雨漏り修理で火災保険が適用できる条件|保険請求のコツや手順も解説!

雨漏り修理で火災保険が適用できる条件|保険請求のコツや手順も解説!

雨漏り修理で火災保険が適用できる条件を知りたい方へ。

本記事では、雨漏り修理で火災保険が適用できる条件と申請できない条件から、保険請求のコツや手順まで大公開!雨漏りで屋根修理を検討されている方には特に有益な情報になっていますので、ぜひチェックしてみてください!

目次

雨漏りが火災保険適用される条件|風災補償に加入していればOK!

雨漏りが火災保険適用される条件|風災補償に加入していればOK!

自然災害の影響による雨漏りであれば、火災保険が使えます。ただ、雨や雪の吹き込みによって雨漏りが発生したケースや経年劣化や人的な被害による雨漏りの場合は火災保険は使えません。

雨漏りが対象になる自然災害は主に風災・雪災・雹災があります。例えば、以下のようなケースが挙げられます。

・台風により屋根が吹き飛ぶと同時に雨樋が大雨で破損してしまった
・大雪の後の雪解け水で建物と家財が水浸しになった
・雹が飛んできて、天窓が破損した

風災・雹災・雪災とは具体的にどんな被害?

風災は、台風・竜巻・強風・塵旋風(じんせんぷう)・旋風など、強い風によって損害が生じた場合、火災保険の対象になります。

・屋根の破損
・飛来物による破損など

雪災は、以下のような大雪や雪崩などによって損害が生じた場合が対象です。

・積もった雪で屋根が破損
・積雪の落下による破損
・雪解け水による被害など

雹災は、以下のような雹によって損害が生じた場合が対象です。

・雹が降ってきて、屋根が破損した。
・雹が飛んできた窓ガラスが破損した。

雨漏り修理で火災保険が適用されない場合は?

雨漏り修理で火災保険が適用されない場合は?

雨漏り修理で火災保険が使えないケースがあります。

火災保険は自然災害で建物などに被害が発生した場合に保険が使えますが、雨漏りの原因が経年劣化など、自然災害ではない理由で発生している場合は対象外です。具体的に解説します。

NG条件1. 経年劣化や老朽化の場合

建物などの経年劣化や老朽化によって発生した場合、火災保険を受給することはできません。

・建物の外壁が長期間にわたって雨などで腐食が進んしまった
・給排水管が錆により交換が必要になった

このように自然に劣化したり消耗した損害については保険はおりません。火災保険はプランごとに補償の範囲は異なるものの、あくまでも火災保険の対象は自然災害や突発的に発生する損害に対してのみが保険の対象になります。

NG条件2. 建築時の欠陥やリフォーム時の不良の場合

火災保険はあくまでも、自然災害や突発的な事故が理由による被害に対して保険がおりるルールとなってます。しかし、新築住宅や中古住宅を購入した場合に、そもそも住宅そのものに欠陥や初期不良などの不具合があるケースも多いです。

火災保険ではこれらの欠陥や初期不良などでは保険はおりませんこのようなケースでは、本来、住宅を建設した業者の責任となり、業者が賠償しなければならないケースが多いです。

NG条件3. 設定していた免責金額を上回らない場合

免責金額は自己負担する額です。免責金額が設定されている火災保険のケースでは、損害額が免責金額以下の場合は保険はおりません。

また免責金額には2つの方式があります。

まず「フランチャイズ方式」は原則20万円で設定されています。例えば19万円の損害は保険はおりません。一方、21万円の損害では全額保険はおります。

もう一つの「免責方式」では、険の支払い額は損害額-免責金額となります。30万円の損害では免責金額3万円であれば27万円となります。

雨漏り修理で火災保険を適用させるポイント|注意点も解説!

雨漏り修理で火災保険を適用させるポイント|注意点も解説!

雨漏り修理で火災保険を使う場合、その判断はなかなか難しいものです。しかし、雨漏りの火災保険の申請に必要なポイントをしっかりおさえておけば大丈夫です。

こちらでは、雨漏り修理で火災保険を使う注意点をわかりやすく解説します。

ポイント1. 申請期限は被害から3年以内

火災保険を申請できるのは、事故が発生して3年間が限度となります。

もし3年間の期間内に火災保険を申請しなかった場合、時効になり火災保険を申請する権利を失うことになります。3年以内に火災保険を申請していれば火災保険がおりたケースであっても、申請をせずに放置したことで3年経過すると、保険はおりません。

雨漏りの被害を確認したらすぐに火災保険を申請することが重要です。

ポイント2. 保険請求から着金までは1〜2ヶ月かかる

火災保険は実際に保険金を請求してから口座に着金するまでに約1〜2ヶ月かかります。保険金請求に必要な全書類を損害保険会社に送付し、損保会社で提出されたすべての書類や中身が適正かどうかをチェックします。

保険金詐欺が増えている現在の世の中ですので、損保会社のチェックにも時間がかかり厳しく実施されます。保険金を請求する際の書類は正しい適切な書類を作成し準備しましょう。

ポイント3. 雨漏りの証拠写真を細かく撮影しておく

雨漏りで建物などに被害を受けたらカメラやスマホなどの写真機能を使用して、被害を受けた箇所を中心に細かく写真を撮影してください。なぜ写真の撮影が必要かというと、雨漏りで実際に被害を受けていることを第三者(保険会社など)に証明するための資料になるからです。

火災保険を申請すると、保険会社では撮影した写真と修理費用の見積書などを照らし合わせて問題がないかを確認します。その際、写真に日付をいれておくこともおすすめします。

ポイント4. 保険会社に申請するための正確な見積書を作成する

火災保険を申請する際、修理をお願いする業者に正確な見積書を依頼しましょう。悪質な修理業者が全国的にたくさん存在しています。

特に火災保険を申請する際に高額な見積書を作成する業者もあるのです悪質な業者に正確ではない見積書をもらってしまうと、保険を申請をした際、損保会社から保険金詐欺などの疑いがかかってしまう恐れがあります。

雨漏り修理で保険請求をする手順|申請のコツも合わせて解説!

雨漏り修理で保険請求をする手順|申請のコツも合わせて解説!

雨漏り修理で火災保険を申請する場合、以下のような流れになります。

・損保会社に連絡をし保険請求書など所定の必要書類を取り付ける
・送付されてきた案内をもとに、各書類を準備する
→主な書類は保険金請求書(保険金の振込先などを記入)、修理見積書、写真などがあります。
・修理見積書を修理業者からもらう
・保険金の金額によっては、印鑑証明書、建物の登記簿謄本や罹災証明書が必要になる

最近は保険金詐欺が多く発生し、損保会社のチェックもますます厳しくなっているのが実情です。火災保険に契約している権利として保険金の請求は漏れのないように被害ごとにしっかり申請する一方、正しく保険金請求することが重要です

火災保険申請時の悪徳業者に注意|信頼できる業者とは?

火災保険申請時の悪徳業者に注意|信頼できる業者とは?

火災保険を悪用しようとする悪徳業者が、世の中にはたくさん存在します。火災保険を使う際、悪徳な修理業者によるトラブルを回避するために信頼できる業者を選びましょう。

悪徳業者の具体例は、以下の業者です。

・代理で申請しますと言ってくる業者
・自己負担ゼロで修理ができますと言ってくる業者
・火災保険は絶対に使えますと言ってくる業者
・保険料は上がりませんからと、強引に火災保険を使うように焦らせる業者

さらに、悪質な業者になると、火災保険を申請代行するので、その手数料を要求するケースもあります。

優良な修理業者・火災保険申請業者の見分け方は?

優良な修理業者・火災保険申請業者を探すポイントを紹介します。

・火災保険を実際に活用した工事の実績が豊富な修理業者にお願いしまょう。
・火災保険の申請の流れ等をしっかり把握している火災保険申請業者にお願いすれば、申請もスムーズに進めることがです。
・過去の実績の確認は、それぞれの会社ホームページを確認してチェックしてみましょう。
・ホームページに記載のなければ、電話やメールで問い合わせして確認してみましょう。

雨漏り修理の保険申請なら火災保険申請ドットコムを活用ください

雨漏り修理の保険申請なら火災保険申請ドットコムを活用ください

雨漏りを修繕する際に火災保険を使うケースでは、必要な書類も多く複雑で煩雑な作業になります。また火災保険の契約によっては保険金の対象に該当するかどうかも変わります。さらに被害にあった災害の規模や状況によって、申請に必要な書類なども変わるケースが多いです。

火災保険申請ドットコムでは保険金請求のサポートを数多くこなし、保険金請求のノウハウも豊富です調査エリアも全国となっており、ネットからもお気軽にお問い合わせ可能ですのでぜひご相談ください。

火災保険申請ドットコム

 

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