害獣駆除

自分でできるコウモリの駆除方法|効果的な対策・撃退法や注意点など解説

自分でできるコウモリの駆除方法|効果的な対策・撃退法や注意点など解説

家にコウモリが住み着いていることがわかり、自分でできる退治方法や対策がわからず困っている方もいるでしょう。コウモリを自分で撃退するためには、生態や被害を理解し適切な対策を立てることが重要です。

こちらの記事ではコウモリの生態や被害の内容について説明し、家庭でできる具体的な駆除・対策方法や駆除の注意点について詳しく解説します。家庭でできる駆除や予防対策方法を理解し、自分でもコウモリを撃退できるよう正しい知識を身に付けてください。

コウモリとは?生態や特徴、活動時期など解説

コウモリとは?生態や特徴、活動時期など解説

コウモリは哺乳類で唯一空を飛べる生物です。

多くの種類は森林や洞窟、トンネルなど自然に生息していますが、アブラコウモリは人家の軒下や屋根裏に生息します。つまり都市部で目にする多くのコウモリはアブラコウモリということになるでしょう。

コウモリは基本的に暗くて湿度が高い場所を好み、人家に住む場合には屋根裏(天井裏)・屋根瓦の下・壁の中などを住みかとすることが多いです。夜行性で夕方頃から活動を開始し、蛾やハエなどの昆虫のほか果物・野菜・肉なども食べます。

4月~10月にかけてが主な活動時期であり、11月~3月のあいだは冬眠に入るため基本的に活動することはありません。コウモリの繁殖期は初夏の時期であり、一度に1~3匹ほどの子どもを産みます。

コウモリによる被害

コウモリによる被害

コウモリが家に住みつくと、以下のような被害が出ます。

・鳴き声や羽音の騒音
・糞尿による悪臭や衛生面
・ノミ・ダニ・感染症などによる健康被害
・糞尿による建物の損傷

それぞれどのような要因でどういった被害が出るのか、解説します。

被害1.鳴き声や羽音の騒音

コウモリは羽音をたてて飛び回ったり「キイキイ」といった高音のなき声をあげます。コウモリのなき声は高周波であるため人には聞こえないといわれますが、種類によっては人間にも聞こえる鳴き声を上げるため一概にはいえません。

またコウモリは夜行性であるため人が寝静まった夜中に活動するので、騒音がひどいと睡眠を妨げる原因になるでしょう。そして家に住み着いたコウモリが繁殖して数が増えればそのぶん騒音も増えるため、被害はより一層深刻になります。

被害2.糞尿による悪臭や衛生面

コウモリの糞尿を掃除することなくそのままにしておくと、悪臭が発生します。

糞尿が発生したらすぐに処分しなければなりませんが、処分する際は素手で触らないように注意してください。コウモリのフンにはダニ・ノミが大量に潜んでいる可能性があるうえ、感染症の原因となる病原菌を持っています。

またフンを放置しておくと崩れて風に舞い、体内に吸い込んでしまう恐れもあるでしょう。処理する際は手袋とマスクを付け、フンのあった場所をしっかり除菌・消毒します。

被害3.ノミ・ダニ・感染症などによる健康被害

コウモリの糞尿にはノミ・ダニが集まるので、ノミやダニが家のなかに発生します。

ノミ・ダニに噛まれたときの症状は、腫れや痒み、アレルギー性皮膚炎などです。またコウモリからハンタウイルス感染症やヒストプラズマ症といった感染症がうつる危険もあります。

ハンタウイルス感染症にかかると発熱・嘔吐といった症状が出て、死に至ることもあるので注意してください。ヒストプラズマ症は症状があまり出ないことも多いですが、肺に入ると肺炎を起こして発熱・咳といった症状を発症する可能性があります。

被害4.糞尿による建物の損傷

コウモリは屋根裏や壁のなかに侵入して巣を作り、そこで糞尿を排泄するため建物の腐食によって損傷することがあります。

わずかな隙間からでも中に入ることができるので、知らぬ間に家の隙間に入って巣を作っていることも多いでしょう。さらに糞尿が溜まっていることに気付かずそのまま放置しておくと、他の害虫を呼び寄せてしまうかもしれません。

このようにして家屋を侵食する害虫が増えることで、さらに建物を損傷する恐れがあるのです。

自分でできるコウモリの駆除・対策方法6選

自分でできるコウモリの駆除・対策方法6選

自分でできるコウモリの駆除・対策方法として、以下の6つを解説します。

・まずは住み着いている場所を把握する
・忌避剤を使用して追い出す
・ハッカ油で近寄らせない
・超音波を使って撃退する
・LEDなど強い光を使用する
・侵入経路を防ぐ

どれも家庭でできる撃退策なので、ぜひやり方を覚えて実践してください。

対策1.まずは住み着いている場所を把握する

住みかを特定しなければ対策のしようがないので、まずは家の中のどこから入ってきてどこに住み着いているか、あらかじめ把握しておきましょう。

屋根裏や壁の中、換気口の隙間にエアコンの配管の中などがコウモリの住みかとなりやすいため、これらの箇所をよく探してみてください。フンがみつかればその付近に巣がある可能性が高いので、フンの場所も手掛かりになります。

対策2.忌避剤を使用して追い出す

コウモリが苦手なものや嫌いな匂いを使った忌避剤を使うことで、コウモリを追い出すことができます。忌避剤には主にスプレータイプ・燻煙剤タイプ・ジェルタイプなどがあるので、うまく使い分けてください。

巣に直接吹きかけるならスプレータイプの忌避剤が効果的です。ただしスプレータイプは数時間で効果が切れてしまうため、巣から出ている間に侵入防止対策をしなければなりません。

持続時間を重視するならジェルタイプが向いており、容器に入れて置いておくだけで数ヶ月忌避効果を発揮します。そして広範囲に効果を行きわたらせたいなら、燻煙剤が向いているでしょう。

対策3.ハッカ油で近寄らせない

コウモリはハーブのような強い匂いを嫌うため、ハッカ油はコウモリを寄せ付けない効果があります。

使用方法はスプレータイプの忌避剤と同じであり、コウモリの巣とその付近に撒いておけばコウモリは寄り付きません。ハッカ油は天然成分で作られているので人体にも優しく、スプレーも自分で簡単にできるため、エアゾール系のスプレーが苦手という方にはおすすめです。

対策4.超音波を使って撃退する

コウモリは超音波を発することで暗闇の中でも自分の位置を把握できますが、超音波発生器を使えば混乱させることができます。そのため超音波はコウモリを寄せ付けなくする効果があります。

ただしコウモリは自分で発する波長を変えることができるので、超音波に慣れてしまうと効果を発揮しません。そのため超音波の効果は限定的といえるでしょう。

対策5.LEDなど強い光を使用する

コウモリは明るい光を嫌うので、LEDなど強い光を使用して追い出すことができます。ひとまず家の中から追い出すという目的であれば有効な対策でしょう。

ただしそのうちコウモリの目が光に慣れてしまい、また元の場所に戻ってきてしまいます。そのため長期的な対策にはならないので、侵入経路を塞ぐなどの対策と合わせておこなわなければ効果は低いでしょう。

対策6.侵入経路を防ぐ

コウモリを追い出すことに成功したら、侵入経路を塞いで再び戻ってくることを防がなければなりません。コウモリはわずかな隙間からでも侵入してくるので、侵入経路になり得る部分には念入りに対策を施しましょう。

壁や屋根の亀裂は、シーリング材を使って塞げます。換気口など空気を通す必要がある箇所には、ステンレス金網やパンチングメタルを使うとよいでしょう。エアコンダクトの穴などにはパテがおすすめです。

それぞれ適切な方法で、きちんと経路を塞いでください。

コウモリの駆除は春・秋がおすすめ

コウモリの駆除は春・秋がおすすめ

まず繁殖期である夏の前に退治できればコウモリが増えることを防げるので、春はコウモリの駆除に適した時期です。

また駆除に適しているのはコウモリが活発に活動している時期ですが、冬になるとコウモリは冬眠に入るためほとんど動かなくなります。そのため冬眠に入る前の季節である秋も、コウモリ退治には適した時期といえるでしょう。

春と夏の間である7~8月くらい時期に関しては、生まれたばかりの幼獣が生息している可能性があります。この時期に退治すると幼獣が死んでしまう可能性があり、そうなると死骸をと除くのが大変なうえにのちほど説明する通り法律違反になるので、注意してください。

自分でコウモリを駆除する前と後の注意点

自分でコウモリを駆除する前と後の注意点

コウモリを駆除する際に注意しておくべきことについて解説します。

駆除前と駆除後に分けて解説するので、それぞれの注意点をしっかり抑えておきましょう。

自分で駆除する前の注意点

コウモリは鳥獣管理保護法という法律によって保護されており、捕獲・駆除するには役所への申請が必要です。つまり勝手に退治することはできないため、自分でできる対策はコウモリを追い出すような方法しかありません。

鳥獣保護管理法に違反すると1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられることがあるので、注意してください。また忌避剤として使えるものは市販品を含めさまざまな種類がありますが、どれも確実に効果があるものではありません。

効果も一時的なものが多く、一度追い出すだけではまたすぐに戻ってきてしまうことに留意しておく必要があるでしょう。

自分で駆除した後の注意点

駆除後の注意点としては、まず侵入経路を塞ぐことです。駆除方法はたくさんありますがどれも次第に効果が薄れるため、最終的には侵入を防いで家の中に入らないよう対策しなければなりません。

侵入を防いだら、残った巣や糞尿をきれいに掃除する必要があります。掃除の際は手袋とマスクを必ず着用し、直接素手で触れないよう十分に注意してください。特にフンはダニ・ノミの発生させるうえに感染症の原因にもなるため、きちんと薬剤を使って消毒することが大事です。

家庭でコウモリ退治ができない場合は駆除業者がおすすめ!

家庭でコウモリ退治ができない場合は駆除業者がおすすめ!

コウモリを確実に追い出すためには生態を理解したうえで適切に駆除し、侵入経路を塞がなければなりません。

しかし家庭でできる対策には限界があるため、自力で完璧に駆除・対策するのは困難でしょう。ちなみにコウモリの駆除には狩猟免許が必要なので、保険所などが直接駆除することもできません。

そこで駆除から再発防止対策まで確実におこなうためには、基本的に専門業者への依頼が一番でしょう。具体的にどのようなケースで依頼するべきかについては、以下の記事を参考にしてください。

(内部リンク)

まとめ

家に住み着いたコウモリを放置していると、糞尿による悪臭や健康・騒音被害などさまざまな悪影響があります。

市販の忌避剤やハッカ油スプレーなど、家庭でできる駆除方法もあるのでまずは手軽な方法から試してみましょう。ただしコウモリの生態を理解したうえで適切な対策をしなければ、コウモリを追い出すことはできません。

きちんと対策しなければ被害が拡大するので、自力での駆除が難しいと感じたら業者に依頼して駆除してもらうことも検討しましょう。

火災保険を申請すると平均91万円の保険金受け取れます!

火災保険申請ドットコム

-害獣駆除

Copyright© コストモンスター , 2022 All Rights Reserved.