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太陽光発電のメリット・デメリット|費用や発電効率などさまざまな観点から解説!

太陽光発電のメリット・デメリット|費用や発電効率などさまざまな観点から解説!

最近、太陽光発電システムを導入する家庭が増えています。気になるけれど、「損するのでは?」と心配になって踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

電気代の節約やCO2排出量の削減、災害時の電源確保など、太陽光発電にはメリットがたくさんあります。しかし、高い初期費用が負担になったり、メンテナンス費用がかかったりと、デメリットがあるのも事実です。欠点やリスクもしっかり理解して対策することで、太陽光発電を存分に活用することができますよ。

気になるFIT・卒FITについてや、産業用・住宅用の違い、蓄電池との併用についても解説します。太陽光発電システムの設置を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

目次

そもそも太陽光発電システムとは?

そもそも太陽光発電システムとは?

太陽光発電とは、太陽の光エネルギーを使って発電することです。

太陽電池は「n型半導体」と「p型半導体」という、2種類の半導体を張り合わせて作られています。光が当たると、n型半導体に-の電荷をもつ電子が集まり、p型半導体には+の電荷をもつ正孔が集まります。

この2つの半導体を導線でつなぐと、電子が-から+の方に移動して、電気が発生するという仕組みです。詳しくは以下で解説しています。

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太陽光発電の12つのメリット|どんな長所や利点がある?

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まずは、太陽光発電をおすすめする理由から紹介していきます。

経済的にお得になるというだけではありません。低炭素社会実現への貢献や、防災への備え、住居の快適性向上など、嬉しいメリットがいっぱいです!

・電気代を削減できる
・CO2などの温室効果ガスを排出しない|再エネ
・エネルギーを安定的に確保できる
・耐用年数が長い|長寿命
・災害、停電時でも電気が使える
・再エネ賦課金を削減できる
・売電収入を得られる
・オール電化住宅だと非常にお得
・ZEHにつながる
・断熱効果がある|夏は涼しく冬は暖かい
・電気代高騰に影響しない
・初期費用無料で設置できる方法もある

メリット1. 電気代を削減できる

太陽光発電した電気を自宅で使うことで、電力会社から購入する電気を減らすことができます。

特に発電量が多くなる昼間には、購入電力量をゼロにできることも。仮に月の電力使用量が400kWhで、日中の電力使用量の割合が3割の家庭の場合では、120kWhが削減できる計算です。一般的な料金プランでは、1kWhあたりの電力量料金単価は約30円ですので、約3,600円も節約できますね。

もちろん、太陽光パネルの容量や電力使用量・天候などによって、実際の削減額は異なります。小さなお子さんやお年寄りがいたり、在宅ワークをしていたりなど、昼間の電力使用量が多い家庭ほどメリットが大きくなります

メリット2. CO2などの温室効果ガスを排出しない|再生可能エネルギー

太陽光発電は発電時に温室効果ガスを排出しないため、環境にやさしい電気を使えます。

近年、日本のみならず、世界的に異常気象が頻発しています。原因の1つと考えられているCO2ですが、排出量を減らしたくても、電気を使わないのは難しいですよね。

再生可能エネルギーである太陽光を使うことによって、暮らしの質は落とさずに地球環境改善に貢献することができます。

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メリット3. エネルギーを安定的に確保できる

太陽光発電システムがあれば、自然から得られる無限のエネルギーで発電可能です。

電力会社の火力発電所では、石炭・石油・天然ガスのような化石燃料が使われています。これらは他国から輸入しなければならない上、埋蔵量に限りがあります。

太陽光はどこでも手に入る純国産のエネルギーで、枯渇する心配はありません

メリット4. 耐用年数が長い|長寿命

太陽光発電パネルの耐用年数は、20~30年と長寿命です。

実際に、京セラの太陽光パネルでは、30年を超えて発電し続けているものもあります。発電システムを設置する際に、機器保証・出力保証・自然災害保証などをつけることができます。メーカーにより期間は10~25年と異なりますが、うまく利用すれば安心して長く使っていくことができるでしょう。

ちなみにパワーコンディショナなどを含むシステムの全体の耐用年数は10~15年です。

メリット5. 災害・停電時でも電気が使える

停電時に、太陽光発電した電気を使うことができます。

災害時、家にダメージがなくても、停電が長期にわたると暮らすことができなくなってしまうでしょう。太陽光発電システムが自宅にあれば、パワーコンディショナと分電盤を操作することで、外部からの電力がなくても電気を使用することが可能です。

蓄電池と併用すれば、夜間も電気を使用でき、より災害に強い家になります。

メリット6. 再エネ賦課金を削減できる

再エネ賦課金とは、再生可能エネルギーの普及・促進のために、電気使用者全員で負担している費用のことです。

電力会社から電力を買うと必ず請求され、2021年5月~2022年4月までの単価は1kWhあたり3.36円です。自宅で発電した電気を使う場合、もちろん再エネ賦課金を払う必要はありません。月に120kWh購入電力を削減できた場合、再エネ賦課金を年間で約4,800円節約できます。

メリット7. 売電収入を得られる

自宅で使いきれずに余った電気は、余剰電力として売ることができます

太陽光発電の売電価格は、「固定価格買取制度(FIT)」によって毎年決められます。10年間同じ価格で電力会社に買い取ってもらえるので、売電収入を安定して得ることが可能です。

ちなみに、容量10kWまでの家庭用太陽光発電システムの場合、2022年度の売電価格は17円/kWhとなっています。

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メリット8. オール電化住宅だと非常にお得

ここでいうオール電化住宅とは、電気温水器やエコキュートなどの夜間蓄熱式機器を使っている住宅のことです。オール電化用の料金プランでは、電力量料金単価が、夜間は安く昼間は割高になっています。

電気代の高くなる昼間は太陽光発電で発電した電気を使い、安くなる夜間電力を使ってお湯を沸かすようにすれば、電気代がさらに節約できます。

メリット9. ZEHにつながる

ZEHとは、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称で、生み出すエネルギーと消費するエネルギーの収支がゼロになる住宅のことです。

断熱性が高いため、快適に暮らしながら省エネが叶います。ZEHの実現には、エネルギーを作り出す太陽光発電システムが欠かせません。政府は省エネルギー政策の一環として、補助金を出してZEHの建築を推進しています。新築住宅を検討している方にとてもおすすめです。

メリット10. 断熱効果がある|夏は涼しく冬は暖かい

太陽光パネルを屋根の上に乗せることで、室内の温度を保つのに役立ちます

夏は直射日光を遮ったり反射したりすることで、屋根の温度上昇を抑えることが可能です。冬は断熱効果で夜中から明け方にかけての放射冷却をやわらげ、室内の熱が逃げるのを防いでくれます。

快適性が増すだけでなく、エアコンの電気代削減にもつながるでしょう。

メリット11. 電気代高騰に影響しない

燃料費の上昇や急激な電力需要の増加によって、電力卸売市場価格高騰し、電気代が跳ね上がってしまうことがあります。

市場連動型の電気料金プランは、特に影響が顕著です。実際に2020年後半から2021年2月にかけては、電気代が普段の10倍になってしまったケースも。

市場連動型でない場合にも、「燃料費等調整額」が増えることによって電気代が上がってしまいます(上限値あり)。太陽光発電で発電した電気には、燃料費の高騰も燃料費等調整額も関係ありませんので、影響を受けることはありません。

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メリット12. 初期費用無料で設置できる方法もある

太陽光発電システムのメーカーや電力会社が提供しているサービスがいくつかあります。

売電収入を提供したり、毎月のリース料を払ったりすることで、太陽光発電システムを無料で設置することが可能です。10年後のFIT買取終了後には、設備をそのままもらえる場合もあります。

「興味はあるけど貯金がない。」「ローンは組みたくないけど環境に優しいエネルギーの普及に貢献したい。」といった方におすすめです。

太陽光発電の13つのデメリット|どんな短所や欠点がある?

太陽光発電の13つのデメリット|どんな短所や欠点がある?

ここまで良い面ばかりを紹介しましたが、もちろん悪い面もあります。デメリットを知っておかなければ、「こんなはずではなかった…。」と後悔することになりかねません。欠点やリスクだけでなく、その対策についても解説しますので参考にしてください。

・天候によって発電量が左右される
・設置費用が高い
・ランニングコストがかかる|メンテナンスが必要
・他の再エネと比較して発電効率が悪い
・設置スペースが必要
・そもそも設置するメリットがない家もある
・施工不良で屋根の劣化や雨漏りのリスクもある
・反射光によって近隣とのトラブルになる可能性がある
・地域によって出力制御が必要になるケースもある
・詐欺にあう可能性もある
・昔と比べて売電価格が下がっている
・業者が倒産するケースもある
・固定資産税がかかる場合もある

デメリット1. 天候によって発電量が左右される

日本の場合、1年の半分程度は曇りや雨の日だといわれています。太陽の日差しが少ないと、発電量も少なくなってしまいます。太陽光で発電するという特性上、仕方がないことです。

近年の太陽光パネルは発電効率が上がり、パワーコンディショナの変換効率も高くなっています。弱い日差しでも、全く発電しなくなることはないと考えてよいでしょう。

デメリット2. 設置費用が高い|100万円~200万円が相場

太陽光パネルの容量や、メーカーによって値段は異なりますが、100万円以上はかかります。システム設置後は電気代が削減でき、余剰電力の売電収入が得られるとはいえ、大きな出費が負担となることに変わりはありません。

地方自治体の補助金制度や、国のZEH支援事業をうまく利用することで、費用を抑えることもできます。

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デメリット3. ランニングコストがかかる|メンテナンスが必要

経済産業省は、太陽光発電設備の4年に1度の定期点検を推奨しています。

機器の故障や、台風などの自然災害による破損などで、修理することもあるでしょう。メンテナンスや修理の費用は、メーカー保証に入っておくことで負担を軽減できます。

また、パワーコンディショナの耐用年数は10~15年なので、一度は交換が必要です。こちらも保証に入ったり、費用を積み立てたりして備えておきましょう。

デメリット4. 他の再エネと比較して発電効率が悪い

太陽光の他に、風力・水力・地熱・バイオマスといった再生可能エネルギーがあります。

エネルギー 発電効率
太陽光 約20%
風力 20~40%
水力 約80%
地熱 10~20%
バイオマス 約20%

水力や風力に比べると、太陽光は発電効率が低いことがわかります。しかし、水力や風力の発電設備は、住宅街で導入するには現実的ではありません。屋根に設置できる太陽光発電は、家庭で使用するのに向いているといえるでしょう。

デメリット5. 設置スペースが必要

マンション住まいなどで設備の設置場所がない場合には、検討することも不可能です。太陽光パネルの面積が広いほど発電量も多くなるため、ある程度の設置スペースがなければ十分な発電量を得ることはできません。

台形やハーフサイズの太陽光パネルを敷き詰めたり、屋根材と一体型のパネルを利用したりすると、設置面積を有効活用できます。カーポートの屋根への設置もおすすめです。

デメリット6. そもそも設置するメリットがない家もある

太陽光発電システムの設置費用は、電気代の削減と売電収入で相殺していくことになります。そのため、もともと電気の使用量が少ない家庭では、経済的なメリットが出にくくなってしまうでしょう。

特に、日中あまり電気を使わないという家庭は、大きな費用対効果を期待することはできません。また立地上、太陽光が入らないケースだとそもそも発電がされないので注意してください。

地球に優しいエネルギーを使いたい、災害時の備えとして設置したいということであれば、どのような家庭でも役立ちます。

デメリット7. 施工不良で屋根の劣化や雨漏りのリスクもある

屋根に大きな太陽光パネルを載せるため、トラブルが起きることも。

「ビスを取り付ける穴の場所が適正でなく、防水加工が不十分だったため雨漏りした。」「屋根の傾斜が緩かったため、パネルに積雪の重みが加わり、下の瓦が割れてしまった。」といった例も見られます。

施工不良を防ぐためには、信頼できる施工会社を選ぶことが重要です。

デメリット8. 反射光によって近隣とのトラブルになる可能性がある

反射光のトラブルとは、太陽光パネルが日光を反射し、他の住宅の窓に光が差し込んでしまう問題です。眩しかったり、室温が上がってしまったりして、ご近所に不愉快な影響を与えてしまいます。

北向きの屋根にパネルを設置した場合、反射光が近隣の建物に当たりやすくなります。施工業者に反射光のシミュレーションをしてもらうと、トラブルは防げるでしょう。

デメリット9. 地域によって出力制御が必要になるケースもある

出力制御とは、発電量と電力消費のバランスをとるために、電力会社の電力系統に太陽光発電された電力が流れないようにすることです。電力供給量が消費量より多すぎてしまうと、電気の逆流や変電所へのダメージにつながり、大規模停電を引き起こす恐れがあります。

北海道・東北・北陸・中国・四国・九州・沖縄電力管内では、10kWまでの太陽光発電も出力制抑制の対象になっています。ただし、要請順位は低いので、家庭用の太陽光発電システムではほとんど心配いりません

デメリット10. 詐欺にあう可能性もある

ネット上では、「太陽光発電システムの訪問販売がきて、急かされて契約してしまったが割高だった。」「無料で太陽光を取り付けるとの電話がかかってきたが、太陽光パネルは有料だった。」といった口コミが見られました。

「今だけの割引」「メンテナンス無料」などの甘い営業文句に騙されずに、自ら情報収集をするよう心がけてください。複数の見積もりを取って比較したり、知人に業者を紹介してもらったりして、信頼できる施工会社を探しましょう。

https://twitter.com/nyaoukoku/status/1383944042895929345?ref_src=twsrc%5Etfw

 

デメリット11. 昔と比べて売電価格が下がっている

売電価格(FIT価格)は年々下がっています。2012年には42円/kWhだったのに対し、2022年には17円/kWhと半額以下です。同じ余剰電力が発生しても、収入としては下がってしまいます。

ただし、太陽光発電システムの設置費用も年々安くなっていますので、売電収入が昔ほど高くなくても、元を取りやすくなっています

デメリット12. 業者が倒産するケースもある

太陽光関連業者の倒産は2021年度の上期で39件発生しています。2006年4月以降の累計倒産件数は600件です。契約した業者が倒産してしまうと、前金を支払った工事が完了しない、設置後のメンテナンスが受けられないなど、困った事態に。

工事完了保証のある見積もりサイトを利用したり、メーカーが認定している工事店を選んだりすることで、リスクを減らせます。また、業者が倒産しても、メーカーの保証は使うことができますので、必要な書類を保管しておくようにしてください。

デメリット13. 固定資産税がかかる場合もある

10kW未満の家庭用太陽光発電システムを、取り外し可能なパネルを載せるかたちで設置する場合には非課税です。

家庭用でも、屋根と一体型のパネルを利用する場合、住宅の一部として固定資産税が課税されます。事業収入ために太陽光パネルを設置する場合には、固定資産税がかかります。事業所の屋根への設置や、賃貸物件への設置がこれに当たります。

住宅用太陽光発電と産業用太陽光発電の違い

住宅用太陽光発電と産業用太陽光発電の違い

パネルの容量が、10kW未満のものが住宅用10kW以上のものが産業用と呼ばれます。また、買取制度の取り扱いは容量によって以下の表のように異なります。

用途(容量) FIT買取価格
(2022年度)
FIT買取期間 買取制度
住宅用
(10kW未満)
17円/kWh(税込) 10年間 余剰分のみ買取可
産業用
(10kW以上50kW未満)
11円/kWh(税抜) 20年間 余剰分のみ買取可
(自家消費割合30%以上)
産業用
(50kW以上250kW未満)
10円/kWh(税抜) 20年間 全量買取可

自宅の屋根に太陽光パネルを載せる場合は、3~5kWの容量がほとんどです。住宅用の取り扱いが適用されると考えてください。

FIT終了後(卒FIT)はどうなる?

FIT終了後(卒FIT)はどうなる?

太陽光発電システムの設置前に、必ず知っておくべきなのが「FIT」です。

ここまでの解説にも何度か登場しましたが、詳しくはよくわからないという方もいるでしょう。FITや卒FITについて、もう少し詳しく説明します。

そもそもFIT制度とは?

FITとは「Feed-in Tariff」の略称で、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のことです。2012年に、再生可能エネルギーの普及のため制定されました。発電した電気を、一定期間・一定の価格で買い取ることを義務付けています。

一般家庭では、太陽光発電設備で発電した電力のうち、自宅で使いきれず余った電力を、10年間市場価格より高い価格で買い取ってもらえます

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卒FITとは|終了後はどうなる?

卒FITとは、10年の固定価格買取期間が終わってしまうことです。余剰電力の買取価格は、市場価格程度まで大幅に下がる可能性が高くなります。

卒FIT後には、そのまま大手電力会社に売電することもできますが、買取先を別の電気事業者(新電力)に変更することもできます。新電力の方が高く買い取ってくれることが多いので、検討は必須です。

 

太陽光発電は蓄電池との併用がおすすめ

蓄電池を併用すると、以下のようなメリットがあります。

①余剰電力を蓄えて、自家消費に回せる

昼間に使いきれず余った電力を蓄電池に貯めておいで、夜間や天候の悪い日に使用すれば、電力会社から買う電力を減らすことができます。特に卒FIT後は、売電単価より買電単価が高くなるので、メリットが大きくなります。

②災害時に夜間も電気が使える

昼間に蓄電池に充電しておけば、太陽光発電が止まってしまう夜間まで電気を使うことができます。明かりや冷蔵庫を使用できると、災害時にも安心です。

卒FIT後に蓄電池だけ導入することもできます。しかし、設置費用や災害時の備えとなることを考えると、最初から一緒に導入するのがおすすめです。

まとめ

ここまで、太陽光発電のメリット・デメリットについてまとめました。

太陽光発電を導入すると、電気代が削減できる、クリーンなエネルギーを使える、停電時にも自家発電できるといったメリットがあります。

しかし、設置費用が高い、天候によって発電量が変わる、業者が倒産するケースがあるなどのデメリットもあります。

FITの利用で一定期間は市場価格より高く売電することができますが、卒FIT後には売電価格が下がるので、対策を考えておきましょう。

蓄電池と太陽光発電システムの併用は、電力の自家消費率をアップさせられるだけでなく、停電時や卒FIT後の備えにもなるのでおすすめです。ぜひ太陽光発電の検討に役立ててください。

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