ガラス清掃
・ブラインド洗浄
・蛍光灯の掃除
・グリストラップ
・シャッター洗浄
などの時間の掛かる清掃作業のことを表します。月に1回、もしくは2ヶ月に1回ぐらいの頻度で委託していきます。
特別清掃
特別清掃とは、日常清掃や定期清掃では補えない範囲をスポットで清掃してもらうことを指します。
・エアコン分解清掃
・壁等の高圧洗浄
・照明器具の洗浄
・高所作業
などが特別清掃の範囲となります。年に1回、もしくは数年に1回ぐらいの頻度となることが多いです。
日常清掃を業者に委託するメリット2つ
日常清掃は身の回りの簡単な清掃のことが多いので、自分たちでも清掃することもできます。ですが、自分たちでは行わず、業者に委託することによって生まれるメリットもあるのです。
自分たちで清掃すれば、料金も発生せずにキレイにできるのに、それでも業者に委託をして清掃を行ってもらうメリットはどのようなものが考えられるのでしょうか。
2つのメリットを挙げ、具体的に見ていきましょう。
日常清掃のメリット1.オフィスや店舗がきれいになり印象がよくなる
オフィス周りの清掃を社員たち自ら行うと、キレイにしているつもりでも不十分なところがある場合もあります。掃除の不届き箇所は、毎日オフィスを見ている社員では意外と気付きにくいものです。
たまにオフィスに訪れる取引先の人など、あまりオフィスに訪れない人こそ、汚れている箇所に目が留まりやすい傾向にあります。
会社を訪れる全ての人に衛生的で快適に感じてもらうためには、やはりプロ目線での清掃が1番です。衛生的なオフィスを見た取引先は「しっかりしている会社だ」といい印象を持つはずです。
しっかりキレイに日常清掃で管理してもらうことで、衛生的に過ごせるだけでなく、契約など業績面でもプラスに働く可能性が出てくることが1つ目のメリットとして挙げられます。
日常清掃のメリット2.従業員の負担が減り生産性が上がる
社員自らオフィスを掃除する場合、業務前などに10分程度時間を割くのが限度ではないでしょうか。10分程度ではキレイにできる範囲も限られてしまいます。
キレイにしようと集中してしまえば、そこで体力を使ってしまい、業務の精度に影響が出てしまう可能性もあります。
しかし、業者に委託し日常清掃をお願いすれば、常にオフィスをキレイに保ってもらえます。そして、これまで清掃にあてていた時間も集中して業務を行うようになれば、生産性が上がり効率的に業務を行えるようになります。
日常清掃の頻度は?
日常清掃の適切な頻度は、毎日~週1程度と言えるでしょう。
オフィスで多数の社員が働いていれば毎日ゴミも出るし、ホコリなども舞ってしまいます。トイレなどの水回りの汚れも気になりますよね。
どんなに頻度を少なくするとしても、それでも週に1回程度の清掃はしておきたいところです。毎日~週1の間で委託する頻度を迷った場合は、業者に相談してみるのもいいでしょう。
オフィスの使用頻度や汚れ具合によって清掃するタイミングも異なってきます。作業をする頻度や清掃箇所など希望を伝えて、どのくらいの頻度で清掃をするのが適切かを提案してもらうのがおすすめです。
予算も踏まえて、オフィスの最適な「日常清掃」のプランを出してもらいましょう。
日常清掃の単価。業者に依頼するときの料金相場は?
日常清掃を業者に委託した場合にかかる料金を最後にまとめていきます。委託する業者によって料金は異なりますが、週に1回の頻度の清掃で月額14,000円程度が相場となります。
このようなセットプランでなく、清掃を行う箇所ごとの単価で支払う方法もあるので、そちらも見ていきましょう。
・フロアの清掃の単価:約10,000円
・エントランスの清掃の単価:約12,000円
・トイレや手洗い場の清掃の単価:約22,000円
・給湯室、シンクの清掃の単価:約18,000円
・ゴミ箱のゴミ回収と清掃の単価:約10,000円
・手すりや階段などの清掃の単価:約10,000円
委託する会社によって金額の変動はありますが、スポットでの依頼よりもまとめて依頼した方がお得です。まずは、複数の業者に見積もりを出してもらい、単価や料金、サービス内容などを比較してみるのがおすすめです。
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