【事例あり】会社紹介動画とは?制作する7つのメリットとポイント、活用方法を徹底解説!

動画コンテンツが一般的になっている昨今、企業でもホームページに動画を載せ、SNSやYouTubeなどで動画コンテンツを活用していくことが主流となってきました。

これから動画制作をお考えの企業の広報を担当する方の中には、

「会社紹介動画を作りたいけど、どんな動画を作ればいいんだろう」
「会社紹介動画を作るとどんな効果やメリットがあるのだろうか」

と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

そこで本記事では、以下の点を解説していきます。

・会社紹介動画の種類
・会社紹介動画を制作するメリット
・活用シーンや制作時のポイント

実際の活用事例もご紹介していますので、ぜひご参考にしてみて下さい。

目次

会社紹介動画とは?企業紹介動画の種類も紹介!

会社紹介動画とは、企業の概要や商品サービスなど企業のブランディングやPR、様々な情報を伝えるために制作される動画です。

企業理念や雰囲気といった非言語的な部分をビジュアル化することで、情報を分かりやすくスムーズに伝達できることが可能。主に以下のような効果が期待できます。

・会社の認知度や信頼度を高める
・短時間で効率的に魅力を伝える
・理念やビジョンなど非言語でわかりにくい会社の雰囲気を伝え、共感や親近感を高める
・事業内容や提供している商品・サービスを分かりやすく伝える

一口に会社紹介動画といっても、目的やターゲットによって動画の内容や作り方は大きく変わります

例えば、同じ企業を紹介する動画コンテンツでも採用のための動画なのか商品・サービスを紹介していく動画なのかでは内容は大きく異なってくるでしょう。

会社紹介動画は切り口によって「事業紹介型(商品・サービスなど)」「インタビュー型」「コンセプト型」の大きく3つに分類されます。

事業紹介型

会社紹介動画の中で最も一般的なのが、会社概要や商材・サービスなど事業内容を中心に紹介していく事業紹介型動画です。

以下のような内容をメインに盛り込み、顧客や取引先、求職者に自社への信頼を高める用途で使用されます。

・会社の歴史
・実績
・代表者メッセージ
・主力となる商材・サービスの説明・紹介

テキストにすると分かりづらく長くなりがちな内容も、動画にすることで短時間で全体像を理解することができます。

抽象的な概念や商材・サービスなどが難解で伝えにくい場合も、図やグラフ、アニメーションなどを使用することで平易に理解できるため、納得感や安心感を高めていくことにも有用です。

インタビュー型

社内で働く社員やスタッフへのインタビューを中心に作成された動画です。

インタビュー型動画のメリットは、

・働きがいがリアルに紹介できる
・職場の風景が見える
・雰囲気が伝わる

など、見る人に親近感を抱いてもらったり雰囲気を伝えやすいこと。「どんな人が働いているんだろう」「どんな仕事をするのかな」といった職場のリアルな声を伝えやすいので、採用動画として活用されることが多いです。

時間は5分以内に収まることが多く、それほど凝った演出や編集が必要ないため費用も抑えめに制作できることもポイント。普段は見えない会社の一面を見ることで、視聴者の不安を解消したり、「こんな会社で働きたい」と思ってもらいやすい動画です。

コンセプト紹介型(ブランドメッセージ)

コンセプト紹介型は、企業が大切にしている理念・コンセプトに焦点をあて制作する動画コンテンツ。メッセージ性が高く、会社が持つ想いや目指す世界観を伝えていくために最適な切り口です。

会社の歴史や創業の想いをストーリーにして紹介したり、どんなメッセージを込め商品・サービスを作っているのかなどの内容を盛り込んでいきます。

コンセプトを中心に制作することで、以下のような効果が期待できます。

・ブランディング・認知度向上に効果が高い
・共感を抱いてもらいやすくなる
・視聴者の心に刺さる
・イメージアップにつながる

感情に直接訴えかける効力が大きいため、制作の際は伝えたいことを明確にし、雰囲気作りのための撮影や演出の工夫が必要です。

会社紹介動画を制作する7つのメリット

会社紹介動画を制作することでどのような利点があるのでしょうか。ここでは会社紹介動画のメリットを7つご紹介します。

① オンライン上で会社見学ができる
② 短時間でたくさんの情報を伝えられる
③ さまざまなシーンで活用できる
④ 新卒・中途採用に効果を発揮する
⑤ 会社への認知度アップにつながる
⑥ 商品・サービスのPRにつながる
⑦ 何度でも繰り返し活用できる

では一つずつ説明していきます。

オンライン上で会社見学ができる

会社紹介動画を制作するメリットの1つ目は、「オンライン上で会社見学ができる」こと。企業側のメリットは以下の通りです。

・参加者のハードルを下げ、幅広い層へアプローチができる
・時間や人件費などコストが削減できる

オンライン上で行う最大の利点は、参加者のハードルを下げ、オフラインでは参加が難しい地方や海外など参加が難しかった層へアプローチができることです。広い層へのアプローチが可能になるため、より自社の求人に興味や関心を持っている求職者を集めることが容易になります。

また、実際の会社見学を行う際には人数に制限があり回数を分けたり、対応する人員の手配、説明のための部屋の手配などが必要です。しかし、オンライン上では人数制限もなく、対応する人員も最低限で済むため時間やコストを削減できます。

さらに参加者側も交通費や移動時間の削減ができ、気軽に参加できるため互いにとってメリットが大きいと言えるでしょう。

短時間でたくさんの情報を伝えられる

会社紹介動画を制作するメリットの2つ目は、「短時間で効率的に情報を伝えられる」こと。テキストや画像だけだと伝わりにくい情報も、動画を使うことで「情報量が豊富」で「わかりやすい」コンテンツになります。

1分の動画が持つ情報量は、テキスト180万語分(Webページ換算で3,600ページ分)もあり、テキストに比べ動画の持つ情報量は圧倒的です。

また、人は視覚・聴覚から9割以上の情報を得ているため、目と耳同時にアプローチできる動画は情報伝達ツールとして非常に効果的。さらに、忙しく活字離れが進む現代人にとっても動画はライフスタイルに合ったコンテンツです。

例えば、通勤や隙間時間に見たり、ながら作業をしながら聞きっぱなしにしたりなど。場所や時間を選ばず手軽に、受身の姿勢であっても情報が得られるためテキストだけのコンテンツよりも気軽に見てもらいやすいのです。

結果的に短時間でたくさんの情報を届けることができ、認知の向上やプロモーションへの貢献が期待できます。

さまざまなシーンで活用できる

一度動画コンテンツを作ってしまえば、さまざまな場面での活用が可能す。

次章でも紹介しますが、会社紹介動画は活用する幅が広く、応用が効くことがメリット。例えば、以下のように利用することができます。

・会社の公式HPへの掲載
・採用活動
・SNSでの活用
・YouTubeでの動画配信
・研修・教育現場での利用
・営業プレゼンテーションのツール

またオンライン上だけでなく、オフライン上でも活用することができます。

例えば商品やサービスのプロモーションとして店頭で動画を流したり、採用説明会場やイベントなどで動画を使用したり、ブルーレイ・DVDで配布することも可能。Web上でもリアルな現場でも活用の幅が広く、さまざまなシーンで利用できるのが動画の利点です。

新卒・中途採用に効果を発揮する

会社への興味を持ってもらい、求職者へ志望度を高めてもらいやすい動画は、新卒・中途など採用シーンで効果的です。

採用活動のあらゆる面で活用できるだけではなく、他にも多くのメリットがあります。

・社風が伝わりやすく、求職者に好感を持ってもらいやすい
・採用の時間・コストが削減でき、より重要な業務に時間を割ける
・応募者と企業側での採用後のミスマッチが減る
・SNSでの拡散力があるため、より多くの人にアプローチしやすい

求職者側も動画コンテンツを通じて、仕事のイメージや社風・会社概要などの魅力を具体的にイメージでき、就業後のイメージのズレを防ぐことができます。「雰囲気が合わなかったらどうしよう」「仕事内容がイメージと違っていたら?」など求職者の不安を解消できるため、より志望度を高めてもらいやすくなります。

会社への認知度アップにつながる

会社紹介動画を活用することで、認知度が上げやすくなることもメリットの一つ。理由として以下があげられます。

・文章コンテンツの2倍記憶に残りやすい
・SNSで拡散させやすい
・使用できる媒体が多い

アメリカ国立訓練研究所が提唱するラーニングピラミッド理論によると、動画コンテンツは、文章コンテンツに比べ「2倍」記憶の定着が上昇するとのこと。また、短時間の動画コンテンツはSNSで拡散させやすく、気軽に見たりシェアしてもらえるため、新しい視聴者へアプローチが可能です。

さらに配信媒体も

・企業ホームページ
・採用サイト
・YouTube
・Twitterを含めたSNS

など、使用できる媒体が多いのでより多くの人に会社のことを知ってもらえる機会が増えます。

場所や時間の制約を越え幅広い層へのアプローチができるため、企業の認知度アップに効果的です。

商品・サービスのPRにつながる

会社紹介動画を活用することで、商品・サービスのプロモーションにつながります。

例えば施設や店舗の紹介を行う動画では、施設の案内や利用しているシーンを動画にすることでユーザーの疑似体験を促します。実際の利用シーンをイメージしてもらうことで、「行ってみたい」「利用してみたい」といったアクションにつながりやすいのです。

また、言葉ではわかりにくい商品やサービスの詳細が分かりやすく伝わるためユーザーの興味や理解促進につながり、安心感や納得感をもってもらえます。

動画を通じて企業への信頼感や親近感も高めやすく、その後のお問い合わせや申込みなどのアクションにつながりやすいのです。

何度でも繰り返し活用できる

何度も繰り返し使えるため、一度作ってしまえばコストや時間の手間を大きく削減できます。

例えば、会社説明会などで、1時間の説明会を10回に分けて開催するとしたら、10回×1時間=10時間かかります。しかし、撮影した動画を活用すれば撮影1回、1時間で済みます。

また、採用説明会では開催するたびに同じことを説明しなければなりませんが、話す内容はほとんど同じです。会社紹介や説明動画を活用することで、違う求職者に対して同じクオリティで情報を伝えていくことができるのもメリットでしょう。

求職者側も、もう一度聞きたい、じっくり見たいなどわかりにくい部分を繰り返し見て、理解できるためメリットがあるのです。

会社紹介動画の活用シーン

ここからは具体的にどのように会社紹介動画を活用していくのか、5つの場面での活用方法をご紹介します。

・会社の公式サイト
・採用活動
・SNS広告
・社内イベント
・営業ツール

会社の公式サイト

最も一般的な用途として、会社の公式ホームページへの掲載があげられます。

企業のことに興味を持っているユーザーや取引企業、求職者などに分かりやすく情報を伝えることができるようになります。

特に、言語化しにくい会社の理念やメッセージ、社会への提供価値を知ってもらうために有効です。また、企業の事業内容や商品に関する情報を正しく知ってもらえます。

公式サイトの訪問者は、企業に興味を持ってくれた潜在的な顧客、取引先、株主、求職者などになりますので短時間で効率的に情報を伝えるためにも動画を活用していくことをおすすめします。

より深く会社について知ってもらうためにも、看板となる相応しい動画を制作し掲載していきましょう。

採用活動

新卒・中途採用など求職者向けの採用活動における利用も、メインの活用方法の一つです。

採用シーンで動画を活用することで、以下のようなメリットがあります。

・理念・ブランドコンセプトなど言葉では伝えにくい想いやメッセージを伝えやすい
・インタビューやメッセージ動画などでリアルな雰囲気が伝えやすい
・事業内容や社内の様子、雰囲気を把握でき、採用後のミスマッチを防げる

活用方法も多岐に渡りますが、例えば以下のような場面で活用されます。

・企業の採用ホームページへの掲載
・就職サイトへの掲載
・会社説明会
・SNSやYouTube広告

また、会社説明会をオンライン上で行う企業も増えてきています。制作した動画コンテンツを活用すれば、現地開催を行うより日程調整時間、会場手配、設営、人員確保といった手間やコストも削減が可能です。参加者側も遠方に住んでいたり、時間的に移動が難しかったりする場合でも参加でき、参加ハードルが下がるため、両者ともにメリットがあります。

SNS広告

TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSやYouTubeで広告としても活用できます。

SNSは動画マーケティングとの相性が良いため、会社紹介動画を活用していくにも最適なチャンネルといえます。

〈 SNSを活用するメリット 〉

・拡散されやすいため、新しいユーザーへのアプローチが可能
・ターゲットを絞って配信することができ検証・改善を行い成果に結びつけやすい

〈 SNSを活用する際の注意点 〉

・サービス毎にユーザーの利用者層が違うため、ターゲットを明確にして、利用媒体を選ぶ
・現代人のライフスタイルに合わせて短い動画にする

正しく活用すれば、目的の効果が得られやすいのがSNS活用の特徴といえるでしょう。

社内イベント

社内総会などの社内向けのイベントで活用することで、従業員の一体感を高めモチベーションアップを期待できます。

例えば、創業時の想いや会社の歴史を伝えることで、従業員で「想い」を共有したり、会社の事業内容がどう社会に価値を与えているのかを改めて思い返させることでモチベーションアップにつなげるのです。

また、イベント内容を録画して、参加できなかった人にも共有したり、ホームページやオンライン上にアップして企業のブランディングや採用サイトで社内の雰囲気を知ってもらうためツールとしての活用もできます。

このようにモチベーションを上げたり、ブランディングのためのツールとして活用可能です。

営業ツール

営業現場でも販促や商談ツールとして利用が可能です。

例えば、商品の使い方やサービスを説明する動画を使用することで、取引先に会社・商材について素早く理解してもらうことができます。また、展示会場などで活用する際は、短時間でいかに会社を認知してもらうかが大切なので動画コンテンツは有効です。

オンライン上での商談や展示会なども広まっているため、今後ますます営業ツールとして活用の幅が広がっていくでしょう。

会社紹介動画の事例5選

具体的に会社紹介動画はどのように活用されているのでしょうか。ここではおすすめの活用事例を5社ご紹介していきます。

雰囲気が伝わる企業紹介動画

時間:5分

国内トップシェアを誇るインターネット広告事業を展開する株式会社サイバーエージェントの企業紹介動画。社員インタビューや社内風景を通じて、どのような仕事をしているのか、どのような人が働いているのかなど雰囲気が伝わる動画です。

様々な立場や事業に携わる社員のインタビューを通じて、企業の熱量を感じる魅力的な動画に仕上がっています。5分程と短めの動画ながら企業内の風景や社風が伝わってきて、雰囲気がイメージしやすい内容です。

アニメーションを活用した事業紹介動画

時間:3分

オフィスや店舗向けにIT機器・広告のソリューション販売やシェアオフィス事業など企業の成長支援を行う株式会社MJEの事業紹介動画です。

アニメーションとテキストを組み合わせ、非常にわかりやすいサービス紹介となっていることが特徴。動画構成にも工夫があり、どのような会社なのか一言で説明→疑問や課題を提起→なぜそのサービスを行っているのかというシンプルで分かりやすい構成となっています。

時間も3分と短時間ながら、情報がコンパクトにまとめられており最後まで飽きさせない工夫がされています。

採用インタビュー動画

時間:9分

おもちゃ・雑貨などの製造・販売を行う株式会社タカラトミーの採用インタビュー動画。10分弱と少し長めの尺で、一人ひとりの社員のインタビューをじっくり行っていることが特徴です。

世界展開している大規模会社ならではの海外在中の社員のインタビューや、裏方で活躍する社員のインタビューなどを通じて一般的には知られていない企業の一面をより深く知ることができる内容となっています。

社員インタビューを通じて、仕事の内容や雰囲気などが伝わる動画です。

かっこいい事業紹介動画

時間:6分

Webメディアの運営や動画マーケティング・Web広告運用といったデジタルマーケティングを中心に事業を展開する株式会社EXIDEAの事業紹介動画。演出や編集のクオリティが高く、引き込まれるようなかっこいい事業紹介動画です。

インタビュー形式になっており、ハイライトとなるような動画のつなげ方やテキストの使い方がおしゃれな動画となっています。

おしゃれな事業紹介動画

時間:2分

インターネット関連サービスを中心に展開する日本を代表する楽天グループ株式会社の採用コンセプトムービーです。

映像とテキストのみで構成され、おしゃれな印象の強い事業紹介動画。社内見学ツアーのような形で移動をしながら、社内の雰囲気を知ることができます。

会社紹介動画の作り方5つのポイント

ここまで会社紹介動画の種類やメリット、活用シーンについてご紹介してきましたが、次章では実際に会社紹介動画を作る際のポイントについて5つご紹介していきます。

自社制作の場合や制作会社に依頼する場合にも重要なポイントとなりますので、ぜひご参考にして下さい。

・目的を明確にする
・ターゲットを定める
・伝えたいメッセージを絞る
・活用シーンを決める
・構成を決めておく

ポイント1:目的を明確にする

会社紹介動画を制作する上で最も重要なことは、「目的を明確にすること」です。

「誰に」「何を」「どうやって」伝えるのかによって、切り口や方法が全く異なってしまいます。

動画を制作する目的は大きく次の3つに分けられます

①認知拡大:企業名や商品・サービスを広く知ってもらう
②ブランディング:企業ブランドの価値を高める
③集客:商品やサービスの購買促進

「認知拡大」「ブランディング」「集客」この3つの内どれを目的にするのかによりターゲットが変わり、配信場所・媒体が変わります。

目的が明確でないとその後に続くターゲティングやメッセージが曖昧になり、誰にも刺さらない、ぼんやりとしたコンテンツになってしまうので注意が必要です。

ポイント2:ターゲットを定める

目的が決まればターゲットを決めていきます。ターゲットを詳細に定めることで、よりユーザーの心に響く動画コンテンツにしていくことが可能です。

例えば同じ採用動画でも、新卒採用のための動画なのか中途向けの動画なのかにより切り口が全く異なってきます。

そのため、できるだけターゲット層を絞った上で、より詳細なペルソナ(=サービス・商品の典型的なユーザー像のこと)を設定していきましょう。

・性別
・年齢
・趣味嗜好
・ライフスタイル

など、リアルな人物像が浮かぶくらい具体的に描くことで、より視聴者に刺さる動画になります。

ポイント3:伝えたいメッセージを絞る

目的・ターゲットを決めたら伝えたいメッセージを決めます。

多くの情報を短時間で伝えることができるのが動画コンテンツのメリットです。一方で、情報量が多い分メッセージを絞らなければ、伝えたいことがぼやけ、結局何も伝わらない動画になってしまいます。

メッセージは多くても1つか2つに絞ることが重要です。

・短時間で何を伝えていくのか
・一番伝えたいメッセージやコンセプトは何か

など動画制作を始める前に事前に決めておく必要があるでしょう。

ポイント4:活用シーンを決める

目的やターゲットを定めたら、どんなシーンや方法で動画を活用していくのかを定めていきます。

動画の内容・構成・長さが異なってくるため、目的やターゲット層に合ったチャンネルや活用方法を事前に定めておくことも大切なポイント。

例えば、企業の公式ホームページに掲載するのであれば尺は長めでも問題ありません。しかしYouTubeやSNSなどで動画配信を行う場合、短い動画でないと見てもらえない可能性が高いのです。その場合、適切な尺はSNSで15秒以内、YouTubeだと2分以内が推奨されています。

また、SNSなどで効果を発揮したい場合は、「ストーリー性」「インパクト」「共感」が重要です。PR動画なら認知を広めたり印象づけるため「かっこいい」や「面白い」など短時間でインパクトをあたえるような動画にしていかなければなりません。

ポイント5:構成を決めておく

「誰に」「何を」「どうやって」伝えていくのかが決まれば、構成を考えていきます。

構成を考える際のポイントは4つ。

・最初の数秒で興味を引けるような情報を出す
・「ストーリー性」「インパクト」「共感」のいずれかを盛り込む
・最も訴求したい要素は何かを選び抜く
・情報は取捨選択し、構成を絞ることも大事

動画は長くなるほど視聴者が見なくなる傾向があり、最初の10秒で視聴者の20%、90秒で50%が離脱すると言われています。

動画の冒頭は魅力的な内容にし、構成を絞りテンポ良い動画に仕上げるなど飽きさせない工夫が必要です。また、前項でも触れましたが「ストーリー性」「インパクト」「共感」を盛り込むことでSNSで拡散されやすくなったり、最後まで見てもらいやすくなるでしょう。

まとめ

今回は会社紹介動画の種類やメリットについて解説していきました。

本記事で触れた内容についてもう一度まとめていきます。

〈 会社紹介動画の3つの種類 〉

・事業紹介型(商品・サービスなど)
・インタビュー型
・コンセプト型

〈 会社紹介動画を制作する7つのメリット〉

・オンライン上で会社見学ができる
・短時間でたくさんの情報を伝えられる
・さまざまなシーンで活用できる
・新卒・中途採用に効果を発揮する
・会社への認知度アップにつながる
・商品・サービスのPRにつながる
・何度でも繰り返し活用できる

〈 会社紹介動画の作り方5つのポイント〉

・目的を明確にする
・ターゲットを決める
・伝えたいメッセージを決める
・活用シーンを決める
・構成を決める

どのような種類の動画を制作するのか考えていくことで本日ご紹介した会社紹介動画のメリットを最大限に活かしていくことができますよ。ぜひ参考になさって下さい。

また、弊社でも会社紹介動画の制作実績があり、その他PR動画やサービス紹介動画など幅広く制作しております。以下で事例なども紹介。ご質問などあればお気軽にお問合せください。

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