ノミ駆除にハッカ油がいいって本当?
ハッカ油スプレーの作り方は?
ハッカ油が害虫除けになると聞いたことがあり、実際に効果があるのかどうか気になっている方もいるでしょう。
しかしそもそもハッカ油とはどのようなものなのか、ハッカ油スプレーはどうやって作るのかわからないという方も多いと思います。
こちらの記事ではハッカ油の効果やハッカ油スプレーの作り方について、詳しく解説します。
ノミ以外の害虫への駆除効果やハッカ油以外の自作トラップの作り方も解説するので、ノミをはじめとした害虫の被害にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
【結論】徹底的に駆除するなら業者がおすすめ
ノミが大量発生したり、発生原因や場所がわからなかったりすると、どのように対策すればいいのかわかりませんよね。
また、一時的に退治できたとしても、発生源などを把握していないと再発してしまう可能性もあるでしょう。
しかし、専門駆除業者に依頼すれば、徹底的に駆除することが可能です。
ノミの生態や発生原因の調査、それに合わせた駆除方法などを熟知しており、赤ちゃんやペットがいても身体に害がないように対応してくれます。
その中でも、おすすめの業者は「害虫駆除110番」です。
害虫駆除110番は、ノミの他にもシロアリ・ハチ・ゴキブリ・クロアリ・ムカデ・ヤスデ・トコジラミといった害虫駆除をおこなっており、実績は豊富といえるでしょう。
また、3000店を超える加盟店があるため全国対応しており、出張費は無料です。
住んでいる地域に関わらず依頼ができ、24時間365日対応なので、急な依頼でも問題ありません。見積もり後の追加料金も発生せず、明朗会計なので安心して利用できますので、お気軽に相談してみてください。
ノミ駆除にはハッカ油(ミント)が効果的!
ハッカ油とは、ミントの1種であるハッカソウを乾燥させてその成分を抽出したオイルのことです。ハッカ油にはノミが嫌う成分が入っているので、部屋にまいているとノミの発生を予防する効果があります。
清涼感のある爽やかな香りに加えて殺菌効果・消臭効果があり、安全性も高いため、ハッカ油スプレーはノミ予防として非常に使いやすいアイテムといえるでしょう。
ハッカ油(ミント)以外に効果があるもの
ハッカ油以外にもノミの駆除・予防効果があるハーブがいくつかあります。
・ペニーロイヤルミント
・ラベンダー
・ユーカリ
・ローズマリー
・レモングラス(レモン汁)
ハッカ油以外にも、上記のようなハーブや柑橘類がノミ駆除・予防効果を発揮します。その他にものちほど解説しますが、ノミの習性を利用した水と光を使う自作のノミ駆除トラップも効果的です。
ハッカ油スプレーの作り方は?ノミを効率的に退治しよう!
ハッカ油スプレーを作るうえで必要なものや、具体的な作り方・使用方法を解説します。必要なものはすぐに手に入るもので作り方も簡単なため、誰でも作れて非常に便利です。
ハッカ油スプレーを作ったら、いろいろな使用方法で試してみましょう。
ハッカ油スプレーに必要なもの
まずハッカ油スプレーを作るために、以下のものを準備してください。
・ハッカ油…5~6滴
・無水エタノール…10ml
・精製水…90ml
・スプレーの容器…1つ
水道水には塩素が含まれており、虫よけに必要な成分を分解してしまうので、水道水でなく精製水を使用しましょう。ただし精製水は水道水よりも菌が繁殖しやすいため日持ちしないというデメリットがあります。
またスプレー容器はポリスチレン製だとハッカ油の成分で溶けてしまうので、ポリスチレン以外のものを使用してください。無水エタノールは日本酒・焼酎など濃度の高いアルコールで代用することも可能です。
ハッカ油スプレーの作り方
ハッカ油スプレーの作り方の手順は、以下のとおりです。
①最初に無水エタノールとハッカ油を混ぜておく
②スプレーボトルに①と水を入れて混ぜる
水はそのままだとハッカ油と分離してうまく混ざらないため、最初に水と無水エタノールを混ぜておきます。そうすることで水とハッカ油が分離するのを防ぎ、うまく混ざり合うようになるのです。
もっとも無水エタノールの使用は必須ではなく、アルコールの成分が苦手な方は水とハッカ油だけで作ることもできます。その場合には水とハッカ油が混ざるよう、毎回スプレーボトルを振ってから使用してください。
ハッカ油スプレーの使用方法
ハッカ油スプレーは以下のように様々な使い方ができます。
・室内や玄関に吹き掛ける
・肌につける
・掃除に活用する
・ディフューザーとして使う
まずは室内や玄関などで、ノミの発生が気になる箇所にスプレーを吹き掛けましょう。スプレーしたところには、ノミが寄り付きにくくなります。またハッカ油は人の体につけても安全なので、肌につけることで虫よけ対策になります。
他にも酢と重曹を混ぜて油汚れを落としたり、クエン酸と合わせて水垢落としに使ったりと、掃除を兼ねて虫除け対策をすることも可能です。さらにディフューザーに使えばアロマとして楽しむこともできるでしょう。
ハッカ油以外の自作トラップの作り方
ハッカ油はノミを避けることができても殺虫効果があるわけではありません。
そこでノミを退治するためにおすすめなのが、自作トラップを作って仕掛けることです。ここではノミ退治の自作トラップに必要なものや作り方、トラップを仕掛ける最適な場所について解説します。
ノミ駆除の自作トラップに必要なものと作り方
ノミ退治の自作トラップに必要なものは、以下のとおりです。
・水を張る容器(洗面器等)
・水(約300ml)
・中性洗剤
・デスクライト
ノミ退治のトラップは、光に集まってくるノミの習性を利用したものです。
水を張った洗面器等の容器に中性洗剤を数滴垂らし、容器をライトで照らせば完成です。光に集まったノミが容器に飛び込むと中性洗剤の効果で底に沈みこむので、放置しておくだけで自然にノミを駆除することができます。
トラップを仕掛ける最適な場所
トラップを仕掛けるうえで、より効果が高くなる最適な場所があります。
・電気を消して暗くした部屋
・ライトの光が遮られない場所
トラップは光に集まるというノミの習性を利用したものなので、ライトの光が目立つ場所に設置しなければなりません。そのため部屋の電気がついて明るい部屋ではライトの光が目立ちにくく、トラップの効果が半減してしまいます。
トラップは夜間の消灯後など、暗い部屋で使用するようにしましょう。また家具の裏側などに設置すると光が遮られてしまい、ノミをおびき寄せられないので、部屋の中央などの光が遮られない場所に設置すると効果的です。
ハッカ油はノミ以外の害虫にも効果的?
ハッカ油はノミ以外の害虫にも駆除・予防効果を発揮するので、ノミの駆除のほかにもさまざまなシーンで活用できます。
たとえばハチ・アブといった虫もハッカ油の香りが苦手なので、山や公園などに外出するときハッカ油スプレーを肌にかけておくとハチやアブが寄り付かなくなります。またゴキブリが食べられない塩にハッカ油をかけて置いておくと、ゴキブリを寄せ付けなくすることも可能です。
そして夏は蚊の多い季節ですが、ハッカ油は蚊にも効くので部屋や肌にスプレーを吹き掛ければ蚊に刺されるのを防げます。このようにハッカ油スプレーは、さまざまな害虫を寄せ付けない効果があるため、ノミ以外にも気になる害虫がいればぜひ活用してみてください。
まとめ
ハッカ油はノミをはじめとした多くの害虫が嫌う成分が含まれているので、さまざまなシーンで活躍します。作るのが簡単であるうえ安全性も高いため、手軽に使うことができるのも嬉しいポイントでしょう。
もっともハッカ油スプレーではノミを避けられても退治することは難しいため、ノミを駆除・退治するときは水と光を使ったトラップを使うという手段もあります。こちらも水を張った容器に中性洗剤を垂らし、ライトで光をあてるだけで簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
ノミ駆除の対策は自分でできることもたくさんあるので、ノミの被害に悩んでいる方はまずハッカ油スプレーなど手軽にできる対策から実践してみましょう。