おすすめイノシシ撃退グッズ6選を紹介!使い方や効果、駆除の注意点など解説

おすすめイノシシ撃退グッズ6選を紹介!使い方や効果、駆除の注意点など解説

イノシシの被害にあい、自分でできる対策方法を探している方のために、おすすめのイノシシ対策グッズを6つ紹介します。

それぞれの対策グッズの効果や使い方、代替手段まで紹介するので、本記事を読めばイノシシ対策の知識が身につくので、ぜひイノシシ被害にあっている方は参考にしてください。

またイノシシ対策は、対策グッズを使った方法だけではありません。

そこで対策グッズを使わない方法についても紹介するので、合わせて実践すればより高い効果を期待できます。適切な方法でイノシシ対策を実践しましょう。

イノシシのおすすめ対策グッズ6選!

イノシシのおすすめ対策グッズを6点紹介します。

・防護柵・フェンス
・超音波
・登山用の鈴
・センサーライト
・忌避剤|唐辛子・ハーブなど
・天敵の尿

それぞれのグッズの使い方や効果について、詳しく解説します。

おすすめ1.防護柵・フェンス

イノシシが侵入する畑の周りに防護柵やフェンスを張ることで、イノシシの侵入を防止する効果があります。

防護柵にはトタン板やワイヤーメッシュの柵のほか、電気柵などの種類もありますが、もっとも効果があるのは電気柵です。トタン板はイノシシにとって目隠しになりますが、高さ60〜80cm程なので飛び越えられてしまうのがデメリットでしょう。

おすすめ2.超音波

超音波は人間に聞こえない音を発することで、害獣を追い払う効果があります。「動物撃退器」などの名前で市販されており、人間の耳には聞こえない周波数の超音波を発するので、使用することで不快感もありません。

商品によって周波数が変えられたりセンターライトが付いていたりするものもあるので、用途に合わせて選びましょう。

おすすめ3.登山用の鈴

登山用の鈴は、山に入った際に熊や猪が人に近づかないよう音を鳴らすために使う対策グッズです。 イノシシは臆病な性格をした動物なので、人がいるとわかれば積極的に近寄ろうとはしません

同じ理由でラジオやエアガンの空砲なども、音を鳴らしてイノシシを寄せ付けない効果があります。 音が鳴るものであればいろいろな代用が可能なので、いくつか試してみるのもよいでしょう。

おすすめ4.センサーライト

光を当てることでイノシシがびっくりして、その場所には近づきにくくなります。広い畑などは特に、夜になると真っ暗になってしまうため、イノシシが侵入しやすい環境にあります。

センターライトを設置して暗くなる場所をなくすことで、イノシシは寄り付きにくくなるでしょう。設置場所をうまく工夫し、死角をなくすようにしてください。

おすすめ5.忌避剤:唐辛子・ハーブなど

イノシシは唐辛子やハーブなどの嫌いな匂いがいくつかあるので、これらを使用することでイノシシを近づけない対策ができます。唐辛子をそのままぶら下げたり刻んで地面に撒いたりと、使用方法もいくつかあるので効果の高いものを試してみましょう。

これ以外にもにんにく、石鹸、木酢液などイノシシが嫌う匂いはいくつかあるので、まずは家にあるものから実証してみるのがおすすめです。またこれらを成分に含むスプレータイプの忌避剤など、市販の忌避剤を使用することもできます。

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おすすめ6.天敵の尿

野生動物は自分の尿でマーキングし、自分のテリトリーを示す習性があります。そしてこの習性を利用して天敵の尿を使い、イノシシを近づけさせない対策ができます。

100%狼の尿でできた忌避剤などがよく使われているので、このような天敵の尿を使った忌避剤も使用してみるとよいでしょう。

グッズを使わずにできるイノシシ対策

イノシシ対策グッズを紹介しましたが、被害を防ぐ方法はグッズを使用したものだけではありません。
グッズを使わずにできるイノシシ対策として、以下の3つを紹介します。

・餌を与えない
・畑や庭をきれいにしておく
・猪犬を飼う

それぞれの対策方法や効果について解説するので、ぜひ対策グッズを使った方法と合わせて実践してください。

対策1.餌を与えない

イノシシは餌を取るために畑を荒らすので、餌を与えると何度も来るようになります。餌付けをしてはいけないのは当然ですが、農作物を収穫せずほうっておくとそれを食べにイノシシが来てしまうので、柿のような放任果樹も収穫しておきましょう。

また農作物だけでなくお供ものも食い荒らされる危険があるので、イノシシが来る畑の周辺にはお供物を置かないかネットなどで保護するようにしてください。

対策2.畑や庭をきれいにしておく

イノシシは藪や茂みに身を隠すので、庭や畑を手入れしてイノシシが隠れられる場所はなくしましょう。もともとイノシシは臆病な動物であり、身を隠す場所がないところには寄り付きません

伸びた藪は定期的に刈り取り、日頃から手入れをしてきれいにしておくことが大事です。

対策3.猪犬を飼う

猪犬とは、イノシシを狩るために調教された猟犬のことです。猟犬はイノシシが来たことを飼い主に知らせたり、吠えてイノシシを追い返したりする役目を果たします。

飼い犬を猪犬として育てるには長い時間かけて訓練しなければならないので、ブリーダーから買ったり狩猟者から譲ってもらったりして飼うのがよいでしょう。

イノシシ対策のポイントと注意点

対策グッズを使用してイノシシ対策をするうえで、いくつかのポイントや注意点があります。

・駆除・捕獲は法律違反
・対策グッズの効果は一時的であることも
・自分での対策が難しいと感じたら業者に依頼

ここで紹介することを抑えたうえで、適切に対策とりましょう。

注意点1.駆除・捕獲は法律違反

イノシシの駆除には狩猟免許が必要であり、勝手に駆除や捕獲をしてはいけません。そのため自分でできる対策としては、先ほど紹介した対策グッズなどを使ってイノシシを近づけない、追い返すといった方法に限られます。

もし許可なく駆除を行えば、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられるので注意しましょう。イノシシ撃退策としては罠を使った捕獲が一般的ですが、このような法律の制限があるため自分での対策には限界があるのです。

注意点2.対策グッズの効果は一時的であることも

自分でできる対策ははじめのうちは効果が出ても、イノシシが慣れることで効果が弱まってしまうものも少なくありません。たとえば音や光を使った対策や忌避剤などは、イノシシが次第に慣れてしまうことが多いため効果は一時的な場合が多いでしょう。

しかし前述のとおり罠を使った捕獲には免許が必要なので、自分でおこなうことはできません。そのためもし自分で対策してみて効果がでなければ、次に説明する通り業者に依頼して撃退するのがおすすめです。

注意点3.自分での対策が難しいと感じたら業者に依頼

害獣駆除業者に依頼すれば、イノシシの防除だけでなく駆除・捕獲ができるため、高い効果が期待できます。駆除の知識もあるため被害状況に合わせて適切な措置を講じることができ、再発を防げるというのもメリットです。

ただし業者のなかには料金が相場より高いうえに措置が不十分である悪質な業者もあるので、依頼する前に適切な業者を選ぶ方法を抑えておかなければなりません。業者の選び方やおすすめ業者を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

まとめ

イノシシ対策方法にはさまざまなものがありますが、まずは家にあるイノシシが嫌う匂いがするものを使って忌避剤にするといったような手軽な方法からおこなうのがよいでしょう。それでも効果が出ないようであれば、電気柵を張るなどのより強力な対策をしてみてください。

また餌を与えないようにしたり畑の手入れをしたりすることも重要な対策です。そしてもし自分の対策では限界があると感じたら、業者に依頼するという方法もあります。業者であればイノシシを駆除・捕獲して確実に被害をなくせるので、被害がおさまらないようであればぜひ検討しましょう。

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