引越し業界人が教える！費用を安くする方法やおすすめ見積もりサイト

2024年7月2日

引越しを経験したことがある人は多いと思いますが、引越し費用って高くない？と感じている方が多いことでしょう。

また、引越し料金の相場はなかなか把握しづらく、どのくらいの料金が適切なのか？わからない方も多いと思います。

本記事では、年間1000人以上の引越しを案内してきた営業担当が、少しでも引越し費用を安く抑えるための方法をご紹介します。

また、引越しするにあたって、注意すべきポイントも解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

【目次】好きなところから見れます▼

引越し費用の相場
引越し費用を安く抑える方法10選
引越しをする時の注意点
おすすめの引越し比較サイト
引越しと同時に、電気やガスを安くしたい方

引越し費用の相場！どのくらいの料金が普通なの？

引越し費用の全国平均

スクロールできます

時期	単身	2人暮らし	3人暮らし	4人暮らし	5人暮らし
繁忙期	75,761円	99,206円	124,872円	156,449円	211,717円
通常期	57,503円	75,151円	93,485円	116,447円	165,171円

引用元：suumo

引越し費用の相場は、業者やその時のスケジュール状況によって大幅に変動します。ざっくり引越し費用は以下の項目で決まります。

・作業時間：移動距離やトラックのサイズ、荷物量
・作業員数：人件費

なので、単身だと〇〇円、2人暮らしだと〇〇円を決まった価格がないので非常に相場感が把握しづらいです。だからこそ、上記でお伝えした、相見積もりがものすごく重要になります。

引越し費用を安く抑える方法10選！節約するコツを紹介

安く抑える方法① 引越しの安い時期を選ぶ

引越しの繁忙期は3月〜4月上旬で、繁忙期に引越しをすると通常の2〜3倍の費用がかかることも少なくありません。

逆を言えば、引越し時期を変えるだけで1/2の料金で引越しをすることができるということです。また、繁忙期ではなくても、毎月の月末は料金が上がる傾向にあります。よって、引越し費用を抑えるには、「5月〜2月の間の上旬〜中旬」がおすすめです。

安く抑える方法② 引越し業者の相見積もりする

引越しを何度経験している方でも、引越し費用の相場を把握している方は少ないです。

なので1社だけに依頼してしまうと妥当な値段なのかの判断ができません。少なくても2社以上の見積もりをとるようにしましょう。これだけで数万円安くなるのはざらにありますので、面倒がらずに実践してみてください。

安く抑える方法③ 引越し業者と値段交渉をする

〇〇円まで下がりますか？などの交渉でも悪くはないのですが、以下のポイントを簡潔に伝えて引越し業者に検討してもらうとより効果的です。時間も短縮されます。

・引越し日
・トラックの大きさ（必要であれば荷物量）
・引越しの距離
・他社の見積もり金額

そして、これよりも安くなればお願いしたいと、こちらから伝えれば、営業担当も頑張ってくれます。

安く抑える方法④ 不用品は自身で処分する

不用品を引越し業者に頼むこともできますが、結論処分費は高くなります。

また、平均的に1台のトラックで1日3件程度の引越しを回るので、不用品の量によっては、最終便に回されて遅くなってしまう可能性もあります。なので、不用品に関しては、あらかじめ区市町村の粗大ゴミにダスことをオススメします。圧倒的に自身で粗大ゴミとして処分した方が安いです。その際、必ず引越す前に処分しましょう。引越し先で処分すると、引越し業者に運んでもらう分、料金が高くなる可能性もありますので、ご注意ください。

安く抑える方法⑤ 早めに引っ越し予約を済ませる

引越し業者は、スケジュールの空きがあればより安くなります。

なので、目安として1ヶ月前から予約をすればスケジュールに余裕があるので、比較的安い料金で引越しをすることができます。逆に、1週間後など、引越し日間近に予約をすると、スケジュールが埋まっていて料金が高くなるケースが多いので、なるべく後回しにせず早めに予約をしましょう。

安く抑える方法⑥ 引っ越しの時間指定をしない（フリー便）

基本的に、引越しの時間指定をすると、料金は高くなります。

なので、時間指定をせず、フリー便（時間指定なし）で依頼をすると安く済みます。ただし、フリー便とはいっても、当日いつ来るか分からないというわけではなく、遅くとも引越し前日までにはおおよその伺う時間帯のアナウンスはありますので、ご安心ください。

安く抑える方法⑦ 荷造りは自身で行う

引越しの荷造りを業者に頼んでしまうと、もちろん料金がかかります。

小物を段ボールに梱包するのはもちろん、棚などに入っている小物も基本的には全て段ボールに梱包するようにしましょう。物によっては（衣類など）そのままでいいという業者もあるので、トラブルを避けるため、事前に確認しておきましょう。

安く抑える方法⑧ ダンボールを自身で調達する

ダンボールは無料でつけてくれる業者は多いです。ただし無料とはいえ、ダンボールも決して安い物ではないので、基本的に引っ越し費用の中にあらかじめ含まれていることが多々あります。

より安く済ませたい方は、近くのコンビニやスーパーなどで無料でもらえるので、その分引越し費用を下げてもらうように交渉しましょう。

ダンボールはAmazonで購入すれば、1枚300円ほどで購入できますよ。

安く抑える方法⑨ 単身パックを利用する（荷物が少ない方向け）

単身パックとは、決められたコンテナボックスに荷物を積んで引越しをするサービスです。引越し業者によってコンテナのサイズは異なりますが、目安として、高さ175・幅105・奥105cm程度です。基本的にダンボールは有料になり、荷物が積みきれなかった場合は追加料金がかかるケースがほとんどです。家具や家電などがほとんどなく、ダンボールがメインの引越しであれば単身パックで費用を抑えることが可能です。

安く抑える方法⑩ 混載便を活用する（特に長距離）

混載便とは、同じエリアに荷物を運ぶ人と一緒のトラックに積むサービスのことです。

これにより、引越し業者は無駄な経費などを抑えることができ、引越し料金を安くすることができます。

長距離の引越しはどうしても時間がかかってしまうため料金が高くなるので、特に混載便がオススメです。ただし、同じエリアに引越しなどの予定がない場合は利用できないので、引越し業者にスケジュールなどを確認してみるといいでしょう。

引越しをする時の注意点！知っておきたい4つのポイント

引越し業者を即決しない

引越し業者1社のみの見積もりで即決しないようにしましょう。

何度もお伝えしていますが、相場がわかりづらいので、最低でも2社以上の見積もりは取るようにしましょう。

また、よく不動産から紹介された引越し業者にお願いする方もいますが、正直特別安いわけではないです。もちろん安い業者もあるとは思いますが、実体験として、数社の引越し業者を提携している不動産の知り合いから、引越し費用を安くしたいので、〇〇さんのところでお願いできますか？と依頼されたことは何度もあります。

引越し当日に追加料金がかかることがある

見積もりが安くても、当日に追加料金で高くなるケースもあります。

最後まで安い料金で引越しを無事に完了させるために次のことには注意しましょう。

エアコンやドラム洗濯機、ウォシュレットの設置

取り外し取り付けセット価格

エアコン	ドラム式洗濯機	ウォシュレット
10,000-15,000円	5,000-10,000円	15,000円前後

※設置状況によっては、追加料金や料金変動があります。

養生が申告よりも増える

建物によっては、養生が厳しいところもあります。

事前にしっかり申告をしていれば問題ありませんが、当日になって、申告よりも養生が増えてしまうとその分作業時間が伸びてしまうので追加料金がかかるケースがあります。このようなことが起きないように、管理人さんなどにあらかじめ確認をしておきましょう。

トラックが家の近くに止められない

現住所、引越し先の家の目の前にトラックが停められない場合、トラックから家の距離にもよりますが、遠いとその分作業時間が伸びてしまいますので、追加料金がかかるケースがあります。

経験として、お客様からはトラックは家の前に停められると聞いていたが、当日行ってみると家から50mのところしかトラックが停められないということもありました。

家の立地上仕方ない部分ではありますが、必ず事前に引越し業者に申告するようにしましょう。

待機時間が発生した場合

引越し業者が家に到着した時に不在だったり、引越し先の鍵の手配ができておらず、待機時間が発生すると、追加料金がかかるケースがあります。

前日までに引越し先の鍵は手配をしておきましょう。

引越し業者でも運べないものがある

バイク・動物・植物・ピアノ・貴重品・火薬などの危険物などは、運べないケースが多いです。

引越しする前に基本的に荷物の申請はするので、これらのものは特に言い忘れがないようにしましょう。

キャンセル料金は3日前までかからない

「標準引越運送約款」より、引越し業者のキャンセルは3日前までかかりません。2日前からは発生しますが、キャンセル料金も決まっているので、以下の金額を超えている業者は信用できないので、注意しましょう。

・前々日で見積書の運賃及び料金の20％以内のキャンセル料
・前日で見積書の運賃及び料金の30％以内のキャンセル料
・当日で見積書の運賃及び料金の50％以内のキャンセル料

引越しと同時に、電気やガスを安くしたい方

引越し費用はもちろん、暮らしている中でかかってくる電気やガスなどもお安くしたいと検討している方は、ぜひこちらをチェックしてみてください。

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