カラス対策のおすすめグッズ8選!生態や被害、駆除対策の注意点など解説

カラス対策のおすすめグッズ8選!生態や被害、駆除対策の注意点など解説

カラスは都会にいる鳥類のなかでも体が大きく近づくのが怖いため、どのようにして追い払えばよいかわからない方も多いでしょう。カラスの駆除・撃退対策にはいくつかの注意点もあるので、撃退する前に正しい知識を身に付けておくことが重要です。

こちらの記事ではカラスの対策グッズ8選を紹介し、各対策グッズの効果やメリット、撃退の際の注意点などについて詳しく解説します。被害の状況などによって使用する対策グッズも異なるので、ぜひ本記事を参考にしてさまざまな対策グッズのメリットを知り、カラスの撃退対策に生かしてください。

目次

カラスの生態・被害について解説

カラスの生態・被害について解説

カラスにはいくつかの種類がいますが、日本の都心で見られるカラスの多くはハシブトガラスであり、体の大きさは全長55cm程度、体重500g程度です。

雑食性であるカラスは植物の種子や昆虫、残飯などなんでも食べ、ベランダに入って餌を探したりゴミ袋を荒らしたりすることがあります。カラスは臆病な性格をしているため、追い払おうとして近づけば逃げていくことがほとんどです。ただし子育て中のカラスは攻撃的になっており、近づくと襲われる危険があるため繁殖期である3~4月の時期は注意しなければなりません。

駆除の際に気を付けなければならないのは、子育てに入る3~4月の時期になるとカラスが攻撃的になるということです。カラスは臆病な性格をしているため、基本的に人を襲うことはありません。しかし子育て時期だけは別なので、撃退の際はできるだけ繁殖期を避けてやっつけるようにしましょう。

カラスのおすすめ対策グッズ8選!

カラスのおすすめ対策グッズ8選!

カラスの被害を防げるおすすめのカラスよけ・対策グッズを8つ紹介します。

・天敵・カラスの模型
・光
・カラスの嫌いな音
・防鳥ネット
・ワイヤーを張る
・人のマネキン
・バードスパイク
・バードジェル

それぞれの対策グッズの効果やメリットなどについて解説するので、使用する際の参考にしてください。

おすすめグッズ1.天敵・カラスの模型

天敵やカラスの死骸の模型を設置しておくことで、カラスを撃退する対策になります。カラスの天敵はフクロウなどの猛禽類ですが、フクロウがいる場所にはカラスは近寄りません。またカラスの死骸がある場所も危険であるとみなすため、カラスが近づきにくくなります。

侵入を防げたい場所に設置しておくことでカラスを寄せ付けない効果があるため、カラスよけには効果的な対策でしょう。

おすすめグッズ2.光

カラスは視力が発達しており視覚を頼りにして餌などをとるため、強い光をあたられることに弱いという習性があります。レーザーなど強い光をあてることで飛行が不自由になるため、光が当たる場所からは遠ざかろうとするでしょう。

光を発する市販の対策グッズを使用するほか、CDを吊るして光を反射させるといった方法もあるため、手軽に撃退したいときこの方法を使うのがよいです。

おすすめグッズ3.嫌いな音

カラスは大きな音を嫌うので、空砲やエアガンなどの対策グッズ使い、追い払うことができるでしょう。カラスがいる場所で音を出すことにより、その場にいるカラスを撃退することができます。

ほかにもカラスが天敵から襲われているときの音を使うと、カラスが寄り付きにくくなります。このような音声はスマホで簡単に流すことができるので、すぐにカラスを追い払い撃退したいときにはつかえる方法です。

おすすめグッズ4.防鳥ネット

鳥の侵入を物理的に防ぐ防鳥ネットがあればカラスが入れなくなるので、効果の高い対策方法でとしてゴミ捨て場やベランダなどで使われます。ネットはカラスが破らないよう丈夫な材質の者を使用し、張る際は隙間ができないようしっかり張るようにしましょう。

ネット張りには技術も必要であるため、もし自分で張るのが難しい場合には業者に依頼して対策することも検討してください。

おすすめグッズ5.ワイヤー

テグスやワイヤーはカラスが侵入する場所に張ってカラスを追い払うことができます。カラスは自分の羽根にものが触れることを好まないので、テグスやワイヤーを張りカラスが羽ばたけないようにしましょう。

防鳥ネットよりも自分で対策するのが簡単な方法なので、ネットを張るのが難しければこの方法を試してください。

おすすめグッズ6.人のマネキン

カラスは臆病な性格をした生き物なので、人のいる場所へは近づきにくいという習性があります。そのため人のマネキンを設置しておくことでカラスを寄せ付けない効果があります。

畑や家庭菜園などでかかしが立っているのも、これと同じです。カラスは視力が優れているため見た目が人と違うと見破られてしまうので、できるだけ人に似たものを使用しましょう。

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おすすめグッズ7.バードスパイク

バードスパイクは上に向かって長い針の付き出した、剣山のような害獣対策グッズです。バードスパイクが設置された場所には鳥がとまれないため、カラスが止まりそうなベランダの手すりなどの場所に設置しておくのがよいでしょう。

バードスパイクが設置した場所には鳥がとまりませんが、他の場所にはとまってしまうので、カラスがとまる場所を考え効果的に設置する必要があります。

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おすすめグッズ8.バードジェル

忌避剤にはスプレータイプ・固形タイプ・ジェルタイプの3種類があり、それぞれ特徴があるのでうまく使い分けることが重要です。まずもっとも手軽に使用できるのはスプレータイプですが、効果は数時間しか持たないため一時的な効果しかありません。

ジェルタイプは1年以上効果が長持ちするため使用すればしばらくカラスが寄り付きにくくなります。ただしコーキングガンという専用の機器を使用しなければならないため手間がかかるというデメリットもあります。

カラス対策の注意点

対策グッズを使って自分でできるカラス対策を紹介しましたが、カラスを撃退するうえでの注意点があります。

・繁殖期は攻撃的
・無断での駆除・捕獲は法律違反
・業者に依頼するのがおすすめ

自分でカラスを撃退する際は、以下の点に注意してください。

繁殖期は攻撃的

カラスは基本的に臆病なので人を襲うことはあまりありません。ただし繁殖期である3~4月期には攻撃的になり、巣に近づくと人の頭を足で蹴ることがあります。

対策グッズを使って自分でカラスを撃退する際は、できるだけ繁殖期や子育て時期を避け、安全に撃退するようにしましょう。

くちばしで突かれたりすればけがをする危険もあるので、撃退の際は注意してください。

無断での駆除・捕獲は法律違反

対策グッズを使い自分でカラスよけや撃退策を施すことはできますが、罠や毒を使ってカラスを駆除することはできません。カラスは鳥獣保護法によって守られている生き物であり、勝手に駆除すれば法律違反で処罰されます。

もし法律に違反し無断でカラスを駆除すれば、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられるため注意してください。自分で対策する際は役所の許可が必要なので、迷ったときは役所で確認するようにしましょう。

カラスの業者に依頼するのがおすすめ

カラスは賢い生き物であるため、対策グッズを使った方法では慣れてしまい撃退できない可能性があります。もし対策グッズを使った方法では効果が弱い場合、業者に依頼して駆除することも検討しましょう。

業者に依頼すれば手間をかけずに駆除できますが、業者によっては料金が不適正で駆除効果もあまりない場合があるので、慎重に選ばなければなりません。正しい業者の選び方やおすすめ業者を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

まとめ

カラスの対策グッズにはさまざまなものがありますが、被害状況などにあわせて効果のありそうなものを適切に使い分けましょう。光や嫌いな音を使った対策は、慣れてしまうと効果を発揮しない場合があります。そのため一つの撃退策だけでなく複数組み合わせて使うことも重要でしょう。

防鳥ネットやジェルタイプの忌避剤などは効果が高いカラスよけ対策ですが、自分でおこなうには時間と手間がかかります。またさらに罠を使った駆除対策などは役所の許可なく自分でおこなうことができません。そのためもしより確実に駆除したいのであれば、業者に依頼して駆除してもらうのがおすすめです。

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