コロナ禍によりフードデリバリーサービスの需要が驚くほど高まり、日に日に利用者数が増えてきています。
2020年10月に日本でのサービスを開始し、急速に利用エリアを拡大しているWoltは、今最も注目を集めているフードデリバリーサービスです。
WoltはUberEatsと比較してもメリットが多く、レストランパートナーとしての加盟を検討しているお店もたくさんあります。
今回は、Woltの加盟店として登録する方法や出店できるエリア、加盟店になるメリットなどを詳しくご紹介しましょう。
「Woltで出店する方法を知りたい」「ほかのフードデリバリーサービスとの違いを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
Wolt(ウォルト)の仕組み|既存のフードデリバリーとの違い
まずはWoltの仕組みについて、既存のフードデリバリーと比較しながらご紹介していきましょう。
既存のフードデリバリーとは、レストランなどの飲食店が行う出前サービスのことです。
この場合、注文者が飲食店に電話やインターネットで注文し、出来上がった料理をその飲食店の従業員が配達するという仕組みになっています。
出前サービスを行うためにはそれだけの人手が必要になり、通常の店舗営業をしながらでは難しいケースもあるでしょう。
そういった問題点を解決したのが、Woltのような「新しいフードデリバリーサービス」と呼ばれる存在なのです。
Woltの加盟店になると、配達を専門に行う配達パートナーが、飲食店が作った料理をお店まで取りに来て注文者のもとへ届けてくれる仕組みになっています。
この方法のおかげで、デリバリーサービスを導入しやすくなったお店もたくさんあるでしょう。
Wolt(ウォルト)の加盟店登録のエリア|すぐに出店ができる地域は?
Woltは日本でサービスを開始してからまだ日が浅いこともあり、出店できるエリアが限られています。加盟店になりたいと思っても登録できない可能性があるため、事前にエリアを確認しておきましょう。
2021年2月現在、Woltの加盟店に登録できるのエリアを一部ご紹介します。
東京都 | 渋谷区・港区・新宿区・目黒区・世田谷区・品川区・千代田区・中央区の一部地域 |
札幌市 | 中央区・西区・北区・東区・白石区・豊平区・山の手・宮の森・南郷地区の一部地域 |
旭川市 | 川端町・旭町・旭川市東・豊岡・旭川市南・神楽 |
仙台市 | 青葉区・宮城野区・若林区・太白区の一部地域 |
広島市 | 中区・南区・西区・東区・安芸郡府中町・安佐南区の一部地域 |
岡山市 | 南区・中区・北区の一部地域 |
福岡市 | 中央区・博多区・南区・早良区・城南区の一部地域 |
Wolt(ウォルト)の加盟店登録方法|レストランパートナーになる方法
Woltの加盟店に登録し、レストランパートナーになるには、Woltの公式ホームページから申し込みが必要です。
申し込みフォームに店舗名や住所・電話番号などの情報を入力して送信すると、Woltのスタッフから連絡がきます。
営業許可証や口座情報などの必要書類を提出し、審査を受けてください。審査を通過すれば契約締結という流れです。
契約後の流れとしては、まず、掲載メニュー写真の撮影をします。
30品まではプロのカメラマンが無料で撮影してくれるため、どのメニューの撮影を依頼したいか考えておきましょう。その後、注文受付タブレットを受け取り、掲載メニューの登録をすれば完了です。
以上の方法でWolt加盟店として営業を開始することができます。
Wolt(ウォルト)の加盟店が支払う手数料|UberEatsと比較して安い?
Woltの運営は、加盟店から支払われる売上手数料で成り立っています。加盟店になるにあたって、手数料をいくら支払わなければならないのか不安に思う方も多いでしょう。
Woltの加盟店になった場合、お店がWoltに支払う手数料は売上の30%です。これはUberEatsなどほかのフードデリバリーサービスと比較しても安く、業界でもトップクラスといわれています。
支払わなければならない手数料が安い仕組みなのは、加盟店にとっては大きなメリットになるでしょう。その他、初期費用は一切かからないので安心してください。
Wolt(ウォルト)で出店するメリット
Woltのレストランパートナーになり、出店することで、以下のようにさまざまなメリットがあります。ほかのフードデリバリーサービスにはない、Woltならではのメリットも多いです。
Woltの加盟店になるか検討している方や、ほかのフードデリバリーサービスと迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
販路拡大による売上アップ
Woltでの出店は販路拡大による売上アップにつながります。出前サービスを始めたいと思っていても、何かと費用がかかるので難しいお店も多いでしょう。
Woltで出店すれば、飲食店が独自に行う出前サービスと違い、配達のための人員や車両の確保は必要ありません。
また、デリバリーサービスをPRするための広告を作成したり、ポスティングしたりすることも不要なので、全体的にプラスの要素が大きいのです。
料理を作ればWoltの配達員に配達してもらえるので店内の回転率を気にする必要ないでしょう。
新規ユーザーへのアプローチで客層アップ
Wolt加盟店になることは新規ユーザーに対するアプローチにもつながります。
フードデリバリーサービスに注目が集まっている今なら、これまでとは違ったユーザー層にもお店のことを知ってもらえる可能性が高くなるでしょう。
客層のアップは飲食店にとって大きなメリットです。
また、Woltはリピーター率が高いフードデリバリーサービスとして知られているため、飲食店もリピーターとして利用してもらえる確率が高まるのではないでしょうか。
UberEatsと比べても手数料が安い
前述したように、Woltの加盟店が支払う手数料はUberEatsより安いのが特徴です。
対象エリアが広範囲でユーザー数が多いUberEatsですが、手数料は毎月売上総額の35%と、Woltに比べて5%も高くなっています。
5%の違いは利益率にすると非常に大きな差なので、加盟店にとっては見逃すことのできないポイントになるでしょう。
ほかのフードデリバリーサービスと比較しても手数料が安いというのは、大きな魅力です。
他のデリバリーサービスの配達員と比較して質が高い
Woltの配達員は他のデリバリーサービスの配達員と比較して質が高いといわれています。Woltの配達員になるには、適正テストに合格しなければならないという仕組みです。
誰でも配達員になれるわけではなく、配達員としての一定の条件を満たしている必要があるのです。テストに合格した人だけが配達員として働いているため、全体的に高い評価を得られるのでしょう。
また、配達員への交通教育などをしっかり行っているのも、Woltならではの魅力です。
サポートセンターの対応が良い
Woltはサポートセンターの対応が良いことでも知られています。質問やクレームの対応が非常に速く、1分以内に返信がくる場合がほとんどです。
「連絡してもつながらない」「返信がこない」ということはまずありません。
何らかのトラブルが発生した場合は、飲食店や配達員に状況を確認し、迅速に解決方法を提案してくれる仕組みになっています。
この対応の丁寧さ・迅速は、UberEatsなどほかのフードデリバリーサービスにはない魅力として話題を集めているのです。
まとめ
このようにWoltには売り上げアップや新規顧客の獲得、宣伝効果などさまざまなメリットがあります。正直なところ入れないメリットはほとんどありません。
今後エリアも拡大していくことが期待されているので、サービスが始まって間もないこのタイミングでデリバリーサービスのなみにしっかり乗っておきましょう。
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