おすすめのムクドリ対策グッズは?
ムクドリ駆除する際に注意することはある?
ムクドリの対策グッズにはさまざまなものがあり、使用方法や正しい対策がわからず困ってしまいます。
正しい方法で対策グッズを使用しなければ効果は半減してしまうので、ムクドリの被害はなくならないでしょう。
そこでこちらの記事では、ムクドリのおすすめ対策グッズを7つ紹介し、それぞれの対策グッズの使い方や効果を解説します。
ムクドリ対策の注意点や駆除方法についても解説するので、ムクドリの被害をなくしたい方はぜひ参考にしてください。
ムクドリのおすすめ対策グッズ7選!
ムクドリ退治に効果的な対策グッズを7つ紹介します。
・スプレータイプの忌避剤
・ジェルタイプの忌避剤
・防鳥ネット
・電気ショック
・防鳥スパイク
・天敵の模型
・超音波
それぞれの対策グッズの効果や使い方について解説するので、使用する際の参考にしてください。
スプレータイプの忌避剤
スプレータイプの忌避剤はムクドリが嫌いな匂いを使って撃退する対策グッズで、屋根やベランダなどムクドリが飛来してとまる箇所に吹きかけることによってムクドリを近づけなくする効果があります。手軽に使用できる対策グッズであるため、屋根やベランダにムクドリがくるときはまず一度試してみるとよいでしょう。
ただしスプレータイプの忌避剤は持続効果が長続きせず、3~4時間程度で効果がきれてしまいます。
ジェルタイプの忌避剤
ジェルタイプの忌避剤は、スプレータイプと同じようにムクドリの嫌いな匂いを使って追い払う対策グッズであり、屋根やベランダなどムクドリが止まる場所に塗っておくことでムクドリを寄せ付けない効果があります。効果は1年以上続くものもあるため、一度塗ればスプレータイプのように頻繁に使用する必要はありません。
ジェルタイプの忌避剤はコーキングガンという専用の機器を使わなければならないため、使用するのに手間がかかるというデメリットがあります。
防鳥ネット
防鳥ネットは物理的にムクドリを来られなくする対策グッズであり、正しく使用すれば非常に高い効果が期待できます。ベランダなどに巣ができていても、防鳥ネットを使って侵入経路を塞いでしまえばムクドリは侵入できません。
対策グッズとして防鳥ネットを使用するのであれば、強度が強いものを隙間ができないようきれいに張ることを意識しましょう。
電気ショック
ムクドリに対して軽い電気ショックを与えるとその場所を危険とみなし、ムクドリが近づかなくなります。対策グッズとして電気ショックを使用する場合、ムクドリを傷つけず人が触れても危険がない程度の電圧で使用することが重要です。
機器の設置は自分でおこなうのが難しいため、使用する際は業者に依頼して設置することをおすすめします。
防鳥スパイク
防鳥スパイクとは土台に上向きの針が付いた害鳥対策グッズであり、ムクドリが止まるところに設置するとその場所にはムクドリが止まれなくなります。ムクドリが普段止まっている場所や狭い通路に設置することで、ムクドリを寄せ付けなくする効果があるでしょう。
防鳥スパイクは広範囲に使用するのには適していないため、防鳥ネットを張りにくい場所などに補強として使用するのがおすすめです。
天敵の模型
ムクドリはタカやフクロウなどの猛禽類を天敵としていますが、そのような天敵の模型を設置してムクドリを寄せ付けなくすることができます。ムクドリが模型を本物だと勘違いしている間は効果があるものの、模型だと気づけば効果はなくなるでしょう。
そのためこの対策グッズは一時的にしか効果を発揮せず、抜本的な解決策にはなりません。
超音波
超音波などムクドリが嫌いな音も対策グッズとして使えます。超音波器を使うほかムクドリが嫌う音声を流すという方法もあるため、テープに入れた音声を使用してもよいでしょう。
音と似た対策グッズにレーザーや光を使うといった方法がありますが、音や光のデメリットはムクドリが慣れると効果が半減してしまうという点です。
グッズを使わないムクドリ対策
対策グッズを使わずにムクドリ対策をおこなう方法もあります。2つの対策方法について解説するので、それぞれのやり方や効果をおさえましょう。
木の剪定をする
ムクドリが庭木に巣を作っている場合、庭木を剪定することでムクドリを寄せ付けない効果があります。庭木の枝が伸びていてそこにムクドリが集まっているなら、この対策方法を実践しましょう。
庭木の剪定は自分でおこなっても業者に依頼しても問題ありません。一度剪定しても枝が伸びてくればまたムクドリがとまれるようになるため、剪定は定期的におこなってください。
巣を撤去する
ムクドリは巣のある場所に戻ってきてしまうので、巣を撤去してムクドリが戻ってくるのを防ぎましょう。巣を撤去する際は、卵や雛がいないか注意してください。
のちほど説明するとおり、卵や雛を駆除すると法律違反で罰せられる可能性があります。またムクドリの巣にはダニやノミが多く付着しているため、撤去する際は手袋・マスク・ゴーグル等を必ず着用してください。
法律違反!?ムクドリ駆除をする際の注意点
ムクドリを捕獲したり殺傷したりすることは鳥獣保護法によって禁止されているため、無許可で駆除をおこなうことはできません。そのため対策グッズを使用してできるのはムクドリを追い払い、侵入を防ぐことに限られます。
巣を撤去する際も、卵や雛を駆除してしまうと法律違反になるため注意してください。
法律に違反すると100万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役という罰則があります。
自分で駆除する際はこのことを念頭に置き、ムクドリを傷つけることがない方法を用いて対策することが重要です。
自分で駆除できない場合は業者がおすすめ
ムクドリの対策は自分でおこなうのが難しく、使用できる対策グッズも限られています。
自分で対策しても効果が出ない場合には、業者に依頼するのもおすすめです。
狩猟免許をもった専門業者に依頼すれば、ムクドリを駆除してより効果の高い対策をおこなうことができます。
もっとも効果は業者によって幅があるので、高い効果を期待するのであれば依頼する業者を慎重に選ばなければなりません。
適切な業者を選ぶ方法やおすすめ業者について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
対策グッズには自分で手軽にできるスプレー駆除剤や、天敵の模型から使用してみるのがよいでしょう。効果がない場合には、防鳥ネットや電気ショックなど、より効果の高い方法を実践するのがおすすめです。
庭木の剪定や巣の撤去など、対策グッズを使わない方法も同時におこなうとより高い効果があります。対策をおこなう際はムクドリを傷つけないよう注意し、効果がでないようであれば業者に依頼して駆除してもらいましょう。