ヒヨドリ対策のおすすめ商品は?
ヒヨドリ対策グッズの正しい使い方は?
家のベランダや畑にヒヨドリがやってきて、フンや農作物の食害にあっているか方のために、ヒヨドリ対策のおすすめグッズ6選を紹介します。
対策グッズを使用して自分なりにヒヨドリよけをして被害をおさえましょう。
本記事ではヒヨドリの生態から対策グッズの紹介、そして対策の際の注意点などについても解説するので、自分でできるヒヨドリ対策の方法を一通り学べます。
ぜひ本記事を参考に正しい対策を実践し、ヒヨドリの被害を減らしてください。
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ヒヨドリの生態!どんな被害がある?
ヒヨドリはスズメ目ヒヨドリ科の鳥類です。体長27.5cmほど、ハトやカラスに比べるとやや小さく体格はスズメに似ています。ツグミやムクドリなどと違って細い体系が特徴的でしょう。全身は灰色でお腹に白い点々模様が入っており、翼から尾羽にかけては灰褐色、耳の周りが茶色くなっているのが特徴です。
ヒヨドリは甘い農作物を好んで食べる傾向にあり、柿やみかんにブルーベリーといったものを好んで食べます。庭や畑にこれらの農作物があると、ヒヨドリの食害にあう可能性があるでしょう。
天敵はタカ・フクロウなどの猛禽類やカラス、そして猫やへびなどの生物です。特にオオタカやハヤブサはヒヨドリを襲って餌にするため、ヒヨドリにとっては大敵といえるでしょう。
ヒヨドリのおすすめ対策グッズ6選!
ヒヨドリのおすすめ対策グッズを6つ紹介します。
・防鳥ネット
・LEDライト
・ヒヨドリの嫌いな音
・忌避剤:ハッカ油・ハーブなど
・針金・防鳥スパイク
・CD
使い方や効果をそれぞれ順番に解説するので、使いやすいものを選んでヒヨドリ対策に生かしてください。
防鳥ネット
防鳥よけネットをベランダや農作物の周囲などに張ることで、ヒヨドリの侵入を防いで被害を減らすことができます。害鳥ネットがあればヒヨドリの侵入を物理的に防げるため、ヒヨドリよけとして追い払う効果は高いでしょう。
ネットは隙間をなくすことが重要なので、しっかり張ってヒヨドリが侵入できない状態を作ります。またヒヨドリに破られないよう強度が強いものを選ぶのがおすすめです。
LEDライト
野鳥はLEDライトのような青い光が苦手なので、LEDライトを使用してヒヨドリ対策をすることができます。
ヒヨドリが近づくとセンサーで感知して光を発するLEDライトを使えば、手動で操作して光をあてる必要がないためおすすめです。ただし光の当て方によっては近隣の迷惑になるため、使用場所や設置の仕方には注意しましょう。
ヒヨドリの嫌いな音
ヒヨドリには嫌いな音がいくつかあるので、それらを使用して退治することができます。
たとえば犬の鳴き声や他の鳥の鳴き声、サイレンのような大きな音などがヒヨドリの嫌う音です。センサーでヒヨドリを感知して音を出す機器をしようすれば効果的にヒヨドリを退治できるので適切なものを使用しましょう。ただしあまり大きな音が出るものは人にも不快感を与えるので注意してください。
忌避剤:ハッカ油・ハーブなど
ハッカ油やハーブなど、ヒヨドリが嫌う匂いを使った忌避剤がありますが、忌避剤にはスプレータイプ・固形タイプ・ジェルタイプの3種類があり、それぞれ特徴があるのでうまく使い分けることが重要です。まずもっとも手軽に使用できるのはスプレータイプですが、効果は数時間しか持たないため一時的な効果しかありません。
ジェルタイプは1年以上効果が長持ちするため使用すればしばらくカラスが寄り付きにくくなります。ただしコーキングガンという専用の機器を使用しなければならないため手間がかかるというデメリットもあります。
針金・防鳥スパイク
バードスパイクは上に向かって針が付き出している、剣山型の害鳥対策グッズです。バードスパイクを設置すればその場所にはヒヨドリがとまることができなくなるため、ベランダの手すりなどに設置しておくという使い方をします。
ただしバードスパイクがない場所にはヒヨドリがとまれるため、ベランダの手すりには針金を張っておくなど、他の対策方法と併用するのがおすすめの使い方です。
CD
使い古しのCDなどをぶら下げておくことで、ヒヨドリよけの対策になります。ヒヨドリは強い光を苦手とするため、CDに反射した光がヒヨドリに当たればヒヨドリを追い払う効果があります。
ヒヨドリよけに使うのは使い古しのCD等で問題ないので、CDを使ってヒヨドリを撃退し、追い払いましょう。
グッズを使わずにできるヒヨドリ対策
枝の剪定を定期的におこない、生育不良の農作物の間引きをすることでヒヨドリの餌になりそうなものは放置しておかないようにしましょう。農作物を外に放置しておくと餌にされるので、室内に入れておくか地面に埋めておくことで餌にされるのを防げます。
ヒヨドリは熟れた果実が好きなので、農作物はヒヨドリに狙われる前にすぐに収穫しておくことが重要です。
ヒヨドリ対策の注意点
ヒヨドリ対策の注意点として、以下の3点が挙げられます。
・伝染病にかかるリスクあり
・対策グッズの効果は限定的
・自分での対策が難しいと感じたら業者に依頼
それぞれ気を付けるべきポイントなどを説明するので、対策をおこなう前にチェックしておきましょう。
伝染病にかかるリスクあり
野鳥は体や羽毛などに細菌や寄生虫のような病原体が付いているので、触れることでこれらの病原体に寄生されることがあります。対策する際は素手ではなく必ず手袋を着用して作業をおこないましょう。
またヒヨドリは鳥インフルエンザなどの伝染病を保有しており、通常の接触程度であれば感染することは少ないですが、人に感染する可能性もゼロではありません。
対策グッズの効果は限定的
ヒヨドリよけの対策グッズを紹介しましたが、これらのグッズを使用すれば必ずヒヨドリを退治できるかといえば、そういうわけではありません。たとえば嫌いな音や光などは慣れてしまうと効果を発揮しなくなる場合があるので、対策グッズの効果は限定的といえるでしょう。
もし自分で対策グッズを使った方法では被害が収まらない場合、次に紹介するように業者に依頼してヒヨドリを駆除・退治することをおすすめします。
自分での対策が難しいと感じたら業者に依頼
ヒヨドリは勝手に駆除・捕獲することは禁止されている鳥類です。なぜならヒヨドリは鳥獣保護法によって保護されており、駆除・捕獲するためには狩猟免許が必要だからです。そのため自分でできるのはヒヨドリを追い払い、侵入を防ぐことに限られます。
先ほど説明した通り対策グッズを使用した対策の効果は限定的なので、被害を完全に防げるとは限りません。そのためヒヨドリを駆除・捕獲してより高い効果を期待するのであれば、資格を持った専門業者に依頼して駆除、捕獲してもらうのが一番でしょう。
以下の業者でも対応できる会社が多いのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
ヒヨドリよけの対策にはさまざまな方法がありますが、被害の状況や対策のやりやすさから選んでいろいろ試すことが重要です。忌避剤やバードスパイクを使った対策は設置するだけで対策出来るので、比較的容易な方法といえるでしょう。防鳥ネットは効果は高いものの設置が困難なので、被害が大きい場合に使用するのがおすすめです。
自分での対策でも効果がない場合、ヒヨドリを駆除して被害を防ぐことを検討する必要があります。ただし駆除には狩猟免許が必要なので、その場合には業者に依頼して駆除してもらいましょう。