おすすめのコウモリ駆除アイテムは?
コウモリを寄せ付けないおすすめ商品は?
コウモリは騒音被害やフンによる悪臭、そして感染症の健康被害といった、さまざまな害悪をもたらします。
コウモリからの被害を減らすためには、忌避剤を適切に使って家の中から追い出し、侵入を防ぐことが重要です。
こちらの記事では忌避剤の選び方を解説したうえで、おすすめの忌避剤を厳選して10つ紹介します。
100均などにも対策グッズはありますが、高い効果を期待するのであれば100均ではなくきちんとしたものを選ぶべきです。
忌避剤を使いこなしてコウモリを撃退し、被害に遭わない快適な環境を作りましょう。
知っておきたい!コウモリ駆除・撃退する時の注意点
まずコウモリは勝手に駆除することはできず、自分でできる対策はコウモリを追い出し家の中への侵入を防ぐことに限られます。
これはコウモリが鳥獣管理保護法によって保護されているためです。狩猟免許を持った専門業者などでない限り、コウモリを自分で駆除するには役所の許可を得なければなりません。
もしこれに違反して無断でコウモリを駆除すると、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられることがあります。
またコウモリのフンにはダニ・ノミが集まるうえにさまざまな病原菌がいるので、駆除の際マスクと手袋の着用は必須です。
フンや巣があった場所はきれいに掃除したうえで、除菌・消毒を徹底してください。
コウモリの撃退グッズを選ぶ際のポイント
コウモリ撃退グッズを選ぶ前にまず、選び方のポイントを押さえておきましょう。効果・目的と使用場所・タイプに分け、それぞれ選び方のポイントについて解説します。
選び方1.効果・目的
自分でできるコウモリの撃退方法としては、大きく分けて住み着いているコウモリを追い出す方法と、コウモリの侵入を防ぐ方法の2つがあります。
まずは目的を明確にしたうえで、それに合った効果を発揮するものを選ぶとよいでしょう。
コウモリを追い出すときは、基本的にコウモリが嫌う成分が含まれている駆除剤を使います。侵入を防ぐ対策としては、コウモリの苦手な匂いを使った忌避剤を置くか、ネットをつかって物理的に侵入を防ぐのが有効です。
選び方2.使用場所・タイプ
撃退グッズは使用場所に応じて使い分けましょう。
忌避剤には直接吹きかけるスプレータイプ、煙を広範囲に行きわたらせる燻煙剤タイプ、置いておくだけで効果が出るジェルタイプがあります。
巣やコウモリに直接使用するならスプレータイプを使い、ジェルタイプはコウモリの侵入しそうな箇所に設置します。燻煙剤は広範囲に忌避効果を発揮しますが、室内でしか使うことができません。
それぞれのタイプの使用用途を把握したうえで、適切に使いこなすとが大事です。
コウモリのおすすめ撃退策グッズ10選!駆除剤・忌避剤など
撃退グッズには忌避剤をはじめとしネットや亀裂の充てん剤など、さまざまなものがあります。全部で10つの対策グッズをまんべんなく紹介するので、使用用途に合わせて最適なものを選んでください。
おすすめグッズ1.イカリ消毒 スーパーコウモリジェット
天然のハッカ油を成分とした、エアゾールスプレータイプの駆除剤です。
ハッカはコウモリが嫌う匂いなので忌避効果があり、人体にも安全な成分なので安心して使用できるのがメリット。針ノズルが付いているため戸袋や壁の隙間などにもスプレーが届きます。最大6mの強力ジェット噴射なので、奥に潜んだコウモリまで一掃できるでしょう。
おすすめグッズ2.アース製薬 ネズミ一発退場
こちらはネズミ駆除用の燻煙タイプの忌避剤ですが、コウモリが嫌いなハッカを成分に含むためコウモリを寄せ付けない効果もあります。
燻煙タイプの忌避剤は、スプレーなどでは手の届きにくい天井裏などにいるコウモリを追い出すときにとても便利でしょう。使用後2〜3時間放置するだけで簡単にコウモリを駆除できるので、手軽に使えます。
おすすめグッズ3.イカリ消毒 モグラクリン
錠剤タイプの忌避剤で、設置することでコウモリを寄せ付けない効果があります。1ヶ月程度の忌避効果を発揮するため、スプレータイプの忌避剤よりも持続力があることが特徴。
ただし成分に使われているナフタリンは人体に有害な成分ではないものの、強いにおいを発します。そのためにおいが苦手な人には不向きな場合もあるので注意してください。
おすすめグッズ4.エビオス ハートジェル
ジェルタイプの忌避剤で、コウモリがとまる箇所に直接塗布して使用します。成分に含まれるカプサイシンやメントールはコウモリが嫌うにおいであり、塗布した部分はベタベタした不快感があります。
そのためコウモリがとまることを防ぎ、傷つけることなくコウモリを追い出すことが可能です。使用する際は専用のコーキングガンが必要なので、こちらは別途用意しなければなりません。
おすすめグッズ5.イカリ消毒 コウモリいやがる袋
コウモリの嫌いなハッカの成分を袋に包んだ忌避剤です。粘着剤で貼り付けられる仕様になっているため、戸袋・屋根裏・軒下など気になる箇所に貼る・吊るすといった方法で使用しましょう。
2周週間〜1ヶ月程度効果が持続するので、スプレータイプよりも効果持続が長いのが特徴です。即効性のあるスプレータイプと併用すると、より高い効果を発揮します。
おすすめグッズ6.SHIMADA コウモリ寄せつけない
容器ごと設置するだけでコウモリを寄せ付けない効果がある、置き型の忌避剤です。
コウモリが嫌いなハッカのにおいを使ってでコウモリを追い出すため、人体に有害な成分を含まず安全に使用することができます。2ヶ月程度効果が持続するので、忌避剤の中でも持続期間が長いのが特徴でしょう。小分けして使用したい箇所に分散して使用することもできます。
おすすめグッズ7.YYjop 超音波動物撃退器
害獣撃退用の超音波発生器です。コウモリは超音波を発することで暗闇の中でも自分の位置を把握できますが、超音波発生器などを使えば飛行を邪魔する効果があります。
ただしコウモリは自分で発する波長を変えることができるため、慣れてしまうと高い効果を発揮できません。他の対策グッズと併用するのがおすすめです。
おすすめグッズ8.Rimikuru 銅ネット
壁や天井裏の隙間、ベランダなどのコウモリに侵入される箇所に吊るして張っておくことで、コウモリの侵入を防ぐことができる侵入防止ネットです。銅製であり雨が降っても錆びることがないため、屋外でも安心して使用できます。
スプレータイプの忌避剤などでコウモリを追い出したあとに使用し、コウモリが再び戻ってくることを防ぎましょう。
おすすめグッズ9.セメダイン 目地シール
壁に入った亀裂や屋根裏の小さな隙間を埋めるのに使用する、亀裂用充てん剤です。
ネットを張っても防げないような小さな隙間を埋めるのに使用しましょう。コウモリは1cm程度のごく僅かな隙間からでも侵入してくるため、万全に対策するためにはしっかりと隙間を埋めることが大事です。
おすすめグッズ10.JEONJINBIO バードフリー
ジェルタイプの忌避剤で、味覚、臭覚など4つの感覚を刺激することでコウモリを追い払います。
耐熱性・耐候性に優れているため、屋外でも安定して効果を維持できます。効果は1〜2年持続するため、ジェルタイプの忌避剤の中でも非常に長持ちする点が大きなメリットといえるでしょう。
自分でコウモリ退治ができない時は駆除業者がおすすめ
コウモリを寄せ付けないための対策は駆除剤を使って自分でもできますが、本格的に撃退するには役所から許可を得なければなりません。
駆除には道具の準備も必要なため、自分ですべておこなうのには大きな手間がかかります。
そのためコウモリを完全に撃退したいのであれば、業者へ駆除を依頼するのもよいでしょう。
業者の選び方やおすすめ業者に関しては、下記に記事を参考にしてください。
まとめ
自分でできるコウモリの対策方法には、住み着いているコウモリを追い出す方法とコウモリの侵入を防ぐ方法の2つがあります。
コウモリを追い出す際に使用する忌避剤にはスプレータイプ・燻煙剤・ジェルタイプなどさまざまな種類があるので、用途に応じて適切に使い分けてください。
侵入を防ぐ対策としてはコウモリの苦手な匂いを使った忌避剤を置くか、ネットを使って物理的に侵入を防ぐのが有効です。
目的を明確にしたうえで撃退グッズを使い分け、正しい駆除方対策を実践しましょう。