電力会社の選び方!電気料金プランの種類や選ぶポイントを紹介

電力会社の選び方

電力会社の数は無数にあります。そのため、電力会社を切り替えたいと思っても、どれが良いのかさっぱりわからないですよね。

そこで今回は、自分に合った電力会社の選び方を知るために、「電気料金プランの種類にはどんなものがあるのか」「電力会社を選ぶポイント」の要点をまとめ、できるだけわかりやすくご紹介します。

記事の最後には、ご家庭の状況別のおすすめ新電力会社、よくある質問に対する答えもご紹介しています。

新築や引っ越し、節約のために電力の切り替えを検討している方は必見ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

電気料金プランの種類は大きく4つ

電気料金プランの種類

電気料金プランは大きく分けて以下の4つの種類があります。

・一般的な「従量電灯」
・業務用の「動力プラン」
・オール電化住宅向けの「オール電化プラン」
・携帯料金・ガス料金などとまとめられる「セットプラン」

生活スタイルや重視したいポイントによって最適なプランを選んで、より良い生活や、電気代の節約を目指しましょう。

電気料金プラン1. 従量電灯

従量電灯は最も一般的なプランで、「従量」という名の通り、電気を使用した分だけ電気料金を支払うという内容です。

従量電灯は、上記のような従量で支払う「電力量料金」と、毎月固定でかかる「基本料金」で構成されているため、全く電力を使わなかった月でも一定金額を支払う必要があります。

また、〇〇kWh以上使うと△△円など、電力量料金は一定の使用量ごとに応じて料金単価が変動していきます。

電気料金プラン2. 動力(低圧電力)

動力プランは、電気をたくさん消費する飲食店・施設・工場などの業務用向けのプランのこと。最大の特徴は、一般家庭向けの「従量電灯プラン」と比較して従量料金がかなり低いということです。

動力プランの基本料金は、契約電力(1kW)×単価で算出されるのが一般的。使用する動力機器によっては基本料金だけで高額になってしまいますが、その分電気使用量が多ければ多いほどお得になる仕組みなのです。

電気料金プラン3. オール電化

オール電化プランとは、調理・冷暖房・給湯などの熱源を全て電気で賄っている「オール電化住宅」のためのプランです。

オール電化向けの料金プランでは、夜間時間帯の電気料金がとても安く設定されています。

電気料金が安くなる夜間に、電気給湯器で一日分のお湯を沸かしたり、蓄熱暖房機に熱をためたりすることで、オール電化住宅の電気料金を抑えられる内容となっています。

電力会社によって、土日祝も安いのか、早朝も安いのかなど、内容が異なります。そのためご自身の生活スタイルに合ったプランを選ぶ必要があります。

電気料金プラン4. セットプラン(ガスや携帯電話)

ガス会社や携帯会社では、自社電力、もしくは自社の電力以外のサービスとセットで契約できるセットプランを用意しているところもあります。

セットで契約することで、電気料金が割引になったり、支払いを1つにまとめることができ家計管理が楽になったりとメリットも多いセットプラン。

しかし、中には別々に契約したときとそんなに値段が変わらないことや、他の新電力会社の方が安いということもあります。その場ですぐ決めず、慎重に検討する方が良いでしょう。

電力会社の選び方7つ!正しい比較方法を紹介

電力会社を選ぶ際のポイント

ここからは、電力会社の選び方を7つのポイントから解説していきます。

・電気料金が安い
・電気の供給エリアをチェック
・支払い方法をチェック
・ポイント付与がある
・キャンペーンや特典をチェック
・セット割プランでよりお得に
・解約金の有無をチェック

ポイントはたくさんありますが、ご家庭によって条件は違うので、全てを満たすのはなかなか難しいのが正直なところです。

そのため、どのポイントに重きを置くのを考えるのが大事になってきます。それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

電力会社の選び方1. 電気料金が安い

電力会社を選ぶ上で一番大切なのは料金という方は少なくないでしょう。

ここでチェックしなければいけないのは、ご家庭の電力使用量です。

なぜなら、電力使用量が少ない家庭が得をするプランを用意している電力会社もあれば、反対に電力使用量が多い家庭が得になるプランを用意している電力会社もあるからです。

ここからは電力の使用量別に、電力会社の選び方とおすすめの電力会社をご紹介いたします。

電気使用量が少ない

一人暮らしなどで電気使用量が少ないご家庭の場合、注目すべきは毎月固定でかかる「基本料金」です。電気の使用量が少なければ、「従量料金」が安くても、あまり節約に繋がりにくいからです。

基本料金0円のおすすめの新電力会社は、「Looopでんき」や「リミックスでんき」など。基本料金だけでなく従量料金も大手電力会社より安くなっている会社を選ぶのがポイントです。

しかし中には、基本料金は0円だけど従量料金が変わらない、あるいは割高ということもありますので、注意が必要です。

電気使用量が多い

世帯当たりの人数が多く、電気の使用量が多いご家庭の場合は、「1kWhあたりの料金単価」に注目しましょう。

一般的に電力量料金は3段に分かれており、使用量が増えれば増えるほど1kWhあたりの料金単価が高くなるからです。

したがって電気使用量の多いご家庭は、この料金単価を比較し、安い新電力会社を選ぶのがポイントになります。

電力量料金はダイレクトに電気代に影響しますので、事前のシュミレーションがとても重要になります。

電力会社の選び方2. 電気の供給エリアをチェック

どんなに料金プランが良くても、自分の住んでいる地域、もしくは引っ越しする地域に電力供給を行っていない新電力会社だと契約できませんよね。

全国のエリアに電力を供給している会社もあれば、一部の地域にしか電力を供給していない会社もあります。

そのため、まずはホームページなどで供給エリアをチェックするようにしましょう。

電力会社の選び方3. 支払い方法をチェック

クレジットカードを持っていないのに、契約先の支払い方法がクレジットカードのみだと支払えなくて困ってしまいますよね。

地域の電力会社は口座振替やコンビニ支払いなど、様々な支払い方法がありました。しかし新電力会社の多くは、クレジットカード支払いのみというところも少なくありません。

自分が支払える方法のある新電力会社を選ぶか、事前にクレジットカードを作っておくと良いでしょう。

電力会社の選び方4. ポイント付与がある

ポイ活をしている方なら、どんな支払いでもポイントにつなげたいですよね。新電力会社によっては、ポイントサービスを提供している場合も。

例えば、楽天でんきなら楽天ポイントCDエナジーダイレクトならTポイントやnanacoに交換できるポイントを提供しています。

どんなポイントを貯めたいかで新電力会社を選ぶのもアリですよ。

電力会社の選び方5. キャンペーンや特典をチェック

どうせなら、少しでもお得に電力会社を切り替えたいですよね。

新電力の初回契約時に、数ヶ月の基本料金無料や、物品のプレゼントがあるキャンペーン特典を行っている場合があります。

キャンペーンは期間限定であることが多いですが、期間が終了しても少し待てば次のキャンペーンを行うこともしばしば。

狙っている新電力会社があるのであれば、キャンペーンが始めるのを待つとよりお得に契約できるかもしれません。

電力会社の選び方6. セット割プランでよりお得に

ガスや携帯とのセット割プランも見逃せません。

割引の形態は多種多様です。携帯会社であれば、電気料金に応じたポイントのキャッシュバック、料金単価の割引など。ガス会社であれば、ガス代または、電気代に割引などがあります。

また、支払いを一括で行えるので、お金の管理が少し楽になるというポイントも見逃せません。

ご家庭で契約している携帯やガス会社が電力とのセット販売をしているなら、そこから選ぶとメリットがあるかもしれません。

電力会社の選び方7. 解約金の有無をチェック

「契約したもののあまり安くならなかった…」そんなとき、解約をしたいのに解約金がかかるのは正直困ってしまいますよね。

新電力会社の多くは解約金がかからないので、安心して契約することができます。しかし、一部解約金がかかる会社もありますので、事前によくチェックしておく必要があるでしょう。

特に、電力会社の乗り換えが初めてでよくわかっていないという方は、すぐに改めて乗り換えができる解約金無しの新電力会社を選んでおくのが良いでしょう。

おすすめの電力会社。エリア別に紹介

おすすめはたくさんありますが、一番大事なのはご家庭での電気の使い方に一番合う電力会社を選ぶことです。そのため、事前にしっかり確認してから乗り換えするようにしてくださいね。

以下、エリア別におすすめ電力会社を紹介しています。

世帯人数や電気の使い方、目的など様々な観点から人気の電気を紹介していますのでぜひ参考にしてください。

北海道のおすすめ電力会社

東北のおすすめ電力会社

関東のおすすめ電力会社

中部のおすすめ電力会社

関西のおすすめ電力会社

中国地方のおすすめ電力会社

四国のおすすめ電力会社

九州のおすすめ電力会社

沖縄のおすすめ電力会社

よくある質問!電力会社乗り換え時のFAQ

新電力に切り替えると停電する?電気の質は?

「新電力は停電しやすい」そんな話を聞いたことのある方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、そんなことはありません。新電力会社といっても、発電や送電の設備や仕組みはいままでと大きく変わりません。新電力会社は電力の小売りを担当しているだけだからです。

そのため、同じように質が落ちるということないので、安心して使うことができますよ。

新電力はなぜ安い?

2016年に電力自由化が始まったことにより、各社が価格競争を行っているからです。

利用者に選んでもらえるよう各社が企業努力を重ねているため、私達は安い料金で電気を使用することができているんですね。

契約に手間がかかるの?

新電力会社の契約作業の多くはネットで完結するため、手間はさほどかかりません。

これは引っ越し、新築、乗り換え全てに共通しています。現在契約している電力会社への連絡は、新たに契約する新電力会社が行ってくれるため、申込みするだけで完了するのです。

まとめ。新電力会社の選び方

今回は、料金プランの種類、新電力会社を選ぶ際のポイントをご紹介してきました。

一番重要な点は、事前に現在の電力使用状況を確認し、ご家庭に一番合う電力会社を選ぶことです。そうすることで、上手に電気料金を節約することができます。

とはいっても、新電力の情報はあり過ぎて、どの電力会社を選べばいいか混乱してしまいますよね。

そんな方は当記事でご紹介したポイントを参考に、ご家庭にピッタリの新電力会社を選んでみてくださいね。

また、都市ガスも合わせて安くしたい方はぜひこちらをチェックしてみてください。

東京ガスエリアのおすすめ都市ガス会社
東邦ガスエリアのおすすめ都市ガス会社
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