プロテインのダニ対策6選|湧いているか確認・見分ける方法や飲んだらどうなるのかなど解説!

プロテインのダニ対策6選|湧いているか確認・見分ける方法や飲んだらどうなるのかなど解説!

筋トレやダイエットをしている人にとってプロテインは必須アイテムですが、実はプロテインにはダニが発生しやすいということをご存知でしょうか。正しく管理せずに放置しておくと、気付かないうちにダニの温床になっている可能性があります。

そのような事態を防ぐため、こちらの記事ではダニがプロテインに発生する原因やダニの確認方法を説明し、プロテインのダニ対策について詳しく解説します。

プロテインに混入したダニを飲んでしまうと身体に悪影響もあるので、ぜひ本記事を参考にして正しいプロテインの管理方法を学び、ダニの被害に遭わないよう対策を取ってください。

目次

ダニがプロテインに発生・繁殖する原因

ダニがプロテインに発生・繁殖する原因

ダニの発生原因としては、主に以下の3つが考えられます。

・温度、湿度ともに生息しやすい
・暗くて深さがある
・エサが豊富にある

以上3つの発生原因について、具体的にみていきましょう。

発生原因1.温度・湿度ともに生息しやすい

ダニは高温多湿の環境を好む生物であり、気温25~30℃、湿度60~80%が適温とされています。プロテインの袋はチャックで密閉できる仕様になっていることが多いため、ダニが好む高温多湿の環境を作りやすくダニにとっては過ごしやすい環境です。

夏場は気温も上がるため特にダニが発生しやすいですが、冬場であっても暖房や加湿器などで部屋が高温多湿の状態になっているとダニが発生する可能性があります。

発生原因2.暗くて深さがある

ダニは明るい場所を嫌い、暗くて深さがある場所を好みます。プロテインの袋は密閉してしまえば中は暗くなり、また奥に深く潜ることもできるので、ダニにとっては過ごしやすい環境です。

プロテインを定期的に摂取している人は大容量のものを買うことも多いと思いますが、量が多いほどダニが潜って潜みやすい環境になってしまうでしょう。

発生原因3.エサが豊富にある

ダニはフケやアカのほか、食べカスなどのタンパク質や糖分を含むものをエサとしますが、プロテインにはタンパク質や糖分が豊富に含まれています。つまりダニにとって、プロテインは恰好のエサになるのです。

ダニはエサの取りやすい場所に集まるので、プロテインの袋の中はダニにとって快適な環境といえるでしょう。

プロテインに発生しやすいダニ以外の虫

プロテインに発生しやすいダニ以外の虫

ダニ以外にも、プロテインにはチャタテムシが発生することもあります。チャタテムシはダニと同じく高温多湿の環境を好む虫ですが、体長1mmほどなのでダニと違って肉眼でも比較的容易に見えるでしょう。

またチャタテムシは本や紙の糊を食べるので和室や本棚などで発生することが多いのですが、穀粉や乾麺などの食品も食べるためプロテインの袋の中にも発生することがあります。

ダニとチャタテムシは間違えられやすく、見分けるのが難しいです。見分けるための判断方法としては、肉眼でも容易に見えるのであればそれはチャタテムシである可能性が高いでしょう。

ダニが湧いたプロテインを飲んだらどうなる?

ダニが湧いたプロテインを飲んだらどうなる?

ダニが湧いているのに気付かずプロテインを飲んでしまう可能性がありますが、ダニを誤って飲んだらアナフィラキシーショックを発症する危険があります。アナフィラキシーショックとは血圧低下や意識状態の悪化を引き起こすアレルギー反応のことです。

アナフィラキシーショックを発症すると、全身けいれんや呼吸困難、嘔吐・腹痛などの症状があらわれてひどいときは死亡することもあるため、決して軽視はできません。

ちなみにダニが生きているかどうかはアナフィラキシーショックの発症とは関係ないため、熱を使ってダニを死滅させたとしても、飲んだらやはりアナフィラキシーショックを発症する危険はあります。もし症状が現れた場合、すぐに病院で診察を受けてください。

プロテインにダニが湧いているか確認・見分ける方法

プロテインにダニが湧いているか確認・見分ける方法

プロテインにダニが湧いていないか心配な方は、一度自分で確認してみましょう。ダニが湧いているかを確認する方法について解説するので、こちらの方法にしたがってチェックしてみてください。

目視で確認する

ダニは小さいうえに半透明の体をしているため、肉眼で見える生物ではありません。

もっともプロテインの袋の中に大量にダニが発生していれば、目を凝らすと何となく粉のなかで動いているのを発見できるでしょう。気になる場合には一度チェックして判断してみてください。

もし肉眼でも動いているところが見えるとしたら、すでに相当数のダニが発生していると判断できます。

賞味期限が切れて古くなっていないか確認する

賞味期限切れになるほど古いプロテインは、それだけ何ヶ月も保存しているということであり、ダニが発生しやすい環境にあります。

プロテインを定期的に使用している人のなかには、大容量の製品を購入して何ヶも月保存するという人が多いでしょう。

そうすると毎日に使用していても賞味期限が切れてしまうことは少なくないので、大容量の製品を購入して何ヶ月にもわたって使用している人は特に注意してください。

プロテインのダニ対策6選|他の虫も湧かせない!

プロテインのダニ対策6選|他の虫も湧かせない!

プロテインのダニ対策としては、以下のような方法があります。

・早めに消費する
・開封後は冷蔵庫で保存する
・乾燥剤を使う
・密封容器に移して保存する
・水気がないスプーンを使う
・保存場所や室内の対策をする

以上6つの対策方法について、それぞれどんな方法でどんな効果があるのかを具体的に解説します。

対策1.早めに消費する

プロテインの開封後はできるだけ早く消費するようにしましょう。

何ヶ月も保存しておけばその分ダニが侵入するリスクは上がります。長くても3か月以内には使い切ることを心掛け、自分にとって適量を購入するよう意識してください。

もしも大量に買い過ぎてなかなか減らない場合には、3か月以上経った時点で思い切って処分してしまうというのも大事です。

対策2.開封後は冷蔵庫で保存する

プロテインの保存にもっとも適しているのは、冷蔵庫のなかです。冷蔵庫内であれば温度は低く湿気も溜まりにくいので、プロテインの保存には向いているでしょう。

大容量のプロテインを買って何ヶ月も家に保存しておくのであれば、毎回冷蔵庫に入れて使用することをおすすめします。

ただし冷蔵庫から出した後に常温で長期間放置しておくと、結露が生じて湿気が溜まるので、飲んだらすぐにまた冷蔵庫に入れることは忘れないようにしてください。

対策3.乾燥剤を使う

乾燥剤を使うことでプロテインから湿気を取り除くことができるため、ダニが好む多湿な環境を作らないための対策になります。

ダニは湿度50%以下の環境には生息できないため、乾燥剤を入れて湿度50%以下を保つようにしてください。乾燥剤はドラッグストアなどで購入でき、調達するのは難しくないので、ぜひ活用しましょう。

対策4.密封容器に移して保存する

ダニはわずかな隙間からでもプロテインの袋の中に入り込んでしまうので、購入したときの既存のパッケージではチャックが付いていても中に侵入してしまう危険があります。そのため密封容器を自分で用意して、購入後にプロテインを移して保存しておけばダニよけ効果が期待できるでしょう。

プロテイン専用でなくても小麦粉などの粉製品を保存しておく容器で問題ないので、以下のような容器を用意して購入後に移してください。

対策5.水気がないスプーンを使う

プロテインを袋から出すときは水気がないスプーンを使い、プロテインに水分が付かないようにしましょう。

スプーンが濡れた状態でプロテインに触れると湿気を含んでしまい、その状態で何ヶ月も保管しているとダニが寄り付きやすくなります。スプーンを清潔に保つために洗って使用するのはよいですが、水気が完全に乾いてから使用するよう注意してください。

対策6.保存場所や室内の対策をする

ダニは高温多湿な環境を好むため、日の当たる場所や暗くて湿度の溜まりやすい場所に保存しておくのは避けるようにしてください。またダニが発生しないためには室内の環境も大事なので、日ごろからダニが発生しにくい環境を作ることでプロテインに混入することも防げます。

具体的な対策として、部屋は定期的に換気して乾燥させ、シーツや布製品などは洗濯して汚れを落としましょう。またベッドやソファなどダニの発生しやすい箇所には忌避剤などを使用して、ダニを寄せ付けない対策をしておくことも重要です。

このように室内全体でダニ対策を徹底すれば、プロテインにもダニが発生しにくい環境を作ることができるでしょう。

家全体の対策をするなら駆除業者がおすすめ!

ダニは目には見えずどこから発生しているのか自分で確認するのは困難です。その場合は、専門業者に依頼するのがいいでしょう。適切な駆除から予防対策まで受けられるため、どうしても場合はぜひ一度無料見積もりを試してみましょう。

以下でおすすめの業者を紹介していますので参考にしてみてください。

まとめ

プロテインにダニが湧く原因は、高温多湿でエサが豊富にあるためです。もしプロテインのなかで小さい何かが動いているのが見えたら、それがダニである可能性が高いでしょう。

プロテインは購入後は保存容器に移し、できるだけ冷蔵庫のなかで保管します。保存期間も意識して、3ヶ月を目安として使いきれなかった場合には処分することも大事です。

ダニを飲み込んでしまうとアナフィラキシーショックを発症することもあるので、しっかり予防対策してプロテインにダニが発生しないよう注意してください。

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