イタチは自分で捕獲したり屠殺したりすることが法律で禁止されている動物です。そのため自分でむやみに罠をしかけたり、毒入りの駆除剤を置いたりすることはできません。
自分でできる方法として挙げられるのが、忌避剤や撃退グッズを使ってイタチを傷つけずに追い出し、寄せ付けないようにする方法です。
そこで今回はイタチの駆除におすすめのグッズ10選をご紹介します。イタチが住み着いてしまった場所や、駆除グッズの使い方を見て、自分に合ったものをお選びください。
目次
イタチ駆除グッズを使って自分で撃退する際の注意点
イタチ駆除グッズは多数市販されていますが、自分で撃退する場合は以下の点に注意しましょう。
・イタチ捕獲は鳥獣保護管理法で禁止されている
・毒餌などを使用して駆除してはいけない
ネズミと違い、イタチは自分で捕まえたり殺したりしてはいけません。その理由について詳しく見ていきましょう。
イタチ捕獲は鳥獣保護管理法で禁止されている
イタチは鳥獣保護管理法において、捕獲や屠殺が禁止されている動物です。
鳥獣保護管理法とは、環境省が管轄する法律の1つ。国内の生態系を守り、狩猟の適正化を図るために作られた法律です。この法律には罰則も設けられており、もし知らずにイタチを捕獲したり殺してしまったりした場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられます。そのため、イタチは捕獲せずに追い出すことで駆除しましょう。
しかし、オスのイタチであれば時期によって自治体へ申請すれば、捕まえることも可能な場合があります。ただし、あくまで駆除できるのはオスのイタチだけです。誤ってメスを捕まえてはいけないため、自分で捕獲するのは難易度が高いでしょう。
毒餌などを使用して駆除してはいけない
イタチを自分で駆除する際、毒の入った餌や毒性のある駆除剤を使ってはいけません。
ネズミ駆除に使われる殺鼠剤をイタチにも使おうと考える人がいるかもしれませんが、万が一毒薬でイタチが死んでしまった場合、鳥獣保護管理法違反となります。そのためイタチを駆除する場合は市販されている毒性のない忌避剤を使うか、自分で木酢液を作るなどして追い出しましょう。
イタチ退治におすすめの忌避剤・駆除剤10選
ではここからイタチ退治におすすめの忌避剤や駆除剤を紹介します。
なおイタチは鳥獣保護管理法で保護されている動物のため、あくまでイタチを追い出すための薬であることを理解しておきましょう。イタチを苦しめたり、殺したりするものではありません。
おすすめグッズ1.害獣忌避剤屋根裏害獣ニゲール
害獣忌避剤屋根裏害獣ニゲールは、燻煙タイプの忌避剤です。イタチがいると思われる天井裏や納屋といった場所で使うことで、イタチの嫌がるにおいが煙に乗って充満します。ドクダミやヨモギといった天然成分で香りが作られているため、人間には優しい点も特長です。
