カラスの撃退・予防対策10選|被害例やおすすめグッズなども紹介!

カラスの撃退・予防対策10選|被害例やおすすめグッズなども紹介!

カラスが近所に住み着きベランダに侵入される、ゴミを荒らされるといった被害にあっているという方のために、カラスをやっつける方法としてカラス撃退・予防対策10選を紹介します。

カラスの生態から被害の内容、撃退の際の注意点まで詳しく解説するので、本記事を読みカラスをやっつける正しい方法を身に付けましょう。カラスは賢い生き物なので、やみくもに対策しても撃退することはできません。

ぜひ正しい方法でカラスを退治・撃退し、カラスの被害をなくし安心できる環境を作りましょう。

目次

カラス生態や習性とは?種類なども解説

カラス生態や習性とは?種類なども解説

カラスは全身が黒く紫・藍色の光沢がある羽を持った鳥であり、体の大きさは全長50~60cm程度、体重300~700g程度あります。多くの種類がいるカラスですが、日本の都心で見られるカラスの多くはハシブトガラスでしょう。

駆除の際に気を付けなければならないのは、子育てに入る3~4月の時期になるとカラスが攻撃的になるということです。カラスは臆病な性格をしているため、基本的に人を襲うことはありません。しかし子育て時期だけは別なので、撃退の際はできるだけ繁殖期を避けてやっつけるようにしましょう。

カラスによる被害とは?

カラスは以下のような被害をもたらします。

・ゴミを荒らす
・農作物の食害
・ベランダに侵入する
・人を襲う

カラスは雑食であり、人の食べ残しを餌とするためにゴミを荒らしたり畑の野菜や果物といった農作物を食べたりします。またベランダに侵入して昆虫などを食べたり巣の材料となるハンガーを取ったりすることもあります。

カラスは普段、人を襲うことは少ないのですが、前述の通り子育て時期は攻撃的になるため、撃退の際はその時期を避けるようにしましょう。

カラスの撃退・予防対策10選|おすすめグッズも紹介!

カラスの撃退策として、対策グッズを使ってカラスをやっつける方法から予防対策まで含め全部で10つ紹介します。

・天敵・カラスの模型を設置する
・強い光をあてる
・超音波や大きい音を出す
・防鳥ネットを張る
・テグス・ワイヤーを張る
・バードスパイクを置く
・鳥獣よけの忌避剤を使う
・木を剪定しておく
・できるだけゴミを放置しない
・餌の隠し場所をなくす

それぞれどんな方法を使って撃退し、どのような効果があるかについて解説するので、こちらを参考にしてカラスをやっつける際に活かしてください。

天敵・カラスの模型を設置する

フクロウのような猛禽類の模型やカラスの死骸の模型を吊るしておくことで、カラスを撃退する対策になります。天敵がいたり仲間であるカラスの死骸がある場所は危険な場所であると認識するため、カラスが寄り付きにくくなるのです。

模型はカラスが侵入する庭やベランダなど、侵入を防ぎたい場所に設置するようにしましょう。

強い光をあてる

乱光線など光をあてることでカラスを追い払えます。カラスは餌を探すときなどのために視覚がすぐれているため、レーザーなど強い光をあてられると飛行が妨げられるのでその場所を避けようとします。

害獣撃退グッズとして光を発生させる装置などが市販されていますが、不要なCDを吊るしておくことで光を反射させ対策することもできるので、手軽に撃退したいときには有効でしょう。

カラスが苦手な音を出す

カラスが苦手な音のなかには超音波やモスキート音などいくつかあり、これらの音を鳴らすことによってカラスを撃退できます。

カラスは大きな音が苦手なので、空砲などを使うのもよいでしょう。ほかにもカラスが天敵から襲わているときの音なども効果的です。音声はスマホのアプリなどでも取得できるので、気軽に使用できるでしょう。

防鳥ネットを張る

防鳥ネットを使ってカラスが侵入する経路を塞ぐことにより、カラスを撃退できます。物理的に侵入を防ぐ対策であるため、撃退効果は大きいといえるでしょう。

ネットを張る際はサイズや素材に注意し、カラスに破られないようできるだけ丈夫なネットを隙間なく貼るようにしてください。

テグス・ワイヤーを張る

カラスが侵入する際に通る場所へテグスやワイヤーを張ることで、カラスを追い払うことができます。カラスは羽根に何かが触れることを嫌がるため、通り道にワイヤーやテグスがあるだけでも効果があります。

防鳥ネットを使うより気軽にできる撃退策なので、こちらから実践してみるものよいでしょう。

バードスパイクを置く

バードスパイクは上に向かって針の付き出した害獣対策グッズであり、バードスパイクを設置してある場所には鳥はとまることができません。ベランダの手すりなどカラスが止まる場所に設置しておきましょう。

バードスパイクは広い範囲をカバーできないため、カラスがとまる場所を特定して効果的に設置する必要があります。この方法は、他の対策と併用するのが望ましいでしょう。

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害鳥よけの忌避剤を使う

害鳥よけの忌避剤にはスプレータイプ・固形タイプ・ジェルタイプがあるため、用途に合わせて使い分けましょう。手軽に対策したいのであればスプレータイプが向いていますが、持続時間が短いというデメリットもあります。

ジェルタイプはコーキングガンを使用しなければならず手間がかかりますが、持続時間が長く効果も高いので、本格的に対策したいのであればジェルタイプがおすすめでしょう。

木を剪定しておく

庭に生えている木にカラスがとまっているのであれば、木を剪定してカラスがとまれる場所をなくしましょう。

カラスは賢い生き物なので木にとまって人の動きを観察し、侵入できるタイミングをうかがいます。そのためカラスがとまる場所をなくすことで居心地のよい環境を作らないようにすれば、別の場所へ行ってしまうでしょう。

できるだけゴミを放置しない

カラスは雑食性であり、植物の種子や昆虫のほかにも人の食べ残しや残飯などを餌とします。生ゴミを外に出しておくとゴミ袋を空けて中から食べ物を探すので、ゴミを出す際は注意しましょう。

専用の収集ボックスがないところではゴミ袋にネットなどをかけて対策している場合もありますが、それもないときはできるだけ収拾時間ぎりぎりに出すなどの対策が有効でしょう。

餌の隠し場所をなくす

カラスには貯食という習性がありますが、これはとってきた餌をさまざまな場所に隠しておいて後で食べるための行動です。この貯食をする場所に庭やベランダが選ばれるとカラスが定期的にやってきてしまうので、これを撃退するには常に手入れして貯食させないことが重要です。

貯食場所は100箇所を超えることもあると言われているため、手入れの際は残さずきれいにできるよう念入りにおこないまししょう。

無断でのカラス駆除・捕獲は法律違反

無断でのカラス駆除・捕獲は法律違反

カラスの駆除には役所の許可が必要であり、自分でできる対策はカラスを追い払ったり侵入を防いだりすることに限られます。駆除するためには狩猟免許が必要であり、普通の人は罠や毒を使った駆除をすることができません。

もし法律に違反して駆除してしまうと1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられるので、自分で対策グッズを使いカラスを撃退するときは注意が必要です。迷ったときは、役所等で確認するようにしましょう。

カラスの駆除は業者に依頼するのがおすすめ

カラスの駆除は業者に依頼するのがおすすめ

資格を持った専門業者であれば罠や対策グッズを用いてカラスを駆除・退治できるため、自分でできる対策と比べて大きな撃退効果を発揮するでしょう。対策グッズを使ってもカラスを退治・撃退できなかった場合、業者に依頼して駆除してもらうのがおすすめです。

ただしなかには施工が不十分である、料金が相場と比較してはるかに高額であるといった業者もあるため、選ぶ際は注意しなければなりません。業者を選ぶ際は以下の記事を参考にしてください。

まとめ

カラスはゴミを荒らしたり畑の農作物を食べたりといった被害をもたらすだけでなく、繁殖期には人を襲うこともあります。放置しておくと被害が大きくなるので、適切な方法で撃退しましょう。対策方法は音や光、忌避剤を使った方法に、ワイヤーやテグス、防鳥ネットなど物理的に侵入を防ぐ方法までさまざまです。

自分でできる対策は、カラスを追い出すことと侵入を防ぐことに限られるので、それでも被害がおさまらなければ業者に依頼して駆除しましょう。

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