マダニの駆除・予防用に駆除剤を買いたいけど、種類が多すぎてどれを選べばよいかわからないという方も多いでしょう。
駆除剤にはそれぞれ使い方の特性があるので、製品ごとの違いを理解して駆除剤を適切に使い分けることが大事です。
こちらの記事では駆除剤を選ぶ方法について解説し、おすすめ駆除剤を15種類紹介します。ペット用の駆除剤についても紹介するので、正しい選び方を抑えたうえで適切な製品を選び、マダニの駆除・予防対策に生かしてください。
目次
マダニの生態や生息場所
マダニは硬い外皮に覆われた体をしている全長3～4mm程度の生物であり、ダニの中では比較的大きいため目視しやすいのが特徴です。
人や動物の身体に寄生して脱皮を繰り返し、成ダニになったメスのマダニは2,000個～3,000個もの卵を産みます。
マダニは山林や川原の土手などに多く生息しますが、都市部の公園や家の庭・畑などにも発生するので都会で生活していても油断できません。また種類によっては冬に発生するマダニもいるので、一年通して予防対策を意識することが大事でしょう。
マダニ駆除グッズの選び方
マダニの駆除剤を買おうと思っても、種類があり過ぎてどれを選べばよいか迷ってしまいます。
そんなときは、以下の基準で選ぶとよいでしょう。
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・使用用途、場所に合わせる
・成分をチェックする
・持続時間で選ぶ
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それぞれの選び方について、具体的に説明します。
選び方1.使用用途・場所に合わせる
駆除剤には主にスプレー・燻煙剤・置き型などの種類があるので、用途に合わせて選ぶようにしましょう。
マダニがどこにいるかわかり、直接吹きかけて駆除するならスプレータイプを使用し、部屋全体のマダニを駆除したいのであれば燻煙剤タイプを使うのがよいです。
またマダニはペットに寄生していることも多いので、ペットに使用する際はペット専用の駆除剤を使用しましょう。
選び方2.成分をチェックする
駆除剤は種類によって成分が異なります。
ピレスロイド系は殺虫スプレーでよく使われる殺虫成分であり、マダニを駆除すると同時に忌避効果も発揮する成分です。また虫除けスプレーに主に使われる成分はディートですが、近年ではディートに代わる有効成分としてイカリジンが注目されてきています。
効き目の高いディートですが、イカリジンの方がより安全に使えるというのが特徴です。
選び方3.持続時間で選ぶ
ダニよけ効果のある駆除剤にはそれぞれ持続時間が決まっています。
スプレータイプの殺虫剤で予防効果もあるものだと、約1ヶ月程度効果が持続するのが一般的です。
忌避剤として効果を発揮する虫除けスプレーの場合は数時間程度であり、長ければ1日効果が持続します。またペット用の駆除剤は1～2ヶ月程度効果が持続するものが多く、このように種類によって持続期間が異なることを頭に入れておきましょう。
マダニ対策におすすめの駆除剤10選｜予防スプレーや忌避剤も紹介
マダニ対策におすすめの駆除剤10選を紹介します。
虫除けスプレーはいつからいつまで効果があるかということも重要なので、その点もしっかり比較しましょう。
おすすめ1.アース製薬 ダニアース
| タイプ | 殺虫スプレー |
| 内容量 | 300ml |
| 効果持続期間 | – |
| 成分 | ピレスロイド系・オキサジアゾール系 |
ピレスロイド系、オキサジアゾール系の有効成分を含んだスプレータイプの殺虫剤です。
専用のノズルを使って畳内部にいるダニまで駆除できるため、手が届きにくいところまでしっかり効果を発揮してくれるでしょう。また即効性が高くマダニを素早く駆除することができ、無香料なので殺虫剤独特の嫌なにおいもしません。
